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Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
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ガンダムBFトライ 第7話追記。無慈悲な水泳部回、からのデスティニー! 第7話「素組みのシモン」感想追記

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 第7話感想で書き足りなかった部分の補足記事

F91とSEEDシリーズを中心にした「素組み」回。さらば水泳部!!

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 感動回といわれますが、冒頭での壮絶な出オチが忘れられません。この地区大丈夫か!?
 が、ガンダム的に言えば「水泳部と極地」は因縁深い地。

 何故なら局地戦とは、0080ポケ戦において水泳部が大活躍した場所なのですからっ!!

ズゴックEとか
 0080系中心で組んでいれば!
 そうすれば、テーマソングが犠牲になりつつ作戦失敗になるだけで勝てただろうに!

 あと、作画が無駄に素晴らしくて、それだけでも彼らは優遇されていたと言えよう!(褒め言葉)

今週は「素組み」ガンプラのお話です

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 キッチリ「パーツの切断部」まで再現。

■素組み
 劇中で解説された通り、説明書に沿ってそのまま作っただけの何も手を入れてないガンプラ。
 上の通り、本来なら「合わせ目」とか「色が再現されてない」部分が出る

 が、アニメで毎回「合わせ目」まで書いてたら大変なので、劇中は他のガンプラと大差ない。

 ガンプラの完成度は本作では大きな問題で
 前作一話では、「完成度が高いガンプラを作れるから」という理由でトラブルも起きました。

 キレイに作れば作るほど、性能が底上げされるからです。

なお、本キットは「2005年11月発売」の当時モノらしい

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 後ろにおいてあった箱や、足元の説明書など、忠実にHG デスティニーガンダムを再現。
 本隊の出来に加え、光の翼のクリアー部品なども付属しており
 当時、最高峰のキットと評する人も。

 ガンプラ設計技術の蓄積と豊富なオプション!

 なんせ当時、SEED DESTINY最終話放映より後にキット化されたという(2005年10月放映終了)。

マモル『ええっ!? 兄さん三回戦も勝ったのっ!』

シモン『当たり前だ、俺を誰だと思ってる? 』

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 余談ですが、今回は色んな意味で天元突破過ぎる!アレはサンライズアニメじゃないですよ!

■最低限の最低限
 また、このガンプラは「爪きり、ハサミ、マイナスドライバー」だけで作っていた模様。
 爪切りは、パーツをランナーから切り離すのに使えるので
 代用品となるのです。

 ヤスリも付いてますが、基本、パーツをキレイに切れないので完成度が下がる間に合わせの工具。

 つまり今回、普通の素組み以下だったのでしょうね。多分。 

劇中の台詞によれば、この二機も「素組み」のガンプラ

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 左は可変機で、オーブという国の量産機「ムラサメ」、アストレイと同じ国なので似てます。
 右は「連合」の量産機ウィンダム

 デスティニーは「プラント」ですから、劇中の三国から機体を揃えた訳ですね!

 いずれもガンダムSEED DESTINYより。
 なお、ウィンダムはガンプラ化されていない為、素組みというのがもうね!キット化してくださいよ!

なお「ムラサメ」、しれっと変形してます

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 が、実はガンプラの「ムラマサ」は、変形時に頭と両腕が丸々余るそうな。
 ホントに素組みか貴様ァ!

 プラフスキー粒子さんはどこまで空気を読んでくれるのか!

 機体の選び方や「素組み」な点から見て、これらもマモル君が作ったガンプラだったのでしょうか。

マモルの「素組みガンプラ」群は、SEED系で統一するという手法。左から……

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 セイバーガンダム、ガンダムSEED DESTINY
 ストライクダガー
 デュエルガンダム
 グーン

 セイバーを除けば全部がSEED、また「デュエルガンダム」は増加装甲がない、プレーンな状態ですね。

そして、グーンとバクゥ

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 同じくSEEDからですが、バクゥに羽根が無いのは、わざと付けていないから?何だか可愛い。
※羽根を付けず組む事が出来ます。

 なおダガーは簡易キットでのみ製品化、でっかい「グーン」は当然キット化されてません。

 ダガーは「ガンバレルダガー」はHG化。色々ストライクダガーとは違います。

今週のポスターも「劇場版」で

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 ラルさんがトイレから出てきたシーンと、戦う意思を問い直しつつガンプラをメンテしているシーン
 初代、そしてガンダムF91の劇場版ポスターが。
※F91は劇場版のみ。

 今回、シモンと戦ったモブはF91統一でしたし、ちょっとしたF91祭りでしたね!

 初代の劇場版ポスターは品を変え何度も登場。 

ラルさん『戦うなら、どのような覚悟を持てば良いのか……』

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 余談ですが、ミライお姉さん、ラルさんの隣に馴染みすぎてちょっと笑えます。
 前作のチナさんポジションですものね。
 仕方ないね。

 毎度ながら美味しいなぁラルさんって奴は!

 後、新ラルさんcv宝亀克寿さん、あっと言う間に違和感がなくなってきてて流石です大尉!

ビルドファイターズといえば「食べ物」

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 その後、迷ったセカイは自らマモルに会いに行き、「この子に嘘をつくのは良くない」と結論
 思えば「シモンを挑発した」のも、互いに全力を出せるようにか。
 出来た子だわ。

 なんですが、たい焼きが物凄い品目で私の目を釘付けにせざるを得なかった!

 カスタードチョコは案外定番になりつつありますよねー。

『いくぜマモル! イズナ・シモン、デスティニーガンダム、ボックス!』

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 掌はビーム砲なんですが、何故か握りこむ事で威力を増すという謎技に昇華!

ボックス!
 ボックスとはボクシング用語で、ボクシングしろよという意味。
 試合開始、再開の際の掛け声なのだそうな。
 おいボクシングしろよ!

 両腕の独特な構えもボクサーそのもの! ガンプラに出来るかどうかはおいといて!

 原作では、戦う理由に振り回されたとも言える機体が
 戦う理由の回ってのも面白いですよね。

 一応、タイトルに近い名前の主役機的な位置づけ。主役機的な位置づけのガンダムだった、という事で有名。

マモル『Bバーニングみたいに、改造して、最強のガンプラを作って見せるから!』

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 上は製作中、下は完成後。細部が改造されてる!? この道具で、どうやって完成度を上げたのだ……!?

燃えるマモル
 デスティニーは敗北したものの、事前にビルドバーニングの完成度を知らされたマモルは
 負けて悔いなしの気持ちで燃え上がっており
 結果オーライに。

 もし勝っていたら、逆に「アレに勝てた」事に違和感を持ったのではないか?とも思える結末。

 セカイにそんな考えは無いでしょうけれど
 なるほどの結末でしたね。

 なお本ガンプラは「デスティニーインパルス」と呼ばれるMSVでした。

デスティニーの「前世代」にあたる全部乗せの実験機

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 先祖返りですが、ガンプラバトルでの強さは「完成度に依存する」ので問題なし。

■IWSP的な
 多彩な武装を使い分けできた前半主役機インパルスから、全部乗せタイプのデスティニーへ。
 その間を埋める、設定上存在するMSV。

 試しに全装備一度に使えるようにしたものの、上手くいかず完全新規のデスティニーになったという設定。

 最近、プレミアムバンダイでガンプラ化した「デスティニーインパルスR」はその再設計機で
 特に見た目的にはバックパックの武装が違う、別の機種となります。

 ちなみにデスティニーインパルスは4機作られ、1号機がコレ、2号機は赤、3号機は青だったという設定も。

スレッガーさんは「ガンプラ学園」所属だったツワモノ! そして!

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 ただ、スレッガーさんが「そのレギュラーだったか」はまだ不明。

■ジオ・ジオング
 頭部パーツとカラーリングは、初代ガンダムの「ジオング」に準じる改造ガンプラ。
 ジ・O・ジオング?

 バカでかいスカートやタンクが転がっており、ネオ・ジオング改造ガンプラだった説も。
 次回、アバンパートで戦ってるくれると嬉しいなぁ!

※なおガンダムUCはTV放映じゃないので、放映局の版権関係なく最新まで登場可能だそうな。

スガ・アキラ『俺が前に居た学校は、私立ガンプラ学園だ……』

『ガンプラ学園!?』『去年のチャンピオン・チームか!』

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 あと余談ですが、今回はエミさんが何も食べてない!驚いた!

■チーム・Gマスター
 昨年の地区優勝高校「宮里学院」に流れてきたのは、元・最強学園のファイター・スガッキラー!
 宮里のお披露目に、次回ギャン子のチームが散る……!?

 対しセカイ達は、0083の大型機「ザメル」と、竜にも似た「ドッゴーラ(V)」と激突!

 あまりに風格ある、大型モビルスーツで揃えた水竜学園の強さとは!
 なおザメルもドッゴーラもキット化してない模様
 チキショウ!!

 次回、第8話「この盾に誓って」




レッドウォーリアと「アメイジングレッドウォーリア」、意外に違う? そうでもない? [ガンダムビルドファイターズトライ]

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「パーフェクトガンダム掘廚琉枳召鮖張リジナルガンプラ!

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 武装、腰アーマーが顕著、それ以外は「初代ガンダム→G30th」のようなアレンジと大差ない気も。

■プラモ狂四郎の「掘
 前作、ビルドファイターズ終盤にてセイの父、イオリ・タケシが駆った超強力ガンプラ・パーフェクト
 更に供MSVとして宇宙世紀で活躍する「フルアーマーガンダム」
 この二機に続く、三機目のパーフェクト。

 パーフェクト靴鮖安緻椒瓮ぅ献鵑操る!

 また、レッドウォーリアは
 後輩が作ったオリジナルプラモ「ガンキャリアー」を随伴、チーム戦で初陣を飾ったガンプラです。

 その点から言っても、チームをメインにしたトライらしい選択なのではないでしょうか。

さて「チーム・メイジン」の随伴は何になるのでしょうか!

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 狂四郎は、日本大会決勝戦ではこんなチームで参加!

■超戦士ガンダム野郎
 レディは、メイジンのチームメイトという位置づけなのでしょうか?
 だとすれば三人目は?

 そもそも、何故メイジンが戦うことになるのでしょうか?(前作と違い19歳以下大会)

 余談ですが
 レッドウォーリアは関連作「超戦士ガンダム野郎」にて
 狂四郎の弟子を名乗るキャラが愛用、多数の派生機を作り、SDにも浸透させています。

 SDと馴染み深いガンダムなので、フミナとの対比からもSD使いに期待。

ちなみに「無印」ラストのパーフェクトガンダムとは

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 最終シリーズにて、とっておきのプラモとして投入した「パーフェクトガンダム」。パーフェクト検
 中身は、当時、極限まで可動行きを増やした集大成
 初代ガンダムでした。

 Z-MSVでは、アレンジしつつ「フルアーマー・ガンダムMk-供廚箸靴銅茲蠧譴蕕譴討い泙后

 足のシリンダーが示すように、ガンダムMk-兇離侫襯◆璽沺次

なお狂四郎当人は、無印最終シリーズにもウォーリアを使用

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 最後のレッドウォーリアの相手は、名高きスーパー合体ガンダム「トリプルゼータ」!
 非常に面白いフィールドでの戦闘でした。

 プラモならではのバトルでしたし、ビルドファイターズでも期待ですね!


白銀の意思 アルジェヴォルン 第20話「もう一つの意識」感想、強烈な引き。次回、物語が大きく動く……?

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ジェイミー、アルジェを体験する。敵にも量産型アルジェが配備!

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 アルジェ自体の意思と、自分の意思が混ざりこむ強烈な不快感、ジェイミー悔恨の第20話。
 搭乗者と一体化しようとする「アルジェの意思」に記憶をかき混ぜられる
 その不快感にトキムネは耐え抜いていたのか……?

 俺は、第八部隊が大好きだよ。大好きになった………。

■大好きになった
 トキムネ自身の口から、改めて思いが語られるシーンが印象的。
 本作をずっと見続けてきて、彼も変わった、ジェイミーも変わったなぁと思えた話でした。

 そして次回「動乱」、カイエンはクーデターでもやらかすのでしょうか? いよいよクライマックスだ!

『我が軍の侵攻拠点は別にある。主力を振り分けるなら、そちらに行くさ』

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 勝ったも同然ゆえ油断するインゲルミア。完璧なる敗北フラグ!

■嵐の前の静けさ
 U-LINK搭載無人量産機「ペルフェヴォルン」投入から二ヶ月、アランダスは戦線を押し返しつつあった。
 だが、既に政府と軍上層部は講和を考えており
 その存在を疎ましがる。

 一方、量産型の完成で役目を終えたアルジェは第八部隊に任せられ、マニュアルを全て譲渡される。
 U-LINKを体験し、その気持ち悪さにジェイミーは倒れるが
 返ってトキムネと絆を深めた。

 一時の穏やかさ、しかしインゲルミアもU-LINK搭載量産機を実戦配備し、牙をむきつつあった。

 次回、第21話「動乱」

インゲルミア通信兵『前進陣地に敵襲です! 交戦を開始!』

『敵、警戒陣地に向かっています!』

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 ああ、二つ眼のペルフェヴォルンは隊長機だったのか!!

悪魔の行進
 既に優勢にあるインゲルミアは、部隊を幾つにも分け、広範囲からアランダス領地を切り取りつつあった。
 が、その分隊の一つが「ペルフェヴォルン隊」に瞬殺される。

 前衛と接触したと思ったら、次の瞬間には支援部隊(警戒陣地)を潰しているペルフェ!

 どんだけ強いの!?
 そして、どんだけ展開速度が速いの!?

 サモンジはリーダー機に搭乗し、アランダス王国の「英雄」となっていったようだ。

『結局あたしは、アルジェヴォルンがどういう機体か解らないままだ……』

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 てな訳で、今回は「ジェイミーが、アルジェを理解する」までのお話っ!

日々之閑日
 一方、スズシロが新隊長となった第八部隊は、ひたすら無聊を託っていた。
 後方基地での整備作業の日々。

 システムと駆動系、そのほか全ての整備を「現場の整備班で行えるように」改善しました~

 また、アルジェの「社外秘扱い」が解除され
 現場でも整備できるよう、説明書の黒塗り部分がすべて解除された。

 まあ要するに、量産型が売れ始めたから、実験機の役目は終わった。後は好きに使ってね、と。

スグロ『量産型が採用されたとはいえ、アルジェはまだまだ必要な機体です』

『今まで通り、データ収集は続けて頂きたい』

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 何気にスズシロさんが隊長扱いに。

異端な機体
 が、データだけは送り続けて欲しいというスグロ。
 トキムネが、U-LINKに異常耐性を見せている、そのヒントが「ジェイミーにある」らしいのだ。

 起動はジェイミー、操縦はトキムネ

 この非効率的な登録が、システムにノイズを与えて「トキムネの負担を減らしている」のではないか、と。
 なるほど、確かに一番違うところです。

 ただ、その割にはジェイミー側にイマイチ影響が出てませんが、ホントにそうなのでしょうか?

ジェイミー『何よ、新型機が出たら型落ち扱い? 整備も自分たちでやれ?』

『格下げもいいとこじゃないっ!!』

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 ジェイミー、怒りのハンバーガー・ヒル事件。

■これからだ
 とはいえ「本社から、格下げ扱いを食らった」のは確か。
 憤るジェイミーでしたが……。

 いい機体ってのは、操縦士と整備士が鍛えていくもんだ。
 これからはトキムネと二人、“お前たちだけの機体”に鍛え上げていくがいい。これからが始まりなんだ

 むしろ「自分たちでいじれるようになった」事を喜べ、と励ますハンチョウ!

 自転車にたとえれば
 これからは、サドルの高さとかタイヤの硬さを調節して、好きなように作り変えて良い、ってなモンか!

アランダス高官『邪魔ですなぁ、ペルフェヴォルン』『潰しますか?』

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 ヤッちまいましょうぜ!

■政治的な「勝利」
 一方、軍が劣勢だから講和しようと決めたはずが、下っ端将軍カイエン准将が連勝させ始めた。
 これに「既存の軍隊」が苛立つ。

 既に「講和と決めてインゲルミアに接触し始めた」のに、勝利を重ね始めた。

 インゲルミアからの印象が悪くなるし
 何より、ペルフェは「既存の高官たちの立場を悪くしている」と言えるのだ。

 高度な政治的視点といえば聞こえはいいが、もはや軍人なんだか政治家なんだか!そんな高官たち。

カイエン『お前さんが勝ち進んだところで国民は正直だ。厭戦気分って奴だな』

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 前回、イズミとした約束とは何だったのでしょう?

