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Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
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七つの大罪 第八話「恐るべき追跡者」感想、バンのたった一言の言葉。新たな聖騎士、強過ぎィ!

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新たなキーワード「魔神族」。刺されて始まり、刺されて終わる第8話!

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 Cパートを見終えて、初めて「いつか必ず、お前を奪う」に込めた気持ちが理解できる。憎い男だわ……。
 その万感の言葉を、背中越しで語るってところも男らしいし
 彼が不死身だと思うと、なお物悲しい。

 ああエレイン、いつか必ず、お前を……! …………最後まで、言わせろよ……!

本当の罪は滅ぼせない
 敢えてキングに石化させられた事も、前回の「罪滅ぼし」の言葉も、全てが繋がっていて悲しい。
 その一方で、かつて封印されたはずの「魔神族」という存在
 やたら強い聖騎士など、物語も一歩動いた感が。

 もっとも、ギーラが強いのか、まだ三人が様子見してるだけなのか判らんですが。

聖騎士ギーラ『死人の行く国……、なるほど。感謝します』

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 聖騎士ギーラ、スタイリッシュ自害。

■ただ一言
 エレインを思うバンの気持ちが「死者の都」への道を開くが
 追ってきたキングが、エレインの兄と知ったバンは、彼女を救えなかった贖罪代わりに彼に討たれた。

 が、エレインの亡霊が現れてバンを癒し、キングは二人の関係が想像と全く違ったと理解する。

 聖騎士がメリオダス達を襲っていると気付いたバンは
 かつて、エレインが死の間際に聞きたがり、自分が言えなかった一言だけを告げ、彼女と別れた。

 聖騎士ギーラの「爆発」を前に苦戦するバン達、その助勢にキングが駆けつける。

 次回、第九話「暗黒の脈動」。

ナレーター『聖騎士はかつて、他の三つの種族と共に魔神族を闇に葬った!』

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 そういや、このディアンヌの金槌とバンさんの三節棍、どこいったんでしょ?

■デケデケデン!
 いつの間にか冒頭のナレーションが変更され、かつて聖騎士が魔神族を葬ったという顛末
 その戦いを「聖戦」と呼ぶも、忘れられた。
 と語られる。

 そして現代では、七つの大罪を倒す事こそが「聖戦である」と捻じ曲がってしまった、と。

 女神、巨人、妖精の三種族?
 この顛末を聞くと、「聖騎士」という呼称も納得ですね。最初はそんなだったのか、と。最初は!

バン『てめえ、マジにキングなのか……』

キング『そう言ったろ?』

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 バンさん、ようやく納得する。そして……。

キングの故郷
 死者の都、エレインの亡霊を追ったバンは、キングに「彼女は自分の妹だ」と明かされる。
 妖精族のキングは、700年ぶりに戻った故郷が焼き払われ
 全てが失われたと知ったのだ。

 敵討ちに俺を殺したいってか? でも無駄だな? 俺は不死身だ!

 が、バンが開き直って嘲るに至り、神器・霊槍シャスティフォルで無慈悲にも石化させてしまう。
 彼が殺せないなら、永遠の苦しみを味わわせよう、と。

 納得の接点。しかし、キングに嘘を吹き込んだのはギルさんなのか?

エレイン『バンが奪いに来たのが命の泉じゃなくて、私だったら良かったのに…』

バン『ンじゃそーするか?』

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 ラブコメじゃ! ラブコメの波動じゃ!!

■森の聖女
 が、もちろんバンはエレインを傷付けず、むしろ寂しい日々を過ごした彼女の救いとなっていた。
 エレインさんってばデレ過ぎィ!
 心が読めるしね!

 いやマジだぜ? どうも人間と気が合わなくてよぉ……、それにお前、俺の話はマジで聞いてくれるもんな

 バンさん女殺し!前回つまんねー人生だけど、せめて長生きしたら良い事あるかもなんて言ってましたが
 そういう言葉も、ちゃんと真面目に取り合ってくれるエレイン
 本当に気に入ったようです。

 外見的には犯罪ですけどね!

エレイン『だ、ダメだよ嬉しいけど…、私が命の泉を守らなきゃ、この森は』

バン『まあ俺に任せとけ、お前の兄貴を探して、連れ戻すんだよっ!』

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 聞くに、どうも七百年ほども森に縛り付けられていたエレインは、退屈に倦んでいた。
 そんな彼女に、たった七日で、幸せな気持ちをくれたバン
 いつか「外に出してやる」と約束してくれたバン。

 これは惚れる。

 と言いつつ、彼女に抱きつかれて目を丸くするバンも、なんだか良いですね。好かれ慣れてない感じ。

エレイン『魔神族…、妖精王の森を燃やせるとすれば、煉獄の炎だけ』

『でも彼らは、古の大戦で女神族に敗れ、封印されたはず……』

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 女神族と魔神族、ストレートである。

■盗賊バン
 実はこの森は「妖精王の森」と呼ばれる、長い歴史を持った聖域だったらしい。
 だが、突然現れたいにしえの怪物に崩壊してゆく。

 ダメ、バン! 魔神の心臓は一つじゃ……!

 バンは自身の固有魔法で、一瞬に「敵の心臓を奪ってしまう」が、その油断が命取りとなり
 二人まとめて、魔神に命を奪われてしまった。

 かつて倒した古代種の復活、王道の伝説!! 覇王大系リューナイトとか思い出しますね!

