新たなキーワード「魔神族」。刺されて始まり、刺されて終わる第8話!
Cパートを見終えて、初めて「いつか必ず、お前を奪う」に込めた気持ちが理解できる。憎い男だわ……。
その万感の言葉を、背中越しで語るってところも男らしいし
彼が不死身だと思うと、なお物悲しい。
ああエレイン、いつか必ず、お前を……! …………最後まで、言わせろよ……!
■本当の罪は滅ぼせない
敢えてキングに石化させられた事も、前回の「罪滅ぼし」の言葉も、全てが繋がっていて悲しい。
その一方で、かつて封印されたはずの「魔神族」という存在
やたら強い聖騎士など、物語も一歩動いた感が。
敢えてキングに石化させられた事も、前回の「罪滅ぼし」の言葉も、全てが繋がっていて悲しい。
その一方で、かつて封印されたはずの「魔神族」という存在
やたら強い聖騎士など、物語も一歩動いた感が。
■ただ一言
エレインを思うバンの気持ちが「死者の都」への道を開くが
追ってきたキングが、エレインの兄と知ったバンは、彼女を救えなかった贖罪代わりに彼に討たれた。
エレインを思うバンの気持ちが「死者の都」への道を開くが
追ってきたキングが、エレインの兄と知ったバンは、彼女を救えなかった贖罪代わりに彼に討たれた。
が、エレインの亡霊が現れてバンを癒し、キングは二人の関係が想像と全く違ったと理解する。
聖騎士がメリオダス達を襲っていると気付いたバンは
かつて、エレインが死の間際に聞きたがり、自分が言えなかった一言だけを告げ、彼女と別れた。
かつて、エレインが死の間際に聞きたがり、自分が言えなかった一言だけを告げ、彼女と別れた。
聖騎士ギーラの「爆発」を前に苦戦するバン達、その助勢にキングが駆けつける。
■デケデケデン!
いつの間にか冒頭のナレーションが変更され、かつて聖騎士が魔神族を葬ったという顛末
その戦いを「聖戦」と呼ぶも、忘れられた。
と語られる。
いつの間にか冒頭のナレーションが変更され、かつて聖騎士が魔神族を葬ったという顛末
その戦いを「聖戦」と呼ぶも、忘れられた。
と語られる。
そして現代では、七つの大罪を倒す事こそが「聖戦である」と捻じ曲がってしまった、と。
女神、巨人、妖精の三種族?
この顛末を聞くと、「聖騎士」という呼称も納得ですね。最初はそんなだったのか、と。最初は!
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バンさん、ようやく納得する。そして……。
この顛末を聞くと、「聖騎士」という呼称も納得ですね。最初はそんなだったのか、と。最初は!
バン『てめえ、マジにキングなのか……』
キング『そう言ったろ?』
バンさん、ようやく納得する。そして……。
■キングの故郷
死者の都、エレインの亡霊を追ったバンは、キングに「彼女は自分の妹だ」と明かされる。
妖精族のキングは、700年ぶりに戻った故郷が焼き払われ
全てが失われたと知ったのだ。
死者の都、エレインの亡霊を追ったバンは、キングに「彼女は自分の妹だ」と明かされる。
妖精族のキングは、700年ぶりに戻った故郷が焼き払われ
全てが失われたと知ったのだ。
敵討ちに俺を殺したいってか? でも無駄だな? 俺は不死身だ!
が、バンが開き直って嘲るに至り、神器・霊槍シャスティフォルで無慈悲にも石化させてしまう。
彼が殺せないなら、永遠の苦しみを味わわせよう、と。
彼が殺せないなら、永遠の苦しみを味わわせよう、と。
納得の接点。しかし、キングに嘘を吹き込んだのはギルさんなのか?
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ラブコメじゃ! ラブコメの波動じゃ!!
エレイン『バンが奪いに来たのが命の泉じゃなくて、私だったら良かったのに…』
バン『ンじゃそーするか?』
ラブコメじゃ! ラブコメの波動じゃ!!
■森の聖女
が、もちろんバンはエレインを傷付けず、むしろ寂しい日々を過ごした彼女の救いとなっていた。。
エレインさんってばデレ過ぎィ!
心が読めるしね!
が、もちろんバンはエレインを傷付けず、むしろ寂しい日々を過ごした彼女の救いとなっていた。。
エレインさんってばデレ過ぎィ!
心が読めるしね!
いやマジだぜ? どうも人間と気が合わなくてよぉ……、それにお前、俺の話はマジで聞いてくれるもんな。
バンさん女殺し!前回つまんねー人生だけど、せめて長生きしたら良い事あるかもなんて言ってましたが
そういう言葉も、ちゃんと真面目に取り合ってくれるエレインが
本当に気に入ったようです。
そういう言葉も、ちゃんと真面目に取り合ってくれるエレインが
本当に気に入ったようです。
外見的には犯罪ですけどね!