■戦争は厭(いや)
 また「ペルフェが勝ってるから、アランダス国民が喜んでいるか」というと、これも微妙。

 カイエンが「勝ち始めたから、戦争続けようぜ! 国土取り戻そうぜ!」と言っても
 果たして、どれだけの国民が乗ってくるでしょうか?
 一度負け続けた国軍です。

 信じても無駄、また負けてもっと酷い事になるんじゃないか?そう思われているのでしょうか。

『サモンジ隊長だよ、俺たちを置いていっちまって二ヶ月経った』

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 覚えておいででしょうか、「私だけロレンツさんに誘われてない」とクダまいてた子が!

■部隊の想い
 前回から二ヶ月が経過、隊長は何も言わずペルフェ部隊に転属して戦果を上げ続けている。
 オクイは、部隊が一つの家族のようだと感じていた
 傷付いていたのだ。

 他人がどうしようと、気にしないでやってきたつもりなんですけど……、今回は確かにモヤっと。

 やがて、トキムネを帰したコシカワやシルフィたちは
 隊長の事を気にかけ続けた。

 自分らはサモンジにとってその程度の人間だったのか、そして何より、彼は元気でやっているのか……。

ジェイミー『トキムネが、普段どういう気持ちで乗っているか理解できたらと……』

『――――気持ち悪くなった』

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 そこで後悔して泣いてくれるところが、ジェイミーは良い娘なのよ。

■もう一つの意識
 一方、基地では「アルジェの操縦、U-LINKを少しだけ体験した」ジェイミーが倒れていた。
 今まで、何故トキムネが倒れていたのかを知ったのだ。

 見ているものと頭の中とが一緒になって、どっちが外で、どっちが自分なのか解らなくなっちゃった……。

 アルジェ自体の持つ「もう一つの意識」と、パイロット自身の意識を繋ぐ体験。
 それは、想像を遥かに超えて気持ち悪かった。

 しかも「機体側」は一体化しようとし、パイロットの記憶をほじくり返してしまうらしい。

ジェイミー『でもアルジェのシステムって、こんなに酷いものだったんだ……』

『こんなものにあたしは、トキムネを乗せていたんだ――――』

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 本作、トキムネは生き残れるのでしょうか……。

後悔と感謝
 だが、ジェイミーの後悔にトキムネは笑いかける。
 酷いシステムではあるけれど、おかげで一足飛びに仲間の力になれた、それが嬉しいのだ。

 俺は、第八部隊が大好きだよ。大好きになった………。

 姉を亡くして孤独になり、真相も伝えて貰えず、暴走同然に軍に入った少年トキムネ。
 けれど今は、仲間だと思える人たちがいる。
 彼らの役に立てる。

 自暴自棄で闇雲な正義感しか持ってなかった少年は、今、仲間の為に戦える男になったのでしょうね。

スグロ『本来なら死んでもおかしくないのに、まだ生きながらえている……』

『ま、その真相究明の為に、アルジェヴォルンの存在はある訳ですが』

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 うーん壮観。

■スグロの仕事
 が、そんなトキムネの意志も「商品改良のサンプル」としか見てないスグロ。
 彼にはトキムネを延命する意思は無い
 ただ、経過を見ているだけ。

 だからこそ、サモンジ隊長は「代わりに戦い、一人で“死なない軍隊”をやり通す」つもりなのか?

 しかしサモンジのシステムも「商品」に過ぎないという……。

ガープ『補給も続々到着しております。作戦開始は予定通りに――――』

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 しょせん「商品」ですから、敵も同じものを使ってくるという悲しい現実。

■迫る「シュトゥルーム」
 一方、当のインゲルミアは攻勢を緩める気はなく、“ペルフェと同等の機種”を戦線に投入
 本格攻勢に移ろうとしていた。

 果たしてカイエンに対応策はあるのか!?

 両国に供給していた以上、カイエン准将は予想しているはず。
 機体性能が同等なら、“指揮官の性能”、サモンジの指揮能力で優位に立てると踏んでいるのか?

 しかし敵にはリヒトフォーフェンがいますし、どうなる事か……?

次回、保身に走る将軍に、イズミ大佐は何を口走るのか?

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 第2クール以降、新規アイキャッチ増えましたね。

■明かされたシステム
 実際、アルジェの搭乗者はどんな気分を味わっているのかを疑似体験させた第20話。
 アレに身を任せて、機械側と一体化するか
 或いはねじ伏せるのか。

 そして次回、いかにも「カイエンのクーデター」っぽいですが果たして!

 カイエンとサモンジ、カイエンが一方的に喋ってて空回り感がありますが
 この二人もどんな決着をするのでしょう。

 次回、第21話「動乱」



SHIROBAKO ♯07「ネコでリテイク」感想、焦りが仇に、袋小路に陥る原画・絵麻回。

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あおい、最終話担当に! 監督のお守りまで任せられるというのか……!

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 ぷるてんで地獄を見た山田、窓際に近い立場を自覚する老原画マン杉江さんのアドバイスに重ね
 あおいと絵麻に、一気に壁が立ちはだかる回に。
 後味がなんとも重苦しい……。

 おいちゃんの「これから」っていうのは? 最終的に。

「食べていく」事
 本作も第7話、タローさんによる解りやすいトラブルから、解決困難な課題に移って来た感じが。
 ついつい上を見て足を止めて、周りに当り散らして……。
 絵麻さんがこんな事になるとは。

 生来の真面目さで、どんどん袋小路に追い詰められる絵麻さん。これは辛いわ……。

『姉ちゃん今日来るって言うの』『さっすが、突発的ッスね♪』

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 あおいの「姉ちゃん」とコンビを組み、大学生のみどりにも出番が!

■生真面目さが起こすトラブル
 同じ制作の落合が退社してしまい、「えくそだすっ」最終話はあおいの担当に。
 しかし、監督以外は順調に仕事をしてくれた。

 順調に思えたあおいだったが、「自分は作画が遅い」と気にしていた絵麻がトラブルを起こす。

 克服の為に、ベテラン原画・杉江の言葉を聞き入れた絵麻は
 自分の長所を見失ってしまったのだ。

 次回、♯08「責めてるんじゃないからね」

あおい『あれ? 絵麻、もう来てるんだ?』

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 冒頭では、新人原画の絵麻がいち早く出社し、絵を描き始めている姿も描かれます。

 自分の手が遅いと思っている彼女は
 ひたすら場数をこなせば、きっと手も早くなるはずと信じ、早くから打ち込んでいたようです。

 ひたすら真面目な絵麻さん。しかし……?

『私、落合達也は、一身上の都合により武蔵野アニメを離れる事になりました』

社長『お疲れ様でした』

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 そういや今週、万策が尽きなかったですね。

■宮森クリティカル
 「制作進行の落合さんは、結局「あと一週間で退社」というスピード展開になった。
 が、意外や周囲は、ちゃんと納得づくであったようで
 騒ぐのは宮森とタローばかり。

 それと最終話の担当って、いわゆる「等価交換」だから。小さな名誉と大きな地獄の………。

 落合自身、やむなくの退社
 とはいえ結果的に、「最終話を新人制作・あおいが担当する」事になってしまい―――。

 あおい、修羅場確定である。

演出の山田『元々、えくそだす終わらせてから移るつもりだったんじゃない?』

『でも、この時期ってことは多分………』

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 山田さん、存在感が好き。

■落合の行く末
 彼が「大手スタジオのカナンに引き抜かれた」のは、ベテラン勢には周知の事実。
 というのも、カナンは連続2クールの大作ロボを制作中で
 しかも恐ろしく修羅場ってるらしい。

 オリジナルで2クールなのに、コンテ上がるのは編集3日前! それも2話目から!!

 って、もしかして木下監督ってまだマトモな方なの!?
 こっちに輪をかけて酷いのだ、と。

 しかも「落合の先輩が所属してる」から、否応無しに断れなかったのだろう、と。なるほど……。

あおい『明日は我が身っ!』

山田『そうそう、自分のことだけ一生懸命にやるのが一番……』

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 この「明日は我が身っ!」の声がミョーに可愛かった!

■これからと目の前
 また、山田さんは「ぷるてん」で酷い苦労をした事から、監督はしたくないと思っている一方
 瀬川さんには、作画だけでなく、キャラデザインをして欲しい
 と思う場面なども。

 今回のテーマでもある「次のステップにどう進むべきか」「どう食っていけばいいのか」

 そこにもしっかり絡む山田さん。
 このヒト、ホント良い雰囲気してて好きです。

山田『あとな? 13話、ホントに監督のケツ叩いたほうがいいぞ?』

『絵コンテBパート、まだ上がってないだろ?』

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 監督、まだ詰まってるの!?

Fight/stay night
 そして、ある意味今週一番の笑いどころ「ファイトだ宮森!」
 ナイス励ましです山田さん!

 するする、追い込まれた木下精一は何だってするさ。

 第13話を任せられたという事は、この監督に絵コンテを書かせねばならないという事だ!
 本田さん、そこは本田さんがやってくださいよ!

 よっぽど付き合いが長いのか、諦めがちに監督を任せる山田さん。ファイトだ宮森!

杉江(原画)『―――猫は難しいよね。猫、飼った事ない?』

あおい『絵麻、残りの原画なんだけど♪』

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 そして、今週「あおいの大失敗」となってしまったと思われるのが、このシーン。
 萌え絵が描けない杉江さん、ですが「ネコ」なら知っている
 アドバイスをしようとしたのです。

 でも、アドバイス中だと気付かず、あおいが割り込み、台無しにしてしまった

 のみならず「作画監督・演出さんの負担を減らしたい」
 絵麻を急かせてしまう。

 悪気は一切無い、気安い関係ならではの頼みごと。それがトラブルの一番の大本という………。

杉江『若い時でないと、手の早さは身につけられないからねえ』

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 老原画・杉江さん、ある意味で絵麻さんと対極なのだが……。

■速さと技術
 時間がないと焦る絵麻に、杉江は「まず早く書く」「技術は後から身につける」と説く。
 合格ラインをクリアできる絵で「早く書く」事。

 それが出来れば食べられる(生活できる)、出来なければ辞めていく、そういう仕事だよ………。

 仕事へのこだわりは、手の早さを手に入れてから少しずつだな
 それが、杉江さんの姿勢だった。

 この歳まで食えている杉江さん
 彼が教えてくれた原画術、しかし、結果から言えばそれが問題を引き起こしてしまう

あおい『そうだ、もう上がる? 今日は姉ちゃんが来てるんだ♪』

絵麻『……もうちょっと、やってくつもり』

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 元々、自分は作画が遅いと悩んでいた絵麻は、そのアドバイスを元に四カットを描き上げた。
 十カット中の四カット。

 その後、姉が遊びに来ているので、あおいは「一緒に帰ろう」と誘ってくれたのですが
 総作画監督と作画監督補、二人が頑張っているのを見て
 絵麻は残ると決めた。

 真面目な絵麻さんは、先輩より先に帰るなんていけない、と思ったのでしょうか。

今井みどり『ああ、懐かしいこの感じ♪』

『おいちゃん先輩と、かおちゃん姉さんの会話、聞いてると癒されます♪』

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 姉とは、妹に対し絶対的な権限を持つ上位種だというタイプ。

■真面目
 地元の信用金庫に勤める姉「かおり」が遊びに来て、貴重なアフター5を引っ掻き回されるあおい!
 とはいえ珍しく「仕事は順調」なワケで。

 解ってるけどね! 予定通りって事はものすっごく物凄く珍しい事なんだよっ!

 嗚呼、あおいの悲痛な叫び!
 監督仕事しろ!

 しかし姉は、客観視点で「絵麻の真面目さ」がマイナスになってる事をアドバイスしてくれる。

瀬川(作画監督)『個々のカットがどうこうっていうより、描き方自体の問題だから』

『書き急いでるせいで、全部の線が「なんとなく」で「とりあえず」なの』

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 真面目な人の長所短所、姉ちゃんの言葉、クリティカル。

ネコでリテイク
 絵麻が、新しい手法で描いた「あやの4カット」は全ボツとなってしまった。
 いい加減で、手抜きだと怒られたのだ。

 安原さんが元々持ってた真面目さと几帳面さとか全然なくなってるし、こんな手の抜き方、覚えちゃダメ

 真面目な絵麻は、「手の遅さ」に悩み抜いた末
 杉江さんの言葉をそのまま受け取り、結果、全リテイクと「手抜き」の烙印を押されてしまう。

 向上しようと焦る余り、本来持っていた強みを見失ってしまったのだ。

あおい『瀬川さんがね、全部に修正いれないと動画に回せない、みたいな…』

絵麻『全部……! それ、原画マンとして失格って、事だよね……』

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 追い詰められた絵麻は、あおいの言葉を「極論の形で」受け入れてしまう。

■絵麻の暴発
 瀬川さんの言葉は辛辣だったが、あおいはちゃんと言葉を選び、おそるおそる説得を試みる
 が、追い詰められた絵麻は、もう自分はダメだと悲観。

 でも、あたし丁寧に書いてたらいくら時間があっても足りない……
 いつまで経ってもスピードが上がらない…
 技術も磨けない…!

 どっちつかずのアニメーターになって、食べていけない……!

 早く成長したいと焦った絵麻は、新しい手法に飛びつき失敗し、自暴自棄になってしまった。

絵麻『あたし、瀬川さんに嫌われてるのかな………』

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 弱りきり、こじつけ、他人のせいにしてでも「ダメである理由」を探してしまう絵麻。
 瀬川さんはむしろ今までの絵麻を褒めてました。

 でも「今」の先に「これから」があるんだもん、今がダメだと、これからも良くならないよ……

 今がダメなら改善ではなく
 今がダメなら、先もダメというダメ思考ループに陥る絵麻。見てて辛い。

 マイナス思考のループじゃないか!

絵麻『おいちゃんの「これから」っていうのは? 最終的に』

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 苦しいシーンですが、絵麻の泣き顔が可愛い。

■視点の違い
 必死に励ますあおいですが、あおいは「会社員」。
 対し、絵麻は「原画マンは使えなければ、すぐ切られる」と思い込んでいる技術職。

 これからに対する、二人の重みの違い。

 絵麻の悩みの根本は、「このままだと、生活できなくなるかもしれない」という焦り。
 それを理解し切れていないあおいに、反発めいた言葉を。

 あおいと絵麻に深い溝が――――。

予告・絵麻『すいません、今、制作の人いないので解らないです…』

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 猫の動画など、杉江さんだってまだまだ強みを持っている方です。しかし。

■絵麻爆発事件、勃発篇
 ベテラン=これまで食えている杉江さんの言葉に惑わされ、絵麻が自分を見失うお話。
 描写的には、杉江さんの力の抜き方が気になります。

 アニメ業界の話ですが、真面目な人の壁に突き当たる様とか、すごく普遍的ですよね。
 アレは極端でしたが、タローさんの伝言ゲームも
 決して他人事ではないですし。

 本作はずっと三話構成ですが、この話は早く決着が見たい!
 どうなるのでしょう。

 次回、♯08「責めてるんじゃないからね」

■用語集はこちら
 公式 http://shirobako-anime.com/



ガンダム Gのレコンギスタ 第9話「メガファウナ南へ」感想、ブレーキでしょ! 次回、何が起こるのだ!?

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さらばモンテーロ! 呉越同舟の「キャピタル」帰還回。何が起こるの!?

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 宇宙からの脅威というのが本当なら、キャピタルとアメリアは手を取りあえるはず!という思いつきに
 法皇さまは華麗な否定、マスク大尉の華麗なダイブ!
 ベルリママンの魅力も炸裂した第9話!

 人を見ちゃったら撃てないでしょーーーーーーーーっ!

危なっかしい!
 散々戦ったマスクといえど、生身を見ちゃったら撃てない!どころか、思わず助けちゃう!
 そんな展開といい、色々ノンキでほのぼのさせられた回。
 生き生きしているというか。

 何がキャピタル・アーミィだ! つくづく地球人は絶滅していい動物の中に入るなッ!

 一方、初めて毒づく姿を見せたクンパ大佐、単なる愚痴なのか「宇宙人」という事なのか……?

大統領の息子クリム、ミックと共に「アメリア本国」に帰還する

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 何事かと思ったら……、モンテーロ終了のお知らせ

■守旧と改革と
 ベルリ達の提案で、スルガン総監を直接スコード教の法皇、ゲルに会わせようという事になった。
 道中、帰還中だったアーミィ、マスク隊とも偶然遭遇したものの
 なんとかキャピタル本拠にたどり着く。

 しかしゲル法皇も、アーミィを事実上仕切るクンパ大佐も「宇宙からの脅威など無い」と言い募る。

 次回、第10話「テリトリィ脱出」

ベルリ『ラライアが元気すぎちゃって……』

ウィルミット『行儀良くなさいっ! ここはよそ様の軍艦ですよ?』

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 よそ様の軍艦ですよ?何故か腹を抱えて笑いました。ママンってば厳格!!