エレイン『この……、水を…、飲んで………!』

バン『お、まえが……』

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 ボロボロで立ち上がり、傷が癒えていくバン。悲壮。

■生命の泉
 致命傷を負いつつも、なお「命の泉」を譲りあう二人。
 バンは最後まで杯を拒んだが、エレインが飲み干す姿に満足し、目を閉じた隙に口移しで譲られてしまう。

 待ってろ……、すぐ終わらせる。

 かくて盗賊バンは不死身となり、魔神族を決死の覚悟で葬り去るも、エレインと森は失われてしまった。
 これが事件の真相。

 人間の介入かと思ったら異常な事態。飲み干すのを見届けたバンの、不意を突くエレイン……。

エレイン『―――どうして、来てくれたの?』

バン『別に? 一言、言いに来ただけだっつの』

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 前回ラスト、エレインの影を見掛け、必死の形相になったバン。なのに背中合わせっていうのが。

贖罪と約束
 現代、キングに石化させられたバンを救ったのは、エレインの亡霊だった。
 しかし姿はバンにしか見えず、兄のキングを悲しませる。

 いつか必ず、お前を奪う。

 いつもの何気ない様子で、ただそれだけ言い残して立ち去ったバンに、エレインから涙がこぼれた。 
 彼女は兄に、バンが「キングがエレインの兄だと知ったから」
 敢えて自分を石化させたのだと告げる。

 不死の身体で出来る贖罪、不死の身体でなお「いつか奪う(自分も死ぬ)」と言い残すバン、男前……。

ギーラ『初めまして。―――死んできました』

ホーク『つか、この姉ちゃんヤッベーんじゃねえの!?』

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 コントしつつ、ディアンヌが串刺しにならないよう支えるメリさん、男前!

■聖騎士ギーラ
 贖罪の為に石化を受け入れつつも、エレインがそれを望んでいないと知り、立ち去ったバン。
 今の彼は、まだ仲間の為にやるべき事がある

 正直がっかりです、話ほどの魔力ではありませんでした………。

 その仲間、団長メリオダスとディアンヌは、この10年に頭角を現した聖騎士ギーラに苦戦していた。
 以前ディアンヌが使ったような、大地を操作するクリエイション(創造)も
 メリオダスのカウンターもギーラは物ともしない!

 様子見だったギルを除けば、初めて、大罪たちと互角以上に渡り合う「聖騎士」!

ギーラ『私のレイピアから、手を離しなさい!』

バン『人聞き悪いなぁ、俺は何も手を触れちゃいねえぜ?』

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 バンの特技は、触れずして、離れたものを奪う「強奪<スナッチ>」!!
 回想では、魔神の心臓を抉り出した技!

 前回、泉を奪った時といい、こうした固有能力があるのか!

 ちなみにギーラは「エクスプロージョン」、対象を自在にさせる爆破魔の聖騎士!どこが騎士やねん!

エリザベス『それが今、聖騎士が現れ、メリオダス様とディアンヌを!』

キング『―――で、オイラに助けて欲しいって事?』

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 そういや、第6話で「互いに呼び捨てにしよう」ってなったんでしたっけ。

エリザベス、出会う
 一方、脱豚のごとくトントコトコトコ!と逃げて来たエリザベスとホークは、キングと出会う。
 妹自身から、「バンを解ってあげて」と信じられぬ事を言われ
 キング、絶賛へそまがり中だったが……。

 キング様はお逃げください! ただ、この槍はお借りしますッ!!

 無力なりに、苦戦中のメリオダス達の為に戦いたい
 そう力を尽くす姫様に驚かされ、キングは姫に代わって「霊槍」を引き抜く

 最後、姫とホークが浮いてる姿がシュール。。。

ギーラ『しょせん、“伝説”とは幻想に過ぎないのでしょうか? …!?』

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 フッ飛ばされる場面、右下に足がちょこっと映ってるのが完全にコント。ひでえ!

■「やぁ、バン」
 ギーラの爆発魔力に苦戦するメリオダス達、苦戦しつつも「俺も庇えよ!」「やだ!」とコントする大罪!
 しかし、いよいよギーラが勝利を確信したところ
 キングが助勢に現れる。

 敢えてバンを刺し、バンの身体で穂先を隠し、不意打ちするキング! トコロテンか!!

 貫かれても「あ? 何?」と他人事なバン!
 今回、冒頭も最後もキングに刺されて終わるとか、どんだけ槍を刺されてるのさバンさん!?

エレイン『これを、この森の最後の種……、どこかに植えて…』

キング『ンなもん、てめえで……、お前がやれ!』

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 とにかくエレインに生きて欲しい切実さ、「言わせろよ…」にこもった悲しさ、cv鈴木達央さん好演……。

■ただ一言
 Cパートは魔神族を倒した直後、最期の瞬間の回想。
 エレインは「もう一度、ちゃんと聞かせて」と、最後の望みをバンに告げる。

 ああエレイン、いつか必ず、お前を……! …………最後まで、言わせろよ……!

 再会したバンが告げた「いつか必ずお前を奪う」の一言は
 バンが最後に言いきれなかった言葉

 そして、エレインが最後に聞きたがった言葉だったのだ、と。万感の一言だったのか……。

予告『キングはディアンヌが大好きだ! そして今日も後をつける!』

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 予告の余韻クラッシャーが深刻ッ!!

■感動の再会
 前回、キングが皮肉のつもりで言った「感動の再会」が、翌週の今回まさかの現実に。
 が、聖騎士が襲ってきたと気付いたバンは、本音をおくびにも出さず
 ただ一言、互いに大切な一言だけ言い残して去る!

 エレインが死ぬシーンで、あれだけ感情を溢れさせただけに、たった一言が酷く重い。

 サブタイ通り、ギーラも底知れませんが
 バンさんに対する好感度も、底知れないというか高止まりというか、熱すぎるわこの人。声も。

 次回、第九話「暗黒の脈動」。



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