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Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
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のうりん 第7話「号泣サラダ」

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ええ話や……、からの二転三転。次回サブタイがぜんぶ持っていく第7話!

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※画像右下隅クリックで拡大。ベッキーか! ベッキーのことか!!

 木下りんご転校の顛末、これにて全回収。
 耕作が怒り、農が開き直った時はどうなることかと思いましたが、スパッと謝る姿は気持ち良かった!
 そんな事をした理由といい、農さんホント良い子だわ。

 そこから「会いたかった……」につなげてくるのは予想外でしたけどね! 会いたい時はどうするッ!

 でも「みのぽよ」ってさりげにディスってないですか?
 やはり林檎さんは格が違う……。

■報われない
 また、次回予告カットでの土の様子からも解りますが、今回は「報われない」結果に。
 林檎さんはじめての畑作、大豆は病害に。

 大変な手間をかけても、予想困難な理由であっさりダメになる。

 それでも立ち向かっていく耕作達には好感が持てます。
 でも現実にそれで食っていくのは難しい、だから農業人口が減っているのも当然ではあるんですが……
 食うだけならともかく、作物を育てるのだってお金が必要なのですから。

『まだ頑張れそうな気がしたの。誰かが大丈夫だって言ってくれてる気がして』

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 いい話だ……、と思ったらここからホラーになっていくスタイル。

■前を向く人
 初夏! いよいよ暑くなって来る中、販売基準に満たなかった「規格外」野菜で栄養をつける耕作達。
 ちょっと栄養を付けすぎたりもしたけれど、耕作達は今日も元気です。

 が、作物全体が規格外になるような事態も起こるのが農業。

 林檎の初の畑作、大豆は病害で全滅。
 その涙に暮れている暇もなく、今度はトマト畑が丸一つ、天候不順で全滅しかける事態に陥る。

 総出で収穫できるだけ収穫したものの
 上手くいかない、報われない、それでもなぜ農業をするのと根本的な問いを投げかける林檎に
 耕作は取りとめのつかない、でも心からの回答をした。

 この町を作った先人達のように、自分の作った作物が、誰かを元気付け、未来に繋がるかもしれない。

 その言葉に、林檎は彼の作物に感化されてこの農高を訪れたのだ、と打ち明ける。
 もっともそれは実は、農のフォローあってのことだったのだが……。
 ともあれ、今日も若者達は農業に挑んでゆく。

 次回、第8話「クッキングババ」

大豆『俺自身が肥料になる事だ……』

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 大豆は空気中の窒素を取り込み、土の栄養に変えるそうな。へー。

■大豆の偉大な力
 冒頭一分農業コラムは、大豆の力。
 畑作初心者、木下林檎の為に大豆を選んだ継さんはやはり優秀だというお話。

 いよいよ暑くなってきたけど、トマトは暑くないと上手く育たないと解説しつつ(原産は南米アンデス)
 大豆は暑いの大丈夫なの?という林檎の疑問に応えるスーパー農生継さん。

 話を継ぐ辺り、耕作もバカではないのも解りますね。この立ち位置って大抵バカですけれども。

農『規格外の野菜! わんさか貰えたでねっ! 食べ放題やら~♪』

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 お残しは許されないから仕方ない。食えるだけでもありがたや、腹に入れば皆同じ。と言った人もいる!

■「ハイこれ筋肉じゃありませェん!」
 初夏! 夏野菜に大量の規格外品が出てしまい、寮の食事は一気に豪華に!
 そして一気に肥える寮生!

 ……ホントに人生楽しそうで何よりです。

 が、肥えたことに危機感を持った途端、次のシーンでは痩せているというダイナミックダイエット。
 ワンカットで痩せる勇気。

 農高は運動量が多いからな!
 と、説明的な台詞を入れてくる継さんもツッコミ耕作も素敵です。

耕作『え、知ってる?』

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 また、ボケつつもしっかり布石を置いてくるのが素敵。吉田さんは存在自体が素敵。

■おさらい
 また、この騒動中、以前りんごにメロンを贈った話をした耕作は「知ってる」と返され困惑する。
 耕作はずっと「アイドル・草壁ゆか」に作物を贈っていた。

 が、ずっと匿名で贈っていたはずなのだ。

 一話にて「林檎が、手紙を読みながら田茂農にやってきた」シーンを思い出す一幕。

林檎『大豆がね、根っこの所に白いモヤモヤみたいなのが生えてきたの…』

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 一転、ギャグを入れる余裕すらなくなる事態が発生。いつもなら絶対ナウシカるのに……。

■土を汚染する病害
 デブ騒動が一段落した耕作達に、今度は別のトラブルが発生。
 林檎がつきっきりで育てていた大豆に、白絹病と呼ばれる病気が発生してしまったのだ。

 治す手段のない病気に、育て上げた大豆を焼却処分することになり、林檎は閉じこもってしまう―――

 土を媒介にした糸状菌病なので、汚染されている部分の土を消毒しないといけません。
 植わっている、汚染された植物もアウト。

 この土自体、納入段階で汚染されていたらしく、気付かなかった継も自分を責めますが―――

耕作『それでも、農業をする人が減るって事は、報われる事が少ないんだと思う』

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 頑張ったけど報われなかった。落ち込む林檎を「元気付けろ、耕作じゃないとダメだ」と押す農。
 耕作は、農業では、きっと報われない人が多いのだと林檎に諭す。

 でも、報われないなら何故農業をするのか?