■テリトリィへ
 大統領の息子を返したメガファウナは、なんとキャピタルの本拠地「テリトリィ」へ向かう事になった。
 スコード教の「法皇」に直接会い、問い詰めようというのだ。

 宇宙からの脅威というのが本当なら、アーミィとアメリアが協力して対抗する必要があります!

 ムチャクチャな提案だが
 実際、ベルリママンが納得した「証拠」がある以上、アーミィとも組める可能性がある。きっと。

 つまりそういう話なのだ。

スルガン『ミノフスキーフライトでの低空飛行は、可能だな?』

ドニエル艦長『バッテリー、食いますよ?』

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 みんな戦艦慣れしてないんだから、地元の人をビックリさせないでって!

■ベルリは養子
 が、スルガン総監の一発決断により、メガファウナはキャピタル行きを決定。大胆な御仁だ!
 その道中、ちょっと電話を借りに行った道すがら
 ベルリの秘密が語られる。

 ウチのベルリに、アイーダ・スルガン………。

 ベルリは養子!
 しかも、ママンの意味深な反応!!

 立ち消えになったかと思われた「ベルリとアイーダ兄妹説」が再び!というかほぼ確定くさい描写か?

スルガン『何でこうも安定しないんだ?』

ドニエル・トス艦長『高度が低いんで、風に煽られるんですよ』

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 道中は低速飛行し、南米のテーブル台地に紛れることでレーダーから逃れ、進むメガファウナ。
 風に煽られ、艦内が揺れまくったりするのが
 すごくそれっぽい!

 宇宙戦艦なんて………、人類を滅亡に…、うぅっぷ! 導く技術の象徴ですよ…………!

 船酔いしつつも、兵器が悪いと愚痴るベルリママン、マジ平和主義者の鑑。
 吐瀉物の袋を進められつつ、断る気高さも淑女
 レディである。

 低空飛行+ガード(警備隊)を迎えに来させる事で、トラブルを避けさせるベルリママン。

スルガン総監『! キャピタル・アーミィかね!』

ウィルミット運行長官『すみません!』

スルガン『い、いや……』

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 ただのクルーへの確認なのに、即座に謝るベルリママンがマジ淑女。

■マスク部隊の偶然
 が、空路でテリトリィに帰ろうとしていたマスク部隊と遭遇、戦端が開かれてしまう。
 クリム不在、戦力不足の海賊は慌てるが……

 またコイツが来るかァツ! ――――! 無人のモビルスーツ!?

 慌てず騒がず、まさかの無人操作でモンテーロを射出
 警戒したマスクを驚かせる!

 そのままG-セルフを襲うマスクだったが、やりかえされ、あまつさえ姫様の一撃まで喰らい――――

アイーダ『援軍が!』

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 ベルリ、無人モンテーロの方位を殴って変え、盾に使うの図。ひどい!

■さらばモンテーロ
 推進力を失った乗機に見切りを捨てたマスクは
 モビルスーツを乗せる「板っぺら」を頼みに、乗機を乗り捨ててしまった。

 一方、モンテーロは「ベルリに盾に使われ」爆砕!

 僅か一話でモンテーロ、エルフ・ブルック(マスク機)が爆砕するという衝撃の展開!!

ベルリ『人を見ちゃったら撃てないでしょーーーーーーーーっ!』

マスク『バララ! クンパ大佐に応援を頼むのが先だ!』

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 もう、何でみんなして空中で飛び降りるのさっ!!

ブレーキでしょ!
 そしてある意味、今回もっとも衝撃的な展開マスク大尉、ザ・ダイブ!
 もう何ていうかブレーキでしょ!

 幾度も戦った敵だが、機体から脱出したマスクを、とっさに助けてしまったベルリ!

 敵であっても咄嗟に助けてしまう。
 不合理であっても、それが人間らしい行動だと私は思います。

 銃を向け合ってりゃ撃てるけど、この状況は助けちゃうわ! あと大尉「バララ!」って言いすぎィ!

スルガン『ここまでたどり着けたのも、長官の作戦勝ちですか?』

ウィルミット『ああ、アーミィとガードって、そりが合いませんから』

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 ケルベス・ヨー教官殿! 久々! 陽気で素敵です教官殿!!

ガードとアーミィ
 運行長官直属である「ガード」の先導の下、メガファウナはキャピタル・テリトリィへと入り
 半ば遺跡化した、巨大ドッグの成れの果てへ入港する。  

 へへっ、長官直々の電話を受ければ出動しますよっ!!

 キャピタル・ガードは警官みたいなもんで
 その一部が急に軍隊化し、幅を利かせているのがアーミィのようなものなのでしょう。

 ベルリ同様、アーミィ嫌いのガードが手助けしてくれた訳ですが、やりとりがいちいち素敵です教官殿!

スルガン『豊かさの、成れの果てに見えますが?』

ウィル『タワーの勤務は辛いのです。週に一度の、息抜きは必要です』

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 オーラオラオラ!今週ノリが良すぎませんか監督!?

休日にて
 ようやくたどり着いた「テリトリィ」の、乱痴気騒ぎに眉をひそめるスルガン総監。
 が、せっかくの休日を楽しむのも人の姿でしょう。

 週末だから監視していなかっただと!? 冗談を言っているのかッ!

 というか、アーミィ視点で見ると「監視」すらされてなかったらしい。週末だから仕方ないね!
 なんて平和ボケっぷり……。

 また、大佐は「マスク」をアーミィ総司令官に面会させようと手続きしますが――――

クンパ『何? 週明けになるだと!?』

『何がアーミィだ! つくづく地球人は絶滅していい動物の中に入るなッ!』

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 軍の仕事も「週末は休み」と言い出した係員に、年甲斐なくキレる大佐!
 アーミィ、もう平和すぎて泣ける。
 大佐は泣いていい。

 しかし「地球人」と敢えて蔑視した事や、彼の手配能力を見ると深読みしたいですね。

 クンパ大佐、スコード教の本拠地「宇宙の人間」なのでしょうか?

ゲル法皇『キャピタル・タワーは、何者にも壊される事はありません』

クンパ大佐『――――ファンタジックなお名前ですな?』

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 いけしゃあしゃあと!黒幕ってのはこうでなきゃなぁ!

ナンジャトテ!
 アメリア軍で一番偉い総監を連れて、ウィル・ゼナム長官は「ゲル法皇」に謁見する。
 法皇は、当然「宇宙からの脅威」を否定した。

 フォトン・バッテリーは、我々地球人には解体も修理も出来ません。やれば、爆発します!

 重ねて、スコード教が「エネルギー」を独占している事を
 それが独裁だと糾弾するスルガン。

 だが、そうした「現在の政治の破壊」こそが平和への脅威だと、逆に法皇に否定される。

 のらくらと交わす法皇と大佐、そうこうしていると何か大事が発生して―――――?

予告ベルリ『次回、ボクの天才ぶりを見せ付けてやるっ!』

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 じ、次回一体何が起こるというんだ……!?楽しそうなのは理解できた!

■世界
 マスク大尉のスリリングなダイビングも見所でしたが
 全体に今後に向けた布石と、今の世界を、視聴者に見せてくれた回って感じでしたね。
 あとママンが気になって仕方なかったです!

 しかし、そんな彼らに負担をかけず「緩やかなに支配している勢力」がスコード教ってなワケで!

 今回ラスト、やたらドタバタと続きましたが何が起こるの!?
 そして「デレンセンの死に、ケルベス教官は何を思うのか」と続きも気になる回でしたね!

 次回、第10話「テリトリィ脱出」



HGUC Vダッシュガンダムは「物干し竿」「ヘキサ頭」「コアブースター」付属との事 [ガンプラ発売予定表]

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「物干し竿」こと、ビーム・スマートガンは付属と確定。良かった良かった!

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 スマートガンは文字情報のみですが、雑誌掲載分にて付属と確定。

■完全版的な
 HGUC Vダッシュガンダム 2015年3月発売 1944円
 昔のキットと同様に、ヘキサの頭、オーバーハングキャノン装備状態のコア・ブースターも再現!

 最近の手法からして危ぶまれましたが、一安心ですね!

 ヘキサはシュラク隊などが使っていたタイプで、見ての通り通信機能が強化された仕様。という設定。
 平成シリーズ押してますねえ。

 この調子でザンネックとか敵ガンプラも出して欲しいし、これは購入必須ですわ。

EXPO判明分一覧、再掲載

 MG ガンダムダブルエックス 2015年3月発売 4860円
 MG ガンダムエクシアダークマター 2015年2月発売 5400円

 RG ダブルオーライザー 2015年春発売
 RE/100 ディジェ 2015年発売 価格未定

 HGUC Vダッシュガンダム 2015年3月発売 1944円
 HGUC V2アサルトバスターガンダム 2015年春発売 2160円

 HG ガンダムG-セルフ アサルトパック 2015年春発売 価格未定
 HG エルフ・ブルック(マスク専用機) 2015年2月発売 1944円
 HG ジャイオーン 2015年2月発売
 HG マックナイフ(マスク専用機) 2015年3月発売 1512円

 HG シャア専用ザクII(THE ORIGIN) 2015年4月発売 1836円
 HG ガンタンク初期型(THE ORIGIN) 2015年5月発売 1836円

 HGBF アメイジングレッドウォーリア 2015年1月発売 1944円
 HGBC 紅ウェポン 2015年1月発売予定

 BB戦士 ライトニングガンダム 発売時期未定 価格未定

 HGBF Hi-νガンダム ヴレイブ 2015年2月発売 2592円
 HGBF ウイングガンダムゼロ炎 2015年3月発売

また、一月発売の「HG ジャハナム(隊長機)」は、クリム・ニック専用機に名称改定

■プレミアムバンダイ
 MG ゼータガンダム3号機B型 グレイ・ゼータ 受注中 2015年2月発送 7020円
 MG ゼータガンダム3号機P2型 レッド・ゼータ 発売時期未定 価格未定
 MG ユニコーンガンダム2号機バンシィ・ノルン(緑) 発売時期未定 価格未定
 MG ドズル・ザビ専用リックドム 近日受注開始 2015年3月発送 5400円

当面の一般販売ガンプラ新商品一覧、プレバン除く

■11月
 HGUC クロスボーンガンダムX1
 HG モンテーロ(クリム・ニック専用機)
 HG ガンダム G-アルケイン

 HGBF ライトニングガンダム
 HGBC ライトニングバックウェポンシステム(ライトニングと組み合わせる事で、飛行形態に)。

 HGBF ガンダムEz-SR
 HGBC Ez-ARMS
 HGBF ベアッガイF(ファミリー)

 MG ガンダムアストレイブルーフレームD
 ビルダーズパーツHD MSアーマー01
 ビルダーズパーツHD MSマリーン01

■12月
 PG ユニコーンガンダム
 PG ユニコーンガンダム専用LEDユニット

 RG ウイングガンダムゼロ EW版
 ガンダムエース2月号(12月26日発売)に、RGゼロ追加武器パーツが同梱。

 HGBF 百万式 
 HGBC メガライドランチャー

 SDBF ウイニングガンダム
 HGBF R・ギャギャ
 BB戦士396 ビルドバーニング
 HG 宇宙用ジャハナム 一般機(Gレコ)
 HG ガンダム G-セルフ用オプションパーツ 宇宙用パック ※Gセルフ本体は入っていない。

 CD『セルリアン/Silent Trigger』
 限定版に、HGBF 1/144 グフR35 プラフスキーパーティクルクリアVer.が付属。

 HG ガンダムデュナメス アームアームズ(プロショップ限定)
 公式のプロショップリストはこちら http://bandai-hobby.net/site/proshop_list.html

■1月
 RE100 ガンダムMk-
 HG 宇宙用ジャハナム (クリム・ニック専用機)
 レジェンドBB 武者飛駆鳥

 HGBF ハイモック
 HGBC モックアーミーセット ※武器類四種および「モックのプレーンな頭部」のセット
 HGBF アメイジングレッドウォーリア
 HGBC 紅ウェポン

■2月
 MG ガンダムエクシアダークマター
 HG エルフ・ブルック(マスク専用機)
 HG ジャイオーン
 HGBF Hi-νガンダム ヴレイブ

■3月
 RE100 GP04ガーベラ(ガンダム試作4号機)
 MG ガンダムダブルエックス

 HGUC Vダッシュガンダム
 HG マックナイフ(マスク専用機)
 HGBF ウイングガンダムゼロ炎

■4月
 HG シャア専用ザク(THE ORIGIN)

■5月
 HG ガンタンク初期型(THE ORIGIN) 

■2015年春
 RG ダブルオーライザー
 HGUC V2アサルトバスターガンダム
 HG ガンダムG-セルフ アサルトパック

■2015年
 RE/100 ディジェ
 BB戦士 ライトニングガンダム

次のキットは、傑作キット「ドットブラスライザー」が原型に!

■11月
 LBX-58 ディ・レギウディア ……ドットブラスライザーを流用したオリジナルLBX。

■12月
 LBX-59 シャドールシファー ……新設定の武器を追加し、通常プラモでキット化。

コトブキヤ

■銀河機攻隊 マジェスティックプリンス
 レッド5 ……2014年12月予定

■キャプテン・アース
 アースエンジン ……発売日未定

Gレコ G-セルフの重装備形態「高トルクパック」が公開! 第10話「テリトリィ脱出」に登場予定!

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予告に出ていたゴツいパック、公式サイトで先駆けて発表!

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 パックっていうか、フルアーマーしてるじゃないの!

■高トルクパック
 アーミィが建造するも使えなかった為、放置されていたという、技術復元に躍起な本作らしい装備。
 予告に登場しており、クリムに代わって天才ぶりを見せる予定!
 なんというフルアーマー!

 てか、こっちの方がプラモで欲しかった!

 という気はしますが
 プラモにするのは大変そうですから仕方ないね。うん。

 なお「トルク」とは軸の回転力の事で、高機動な近接戦闘系バックパック(どこがやねん)なんだそうな。

予告では顔出しNGで収録。背部のデカいのは推進器

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 装着状態でメンテナンスしてるようですが、最後のほうのシーンだと「パックだけ射出」してる?
 とにかく、ベルリのムチャクチャっぷりに期待ですね!
 来週もG-アルケインが苦戦するよ!

 次回、第10話「テリトリィ脱出」




今週の更新 [11月16日~22日] 2014秋アニメ、第7話週

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俳優、高倉健さん(83)死去。ご冥福をお祈りします

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 SAO兇魯薀好肇好董璽検屮泪供璽此Ε蹈競螢」へ。










その他

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※相変わらず「注目記事」の選抜がイマイチわからんのです。


■追悼
 レッドウォーリア復活などの喜びもありましたが、やはり一番大きなニュースは健さんでした
 たくさんの作品、影響を残された方

 改めて、ご冥福をお祈り致します。

■関連記事
 なし


テラフォーマーズ アネックス1号編 09「TOO SAD TO DIE 雷雨の一粒」感想、アドルフを奮い立たせたものとは

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全滅エンド……? ドイツ班、総員の決死にアドルフが燃える!

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 利用されるだけの人生だったなぁ、からの「自分の為に命を投げ出してくれる奴ら」に燃えるアドルフ!
 諦めていた彼が、仲間の為に燃え上がるのが格好良すぎましたが
 どうみても自己犠牲技なのがもうね……。

 けど、そうやって俺の人生に関わった奴は何であれ――――、好きだよ、俺は。

悔しい
 仲間も巻き込みそうでしたが、さすがに無いでしょうし、果たしてどんな決着を迎えたのか。
 最後の最後で、実は「2位」だったと明かす演出もグッときましたね。

 アドさんが悲しく優しくてメチャ強い回でしたが、敵が「衣服付き」って事は倒せていないのか…?

イザベラ『足か頭、どっちからが良い…………!』

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 ベラさん、悲劇のオープニング瞬殺……。

■アドルフの鎮魂歌
 敵地に孤立したドイツ班は、奪われた脱出機を奪い返す為にイザベラを差し向け、逆に瞬殺される。
 だが、イザベラを殺した「幹部」はアドルフが退け
 脱出路は開けたかに思われた。

 しかし「衣服付きのゴキブリ」が現れ、付近一帯の総力を動員し、彼一人を襲う!

