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Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
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のうりん 第9話「学校の海パン」

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なるほど、確かに「学校の」海パン……。意外に農業回だった第9話!

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※画像右下隅クリックで拡大。

 正気を失い大騒ぎする、いつもの話かと思いきや、悪天候+稲作の難しさにも触れた第9話。
 気候を相手に生き物を育てる、農業って難しい………。

 水も光も完全管理する、工場的な栽培法に注目が集まっていますが、その理由が改めて解りますね。

■嵐の中で輝いて
 まあ前半パートは全力でバカ騒ぎでしたけどね!
 よっぱらいかお前ら!

 しかしビーチ部は本当に出オチでしたねえ。
 勝負しろ! いや、してください! と頼み込む愛すべきバカ野郎達。いいバカだった!

林檎『わたしもーーー!!』

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 狂気に走った第9話。って林檎さん、完全に笑顔を取り戻してますがそれでいいのか!?

■雨女と海なし県
 それは夏の暑い日の事だった―――。
 海を見たこともない、海なし県民みのりを気遣い、一同は海へ行こうと決意する!!

 が、見事に台風がストライク。

 あまりと言えばあまりな仕打ち!
 キレたみのりは、台風で水浸しなグラウンドを「海だ」と暴れだし、狂気は一同に伝染する―――

 ここは海だ、海なんだ――――!

 が、それどころではない事態が発生。
 急激な増水で、稲が冠水寸前、文字通り台無しになりかねない状況となっていたのだ。

 農民のたまご達は、精一杯台風に立ち向かい
 そのご褒美に「海旅行」を貰う。

 が、やっぱり当日にも台風が直撃し、みのりの叫びがこだまするのあった……。

 次回、第10話「究極と至高の野菜対決!」

みのり『生まれてから、一度も海いったこと無い………』

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 当日、台風が直撃しますた――――。猛烈な海キャンセル回。

■海!
 何気なくニュースを見ていた寮生一同、みのりのふとした発言から、海に行こうという流れに―――
 が、台風直撃であえなくポシャってしまうのであった。
 海なし県生まれ・海なし県育ちの悲劇。

 って、オープニング前で話が終わってるじゃねえか!!

 残念がるみのりもノリノリすぎる!
 花澤さんノリノリすぎる!

 と、思いきや、えっらい作画で駆け込んでくる影一つ。

マネー金上『押してくる……、ものスゴい力でっ………!』

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 今週の常識人枠。

■「悪いが」
 なんかよくわからん勢いで現れたのは、マネー金上!
 花、シンビジウムの山上げ実習だったので、無理を押して登校して来て帰れなくなったらしい。
 何気に真面目な娘っ子である。

 ちなみにシンビジウムとは、カラッとした気候を好むランの花。
 なので夏場は山間部に避難させるそうな。
 東南アジア原産。

 それとデンドロビウムもランの花の一種である。

耕作『すげえ……、まるで、グラウンドが海みたい……』

みのり『う……み…!?』

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 みのりがベッキー化した!?

■狂気は伝染する
 が、ふと耕作がもらした呟きを聞き、みのりが暴走。
 ここは海、楽しい! たーのーしーいー!!

 たーのしーい!!

 みのりが、耕作が、継が、林檎が、次々と正気を失いグラウンドダイバーと化してゆく。
 もはや完全に酔っ払いのテンションであった。
 おい農業しろよ!

 次! しゅーりょー! 次ィ!!

 一人呆然と見守る金上さんを置き去りに、耕作達は嵐の中で輝いてその夢を諦めないのであった……。

吉田さん『なんの騒ぎだ貴様らァ! 牛が驚くではないか!!』

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 吉田さんを見ていると、金上さんは乱入しなくて正解だったと良く解る。

■変人しかいない
 やがて、大騒ぎを始めた耕作らを止めに来た吉田さんが尊い犠牲となり
 更に彼らを止めにビーチバレー部も出現!

 海なし県でビーチバレー部? 南国のアイスホッケー部くらい無駄じゃ……?

 せっかくだから試合してくれ!
 してください!

 良い声とガタイに反して、やたら腰が低い変人であった。が、

金上『ちょっと良いか大将、田んぼがヤベえんだ!』

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 おれはしょうきにもどった!

■緊急事態
 ガラにもなく慌てた金上、稲が冠水しそうなんだ!
 冠水……?

 増水し、稲の「穂」が水に浸かると、そこから芽が生えてきてしまう――――

 穂は種であり、「お米」にあたる部分、商品価値がなくなりますし
 次に植えるための「種もみ」にも使えない。
 台無しになってしまう!

 例年、台風で田んぼを見に行って亡くなる方は多いです。が、そうせざるを得ないほど大事なのですね。

耕作『よし、まず後口を開く。水を抜くんだ!』

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 この学校のお米は、この変態さんによって守られたのです。

■奮戦!
 大事なのは二つ。
 まず排水口を開く訳ですが、ただ「開く」だけじゃダメ。

 水と一緒に泥が押し寄せますから、継は「田んぼ側」に入って、足で泥を除けながら開口しています。

 更に、風で稲が倒れないようロープを張り巡らして支えにします。
 これまた重労働!

■継…
 その最中もずっと継は一人で抑えてます。
 ずっと泥が流れ込んでくる訳なので、今回一番がんばったのは間違いなく継!!
 でも変態だ!

耕作『なんでそんなもんを植えてんだよぉ!?』

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 が、ここで吉田に電流走る―――、金上のクラスの米は「コシヒカリ」だったのだ!!
 コシヒカリは丈が高く、要するにコケやすい品種。

 なんで、台風の影響を受けにくい東北が主要産地になってる訳ですねー。

 作画的にも、稲がCG作画で動くのはなんか凄かった!

耕作『マイクロバスを壁にして、風を遮る!』

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 ラブコメの波動を感じる。

■連携
 閃いたのは、大きなマイクロバスを風除けにする作戦!
 確かに、敷地内なら無免許でも構いませんが、さすがに農機具とは扱いが違うと苦戦する耕作。
 それでもマニュアル車を一発操作するのはたいしたもんだ!

 が、ワイパーが動かせないため、林檎が代わりに目になると車外に乗り出す。

 彼女にのしかかられてドキドキしつつも
 耕作は素人運転をこなしますが、カーブとぬかるみで側溝に突っ込み、あわや大惨事に――――

■よいしょっと!
 かくして、ラブコメりつつ危機を乗り越えた一同。
 学校側もその奮戦を考慮し、バスで海まで送ってやろうというファンサービス。

 いい話だねえ、青春だねえ……、と思いきや、やっぱり台風が直撃するのであった――――。

狂気とトラブルとラブコメと

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 前回が前回だっただけに、今週は農業回でしたねー。
 サブタイトルも納得だったお話。

 しかし無茶する連中である。
 これが若さか…。

 次回、第10話「究極と至高の野菜対決!」。


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