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聞くに、どうも七百年ほども森に縛り付けられていたエレインは、退屈に倦んでいた。
そんな彼女に、たった七日で、幸せな気持ちをくれたバン
いつか「外に出してやる」と約束してくれたバン。
エレイン『だ、ダメだよ嬉しいけど…、私が命の泉を守らなきゃ、この森は』
バン『まあ俺に任せとけ、お前の兄貴を探して、連れ戻すんだよっ!』
聞くに、どうも七百年ほども森に縛り付けられていたエレインは、退屈に倦んでいた。
そんな彼女に、たった七日で、幸せな気持ちをくれたバン
いつか「外に出してやる」と約束してくれたバン。
これは惚れる。
と言いつつ、彼女に抱きつかれて目を丸くするバンも、なんだか良いですね。好かれ慣れてない感じ。
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女神族と魔神族、ストレートである。
エレイン『魔神族…、妖精王の森を燃やせるとすれば、煉獄の炎だけ』
『でも彼らは、古の大戦で女神族に敗れ、封印されたはず……』
女神族と魔神族、ストレートである。
■盗賊バン
実はこの森は「妖精王の森」と呼ばれる、長い歴史を持った聖域だったらしい。
だが、突然現れたいにしえの怪物に崩壊してゆく。
実はこの森は「妖精王の森」と呼ばれる、長い歴史を持った聖域だったらしい。
だが、突然現れたいにしえの怪物に崩壊してゆく。
ダメ、バン! 魔神の心臓は一つじゃ……!
バンは自身の固有魔法で、一瞬に「敵の心臓を奪ってしまう」が、その油断が命取りとなり
二人まとめて、魔神に命を奪われてしまった。
二人まとめて、魔神に命を奪われてしまった。
■生命の泉
致命傷を負いつつも、なお「命の泉」を譲りあう二人。
バンは最後まで杯を拒んだが、エレインが飲み干す姿に満足し、目を閉じた隙に口移しで譲られてしまう。
致命傷を負いつつも、なお「命の泉」を譲りあう二人。
バンは最後まで杯を拒んだが、エレインが飲み干す姿に満足し、目を閉じた隙に口移しで譲られてしまう。
待ってろ……、すぐ終わらせる。
かくて盗賊バンは不死身となり、魔神族を決死の覚悟で葬り去るも、エレインと森は失われてしまった。
これが事件の真相。
これが事件の真相。
人間の介入かと思ったら異常な事態。飲み干すのを見届けたバンの、不意を突くエレイン……。
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前回ラスト、エレインの影を見掛け、必死の形相になったバン。なのに背中合わせっていうのが。
エレイン『―――どうして、来てくれたの?』
バン『別に? 一言、言いに来ただけだっつの』
前回ラスト、エレインの影を見掛け、必死の形相になったバン。なのに背中合わせっていうのが。
■贖罪と約束
現代、キングに石化させられたバンを救ったのは、エレインの亡霊だった。
しかし姿はバンにしか見えず、兄のキングを悲しませる。
現代、キングに石化させられたバンを救ったのは、エレインの亡霊だった。
しかし姿はバンにしか見えず、兄のキングを悲しませる。
いつか必ず、お前を奪う。
いつもの何気ない様子で、ただそれだけ言い残して立ち去ったバンに、エレインから涙がこぼれた。
彼女は兄に、バンが「キングがエレインの兄だと知ったから」
敢えて自分を石化させたのだと告げる。
彼女は兄に、バンが「キングがエレインの兄だと知ったから」
敢えて自分を石化させたのだと告げる。
不死の身体で出来る贖罪、不死の身体でなお「いつか奪う(自分も死ぬ)」と言い残すバン、男前……。
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コントしつつ、ディアンヌが串刺しにならないよう支えるメリさん、男前!
ギーラ『初めまして。―――死んできました』
ホーク『つか、この姉ちゃんヤッベーんじゃねえの!?』
コントしつつ、ディアンヌが串刺しにならないよう支えるメリさん、男前!
■聖騎士ギーラ
贖罪の為に石化を受け入れつつも、エレインがそれを望んでいないと知り、立ち去ったバン。
今の彼は、まだ仲間の為にやるべき事がある
贖罪の為に石化を受け入れつつも、エレインがそれを望んでいないと知り、立ち去ったバン。
今の彼は、まだ仲間の為にやるべき事がある
正直がっかりです、話ほどの魔力ではありませんでした………。
その仲間、団長メリオダスとディアンヌは、この10年に頭角を現した聖騎士ギーラに苦戦していた。
以前ディアンヌが使ったような、大地を操作するクリエイション(創造)も
メリオダスのカウンターもギーラは物ともしない!