 アドルフは、命が尽きるまで戦い抜くが
 自分が逃がそうとした仲間たちが、自分を生かす為に犠牲になってゆく姿に再び蘇る。

 薬を過剰摂取し、安全装置を自損し自身が感電するほどの放電を以って、その集団を駆逐する――――。

 次回、10「DESIRE 願い」

アドルフ『“惚れた弱み”、等という生易しいものではない……!』

『あいつは俺を“人間”にしてくれた――――』

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 圧倒的な画面の暗さ。そして結婚指輪を置いて出かける嫁さんが………。嗚呼。

人間
 イザベラを瞬殺した「縄六本」の幹部G、だがその巨大な拳をウナギよろしく避けたアドルフは
 カウンターの雷撃一発で、これを撃破してしまう。

 なぁ……、俺は、お前みたいになりたかった……! 人間になりたかったから…!

 実験動物として生きてきて
 初めて、対等な人間として扱ってくれた愛妻に惚れこんだアドルフ。

 その時、ようやくアドルフは「自分は人間だ」と思える、幸せな家庭を手にしたはずでした。

アドルフ『なぁ、どうしてだよ……、そんな“動物”みたいな事、するなよ』

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 快活で人間らしい妻に憧れたはずが、その当の愛妻が浮気をした。
 それをして、動物みたいな事と例えるアドルフ

 アドルフを人間にしてくれた、愛し尊敬したはずの妻が、酷く不道徳な事をやってしまった

 単に、単身赴任中に浮気されたとか
 そうした気持ちだけでなく、憧れが壊れてしまったのが辛かったのか。

 単身赴任だって、そもそも妻を含む地球全体を救う為の計画なのですし、アドさん辛すぎる………。

エヴァ『は、旗……!?』

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 なお「降伏」ではなかった模様。チキショウ!

■テラフォーマーの「軍勢」
 しかし、死に物狂いのアドルフに目をつけたのか、「衣服を着けた」ゴキブリが現れる。
 かつて武器を解体、「死者」から部位を抜き取っていた
 彼らのインテリ層が出現!

 衣服持ちが命令を下すと、テラフォーマーは整然と隊列を整え、集中攻撃の態勢に変じた!

 同一個体か不明ですが、幾度も登場した「衣服持ち」が出た!
 アドさんの能力に目をつけたのか!?

 目がちょっとおかしいのは、そんだけ歳を取った個体って事なんでしょうかね?

ミッシェル『手術されているといっても、40日間、寝ずに戦えるほどじゃない』

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 いくらアドさんが強くても、延々と戦えるはずもない。

■その頃の日米合同第2班
 一方、ほんの少しだけ登場した主人公チームは、改造人間にも限界がある事。
 この静けさは、アドルフ側に戦力が集中している事
 示唆していたのでしょうか?

 火星の総戦力は不明ですが、近場一体全部でアドルフを襲ってるレベルなのは間違いない!

アドルフ『ああ……、利用されるだけの人生だったなぁ…』

『―――エヴァ、イザベラ、みんな、ごめんな……。もう、ダメだ…』

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 雷雨の中、たった一粒落ちたのは、彼の涙だったのか……?

■雷雨の一粒
 衣服ゴキの指揮により、整然と絶え間なく続く戦法に切り替わってからも奮戦し続けたが
 やはり力尽き、走馬灯を見るアドルフ。

 軍に買われ、実験動物として生かされ、愛妻ローザとの出会いと裏切り

 その最期の言葉は、もう「終わった」妻ではなく
 残してゆく仲間へと向けられた。

 あんなに強く冷酷にすら見えたのに、最後の最後が諦めと謝罪って、悲しいし優しすぎるよこの人……

『早く! 班長を第四班の脱出機に! 急げ! ここは俺らが…!』

『いつも! いつもアドルフ班長に助けてもらった……!』

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 こいつら、“捕獲網”の使い方まで学習してたの!? 

■猛士たち
 が、敢然と割って入ったのは、「戦闘力の低い」ドイツ班メンバー!
 制圧力の低さを気力で補い、食い下がるドイツ!

 やめろよ………、“違う”んだよ、お前らが逃げろよ…、俺は、俺はもう……!

 そんな彼らに、真っ先に思ったのが「違う、お前らが逃げろ」とか、アドルフさんは優しさの塊かよ!?
 だが自らの死を恐れぬ彼らに、呆れたゴキブリは「投網」を使用
 無残にも、殺さず彼らを押し留めてしまう。

 その粘り強さに呆れたのか、或いは「部品」として使う為か、その両方なのか! 

エヴァ『――――班長? やだ、冷たい、心臓が…、嫌だよ……!?』

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 犬に懐かれまくったアドルフさん、雷鳴の中、復活……!

悔しい
 仲間たちの悲痛な叫びが響く中、しかし「アドルフの心臓は止まっていた」かに見えた。
 が、アドルフは自ら電気ショックで蘇る―――。

 けど、そうやって俺の人生に関わった奴は何であれ――――、好きだよ、俺は。

 自分の為に生きる事は諦めた
 けれど、仲間が自分の為に踏ん張ってくれる姿に、それでも何も出来ない姿に。

 アドルフは「悔しい」と口にして蘇る。

 一度、生きる事を諦めた男は、経緯はどうあれ「仲間となった」者たちの悔しさの為に蘇る!

アドルフ『―――今、助ける!』

ジョハン『あの薬の量……!? ダメだ、班長ーーーーーーーーっ!』

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 自分自身も感電するという電気ウナギ、その「自傷を抑制する」安全装置が次々と消し飛ぶ!

主の御業の如く
 蘇ったアドルフは「薬」を大量に吸い込み、安全装置を機能不全にし、自らを傷付ける程の雷を放ち続けた。
 その様を、旧約聖書「モーゼの十の災い」の第七の災い
 雹と雷の災いになぞらえる。

 これが……、アドルフ・ラインハルト、これが……、第2位!

 第2位!?
 その渾身は「リーダー」に一度は防がれたかと思いきや、雷鳴となって周囲一体を焼き払う!

 相討ちか? しかし、相手が得体の知れない「服付きゴキブリ」なのが気になります。

次回、DESIRE。強い願い、そして「欲望」

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 最後の最後は、またも悲しいオリジナルED「Requiem」、鎮魂歌………。

■アドルフ、散る
 海を割り奴隷を逃がしたというモーゼ(モーセ)
 その前に、エジプトで引き起こした十の災いになぞらえ、敵を自分ごと殲滅するアドさん……。

 最期、勝ち誇るゴキにグッと中指を立てる姿が勇ましくも悲しい。

 俺の為になんか戦うな逃げろよとか
 実験だろうが、何だろうが関わった連中は好きだと呟いたりとか、もうアドさん優しすぎた。

 何故、このイケメンを裏切ったんだ奥さん!

 そして「人間として憧れのに、動物みたいな事するなよ」とか例えが悲しすぎるよアドさん……。
 人間に憧れた彼に、人間として接し、人間にしてくれた奥さんだからこそ
 ギリギリまで信じたかったのでしょうけれども……。

 次回、10「DESIRE 願い」



ログ・ホライズン 2期 第8話「アキバレイド」感想。刀に一工夫あり! アキバレイド、完結編

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答えは「工夫」! オチも賑やかなアカツキ篇終了!! さらばネルレス、永遠に

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 鎧や武器、手っ取り早く強引に強くなったネルレスに対し、あくまで自分と仲間の力で対抗するアカツキ!
 強くなる要因を「外」でなく「内」に求めた時、その両方をアカツキは得る!
 新たな力、賑やかなレイド、見応えのある回でしたね!

 お前は己と向き合う事なく、力に頼り、力に支配された! そんなお前の強さは、私の弱さよりずっと脆いッ!

レイド再開!
 キャラが入れ替わり立ち代わるレイド、〆のパジャマパーティーまで賑やかでしたねえ。
 そんで、ジャストで念話してくる主君の憎らしさよ!

 テレまくりながら念話するアカツキが可愛い! そして次回、いよいよシロエ・レイドが再開だー!

『レイドの経験は?』『あらへんよ? ―――これがウチらの初陣やっ!』

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 経験ないのに頼もしいな!

■収拾と再開
 ネルレスが供贄一族である以上、大地人の犯罪として、レイネシア達も責任を果たさねばならない。
 大晦日、円卓と大地人の代表、姫とヘンリエッタは供贄の長と会談し
 魔力供給魔法陣停止を依頼した。

 供贄の長「菫星」は前例を外れる決断を下し、ネルレスは魔力供給を断たれる。

 口伝「影遁」
 そして多々良から譲られた「喰鉄虫」の二つを以って
 アカツキは、転移不能となったネルレスの妖刀を破壊、アキバのフレーバー・テキスト現実化事件は終わった。

 一方、遠く離れた「供贄の迷宮」深く、シロエは再びレイド・ボスに挑む。

 次回、第9話「変わりゆく戦場」

アカツキ『皆の贈り物が支えてくれている……、私がお前を終わらせる!』

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 体の小ささを活かすアカツキ! 新装備は「みんなの贈り物」だったのか!!

■アカツキ奮戦
 終始緊迫したBGMが流れる中、アキバ市街は24人の乙女だけとなり、ルグリウスの力を減退させる
 鍵は、50mの距離をとって「相手の力を上げさせない」事!

 相手を見極める事、何が出来て何が出来ないか、明確にしていく事……、そして自分の弱さと向き合う事!

 ルグリウス化したネルレスは、アカツキらが「自分を殺した娘」だと錯覚し、彼女を付け狙う。
 が、アカツキは直接対決にこだわらず、味方に道を譲ることで
 戦いを優勢に進めた。

 以前、自分が役立つと証明するとこだわっていた頃なら、出来なかったであろう芸当!

キョウコ『アキバでレイドかぁ……』

リーゼ『ゲーム時代なら、できない発想でしたわね』

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 指揮官リーゼと護衛キョウコ、指揮官って戦場に出られないから辛い

■「衛兵」と戦術
 甲冑の魔法システム上、「ネルレスは衛兵」と認識されている為、他の衛兵も彼とは戦えない。
 逆に、現在は「アカツキたちが衛兵ネルレスに取締りを受けている」と
 認識され、おかげで他の衛兵は襲ってこない。

 敵に追いまわされているアカツキは逃げ回り、攻撃と回復がワンセットになったチームと合流。

 攻撃役が代わりに引き受けている内に
 アカツキは回復。

 回復完了したら、再び敵と戦いながら次のパーティと合流、これを繰り返す戦術ってワケか。

リーゼ『でも、レイドがクリアできるよう作られているとは限らない』

『敵はあの刀に加えて、衛兵の甲冑で「瞬間移動」も出来る……!』

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 この子、近接系だったのか!

■責任を取れぬ責任者
 実際、冒険者を侮るネルレスは策に乗ってくれており、リーゼの狙いは図に当たっていた。
 しかしゲーム時代と違い、彼は確かな知性がある。

 今ごろ実感したんです、他人を巻き込んで、その責任を取る事が出来ない。それがいかに恐ろしいかを……

 ネルレスの脅威を察すると共に
 自分の愚かしさ、今味わっている「恐ろしさ」を姫はずっと味わってきたのだ、とリーゼは後悔する。

 リーゼも姫様も真面目だから……。

姫様『今回の件は、大地人が犯した失策です。できる事をしなければなりません』

供贄の長『――――より大きな迷惑をかけるかもしれない』

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 しかしネルレスさん、何故ああも冒険者を敵視していたのか?

■動力源の解除
 一方、同じく水楓の乙女であるレイネシアとヘンリエッタは、動力甲冑の停止を願い立てた。
 大地人が冒険者に被害を与えた、そのお返しだと。

 私たちに出来る何かをしなければならないのでしょうね、拒絶ではなく、新しい一歩を―――。

 魔法陣停止に伴う、治安維持の停止、モンスター阻止機構の代行は「円卓」が担う。
 ヘンリエッタのフォローもあり、停止が決まった。

 シロエと対峙した時は、彼の秘密主義相手に「前例が無いからできない」と言い続けた菫星、新しい一歩へ!

ルグリウス『スクィナ……、なぜ俺を裏切った……!?』

ネルレス『黙れ! 俺はルグリウスではない!』

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 オープニングのが「口伝」だったのか!

■ゲームシステムを越えて
 一方、衛士ネルレスと対峙し続けたアカツキは、遂に「口伝」の境地にたどり着く。
 その正体とは、己の能力を最大限に活かす
 それだけの事だった。

 お前は己と向き合う事なく、力に頼り、力に支配された! そんなお前の強さは、私の弱さよりずっと脆いッ!

 アカツキが得意とした、高速移動用の「移動」スキルを戦闘中に発動
 高速移動による「分身」を為す!

 自分の中にあった力、口伝「影遁」を修得したアカツキは、借り物の力に振り回されるネルレスを圧倒する!

多々良『―――私のところへ来い、張ってでも来い、走れ!』

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※「そっちも走れよ!」は禁句。

■多々良、託す
 が、彼の「氷結」で愛刀を絡め取られてしまい、武器を失ったアカツキに念話が届いた。
 レイド褒章を扱う多々良が、秘蔵の刀を譲ってくれたのだ。

 喰鉄虫・多々良、打ち直し――――、あげるって言ってるんだ。私の刀で、あれを倒して!

 それもアカツキに扱いやすいよう
 敢えて刀の丈を短く詰め、打ち直して仕立て直したらしい。

※打ち直しとは、文字通り、刀を打ち直す事(火事でダメになった刀などに行われた)。刀匠なのかこの人!?

ナズナ『シロエの後輩なら、あたしの後輩みたいなもんだ、一肌脱ぐかね♪』

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 総合的な支援職、カンナギらしい「口伝」!

■アキバレイド!
 喰鉄虫・多々良を得たとはい、HPが減りきっていたアカツキを、味方が次々と支援する!
 単独、3人や6人の、いつものパーティでは味わえない
 たくさんの意思が一つとなる醍醐味!

 いわゆる発想の転換さね♪ な? ……くだらないだろ?

 ここにきて、ようやく「自分がレイドの中にいる」と実感したアカツキは
 仲間と戦う嬉しさに、思わず涙した。

 そんな彼女に「防御壁呪文を、足場に使う」という自らの口伝を見せるナズナ。

 この時、な、くだらないだろ?の苦笑交じりな感じが素敵で、ナズナさんが改めて好きになりました。

『3!』『2!』『1! 今ですっ!!』『ギリギリ50メートル! エリア外っ!』

リーゼ『フリージング・ライナーッ!!』

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 やがて、再びアカツキの下にネルレスが現れたのを見計らい、姫が、そしてリーゼがスタンバイ!
 何やってんのこの二人!?

 ギリギリ、50メートルエリア外の追求!

『もう、仲間の血は一滴たりとも流させないッ! 代わりに存分にお詫びなさい!』

ナズナ『もう転移は出来ないよ? 魔力の供給は断ち切った』

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 リーゼさんスゲェ!仕上げBGMがスゲェ格好良かった!!

■さらば妖刀
 タイミングを計って「魔力供給」を断った事で、ようやくネルレスの足を止める事が出来た。
 後は、氷結で動けないネルレスの、手にした刀をヘシ折るだけ!

 ええ、残りHPなど関係なかったのです。狙いはあくまで、あの呪いの刀。

 元々、この作戦は「刀をへし折る為」だったというヘンリエッタの種明かし
 姫様も一緒になって祝いあい、戦いは終わった。

 おずおずと手を下げた姫様に、はい♪とハイタッチするヘンリエッタ、毎度ながら良い女過ぎる!

ソウジロウ『お疲れ様! さすがだね♪』

ナズナ『へっへー、それほどです♪』

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 また、実は完全武装だったソウジロウ以下、男性陣もいざという時の為にスタンバってたらしい。
 ソウジロウも、やっぱ良い男だわ。

 やっぱ女の子は強いや……、ね、シロ先輩?

 とは彼の弁ですが、信じつつもちゃんと備えているってのは良いですよね。頼りがいがあって。

リーゼ『ヤバい♪ チョーヤバぁい♪』

『パジャマパーティーなんて初めてだ……』『私も…』

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 何気に、頬を染めてる多々良さんが可愛いというか、色気があるというか。

■「頑張る」理由
 大晦日、悪鬼を退散させた水楓の乙女は、みんなで揃って年越しパジャマパーティーとなった。
 アレ、ソウさんが何気に寂しくないですかコレ!?

 誰かを守るというのは、誰かの居場所を作ってあげる事、誰かが笑って過ごせる場所を作る事…!

