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Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
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アカメが斬る! 第21話「絶望を斬る」感想、マインとスサノオ、死力の結末……!

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その戦いはヒーローのように、その最期はヒロインのように。マイン、散る

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 サブタイそのままに、どこまでも絶望しないタツミとマインを描くと共に、スサノオ、散る。
 これほど、さらばだ!という散り際がしっくり来る男もそう居ない!
 男の散り際だった、スーさん!

 帝具として生まれて千年。これほどまでに楽しい時を過ごしたことは無かった……、悔いは無い。さらばだ!

勝ち組として
 マインも、「エスデスと同格の大将軍」として、前回タツミを一蹴した猛将と刺し違えて戦死。
 ピンチになるほど燃える帝具、表情がいちいち少年漫画だ!
 不撓不屈!

 そのくせ、最期はどこまでも乙女として逝ってしまったマイン、フルメンバーから半分切りましたよ…。

エスデス『―――タツミ』

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 冒頭、実は眼が死んでいなかったタツミ。これは惚れる。

■救出の代価
 革命軍の反乱作戦すら脇に置き、作戦用トラップを流用、タツミ救出に死力を尽くすナイトレイド。
 その最中、帝国最強の双璧「ブドー」を相手にするという最大のピンチに
 マインは精神力を振り絞り、これを撃破。

 一方、エスデスと対峙したスサノオは「奥の手」を以ってしても彼女に抗しえず、捨石となって戦死する。

 彼の犠牲で逃げ延びたナイトレイド
 その道中、精神力を消耗しきったマインもまた、思いのたけをタツミに伝え、息を引き取る。

 次回、第22話「妹を斬る」

エスデス『申し出を受けねば、お前は死ぬしかない!』

『――――仲間の場所を吐けとは言わん。ただ、傍にいればそれでいい』

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 ナイトレイドの結束も熱いが、エスデス将軍も勇ましすぎる

曲げない少年
 かつてタツミが囚われた時と真逆に、率先して切り込もうとするマインを止め、全員進撃が決まった。
 囚われたタツミもまた、自分を曲げるくらいなら死ぬと覚悟し
 あくまで、民の側に立とうとする。

 そうか―――、ならば仕方ない。処刑は私自ら行う、後はお前の命の強さに賭けよう

 硬軟両方でタツミに迫り、自ら処刑すると決めるエスデス。
 むしろ、主張を曲げない強い男「だから」こそ惚れる訳で、もうエスデス様も決意するしかない。

 我が身可愛さに主張を曲げるような男なら、そもそも、ここまでベタ惚れてないでしょうしねえ。

ウェイブ『隊長はタツミの事が好きなんだろ!? なのにどうして!』

ラン『まあ、“愛ゆえに”というところでしょうか……』

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 来週はクロメも決戦、ウェイブの辿る道とは?

■余命
 話を聞いたウェイブは理解不能だと悩むが、ラン、クロメはエスデスの気持ちを理解する。
 いずれにせよ、もうタツミの処刑は免れないのだから。

 私には解るよ、誰かに殺されるくらいなら、自分の手で殺したい―――、大好きだから。

 常識的なウェイブ、次々と仲間が死ぬ極限状態を生き抜いたクロメのギャップ。
 しかし、ランが以前に見せた背信は何だったのか?

 以前もアカメとの交戦を避けていますし、実は革命軍なのでしょうか?

『ラバック! お前が仕掛けていた爆弾だ、予定とは違うが使わせてもらうぞ!』

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 なお、大臣は君子危うきに近寄らなかった模様。

■絶望を斬る
 いざ始まった公開処刑、人体急所を知るエスデスは、タツミの生命力を試すと宣言。
 が、処刑開始と共に、アカメを除くメンバーが雪崩れ込む!

 何の策も無しに来たとは思っていなかったが……、面白い!

 ラバーーーーック!
 ここにきて、ラバックさんの仕込みと聞いて嬉しかった! 今回のアジトもラバックの場所でしたし。

 絶望せず、最後まで自分を貫いたタツミに、救援部隊が現れる!

ブドー『やるではないか。処刑台の少年といい、道を踏み外した事が悔やまれる』

マイン『余計なお世話! あたしはあたしの道を行くのよッ!』

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 おそらく、身体的には最低クラスでも一切怯まない、それがマイン!

■浪漫砲台vs雷神憤怒
 エスデス、ブドー相手に二対一となったナイトレイド、しかしブドー側ではレオーネが早々に戦線離脱
 マインは帝国最強の将に、一対一を強いられる。

 なるほど、貴様だからこそ使いこなせる帝具のようだ―――、帝具も貴様に応えている!

 前回、タツミを瞬殺した雷神相手に、そのリスクでパワーアップするマイン!
 威力は反則、肉体的には脆弱!

 それでも喰らいつくマイン、不撓不屈っぷりが完全にヒーロー!

ナジェンダ『私たちはしぶとい…、氷漬けにしたからと油断しないほうがいいぞ!』

『行け、スサノオ! エスデスを倒せ!!』

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 スーさん最強モード再び!

■三度の切り札
 一方、エスデス相手に二対一のナジェンダだったが、近接戦で易々とスサノオを上回られ
 早くも「切り札」を解禁!

 奥の手か! 面白い……、だがそれでも私は倒せん!

 コロ同様の生物帝具という事で、さすがエスデス様も手馴れたもの。
 巨大獣を一蹴したスサノオでも歯が立たない!

 エスデスさまってば強すぎィ!解禁モードのスーさんでもダメってどうすりゃ良いの!?