以前ディアンヌが使ったような、大地を操作するクリエイション(創造)も
メリオダスのカウンターもギーラは物ともしない!
様子見だったギルを除けば、初めて、大罪たちと互角以上に渡り合う「聖騎士」!
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バンの特技は、触れずして、離れたものを奪う「強奪<スナッチ>」!!
回想では、魔神の心臓を抉り出した技!
ギーラ『私のレイピアから、手を離しなさい!』
バン『人聞き悪いなぁ、俺は何も手を触れちゃいねえぜ?』
バンの特技は、触れずして、離れたものを奪う「強奪<スナッチ>」!!
回想では、魔神の心臓を抉り出した技!
前回、泉を奪った時といい、こうした固有能力があるのか!
ちなみにギーラは「エクスプロージョン」、対象を自在にさせる爆破魔の聖騎士!どこが騎士やねん!
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そういや、第6話で「互いに呼び捨てにしよう」ってなったんでしたっけ。
エリザベス『それが今、聖騎士が現れ、メリオダス様とディアンヌを!』
キング『―――で、オイラに助けて欲しいって事?』
そういや、第6話で「互いに呼び捨てにしよう」ってなったんでしたっけ。
■エリザベス、出会う
一方、脱豚のごとくトントコトコトコ!と逃げて来たエリザベスとホークは、キングと出会う。
妹自身から、「バンを解ってあげて」と信じられぬ事を言われ
キング、絶賛へそまがり中だったが……。
一方、脱豚のごとくトントコトコトコ!と逃げて来たエリザベスとホークは、キングと出会う。
妹自身から、「バンを解ってあげて」と信じられぬ事を言われ
キング、絶賛へそまがり中だったが……。
キング様はお逃げください! ただ、この槍はお借りしますッ!!
無力なりに、苦戦中のメリオダス達の為に戦いたい
そう力を尽くす姫様に驚かされ、キングは姫に代わって「霊槍」を引き抜く。
そう力を尽くす姫様に驚かされ、キングは姫に代わって「霊槍」を引き抜く。
■「やぁ、バン」
ギーラの爆発魔力に苦戦するメリオダス達、苦戦しつつも「俺も庇えよ!」「やだ!」とコントする大罪!
しかし、いよいよギーラが勝利を確信したところ
キングが助勢に現れる。
ギーラの爆発魔力に苦戦するメリオダス達、苦戦しつつも「俺も庇えよ!」「やだ!」とコントする大罪!
しかし、いよいよギーラが勝利を確信したところ
キングが助勢に現れる。
敢えてバンを刺し、バンの身体で穂先を隠し、不意打ちするキング! トコロテンか!!
貫かれても「あ? 何?」と他人事なバン!
今回、冒頭も最後もキングに刺されて終わるとか、どんだけ槍を刺されてるのさバンさん!?
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とにかくエレインに生きて欲しい切実さ、「言わせろよ…」にこもった悲しさ、cv鈴木達央さん好演……。
今回、冒頭も最後もキングに刺されて終わるとか、どんだけ槍を刺されてるのさバンさん!?
エレイン『これを、この森の最後の種……、どこかに植えて…』
キング『ンなもん、てめえで……、お前がやれ!』
とにかくエレインに生きて欲しい切実さ、「言わせろよ…」にこもった悲しさ、cv鈴木達央さん好演……。
■ただ一言
Cパートは魔神族を倒した直後、最期の瞬間の回想。
エレインは「もう一度、ちゃんと聞かせて」と、最後の望みをバンに告げる。
Cパートは魔神族を倒した直後、最期の瞬間の回想。
エレインは「もう一度、ちゃんと聞かせて」と、最後の望みをバンに告げる。
ああエレイン、いつか必ず、お前を……! …………最後まで、言わせろよ……!
再会したバンが告げた「いつか必ずお前を奪う」の一言は
バンが最後に言いきれなかった言葉
バンが最後に言いきれなかった言葉
■感動の再会
前回、キングが皮肉のつもりで言った「感動の再会」が、翌週の今回まさかの現実に。
が、聖騎士が襲ってきたと気付いたバンは、本音をおくびにも出さず
ただ一言、互いに大切な一言だけ言い残して去る!
前回、キングが皮肉のつもりで言った「感動の再会」が、翌週の今回まさかの現実に。
が、聖騎士が襲ってきたと気付いたバンは、本音をおくびにも出さず
ただ一言、互いに大切な一言だけ言い残して去る!
エレインが死ぬシーンで、あれだけ感情を溢れさせただけに、たった一言が酷く重い。
サブタイ通り、ギーラも底知れませんが
バンさんに対する好感度も、底知れないというか高止まりというか、熱すぎるわこの人。声も。
バンさんに対する好感度も、底知れないというか高止まりというか、熱すぎるわこの人。声も。
次回、第九話「暗黒の脈動」。