 姫様と友達になったアカツキやら、はしゃぎまわる乙女(+α)が可愛すぎますが
 今回の件を通して、彼女が知った物も面白い。

 だってこの言葉、第3話「奈落の参道」で直継が言った言葉と全く一緒ですもの。直継はやはり偉大祭。

アカツキ『やっと解った、主君は、その為に頑張っていたのだ……!』

『―――逢いたいなぁ…』

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 舞い上がりまくってるアカツキが可愛すぎ祭りである。

■立ち上がれ、もう一度
 今回の一件で、「シロエが頑張る理由」を察したアカツキは、ふと彼が恋しくなった。
 が、ちょうどその時、図ったように彼から念話が……。
 謀ったな!?

 こっちはまだ色々あってね……、でも諦めないよ。これからまた、リ・トライだ!

 一方、クリスマスの際に彼を戦死させた
 あのレイドボス「鎧の巨人」を今度こそ倒すために、シロエもまた奮起していた!

 レイドにつぐレイド、さぁレイドバトルとデミ祭りの再開だ!

予告『クリスマスの時、シロエは死んだ。ルールが変わったのだ―――』

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 一期第一話では、「単独プレイ中心、無口だけど腕が良い」というキャラだったアカツキ。快い成長譚。

■収拾と「おさらい」
 口伝も、「味のある調理」の時と同じ発想から生まれる、ゲームシステムを外れた技だったと。
 リーゼも「ゲーム時代とは、違う」事を危惧していたように
 変化する状況が新たなキーワード。

 フレーバーテキスト現実化なんてあくまで序の口、この世界自体が「現実化」しつつある!

 以前、この世界が更に現実に近付き、モンスターまで自我を獲得しつつある示唆もあり
 ますます混沌さを増すログ・ホライズンといった感じ。

 シロエ達のレイドも、単なる力量差や戦術ミスだけでなく、何かしら突破口となるものがあるのでしょうか?
 にしても、最後のシーンのアカツキ可愛かった!

 次回、第9話「変わりゆく戦場」



二代目頑駄無大将軍(ガンダム大将軍) LEGEND BB版 出来上がり!

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20余年前、初めて「大将軍」の名を冠して登場したガンダム!

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 そのリファインキットとして、先ごろ発売されたものです。パーツを手でランナーから取り外せる
 ごく小さな接点による、タッチゲート採用ガンプラ。

 とても組み立てやすい反面、パーツ数を抑えて商品化されるのが「BB戦士」というもの。

 軍配とか真っ赤でシールもないので
 ガンダムマーカーの金色、先細の黒(セット販売のみ)なんかがあると、更に見栄えが良くなります

 が、そんなん抜きにしてとにかく格好良く、大満足のキットでした。余は満足じゃ。

カブト飾りの「銀色」はシールで再現

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 なのですが、ガンダムマーカーの「消しペン」を押し当てた後、乾いたウェットティッシュで拭き取り
 表面の金色を剥ぎ取ると、地色の銀メッキになって奇麗。
ウェットティッシュは柔らかく頑丈なので。

 BB戦士は色分けが少なく、とても奥が深いキットなので、その気になるとメチャクチャ難しいです。

 画像の場合は、ガンダムマーカーだけで手軽に済ませました。
 が、スゴイ人はスゴイんですよねー。

 私のは製作も写真も未熟ですが、キットはとても良いので、ぜひお勧めです。10/18発売完全新規。
 さあ、次は箱が小さすぎて扱いに困るライトニングBWS作ろうかしら。

■公式の商品紹介はこちら
 http://bandai-hobby.net/site/BB/395.html


ソードアート・オンラインII 第20話「スリーピング・ナイツ」感想。うわ、ズルイ(二重の意味で)!!

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敵もズルけりゃ、キリトさんもズルい! さすがですキリトさん!

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 今週も色々あったはずなのに、〆に登場したダンナさんがズル過ぎるぞ第20話! 黒の剣士きたない!
 でもメンバーは定員ですから、この場限りのお助けキャラ?
 いずれにせよ、あの登場はズルいね!

 アスナ、ぶつからなきゃ伝わらない事だってあるよ。たとえば、どれくらい真剣なのか、とかね?

ネトゲとしてのSAO
 デスゲーム要素も魅力のSAOですが、今回、ネトゲ本来の楽しさって感じも。
 みんなで頑張って、自分たちの居た証を残したいってワガママ
 ナイスだね!

 もっとも、オープニングでも今回でも、ユウキは意味深ですが、果たして彼女(彼?)の正体とは?

ユウキ『この層のボスを倒したいんだ~、ここにいるメンバーだけでっ!』

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 OPのコレが「剣士の碑」だったのか!

■ユウキと本気
 2025年1月、春には解散してしまうという他所ネットゲームのチーム「スリーピング・ナイツ」は
 チーム最後の思い出作りの場として何故かALOを選び
 ボス攻略を始めた。

 本来7人×7チーム、49人攻略を想定した「ボス」を7人で倒し、剣士の碑に全員の名を刻みたいのだ。

 快諾したアスナの指示もあり、自分たちが大手ギルドの「偵察役」にさせられていたと気付くユウキ達。
 開き直り、道を阻む彼らに、ユウキが無謀な挑戦を持ちかけた
 妻の危機を聞きつけ、キリトが現れる!

 次回、第21話「剣士の碑」。

シウネー『私たちが一緒に旅を出来るのも、多分、この春までなんです…』

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 ユウキの演出がいちいち意味深なのは……?

■眠れる騎士団
 ロザリオ篇の1話で描かれたように、ボス戦はとても大規模で、7人*7隊の49人レイド戦となる。
 その想定で設計されている為、7人で挑むなぞ論外だ。
 が。

 パーティが複数になると、記されるのがパーティ・リーダーだけになってしまうのです……

 別ゲームのパーティだった彼らは、この春で解散となる。
 その前に、全員の名を「ボス攻略の証、剣士の碑」に残しておきたいと思いついたらしい。

 なるほど、そりゃ挑みたいし、精鋭が望ましいってなワケだ。

アスナ『私はまだ、安全マージンに縛られている……』

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 HPゼロ=死だったSAO時代には出来なかった、けれど根源的な楽しさ。

■ゲームの初心
 ユウキ達の戦いは効率度外視、もしかしたら「この無茶自体が思い出作り」なのかもしれません。
 そして、無茶だからこそ達成できた時に嬉しい!
 ダメ元の楽しさ!

 安全な攻略、決められた勝利、それだけがゲームの楽しさじゃない……、ユウキ達はその事を知ってるんだ。

 SAO時代を思い起こし、効率を捨てて「協力する」と決めるアスナ。
 思えば、親の敷いたレールを飛び出したいという、アスナ自身の思いも重なっていくのかも。

 にしてもまあ、ムチャクチャである。でもそれが楽しい。

ユウキ『―――ボクの秘密に、気付いちゃったから』

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 また、「キリトを選ばなかった理由」をこう明言。

■ユウキの秘密
 この世界(ネットゲーム世界)の住人、フルダイヴ環境そのものの申し子………。
 そうキリトが評したユウキの正体。

 考えて見れば「フルダイヴの申し子」なら、AI説はありえませんね。

 なら「現実世界には、居ない人間」?
 また、第18話で見せてくれたように、「キャラの外見は好きなように作る事ができる」ゲームです。

 フルダイヴにキリト以上に長けているけれど、SAOに未参戦だったというユウキの謎。

 年齢&性別不肖、というより「男である可能性」が高いのでしょうか?

明日奈『な、何するのよ母さんっ!』

結城京子『先月、食事の時間に遅れたときに、母さん言ったわよね?』

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 が、明日奈が謝ったとき驚いていた様子からすると、そう怖い人でもないのかも。

■タイムリミット
 が、楽しさのあまり「夕方六時半の夕食」を忘れていた明日奈は、電源を切られてしまう。
 本当なら25分、そこらには座ってなければいけないのに
 既に35分、弁解の仕様も無い。

 ごめん、なさい……、次から気をつけます…。

 明日奈は素直に謝るが、「次やったら取り上げ」だと釘を刺される。
 ただでさえ「ボス戦」は時間がかかるのに。

 これは明日奈、一旦離脱のフラグが立ってしまったのかも。

京子『そのおかしな機械のせいで、大切な二年間を無駄にしちゃったのよ?』

『見るのもイヤだとは思わないの?』

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 壁の写真、明日奈の幼馴染らしき二人めちゃくちゃ意味深。

■フルダイヴ
 やがて「フルダイヴゲーム」自体が否定されますが、それは残念ながら当然な事。
 けれど、あのSAOでたくさんの想い出を作ったのも確かで
 その延長に今があるのです。

 明日奈は敢えて和人を頼ることもせず、独り涙に暮れるのですが……。

 明日奈の主観と、京子の客観。この親子、ここの温度差は深刻ですよねホント。

アスナ『じゃあ、ちょっとボス部屋を覗きにいきますか?』

スリーピング・ナイツ『おぉーっ!』

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 で、この時「足元」に映ったのがポイントだったのね。

■経験者、気付く
 ボス攻略に大切なのは、相手の戦法や弱点を分析する事、そこで威力偵察と相成ったワケですが……。
 なぜかボス部屋の前に隠れていたパーティが。

 あれは、“ボス攻略専門ギルドの斥候隊”だわ。

 テキトーにあしらい 
 ボスに挑み、敗退したアスナ達。

 直後、あのパーティが自分たちに「監視カメラ」を引っ付けて、ボスを観察していたと気付きます。

アスナ『ユウキ達が決死の頑張りで、ボスの手の内を丸裸にしたから……』

シウネー『つまり、まんまとかませ犬役を演じてしまったと?』

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 モブの腕に書かれた、「秩父山中」が気になって気になって。。

■汚い、大手きたない
 ALOでのノウハウを持ってなかったユウキ達は、我知らず大手の鉄砲玉代わりに利用されていた。
 その「ズル」に気付いたアスナは、彼らが集結する前に取って返すが
 既に、彼らの先遣部隊が道をふさいでいた。

 アスナ、ぶつからなきゃ伝わらない事だってあるよ。たとえば、どれくらい真剣なのか、とかね?

 人数任せで、「自分らが先だ」と我が物顔する大手に、ユウキの静かな怒りが炸裂!
 彼女がケンカを売り、乱戦となってしまう。

 ボスを倒したいという意思で、決して譲らないと見せ付けるユウキ!

大手ギルドメンバー『き、汚ねぇ……、不意打ちしやがって!』

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 なお、ユウキは面と向かってケンカを売った上「相手が剣に手をかける」まで、ちゃんと待ちました。
 直前に、カチャンって音がしてましたし。

 なのに被害者ぶる大手ギルドのオッサン!

 いやぁコレは本当に汚い。おおてきたない。

ユウキ『ごめんねアスナ、巻き込んじゃって…、でもボク後悔はしてないよ?』

『だって、さっきのアスナ、出会ってから一番良い顔で笑ったもん!』

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 きたない、キリトさんきたない!

■通行止めタイム!
 ユウキの姿に「母の前で萎縮し、本気で今の学校にいたいのだと見せていなかった」と気付き
 アスナは微笑むが、敵の増援部隊が背後から迫る!

 悪いな――――、ここは通行止めだ!

 が、実は事情を察して混ざりこんでいたキリトさんが突出、道をふさいでしまった!
 これぞ「逆・内助の功」!
 うわズルイ!

 格好良すぎるキリトさんに任せ、今こそ「ボス」攻略の時か! って展開早くない!?

まさかのキリト君参戦! はてさてユウキの正体とは?

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 リーファとか、アスナの副アカみたいに外見は好きなように設定できるワケですしねえ。

「フルダイヴ」の申し子
 展開もサブタイも、早くもボス攻略を達成しそうな勢いを感じますが、続く展開とは?
 てかキリトさんOPもEDも居なかったのにっ!

 OPでやたら楽しそうに議論し、挑んでゆくスリーピング・ナイツ!

 その目的が思い出作りと判明
 いやもう、今回、色々納得な回でしたねえ。
 この「眠れる騎士団」というのも、何か意味のあるチーム名なのでしょうか?

 次回、第21話「剣士の碑」。



Fate/stay night -UBW- 第07話「死闘の報酬<こたえ>」感想、芽生える友情、燃える理想。アーチャーの名言回!

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他の全てに劣っても、ただ「技」だけで渡り合う! アサシン渋すぎる!!

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 弓兵と魔術師、剣士と暗殺者、英霊の二面激突回となった第7話! どこをとってもスゴかった!
 中でも、基礎スペックで大きく譲りつつも、純粋に技量だけで渡り合い
 最後には友情まで芽生えるアサシン、カッコ良過ぎ!

 さらばだ。理想を抱いて、溺死しろ。

言ったァ!!
 そして遂に言ったよあの台詞! あのやりとりだけで、もうバトルも吹っ飛ぶくらい魅入られた!
 士郎の甘い考えに、ここから更に印象深くなる言葉!

 義父、切嗣が越えられなかった壁を思い起こさせ、良くも悪くも士郎の決意が燃え上がった回でしたね!

『ふざけた事を。あなたを止められないようでは、英雄などとは呼べない』

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 剣士と弓兵、二人まとめて止めなきゃ剣豪失格。キャスター無茶振り過ぎィ!

■方法論
 柳洞寺に陣地を据え、英霊避けの結界と「アサシン」で万全の守りを備えた英霊キャスター。
 が、アサシンがセイバーとの戦いに集中した為
 アーチャーが陣内に侵入する。

 士郎を救い、キャスターを追い詰めるアーチャーだったが、バーサーカーを倒させる為に見逃す。

 それが「少数を犠牲に、ひいては世界そのものを救う為だ」と聞かされ
 訣別を言い放った士郎は、アーチャーに斬られた。

 セイバーと本気で戦いたいアサシンは、彼女と士郎に助勢し、二人は辛くも自宅へと逃げ帰る。

 次回、第08話「冬の日、心の所在」。

セイバー『(重さ、威力、速度、全てこちらが上回っているのに……!?)』

アサシン『―――応さ。力も気合もそちらが上、こちらの見せ場は上手さだけよ』

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 長所も短所も理解した男、雅にして不敵、小次郎カッコイイ!

佐々木小次郎を名乗る英霊
 山門、違和感を交えて戦っていたセイバーは、敵が「剣技で、こちらを遥かに上回る故」と理解する。
 スペックのセイバー、技巧のアサシン!

 いや、お見事。その首、七度は落としたつもりだが……、西洋の棒振りにも、術理はあったのだな?

 アサシン、悠然!
 それでいて「お前と戦うのが楽しくてならん!」という、少年めいた雰囲気も残す剣豪。
 内心、素直に技量差を認めるセイバーさんも勇ましいわ。

 互いに挑発しながらも、小次郎は「さあ本気を出せ(意訳)」と言葉を重ねる。

キャスター『そう。そもそも、あの“犬”にマスターなど存在しないのですからね?』

アサシン『―――キャスター、貴様! ルールを破ったな!!』

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 そして、いちいちディスられる小次郎

■キャスターの戦争
 実は、アサシンは「魔術師の英霊<キャスター>」が呼び出した、ルール破りの英霊だと発覚。
 それゆえ、本来の暗殺者とは異なるのだ、と。

 聖杯戦争に勝つなんて簡単ですもの。私が手を尽くしているのは、その後を考えているだけ

 キャスターは「高ランクの魔術師」なので
 聖杯戦争の仕組みを理解し、彼女なりにルールの穴を突いて戦っている。

 前回、「英霊は、人間に勝手に呼び出されている」とアチャさんが語りましたが、英霊も好き勝手!

キャスター『私を“魔女”と呼んだ者には、相応の罰を与えます』

アーチャー『ほう。“かすり傷さえ”と言ったな? では一撃だけ―――!』

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 セイバー、ランサー、アーチャーの「三騎士」には、対魔法耐性があり戦いにくい。
 だが、彼女の陣地である境内ならば易々と勝てる。

 そういいきったキャスターに、アーチャー、試しの一撃!

 身体能力差で一発さ!
 さっすがアーチャーさんってば容赦ない!

キャスター『残念ね? アーチャー』

アーチャー『―――この境内なら、“魔法の真似事”さえ可能という事か』

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 魔法 > (越えられない壁) > 魔術。

■魔術師<キャスター>
 が、当然キャスターは全くの無傷であり、アーチャーを「買いかぶりすぎた」と嘲笑。
 空を舞い、砲台よろしく無数の火線を放ってくる!

 女狐め、よほど魔力を溜め込んだなッ!

 地に空に、縦横無尽にかわしまくるアーチャーさんカッコイイ!
 キャスターの砲撃力もとんでもない!

 剣で砲撃をそらし、砂利道を蹴り走るアーチャー! カメラワークも凝ってる!