 こう怪獣大決戦となると、基本、近接系のナジェンダさんも支援しにくいですね。銃器系なら良かったのに。

マイン『全員で、誰一人欠ける事なく戻るのよ―――、絶対に!』

ブドー『帝具アドラメデクの奥の手、喰らうがいい!』

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 暴風になぶられ、いつもの髪飾りが吹き飛ぶマイン!

最大の一撃
 マインに敬意を表したブドーは、帝具アドラメデクの「奥の手」を解禁。
 稲妻の一撃、ソリッドシューター!

 だがマインは、敢えてその直撃寸前までチャージに専念し、最大のピンチに仕立てて返す!

 パンプキンが崩壊するまで引き出したパワーは
 ソリッドシューターを雲ごと打ち砕き、見事ブドーを撃破する――――。

 勝利と帝具崩壊、この死亡フラグ……。思えばこれだけのパワーをどこから引き出したかってな話な訳で。

ナジェンダ『―――作戦終了! 全員、撤退するぞ!』

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 ちょうど「インクルシオ」のを回収役だったアカメが間に合い、力尽きたマインを支えるタツミ。
 当人と帝具の回収、帝都最強を誇った雷神の撃破
 これで勝利条件は整った!

 全員、誰一人欠ける事なく戻る!というマインの言葉は、文字通り為されるかと思われた。

 更に、ダメ押しで「ラバック仕込の火薬」まで発動させる隊長だったが―――

エスデス『私の前では、全てが凍る――――、時空を凍結させた』

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 愛と殲滅と、冷凍系を極めると時間停止に至るという、エスデス様の超ドS精神。

■マカハドマ
 しかし、ナジェンダも知らない新技をエスデスは編み出していた。
 タツミ達との出会いで、ドS様も進化していた!

 これこそ、タツミを二度と逃がさない為、また敵を確実に倒すために編み出した私の奥の手だ―――。

 タツミが一番、敵殲滅が二番という恐ろしい凍結技!
 むしろ敵殲滅がオマケ!

 一日一回制限、ちなみに「マカハドマ」とは仏教における八寒地獄の一つである! 神道vs仏教ッ!

ナジェンダ『スサノオの、核が……!?』

エスデス『終わりだ――――、全員を拷問室に案内しよう』

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 時を凍らせ、ガード不能からスサノオを粉々に砕いたエスデスは、ご丁寧にコアまで踏み砕く!
 スーさん、亡骸すら残してもらえないのか!?

 しかし

エスデス『これは……、完全再生してるだと!?』

ナジェンダ『重ねがけ……、本来想定外だろうが、私の命で賄えるなら…!』

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 スサノオと言ったか、帝具ではなく戦士として、その名を覚えておいてやろう!

電光石火スサノオ
 だが、ナジェンダの生命力を注ぎ込んだ「重ねがけ」によって、スサノオは強引に復活。
 それでもなお、足止めが精一杯だと見込んだ彼は
 独り、エスデスを迎え撃つ。

 帝具として生まれて千年。これほどまでに楽しい時を過ごしたことは無かった……、悔いは無い。さらばだ!

 もう「切り札」も使い切り、帝具としての機能は大きく損なわれたといっていいスサノオ。
 だからといって、自ら残って迎撃するとは……。
 さらばだ!がカッコイイ!

 かつて、「全部終わったらラバックと三人でナンパしよう」と約束したスーさんもまた、ここに散る。

タツミ『今アジトに連れて行ってやる! こんな傷、すぐに治るからな!』

マイン『降ろして……、いいから、降ろして』

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 しかし空中マンタレイと別路、タツミと二人きりで戻る途中、マインは己の死期を悟る。
 顔には、既にくっきりと死相が浮かんでいた。

 ブドーとの戦い、最後の一撃以降、急速に弱っていたマイン

 最後の打ち合いの余波と
 そして、パンプキンのエネルギー源として、精神力を根こそぎ使い切ってしまったのか。

※セリューとの最後の戦いの際、ピンチで高揚した精神力をエネルギーにする、とか言ってたはず。

マイン『――――最後まで、一緒に戦いたかったけど……』

タツミ『何言ってるんだよ、これからだって、ずっと、一緒に……!』

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 事実上7月放映の第3話以来、地道にヒロインとして頑張ってきたマイン、ここでリタイア……。

■勝ち組
 安寧道のキラキラ教主事件以来、一気に仲を深めつつあったマイン。
 アジトへたどり着く余力もなく、夕暮れの川辺でタツミに告白し、静かに息を引き取る。

 何言ってんのよ………、私はもう、勝ち組よ…………、大好き、よ…。

 散々不幸を味わったから、もうそんな不幸が起きない世界をつくり、たっぷり幸せになってやる。
 勝ち組の信念を、ただただ好いた男を救えた幸福に代えて―――。

 気持ちすら気付かれなかったチェルシー、はねつけられたエスデスとは異なるものの、やはり悲しい。

次回、もう「帝具の真価」も使えぬクロメ、姉と最期の死闘に挑む

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 ブドー大将軍も、今まで幾度か触れられてただけにもっと見たかったなぁ……。全24話という話も。

絶望を斬る
 タツミ、スサノオ、マイン、いずれも絶望的な状況に一切泣き言を言わぬまま貫き通し
 彼を助け、二人が戦死する事態に。
 スーさん……。

 アカメが斬る!というタイトルである以上、ある意味、ラバック以上の死亡フラグを持っていたマインも
 最後の最後で両思いになりつつ、散る。

 また、バトル的には一切活躍できなかったとはいえ
 ラバックの死、自分の死を目前にタツミの目が死んでいなかったのもカッコ良かった! 好かれるのも解るわ。

 次回、第22話「妹を斬る」




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