 林檎の問いに耕作は応えられず、曖昧な返答を返した。
 そんな耕作に、継は、大豆を育てることが、林檎の心を豊かにしてくれる事を願っていたと打ち明ける。

■親友
 比較的育てやすい大豆なら、育てる喜びを感じてもらえると思ったのでしょうか。
 もしそうなら、それは失敗だった事になってしまいます。
 でも、そうやって思ってくれたことは確か。

 耕作は、継が親友でよかったと微笑みかけるのでした―――

バイオ『―――良いわ良いわぁ♪ 禁断の友情ーーーーッ!!』

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 cv勇者王檜山氏に「キャー!」とかツンデレ台詞とか言わせるアニメ。嫌いじゃない。

■田茂農四天農!(一人不足)
 が、しんみりした二人に突撃してくる四人の四天農!
 耕作と継の友情にハアハアするバイオ、その同人誌の売れ行きを計算して燃え盛るマネー金上
 さりげなく現れるウッドマンとローズ花園!

 シリアス台無しだよ! よかったこのアニメ「のうりん」だった!!

 が、四天農は「同人誌ネタ代」と言って、味噌と山百合を差し入れしてくれた。
 彼女たちも、ホントは林檎を気遣ってくれたのだ―――、と、ツンデレして走り去る林太郎に感じ入る継。

 いい奴らである。いいネタっぷりである。
 こんな風に、皆が心配してくれる、きっと林檎は大丈夫だと耕作は確信するが――――

継『耕作、起きてるか? ―――ヤバいぞ!』

耕作『うん、みのりを起こそう。林檎も』

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 さっきと雰囲気が違いすぎるのがまた面白い。

■トマト、破裂
 まだ夜も明ける前の雨に、耕作たち生徒は総出で駆け出す。
 この雨で、トマトが破裂してしまったのだ。

 冒頭そうだったように、ここしばらくは天気続きでトマトは水分不足になりかけていた
 が、そこにいきなり雨が降った為、大量の水分を根が吸い上げ
 実が破裂してしまった。

 まだ破裂してない実を優先し、急いで取り入れる耕作達。

 ハウス栽培なら防げたんでしょうが、これはあくまで実習ですし、そもそもハウスだってタダじゃない。
 耕作達は、厳しい状況を身をもって学習してゆく。

林檎『―――みんなどうして平気なの? 大切に育てて、ダメになって……』

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 自分は大豆一つであんなに落ち込んだのに、何でみんなはこんなに力強く動けるのだろう。
 そう、疑問に思った林檎の言葉に、耕作は町の景色を見せる。

 自然でいっぱい、という林檎の言葉に、これは自然ではないと耕作は返した。
 この町も、田んぼも畑も林も、全部、人が住みよくする為に改良した結果、生まれた風景なのだ。
 人が自然と戦い、この景色を作った人達が居たのだ。

 きっと、そうやって出来上がっていく風景を楽しみ、未来を託した人達が居た。
 農作物を育て、作り上げていく楽しさもきっとそれと同じなのだ。

 そうやって出来た作物で、誰かが元気付けられ、その元気がまた何かを作り出すんじゃないだろうか?

林檎『あのね、野菜、贈ってくれたでしょ? あの時すごく疲れてて…』

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 その耕作の言葉に、林檎は、自分はホントにそうやって元気付けられたのだと打ち明ける。
 耕作の贈ってくれた野菜で元気付けられたんだ、と。
 耕作の送ってくれた手紙で元気付けられた。

 その時、私はきっと――――

 と、語り継いでいく林檎だったが、耕作、熱いストップ。
 待てよ変だよおかしいよ?

 だって、自分は匿名で贈ったはずだ。手紙だって書いてない!

みのり『――えへ、バレた? なるべく怪しまれんようサポートしてあげたんやら!』

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 犯人はみのり! 耕作の荷物に手紙を紛れ込ませ、こっそり文通をしていたのだ―――
 耕作はキレる寸前だったが、匿名農産物なんて誰が受け取るんだ!
 というみのりのツッコミに冷静になる。

 でも、耕作と文通してるつもりだった林檎の気持ちはどうする!

 という、これまた正論な耕作の言葉に応え、即座に林檎に深く頭を下げるみのり。
 どこまで出来た娘なんだ――――

■逢いたい時はどうする♪
 そんなみのりに、林檎は「会いたかった!」と抱きつく。
 だって林檎は作物と手紙に引かれて田茂農に来た、文通の主に会いたかったのだから。
 手紙の事を、当人と話したかった。

 こうして耕作はスルーされ、みのりはデレた林檎と、みのぽよという愛称を手に入れた―――。

 こんなの絶対おかしいよーーーーー!!!

ウッドマン林太郎『べ、別に林檎ちゃんの為じゃないんだからね!』

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 今週色々もりだくさんだった! コメディパートをガッツリやってくれた四天農も素敵!
 コメディからシリアス、シリアスからコメディと楽しかった第7話。
 伏線も回収し、ここからどんな結末になるんでしょう。

 しかし、こうした話を見ると最近の大雪、そしてゲリラ豪雨と言ったこれまでになかった気候が
 どれだけ悪影響を与えているのか、と考えさせられてしまいますね。

 前日夕方は晴れてて、そこから一雨振っただけで正規品が大幅減とかキツすぎる。
 そしてそれはそれとしてデブった二人も可愛かった…。
 うん。あれは可愛かった!

 次回、第8話「クッキングババ」。


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