アーチャー『―――あの間抜けッ!』

士郎『やっべぇ!』

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 お二人さん、人の寺の屋根でイチャイチャしないでください

「たわけ!」
 神様めいた戦いの中、パンピーの士郎は気まぐれに焼かれるところだったが――――
 とっさに、アーチャーに救われる。

 ええいガキか貴様!? バカでガキとはもはや手をつけられん! せめてどちらかに決めておけ、たわけ!

 アーチャーさんの長台詞!
 台詞こそ長いけど、同レベルっぽい応酬は今週の癒し。

 これには思わずキャスターさんも砲撃停止、ニヤッとしたのち再開するしかないのである。

小次郎『―――こちらも主の危機だ。手の内を隠す余裕は無くなった』

『が、この期に及んでも宝具を明かさないのだな?』

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 本気を出さなければ即死だった。

■佐々木小次郎
 やや前後しますが、そろそろ時間がなくなってきたとアサシンは気付くも
 セイバーはなお、本気で戦ってくれない。

 だがそれでは困る―――、死力を尽くせぬのなら、その信念、力ずくでこじ開けようか。

 ならば「本気を出させてやる」と言い放ち、放つは小次郎代名詞!
 秘剣、燕返し―――!

 これぞ東洋の神秘!(文字通りの意味で)

 このままでは、自分は切り刻まれると気付いたセイバーは、その真価を発揮するも―――

セイバー『遅かった!』

小次郎『――――凌いだな!? 我が秘剣を』

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 もうホント、小次郎、cv三木さんが雅すぎて素敵過ぎる。

■燕返し
 剣では受けるには遅かったが、致命傷を避けたセイバーを、小次郎は賞賛する。
 とっておきの秘剣を、小次郎は悠々と「芸」だと語る

 なぁに、そうたいした芸ではない。たまさか燕を斬ろうと思いつき、身についただけのものだ―――

 その原理は「ただの剣術」
 一度に三回、剣を振る、その夢物語を剣技で成立させた。

 小次郎の並外れた技量が、何の魔術も使わず「宝具と同等の現象」に達させた、剣のサーヴァント!

『いかに三騎士といえど、空間そのものを固定されては動けないのでなくて?』

アーチャー『―――わせ。たわけ! かわせと言ったのだ! キャスターッ!!』

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 やはり、「弓を引く姿」に屈指の迫力がある!カッコイイわ!

■偽・螺旋剣<カラドボルグ供
 咄嗟に士郎を助けてしまったアーチャーは、空間ごと固定する魔術で危機に陥ってしまうが
 勝利を確信したキャスターは、逆に不意を突かれる格好となり
 アーチャー、渾身の投影弓を受けた。

 気に入ったわ、私と手を組みなさい。私にはこの戦いを終わらせる用意がある―――!

 だが、アーチャーは彼女を見逃すと宣言
 士郎を驚かせる。

 今までのやり取りから、アーチャーと士郎が「対照的なようで、実はそっくりだ」と気付いたキャスターは
 その無自覚さを笑い、二人を深く気に入った。

 二人は同盟を拒絶したが、キャスターは愉快そうに姿を消してしまう

アーチャー『お前がここで何人殺そうが、私には与り知らぬことだ』

キャスター『ああら、酷い男――――?』

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 まだ与するほどの条件ではない、というアーチャー。

■似たもの同士
 アーチャーと士郎、この後の二人のやり取りも、おそらくはキャスターの想定内。
 キャスターは、アーチャーの心根を見抜いたらしい。

 アーチャーは犠牲をいとわないが、それは「犠牲を払ってでも、多くを救う為」なのだから。

 咄嗟に士郎を放っておけなかったように
 冷酷ぶっているようで、実は士郎と同じように他人思いすぎる男と思える。

 キャスターとしてではなく
 一人の人間として、二人のすれ違いっぷりに気付き、それが面白くて仕方なかったのではないでしょうか。

アーチャー『―――ならば、この街の人間には犠牲になって貰うしかあるまい』

切嗣(回想)『誰かを救うという事は、誰かを助けない、という事なんだ』

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 切嗣理論。

■正義の味方
 アーチャーは「むしろ、キャスターにはバーサーカーを倒して欲しい。街の犠牲は仕方ない」と言い
 街を護ろうとする士郎を激昂させる。

 一人も殺さないなどという方法では、けっきょく誰も救えない。

 聖杯を自分たちが取れば、最悪の事態は避けられる。
 大の為に、小を犠牲にすべきだ。 

 アーチャーの言葉に、義父・切嗣の「正義の味方」の諦観を見た士郎は、彼に背を向け、斬られる!

アーチャー『キャスターを追うつもりか?』

『―――戦う意義の無い衛宮士郎は、ここで死ね!』

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 イメージ映像を差し入れてくるスタイル。

■偽善
 敵わないと解ってなおキャスターを追おうとした士郎を、アーチャーは偽善だと切り捨てる。
 自分の為でなく誰かの為に、平和という幻想を追いかける士郎を
 アーチャーは見限り、斬り捨てた。

 さらばだ。理想を抱いて、溺死しろ。

 お前は何も解ってない、お前が理想に押しつぶされる前に、俺が介錯してやると言いたげなアーチャー。
 この台詞の意味は、もっと後で深まってくるんですが
 今はとにかくカッコイイ。

 いきなり背後から切りつけるスタイル、アーチャー!

セイバー『―――アサシン、なぜ今、私を討たなかったのです?』

アサシン『なぁに、見蕩れてしまってな?』

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 アーチャー! もうホントどっちがアサシンなんだかっ!

「邪魔をするつもりか」
 ギリギリで逃げ延びた士郎を気遣い、無防備に飛び出したセイバーを小次郎は見逃す。
 いわく、主を思う張り詰めた様に見蕩れたと。

 見逃すとも。良き好敵手とは得難いものだ、万全の状態でなければ勿体無くて仕留められん。

 彼が、ただ剣士として戦いたいだけなのだと改めて知ったセイバーは、剣士として再戦を誓い
 その嬉しさに、小次郎は笑顔を見せる。

 非礼を詫びよう。確かにあなたは、死力を尽くすべき敵だった――――!

 士郎を殺そうとするアーチャーを小次郎が抑え、二人は撤退。とにかく小次郎に見惚れる一幕だった!

セイバー『―――彼の剣技は清流のようでした。心に邪なものが無いのでしょう』

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 シロウ、鏡に向かってパンチ!

「決めた!」
 何とか家に逃げ帰ったシロウは、大の為に小を殺すというアーチャーに反発する。
 だが、剣士セイバーは、彼の剣技から「邪なものが無い」と見て
 彼を非道ではない、と表現する。

 犠牲者を少なくする為に、犠牲者を出すなんて言ったアイツにだけは、負けることは許されない

 なおアーチャーを認められないシロウ。
 彼に助けられた不甲斐なさ、もう「戦わず済まそう」という考えを捨て、セイバーへの師事を願い出る。

 シロウ、フルボッコ祭りの開催であった――――。

予告慎二『いいじゃないか! サーヴァントってのはこうでなくちゃあ!』

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 いやあ、来週はワカメが豊作ですね!(歓喜)

■理由
 二面の激突が面白かった上、士郎・アーチャー・キャスターは「戦う理由」へと話を進め
 一方、セイバーとアサシンは純粋な戦意が友情を生む!

 二面、それぞれの背景となるもの、得たものの違いもあってなお面白い一幕でしたね!

 相反してる
 けど「同じ」の士郎とアーチャー
 嗚呼、Unlimited Blade Worksな感じになってきた!なお凛ちゃんさんは寝てた模様。

 次回、第08話「冬の日、心の所在」。



シドニアの騎士 2期は2015年4月に決定! 劇場版は3月に2週間限定で。2015年4月がまた一つ

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第2期「第九惑星戦役」編、人物に至るまでフルCGの物語、再び!

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 PVも配信中! http://www.knightsofsidonia.com/

■公式サイト更新!
 2014年春、4月から6月にかけて放映されたフルCGスペースオペラ「シドニアの騎士」
 その2クール目が確定しました!

 人物に至るまでフルCGという手法で、「ここまでやれる!」「だからこそやれる!」と見せ付けた作品!

 対話不能の異星生命体に地球を滅ぼされた時、種の存続を賭けて幾つも出航した都市級巨大艦の一つ
 世代を重ね、再び異星体「ガウナ」と遭遇してしまった彼ら
 ロボット戦争を描くアニメーション。

 いよいよ2期です! ウチクダケー! 本ブログ、一期での感想はこちら。

同時期放送開始アニメは、ジャンプ「食戟のソーマ」など

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 劇場版は3月、2週間限定だそうです。

■2015年4月アニメ
 やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続
 うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVEレボリューションズ
 デジモンアドベンチャー 新シリーズ
 ベイビーステップ 第2シリーズ
 てーきゅう 第4期
 食戟のソーマ

 などなど。



「理想を抱いて溺死しろ」と二次創作 Fate/stay night UBW 第07話「死闘の報酬<こたえ>」と。

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策士策に溺れるように、理想にこだわる余り、かえって悲惨な事になる。

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 理想に押しつぶされる前に、俺が介錯してやらぁとされる、アーチャーでcv諏訪部さんな名言。

■アーチャー名言伝
 タイプムーンで人気台詞ランキングを行った際、結果としてアーチャー無双になったといわしめた弓兵。
 その代表的な台詞に「まったくUBW 7話は最高だぜ!」
 だった第7話。

 なんですが、有名すぎて二次創作も多いのですよねー、という話。これが貼りたかっただけです。

 抱き枕を抱いて溺死しろ
 そんなん言われても困りますが、巻末によれば「そんな彼らは例外なく幸せな顔をしている」だそうな

プリズマ☆イリヤ作者、ひろやまひろし先生の同人誌より

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 Fateをベースに、同人誌あるあるを描いたという「嘘予告」の一部。

■聖杯戦争<コミックマーケット>
 また、ランサーのゲイボルグを本作に置き換えると
 原稿がもう落ちる、間に合わないという状況に陥ったとき、鋭いGペンで言行を貫く荒業となる。

 つまり、原稿が落ちるという「結果」を先に作り、原稿をぶち抜くという「原因」を導く。

 要するに自暴自棄である。
 ぜひ、ひろや☆まひろ先生にはこのネタで本を描いて欲しいですが、未だ叶わぬ見果てぬ嘘予告。

■同人誌
 以上は「KALMIA ARCHIVE カルミアアーカイブ」より。
 2007年発行のまとめ本なので、初期掲載は2005年の同人誌だったそうな。

 そんな古い本の話を何故するのかというと、つい脳裏の浮かんだので。それだけなのです。



アカメが斬る! 第21話「絶望を斬る」感想、マインとスサノオ、死力の結末……!

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その戦いはヒーローのように、その最期はヒロインのように。マイン、散る

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 サブタイそのままに、どこまでも絶望しないタツミとマインを描くと共に、スサノオ、散る。
 これほど、さらばだ!という散り際がしっくり来る男もそう居ない!
 男の散り際だった、スーさん!

 帝具として生まれて千年。これほどまでに楽しい時を過ごしたことは無かった……、悔いは無い。さらばだ!

勝ち組として
 マインも、「エスデスと同格の大将軍」として、前回タツミを一蹴した猛将と刺し違えて戦死。
 ピンチになるほど燃える帝具、表情がいちいち少年漫画だ!
 不撓不屈!

 そのくせ、最期はどこまでも乙女として逝ってしまったマイン、フルメンバーから半分切りましたよ…。

エスデス『―――タツミ』

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 冒頭、実は眼が死んでいなかったタツミ。これは惚れる。

■救出の代価
 革命軍の反乱作戦すら脇に置き、作戦用トラップを流用、タツミ救出に死力を尽くすナイトレイド。
 その最中、帝国最強の双璧「ブドー」を相手にするという最大のピンチに
 マインは精神力を振り絞り、これを撃破。

 一方、エスデスと対峙したスサノオは「奥の手」を以ってしても彼女に抗しえず、捨石となって戦死する。

 彼の犠牲で逃げ延びたナイトレイド
 その道中、精神力を消耗しきったマインもまた、思いのたけをタツミに伝え、息を引き取る。

 次回、第22話「妹を斬る」

エスデス『申し出を受けねば、お前は死ぬしかない!』

『――――仲間の場所を吐けとは言わん。ただ、傍にいればそれでいい』

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 ナイトレイドの結束も熱いが、エスデス将軍も勇ましすぎる

曲げない少年
 かつてタツミが囚われた時と真逆に、率先して切り込もうとするマインを止め、全員進撃が決まった。
 囚われたタツミもまた、自分を曲げるくらいなら死ぬと覚悟し
 あくまで、民の側に立とうとする。

 そうか―――、ならば仕方ない。処刑は私自ら行う、後はお前の命の強さに賭けよう

 硬軟両方でタツミに迫り、自ら処刑すると決めるエスデス。
 むしろ、主張を曲げない強い男「だから」こそ惚れる訳で、もうエスデス様も決意するしかない。

 我が身可愛さに主張を曲げるような男なら、そもそも、ここまでベタ惚れてないでしょうしねえ。

ウェイブ『隊長はタツミの事が好きなんだろ!? なのにどうして!』

ラン『まあ、“愛ゆえに”というところでしょうか……』

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 来週はクロメも決戦、ウェイブの辿る道とは?

■余命
 話を聞いたウェイブは理解不能だと悩むが、ラン、クロメはエスデスの気持ちを理解する。
 いずれにせよ、もうタツミの処刑は免れないのだから。

 私には解るよ、誰かに殺されるくらいなら、自分の手で殺したい―――、大好きだから。

 常識的なウェイブ、次々と仲間が死ぬ極限状態を生き抜いたクロメのギャップ。
 しかし、ランが以前に見せた背信は何だったのか?

 以前もアカメとの交戦を避けていますし、実は革命軍なのでしょうか?

『ラバック! お前が仕掛けていた爆弾だ、予定とは違うが使わせてもらうぞ!』

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 なお、大臣は君子危うきに近寄らなかった模様。

■絶望を斬る
 いざ始まった公開処刑、人体急所を知るエスデスは、タツミの生命力を試すと宣言。
 が、処刑開始と共に、アカメを除くメンバーが雪崩れ込む!

 何の策も無しに来たとは思っていなかったが……、面白い!

 ラバーーーーック!
 ここにきて、ラバックさんの仕込みと聞いて嬉しかった! 今回のアジトもラバックの場所でしたし。

 絶望せず、最後まで自分を貫いたタツミに、救援部隊が現れる!

ブドー『やるではないか。処刑台の少年といい、道を踏み外した事が悔やまれる』

マイン『余計なお世話! あたしはあたしの道を行くのよッ!』

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 おそらく、身体的には最低クラスでも一切怯まない、それがマイン!

■浪漫砲台vs雷神憤怒
 エスデス、ブドー相手に二対一となったナイトレイド、しかしブドー側ではレオーネが早々に戦線離脱
 マインは帝国最強の将に、一対一を強いられる。

 なるほど、貴様だからこそ使いこなせる帝具のようだ―――、帝具も貴様に応えている!

 前回、タツミを瞬殺した雷神相手に、そのリスクでパワーアップするマイン!
 威力は反則、肉体的には脆弱!

 それでも喰らいつくマイン、不撓不屈っぷりが完全にヒーロー!

ナジェンダ『私たちはしぶとい…、氷漬けにしたからと油断しないほうがいいぞ!』

『行け、スサノオ! エスデスを倒せ!!』

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 スーさん最強モード再び!

■三度の切り札
 一方、エスデス相手に二対一のナジェンダだったが、近接戦で易々とスサノオを上回られ
 早くも「切り札」を解禁!

 奥の手か! 面白い……、だがそれでも私は倒せん!

 コロ同様の生物帝具という事で、さすがエスデス様も手馴れたもの。
 巨大獣を一蹴したスサノオでも歯が立たない!

 エスデスさまってば強すぎィ!解禁モードのスーさんでもダメってどうすりゃ良いの!?

 こう怪獣大決戦となると、基本、近接系のナジェンダさんも支援しにくいですね。銃器系なら良かったのに。

マイン『全員で、誰一人欠ける事なく戻るのよ―――、絶対に!』

ブドー『帝具アドラメデクの奥の手、喰らうがいい!』

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 暴風になぶられ、いつもの髪飾りが吹き飛ぶマイン!

最大の一撃
 マインに敬意を表したブドーは、帝具アドラメデクの「奥の手」を解禁。
 稲妻の一撃、ソリッドシューター!

 だがマインは、敢えてその直撃寸前までチャージに専念し、最大のピンチに仕立てて返す!

 パンプキンが崩壊するまで引き出したパワーは
 ソリッドシューターを雲ごと打ち砕き、見事ブドーを撃破する――――。

 勝利と帝具崩壊、この死亡フラグ……。思えばこれだけのパワーをどこから引き出したかってな話な訳で。

ナジェンダ『―――作戦終了! 全員、撤退するぞ!』

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 ちょうど「インクルシオ」のを回収役だったアカメが間に合い、力尽きたマインを支えるタツミ。
 当人と帝具の回収、帝都最強を誇った雷神の撃破
 これで勝利条件は整った!

 全員、誰一人欠ける事なく戻る!というマインの言葉は、文字通り為されるかと思われた。

 更に、ダメ押しで「ラバック仕込の火薬」まで発動させる隊長だったが―――

エスデス『私の前では、全てが凍る――――、時空を凍結させた』

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 愛と殲滅と、冷凍系を極めると時間停止に至るという、エスデス様の超ドS精神。

■マカハドマ
 しかし、ナジェンダも知らない新技をエスデスは編み出していた。
 タツミ達との出会いで、ドS様も進化していた!

 これこそ、タツミを二度と逃がさない為、また敵を確実に倒すために編み出した私の奥の手だ―――。

 タツミが一番、敵殲滅が二番という恐ろしい凍結技!
 むしろ敵殲滅がオマケ!

 一日一回制限、ちなみに「マカハドマ」とは仏教における八寒地獄の一つである! 神道vs仏教ッ!

ナジェンダ『スサノオの、核が……!?』

エスデス『終わりだ――――、全員を拷問室に案内しよう』

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 時を凍らせ、ガード不能からスサノオを粉々に砕いたエスデスは、ご丁寧にコアまで踏み砕く!
 スーさん、亡骸すら残してもらえないのか!?

 しかし

エスデス『これは……、完全再生してるだと!?』

ナジェンダ『重ねがけ……、本来想定外だろうが、私の命で賄えるなら…!』

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 スサノオと言ったか、帝具ではなく戦士として、その名を覚えておいてやろう!

電光石火スサノオ
 だが、ナジェンダの生命力を注ぎ込んだ「重ねがけ」によって、スサノオは強引に復活。
 それでもなお、足止めが精一杯だと見込んだ彼は
 独り、エスデスを迎え撃つ。

 帝具として生まれて千年。これほどまでに楽しい時を過ごしたことは無かった……、悔いは無い。さらばだ!

 もう「切り札」も使い切り、帝具としての機能は大きく損なわれたといっていいスサノオ。
 だからといって、自ら残って迎撃するとは……。
 さらばだ!がカッコイイ!

 かつて、「全部終わったらラバックと三人でナンパしよう」と約束したスーさんもまた、ここに散る。

タツミ『今アジトに連れて行ってやる! こんな傷、すぐに治るからな!』

マイン『降ろして……、いいから、降ろして』

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 しかし空中マンタレイと別路、タツミと二人きりで戻る途中、マインは己の死期を悟る。
 顔には、既にくっきりと死相が浮かんでいた。

 ブドーとの戦い、最後の一撃以降、急速に弱っていたマイン

 最後の打ち合いの余波と
 そして、パンプキンのエネルギー源として、精神力を根こそぎ使い切ってしまったのか。

※セリューとの最後の戦いの際、ピンチで高揚した精神力をエネルギーにする、とか言ってたはず。

マイン『――――最後まで、一緒に戦いたかったけど……』

タツミ『何言ってるんだよ、これからだって、ずっと、一緒に……!』

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 事実上7月放映の第3話以来、地道にヒロインとして頑張ってきたマイン、ここでリタイア……。

■勝ち組
 安寧道のキラキラ教主事件以来、一気に仲を深めつつあったマイン。
 アジトへたどり着く余力もなく、夕暮れの川辺でタツミに告白し、静かに息を引き取る。

 何言ってんのよ………、私はもう、勝ち組よ…………、大好き、よ…。

 散々不幸を味わったから、もうそんな不幸が起きない世界をつくり、たっぷり幸せになってやる。
 勝ち組の信念を、ただただ好いた男を救えた幸福に代えて―――。

 気持ちすら気付かれなかったチェルシー、はねつけられたエスデスとは異なるものの、やはり悲しい。

次回、もう「帝具の真価」も使えぬクロメ、姉と最期の死闘に挑む

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 ブドー大将軍も、今まで幾度か触れられてただけにもっと見たかったなぁ……。全24話という話も。

絶望を斬る
 タツミ、スサノオ、マイン、いずれも絶望的な状況に一切泣き言を言わぬまま貫き通し
 彼を助け、二人が戦死する事態に。
 スーさん……。

 アカメが斬る!というタイトルである以上、ある意味、ラバック以上の死亡フラグを持っていたマインも
 最後の最後で両思いになりつつ、散る。

 また、バトル的には一切活躍できなかったとはいえ
 ラバックの死、自分の死を目前にタツミの目が死んでいなかったのもカッコ良かった! 好かれるのも解るわ。

 次回、第22話「妹を斬る」



七つの大罪 第八話「恐るべき追跡者」感想、バンのたった一言の言葉。新たな聖騎士、強過ぎィ!

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新たなキーワード「魔神族」。刺されて始まり、刺されて終わる第8話!

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 Cパートを見終えて、初めて「いつか必ず、お前を奪う」に込めた気持ちが理解できる。憎い男だわ……。
 その万感の言葉を、背中越しで語るってところも男らしいし
 彼が不死身だと思うと、なお物悲しい。

 ああエレイン、いつか必ず、お前を……! …………最後まで、言わせろよ……!

本当の罪は滅ぼせない
 敢えてキングに石化させられた事も、前回の「罪滅ぼし」の言葉も、全てが繋がっていて悲しい。
 その一方で、かつて封印されたはずの「魔神族」という存在
 やたら強い聖騎士など、物語も一歩動いた感が。

 もっとも、ギーラが強いのか、まだ三人が様子見してるだけなのか判らんですが。

聖騎士ギーラ『死人の行く国……、なるほど。感謝します』

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 聖騎士ギーラ、スタイリッシュ自害。

■ただ一言
 エレインを思うバンの気持ちが「死者の都」への道を開くが
 追ってきたキングが、エレインの兄と知ったバンは、彼女を救えなかった贖罪代わりに彼に討たれた。

 が、エレインの亡霊が現れてバンを癒し、キングは二人の関係が想像と全く違ったと理解する。

 聖騎士がメリオダス達を襲っていると気付いたバンは
 かつて、エレインが死の間際に聞きたがり、自分が言えなかった一言だけを告げ、彼女と別れた。

 聖騎士ギーラの「爆発」を前に苦戦するバン達、その助勢にキングが駆けつける。

 次回、第九話「暗黒の脈動」。

ナレーター『聖騎士はかつて、他の三つの種族と共に魔神族を闇に葬った!』

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 そういや、このディアンヌの金槌とバンさんの三節棍、どこいったんでしょ?

■デケデケデン!
 いつの間にか冒頭のナレーションが変更され、かつて聖騎士が魔神族を葬ったという顛末
 その戦いを「聖戦」と呼ぶも、忘れられた。
 と語られる。

 そして現代では、七つの大罪を倒す事こそが「聖戦である」と捻じ曲がってしまった、と。

 女神、巨人、妖精の三種族?
 この顛末を聞くと、「聖騎士」という呼称も納得ですね。最初はそんなだったのか、と。最初は!

バン『てめえ、マジにキングなのか……』

キング『そう言ったろ?』

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 バンさん、ようやく納得する。そして……。

キングの故郷
 死者の都、エレインの亡霊を追ったバンは、キングに「彼女は自分の妹だ」と明かされる。
 妖精族のキングは、700年ぶりに戻った故郷が焼き払われ
 全てが失われたと知ったのだ。

 敵討ちに俺を殺したいってか? でも無駄だな? 俺は不死身だ!

 が、バンが開き直って嘲るに至り、神器・霊槍シャスティフォルで無慈悲にも石化させてしまう。
 彼が殺せないなら、永遠の苦しみを味わわせよう、と。

 納得の接点。しかし、キングに嘘を吹き込んだのはギルさんなのか?

エレイン『バンが奪いに来たのが命の泉じゃなくて、私だったら良かったのに…』

バン『ンじゃそーするか?』

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 ラブコメじゃ! ラブコメの波動じゃ!!

■森の聖女
 が、もちろんバンはエレインを傷付けず、むしろ寂しい日々を過ごした彼女の救いとなっていた。
 エレインさんってばデレ過ぎィ!
 心が読めるしね!

 いやマジだぜ? どうも人間と気が合わなくてよぉ……、それにお前、俺の話はマジで聞いてくれるもんな

 バンさん女殺し!前回つまんねー人生だけど、せめて長生きしたら良い事あるかもなんて言ってましたが
 そういう言葉も、ちゃんと真面目に取り合ってくれるエレイン
 本当に気に入ったようです。

 外見的には犯罪ですけどね!

エレイン『だ、ダメだよ嬉しいけど…、私が命の泉を守らなきゃ、この森は』

バン『まあ俺に任せとけ、お前の兄貴を探して、連れ戻すんだよっ!』

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 聞くに、どうも七百年ほども森に縛り付けられていたエレインは、退屈に倦んでいた。
 そんな彼女に、たった七日で、幸せな気持ちをくれたバン
 いつか「外に出してやる」と約束してくれたバン。

 これは惚れる。

 と言いつつ、彼女に抱きつかれて目を丸くするバンも、なんだか良いですね。好かれ慣れてない感じ。

エレイン『魔神族…、妖精王の森を燃やせるとすれば、煉獄の炎だけ』

『でも彼らは、古の大戦で女神族に敗れ、封印されたはず……』

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 女神族と魔神族、ストレートである。

■盗賊バン
 実はこの森は「妖精王の森」と呼ばれる、長い歴史を持った聖域だったらしい。
 だが、突然現れたいにしえの怪物に崩壊してゆく。

 ダメ、バン! 魔神の心臓は一つじゃ……!

 バンは自身の固有魔法で、一瞬に「敵の心臓を奪ってしまう」が、その油断が命取りとなり
 二人まとめて、魔神に命を奪われてしまった。

 かつて倒した古代種の復活、王道の伝説!! 覇王大系リューナイトとか思い出しますね!

エレイン『この……、水を…、飲んで………!』

バン『お、まえが……』

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 ボロボロで立ち上がり、傷が癒えていくバン。悲壮。

■生命の泉
 致命傷を負いつつも、なお「命の泉」を譲りあう二人。
 バンは最後まで杯を拒んだが、エレインが飲み干す姿に満足し、目を閉じた隙に口移しで譲られてしまう。

 待ってろ……、すぐ終わらせる。

 かくて盗賊バンは不死身となり、魔神族を決死の覚悟で葬り去るも、エレインと森は失われてしまった。
 これが事件の真相。

 人間の介入かと思ったら異常な事態。飲み干すのを見届けたバンの、不意を突くエレイン……。

エレイン『―――どうして、来てくれたの?』

バン『別に? 一言、言いに来ただけだっつの』

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 前回ラスト、エレインの影を見掛け、必死の形相になったバン。なのに背中合わせっていうのが。

贖罪と約束
 現代、キングに石化させられたバンを救ったのは、エレインの亡霊だった。
 しかし姿はバンにしか見えず、兄のキングを悲しませる。

 いつか必ず、お前を奪う。

 いつもの何気ない様子で、ただそれだけ言い残して立ち去ったバンに、エレインから涙がこぼれた。 
 彼女は兄に、バンが「キングがエレインの兄だと知ったから」
 敢えて自分を石化させたのだと告げる。

 不死の身体で出来る贖罪、不死の身体でなお「いつか奪う(自分も死ぬ)」と言い残すバン、男前……。

ギーラ『初めまして。―――死んできました』

ホーク『つか、この姉ちゃんヤッベーんじゃねえの!?』

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 コントしつつ、ディアンヌが串刺しにならないよう支えるメリさん、男前!

■聖騎士ギーラ
 贖罪の為に石化を受け入れつつも、エレインがそれを望んでいないと知り、立ち去ったバン。
 今の彼は、まだ仲間の為にやるべき事がある

 正直がっかりです、話ほどの魔力ではありませんでした………。

 その仲間、団長メリオダスとディアンヌは、この10年に頭角を現した聖騎士ギーラに苦戦していた。
 以前ディアンヌが使ったような、大地を操作するクリエイション(創造)も
 メリオダスのカウンターもギーラは物ともしない!

 様子見だったギルを除けば、初めて、大罪たちと互角以上に渡り合う「聖騎士」!

ギーラ『私のレイピアから、手を離しなさい!』

バン『人聞き悪いなぁ、俺は何も手を触れちゃいねえぜ?』

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 バンの特技は、触れずして、離れたものを奪う「強奪<スナッチ>」!!
 回想では、魔神の心臓を抉り出した技!

 前回、泉を奪った時といい、こうした固有能力があるのか!

 ちなみにギーラは「エクスプロージョン」、対象を自在にさせる爆破魔の聖騎士!どこが騎士やねん!

エリザベス『それが今、聖騎士が現れ、メリオダス様とディアンヌを!』

キング『―――で、オイラに助けて欲しいって事?』

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 そういや、第6話で「互いに呼び捨てにしよう」ってなったんでしたっけ。

エリザベス、出会う
 一方、脱豚のごとくトントコトコトコ!と逃げて来たエリザベスとホークは、キングと出会う。
 妹自身から、「バンを解ってあげて」と信じられぬ事を言われ
 キング、絶賛へそまがり中だったが……。

 キング様はお逃げください! ただ、この槍はお借りしますッ!!

 無力なりに、苦戦中のメリオダス達の為に戦いたい
 そう力を尽くす姫様に驚かされ、キングは姫に代わって「霊槍」を引き抜く

 最後、姫とホークが浮いてる姿がシュール。。。

ギーラ『しょせん、“伝説”とは幻想に過ぎないのでしょうか? …!?』

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 フッ飛ばされる場面、右下に足がちょこっと映ってるのが完全にコント。ひでえ!

■「やぁ、バン」
 ギーラの爆発魔力に苦戦するメリオダス達、苦戦しつつも「俺も庇えよ!」「やだ!」とコントする大罪!
 しかし、いよいよギーラが勝利を確信したところ
 キングが助勢に現れる。

 敢えてバンを刺し、バンの身体で穂先を隠し、不意打ちするキング! トコロテンか!!

 貫かれても「あ? 何?」と他人事なバン!
 今回、冒頭も最後もキングに刺されて終わるとか、どんだけ槍を刺されてるのさバンさん!?

エレイン『これを、この森の最後の種……、どこかに植えて…』

キング『ンなもん、てめえで……、お前がやれ!』

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 とにかくエレインに生きて欲しい切実さ、「言わせろよ…」にこもった悲しさ、cv鈴木達央さん好演……。

■ただ一言
 Cパートは魔神族を倒した直後、最期の瞬間の回想。
 エレインは「もう一度、ちゃんと聞かせて」と、最後の望みをバンに告げる。

 ああエレイン、いつか必ず、お前を……! …………最後まで、言わせろよ……!

 再会したバンが告げた「いつか必ずお前を奪う」の一言は
 バンが最後に言いきれなかった言葉

 そして、エレインが最後に聞きたがった言葉だったのだ、と。万感の一言だったのか……。

予告『キングはディアンヌが大好きだ! そして今日も後をつける!』

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 予告の余韻クラッシャーが深刻ッ!!

■感動の再会
 前回、キングが皮肉のつもりで言った「感動の再会」が、翌週の今回まさかの現実に。
 が、聖騎士が襲ってきたと気付いたバンは、本音をおくびにも出さず
 ただ一言、互いに大切な一言だけ言い残して去る!

 エレインが死ぬシーンで、あれだけ感情を溢れさせただけに、たった一言が酷く重い。

 サブタイ通り、ギーラも底知れませんが
 バンさんに対する好感度も、底知れないというか高止まりというか、熱すぎるわこの人。声も。

 次回、第九話「暗黒の脈動」。


くーねるまるた 2巻 [高尾じんぐ]感想、日常にちょっと一工夫。食う、寝る、マルタの物語

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「今日は何を食べますか?」 2巻からでも大丈夫! 留学生、マルタの日常短編

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※画像右下隅クリックで拡大。

 某ブログ感想で興味を持ったものの、1・3・4巻が入荷待ち状態の食と日常のコミック、2巻!
 待ちきれず、2巻から読み始めてしまったものの
 ごく短い1話完結なので問題なし!

 魚屋さんの売れ残りの干物で炊き込みご飯を作ったり、毎回、何かしら食べる一話完結コミック。

■食う・寝る・マルタ
 主人公の名前が「マルタ」だからってなタイトル。
 平和。

 1話6ページ程度のショートコミックなので、サクサク読めて面白い。アニメになるなら5分アニメ?

お金はなくともお腹は減る

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 炊き込みご飯を作った後は、2杯目はお茶漬け、3杯目は……と一工夫をこらしてゆく漫画。
 マルタさん暇人。

 留学生としてやるべき事をやり終えるも、去り難くモラトリアムってるそうな。 

 日々を楽しく美味しく過ごそうとするマルタさんのお話。

2巻の大きなトピックといえば、ヨッパライの神永さん登場!

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※女性です。

■酒と夢と
 実は「女医」としてちゃんと職を持ちつつも、絵描きの夢を捨て難く、美大志望を続ける女性。
 イマドキ変わった人である。

 マルタが済む古~いアパートの一室を、アトリエとして借りている。

 酔っ払ったら何か買って帰ってくる特徴があり、彼女の「お土産」がスタートになるのもしばしば。

その他、2巻で気になったトピックといえば「あんまん」

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 マルタさんは「つぶあん」が好きなので、つぶあん探して三千里するお話も収録。

 私はこしあん派です(半ギレ)
 いえいえ、つぶあんも美味しいので6対4くらいでこしあん派ですが。

 つぶあん探して町を歩くうち、「初めての街に」という散歩話でもあり、懐かしい気持ちになれるお話!

別にね、食べてるだけじゃないのです

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 春の気配を感じるある日、ふと運動したくなり、「平和の森公園アスレチック」に出かける話も。
 ああ、アスレチックも良いですよねー。
 気恥ずかしいでしょうが。

 このお話では、マルタに挑んでくる少年もゲスト出演。

 同じ土俵で無言で大人に「勝負」を挑んでくる少年、これまたどこか懐かしい気持ちになるエピソード。

収録

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 なお、どこかのFate/stay nightを思い出す瞬間もありますが、もみあげが違うのですとも。

 ビッグスピリッツコミックス スペシャル「くーねるまるた 2巻」。高尾じんぐ。
 週刊ビッグコミックスピリッツ連載、小学館発行。
 2013年6月発売(手元は第9刷)。

 第15話「3点セット」
 第16話「フリーマーケット」
 第17話「フィッシュ&チップス」
 第18話「居候」
 第19話「店番」
 第20話「東京のお正月」

 第21話「アジ」
 第22話「小さな演奏会」
 第23話「ファイト餃子」
 第24話「イベリコ豚」
 第25話「啓蟹」

 第26話「宴のあと」
 第27話「お婆さんの贈り物」
 第28話「豆腐干」
 第29話「お花見」
 第30話「東京」

話の合間には、登場した料理の作り方も掲載(細かい分量などの記載は無し)。

■関連
 バンブーブレード・シリーズ、BAMBOO BLADE Cを連載中。
 絵柄的にも、土塚先生の関係者っぽい。

くーねるまるた 5巻 [高尾じんぐ]感想、4巻からの続き物? 身内が来る第5巻

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なのですが、今巻もマルタさんは元気です。新たまねぎが恋しくなる!

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※画像右下隅クリックで拡大。

 我慢できず、2巻→5巻と読み進めてしまいましたが、どーも4巻ラストから続いていた模様。
 ちょっとやらかしちゃったか!

 が、そんなエピソードも過ぎ去り、冬から夏へと駆け抜けてゆく5巻です!

■新玉ねぎ!
 3月も過ぎる頃から出回る「新玉ねぎ」、収穫したてで水分が多く、いつもと違う美味しさ!
 しかも安い!

 まさにマルタさんにうってつけの食材で、堪能してました。春が恋しくなる一冊。

遠方より姉きたる、ちょっとしたイベントが起こる第5巻

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 その「前巻からの続き物エピソード」というのが、マルタのお姉さん登場のお話。
 色々あって、みんなで歓迎する事に。

 この時、お姉さんのいう事が残念ながらも当然な言葉、なのですが……。

 一緒にホルモン丼を食べるエピソードも美味しそうだった!

少し絵本っぽいエピソード、「虎のおじいさん」も収録

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 タイトルは「茶飯」なのですが、虎のようなおじいさんというモノローグが印象的。
 これに限らず、ちょっと絵本っぽいモノローグなのですよね。

 3月20日、上野動物園開園記念の「無料開放日」に遊びに行くマルタさんのお話。

 このタマゴがまた面白い。
 そんで、ちょっと美味しそうなのですよね。そういうのもあるのか!

マルタさん、すれ違う学生さんに「夏」の到来を感じる

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 これまた好きなエピソードとして、「学生さんが夏服に変わる季節は、えだまめが美味しい季節」
 これを最高のコンディションで食べる為に
 日常を過ごすお話。

 八百屋さんで買った枝豆が、新聞紙で包んであるってのも、また懐かしい!

 今は冬の入り口だからかもしれませんが、いっそう美味しそうに見えるエピソードでした。

収録

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 あと、おじさんの作画とか処理とか見てると、土塚理弘先生風味が。アシスタントさんだったのでしょうか?

 ビッグスピリッツコミックス スペシャル「くーねるまるた 5巻」。高尾じんぐ。
 週刊ビッグコミックスピリッツ連載、小学館発行。
 2014年10月発売。

 第63話「山椒」
 第64話「キツツキ」
 第65話「茶飯」
 第66話「春の土産機
 第67話「春の土産供

 第68話「三顧定食」
 第69話「春の散歩」
 第70話「留守番」
 第71話「ねば」
 第72話「駄賃」

 第73話「あれ」
 第74話「エールスープ」
 第75話「昼間のBAR」
 第76話「青いリンゴ」
 第77話「文月鍋」

話の合間には、登場した料理の作り方も掲載(細かい分量などの記載は無し)。

■関連
 バンブーブレード・シリーズ、BAMBOO BLADE Cを連載中。

弱虫ペダル GR ROAD.8「アラキタ」感想、怖い、強い、止まらない! 落ち着け荒北ァ!

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落ち着け荒北! いや、待てやっぱ落ち着くな! 追え! ブチ抜け!!

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 後方集団を完全スルーし、小野田を認め、真波も合流、一気呵成に走りまくる「運び屋」回!
 荒北さん、マジ野獣じゃないですか!
 マジ怖いじゃないですか!

 そォだ! 俺が見たかったのはそういう顔だよ待宮ァッ!!

「運び屋」炸裂!
 ペテン師の待宮を、採算度外視の荒北が抑える!
 この単純な構図に燃える!

 最初「メガネ」扱いだったが坂道に、気に入ってからは「小野田ちゃん」に切り替わるのも良かった!

 荒北さん、福ちゃんといい「気に入った人はちゃん付け」なのね。いいわー解りやすいわー。 

小野田『あの人は、“雰囲気を悪くする人”だ――――!』

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 言われてなるほど、小野田君の待宮評

■言葉と行動
 待宮に「集団」へ追い落とされた小野田は、彼の影響で、集団全体が参っていた事に驚愕する。
 彼を、総北メンバーに接触させまいと奮闘した小野田は
 荒北と臨時の「協調」を形成。

 福富の依頼でカバーしていた真波も引き上げ、三人はあっと言う間に総北・箱学「協調」に追いつく
 が、なお荒北は止まらず、その先を行く広島を抑えた!

 驚き「戦略」なのかと問う小野田、しかし荒北は「待宮に意趣返ししたいだけだ」と笑う。

 次回、ROAD.9「呉の闘犬」

田浦さん『先頭ば捕まえる為に、全開で走って……、足ば使い果たした―――』

『あの六人を追いかくぅスプリンターは、もう残っとらんとバイ……!』

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 前回ラスト、みんな辛そうな顔で作画されてたのはそういう事だったのか……。

灰色の集団
 待宮に置いていかれた「集団」は、先頭に追いつくペース配分を故意に誤調整されており
 既に、広島以外に余力のある者は居なかった。

 ええ? 信じるけぇよワシん事ォ、希望を他人に預けたりするけぇよぉ……。ありゃあ自業自得よ。

 男泣きする田浦さん!、仏の顔も三度までの大粒、アヴさんに敗れたエーススプリンター……
 二度目の辛酸、後悔に絶望する集団。

 これをして、「雰囲気を悪くする人」と評する小野田君、チョー的確である。

小野田『皆を混乱させて、気持ちを揺らして、壊す人だ……』

『みんな……、真っ直ぐ戦おうとしているのに…』

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 触れさせちゃダメだ、あの人だけは、絶対に行かせちゃダメだ!

■「もうダメだ」病
 他チームも、敗れたとはいえ全力で挑んだ末の事、彼らと待宮に決定的な違いを感じ、小野田は奮起する
 が、待宮の残した傷痕は深く、「協調」する体力が残っている者
 というより、やる気が残っている者が居なかった。

 テメェ! 細メガネじゃねぇか!

 が、声をかけつづけた坂道は、集団に混ざっていた荒北に怒鳴られる!
 これはこわい。

 細メガネじゃねェか!

小野田『僕と、協調して、一緒に前を追いかけてくださいっ!』

野獣『うっせえ! 何でテメエと走んなきゃなんねぇんだ、バァカ!!』

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 いくらバラけかけてるとはいえ、集団のスキマを縫う荒北! 野獣さんカッケェ!!

荒北、怒る
 ガラの悪過ぎる元ヤンの荒北に、勇気を振り絞った結果がこのザマだよ!
 小野田君、これは怖い!

 もう一つは、「このタイミングで広島が出る」とは思わなかった事だ――――――!

 というのも、荒北は「待宮の策にまんまとかかった」事に怒り心頭状態であり
 通常の三倍は機嫌が悪かったのである。
 小野田君、とばっちり!

 まああんな笑い方されたらムカつきますよね。そりゃもう。

小野田『怖い……、強くて怖くて、苦手なタイプだ…、でも!』

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 おちついて!

「じゃあ俺は?」
 が、執拗に「協調」を頼んでくる小野田に、荒北も興味を惹かれる。
 小野田が待宮たちを評する声に、荒北は「自分をどう思う」と、面と向かって尋ねた。

 はい! 怖くて怖くて、今にも食べられそうな人ですッ!!!

 プレッシャーに負け、ついつい真正直に言っちゃう坂道!
 が、荒北が聞きたかったのはそれじゃない。
 知りたかったのだ。

 傍目に解るほど自分に怯えているくせに、何故この細メガネは、自分と協調したがっているのかと。

荒北『バカ。バカ正直な上に不器用だ! ロードレースに向いてねェよお前!』

『―――“誰か”に似てるけどな』

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 荒北さんの、「バカ」の発音バリエーションに惚れる。

不器用な男
 小野田が、「やりたい事があるときは、全力で、できる事で突破しろと言われました!」と叫ぶにつれ
 その愚直な姿に、荒北は福富を思い起こす。

 怖くても苦手でも、やれる事を全部やっておく為に話しかけた不器用さ、バカ正直さ!

 小野田の心意気を認めた荒北は、まず「協調する」事を了承する。が?

小野田『どうしましたか?』

荒北『あァ? もう一人連れていくヤツがなぁ――――、チッ、やっときやがったか』

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 いや、てかお前も「集団」にいたのかよ真波ィ!

トライ
 が、何故かもたついた荒北の真意は、後ろの真波を待っていた為だった……。
 先に予感を感じてたのに!

 三人ならきっと、三倍の速度で追いつくよ―――――?

 むしろ、コレがやりたくてワザと飲み込まれたんじゃないの!?
 とでも言いたくなる主人公顔!

 荒北いわく、ボンヤリしてて、ちょっと登れるクライマーってだけの男も、ここに参戦する!

荒北『(追う、追いかける、ただ追いつきたい、そんだけみたいな……)』

『(敵をカッ喰ってやろうって欲がねェ! “純粋な匂い”だ!)』

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 荒北が、グイグイ惹かれていくのが気持ちいい!

■小野田チャン!
 集団から飛び出した荒北は、「意外に回す」と、内心で小野田に感心した。
 が、その感心すら上回る勢いの「全開」小野田に
 荒北はニヤリと笑う!

 ド下手だ! オメエ見ててイライラする走りだな! ―――(けど、お前)、期待以上だ、小野田チャン!

 内心で感心し、口では「ライン取りの下手さ」を指摘する荒北!
 ベテランならではのツンデレ!

 小野田の「追うときほど強い」本質にも気付くし、ちゃん付けに変わるし、さすがだわ荒北サン!

真波『―――今度は俺の番だ、代わるよ』

小野田『(風が!? 真波君を風が避けているみたいだ……!)』

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 福ちゃん、「覚醒していない部分」とかサラッといっちゃう眼力の良さ!

「生きてる!」
 インターハイ最終日のピンチという、ここにきてようやく真価の片鱗を見せた真波!
 小野田以上に、チームメイトの荒北が驚いていた。

 真波が沈むような事があったら、引っ張ってやってくれ。おそらく奴には、まだ覚醒していない部分がある。

 1期20話でも「生きてる実感」を得られる苦戦に至るまで、力を引き出せなかった真波。
 だが、その真価を見抜いていた福富は
 彼を荒北に託していた。

 その意味を遅まきながらに悟り、荒北、燃える!

荒北『おいコラ一年坊主! ったく平坦じゃ遅ェんだよクライマーは……!』

『見せてやんよ、ゼッケン2番の「引き」って奴を!』

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 空気どころか、BGMまでガチッと変えてくる! この演出が熱かった!!

アラキタ
 本来、「エースをゴールに叩き込む」最終盤担当、いわばエースに次ぐチームの要!!
 その真価を見せた荒北は、段違いの加速を発揮し
 あっと言う間に総北たちに追いつく!

「見えたァ!」
「え、ひ、広島ですか!?」
「ソイツは残念賞だ、小野田チャァン!」

 さっき、「小野田の未熟なところ」と指摘した
 コース取りの上手さを見せ付けたり、単純なスペックではなく「技量の差」を見せつける演出も熱かった!

荒北『泉田ァ! てめえが引いて広島に抜かれてンじゃねえよバァカ!!』

泉田『すいません!』

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 合流した際、真っ先に泉田をしかりつける荒北さん!ごもっとも、超ごもっとも!
 五人に減った集団は、広島に抜かれたらしい。

 まあ広島、ここまで「カマキリも止まる無風地帯」で温存してたみたいですしねぇ。

 とはいえ負けんな泉田ァ!

小野田『あ、あの、合流しないんですか、荒北さん!?』

荒北『小野田チャン……、解ンねェのか……?』

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 既に、小野田君に対する態度が「後輩を鍛える先輩モード」になってる荒北!

敵役vs敵役
 だが、敢えてチームと合流しなかった荒北の選択とは、ただただ感情の迸ったものだった。
 あっと言う間に広島に追いつき、その驚愕を楽しむ荒北!

 そォだ! 俺が見たかったのはそういう顔だよ待宮ァッ!!

 策略の待宮に対し、合理的な戦略をかなぐり捨てた、迸る熱情で対抗する荒北!
 これには待宮も大慌て!

 匂ってンだろ、くっさい匂いが!から更に燃え上がる荒北、変化するBGM! 次回が楽しみすぎる!

Cパート待宮『あん? ほう……、アンタァ、モっとるのぅ……?』

泉田『や、やめてください! アヴぅぅぅぅぅぅ!』

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 アンタ、モッとるのう?から変化するBGMに爆笑。なにこの感動系!?

泉田は待宮も苦手事件
 C、インハイの会場でマッスル鍛錬という泉田に目をつけ、待宮、ホシを吸い取ろうとするの図。
 泉田どんだけモッてるの!?

 いやぁ~、モッとるのぅ~、ぶちモッとるのぉぉぉぉ~~~~~~~~~!

 cv関智一さんの「ぶちモっとるのぅ」に爆笑。
 なお広島弁的には、ぶち=スゴい、ぶり=超スゴい、ばり=超とてもスゴい、の意味らしい。らしい。

提供、「運び屋」荒北、ホラーな状況に凍るの図

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 妖怪ペダルじゃねェか!

荒北ァ!
 残念ながら「集団」終了のお知らせ?
 となりましたが、待宮たちと再合流して欲しいと思えてなりません。制裁的な意味で。

 まさかの真波混入で三人チーム、更にチームメイトとの合流もスッ飛ばして勝負に挑む荒北ァ!!

 怒りに燃える荒北、待宮に困らされる泉田と今週もモッてましたね! アブ!
 しかし次回、サブタイ的に「広島の逆襲」なのか?

 次回、ROAD.9「呉の闘犬」



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