Quantcast
Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
Viewing all articles
Browse latest Browse all 5115

キルラキル 第十八話「夜へ急ぐ人」

$
0
0

これが完全敗北というものだ! 文字通り圧倒する第18話!!

イメージ 11

イメージ 12

イメージ 4

※画像右下隅クリックで拡大。

 これまでじわりと描かれてきた、皐月様の全力が遂に描かれきった第18話!
 流子の秘密も明かされ、物語は急転する!
 さあ転落劇の始まりだ!!

 完全敗北した皐月様、そして流子、服に「征服」されゆく人類! その行方や如何に。

■壮大な親子喧嘩
 王道の一つ、壮大な一家騒動の様相を呈し始めてきた第18話。
 いままで何一つ触れられなかった、流子の母、その正体が一足飛び気味に羅暁だと判明。
 皐月様すら知らなかった真実であった。

 こうなると、わざとらしいまでに一切喋らない皐月様の父も、既存キャラと同一人物の可能性が。

 意外に事実を知らなかった皐月様
 そして、今回ついに「流子に力負けし始めた」針目縫といい、パワーバランスが一転。

 ラスボス代行者の位置を確定させた羅暁、彼女による人類の「征服」がいよいよ始まってしまうのか!

流子『―――お前の動きはそんなに遅かったかァッ!?』

イメージ 3

 強さの底が見えた針目縫。いかにも一癖ある彼女(仮)の今後も気になりますね。

■母と娘と
 母、羅暁の心臓を一突きにし、鬼龍院皐月は「その当人へ」宣戦布告する。
 羅暁は既に生命戦維と一体化していたのだ。

 だが、首をはねれば生きてはいまい!

 彼女に殺された父と妹の無念を背負い、人類を生命戦維から解放すべく踊りかかった皐月だったが
 羅暁はそれでも平然と立ち、神衣「純潔」をまとった皐月を圧倒
 原初生命戦維から「カバーズ」を展開させる。

 皐月の話を聞き終えた羅暁は、もう興味は失せたとばかりに彼女を一蹴。

 お前は、神衣純潔を着こなしてなどいないと笑い
 その神衣をはぎとる。

 神衣「純潔」を着こなした彼女は、流子をも圧倒、彼女の「生命戦維と一体化した心臓」を抉りだす。

 確信を得た鬼龍院羅暁は
 この纏流子こそ、死んだはずの自分の娘
 生命戦維実験の失敗で破棄され、皐月が叛意を翻す原因になった娘だと高らかに告げるのであった。

 次回、第十九話「たどりついたらいつも雨ふり」

皐月様『本能寺学園は、貴様を倒す為に作った私の城だ!!』

イメージ 5

 恐怖こそ自由、君臨こそ解放、矛盾こそ真理! 強烈な後光合戦。

■本能寺の変
 実母、羅暁をはりつけにしつつ、皐月様は高台で高説をぶつ。
 彼女が生きているのは想定内の事態
 既に生命戦維と一体なのだ。

 一つ星の新生極制服をあらわにし
 生命戦維に「食われた」人々を、ヌーディストビーチ応用の技術であっさりと解放する皐月様。

 針目縫を四天王に任せ、自身は羅暁へと睨みを利かす!

 なおヌーディストを壊滅させたのは「我らに負けるようでは役に立たない」と判断したからだそうな。

蛇崩『四人いるから四天王って、言ってンでしょう!!』

イメージ 6

イメージ 7

イメージ 8

 針目は四天王を単体で翻弄、一蹴された以前ほどの状況ではないが、やはり強い!
 たまたま満艦飾一家付近に落下した蟇郡は、マコに観客の避難を一任し
 彼女らを戦域から逃がそうとするが―――――

 「光を失った分、俺の剣は光を越えたのだーーーーー!!!」

 って、猿投山先輩、アンタこの前も盲目だったじゃないですか!
 ノリで戦えばなんとかなると思うなよ!
※割となんとかなる模様。

羅暁『―――貴様、いつ、心変わりした』

皐月『心変わりなどしていない』

イメージ 11

イメージ 9

 最初の最初、五歳児の頃から既に反逆児だったそうな。

■五つ子の魂百まで
 五歳の頃、皐月は「純潔」と共に父から真相を聞かされ、叛逆を決意したのだという。
 婿養子だった父は、研究者として従事していたが
 その非道さに叛逆を決意した。

 生命戦維融合実験、それが全ての発端だった。

 婿養子をとった母は、融合実験の「実験体」として皐月を産んだ。
 しかし一歳児の時点では遅すぎた。

 そこで、続く第二児に、誕生と同時に実験を施したが、やはり失敗。死亡した子供は廃棄された―――

羅暁『――――こうすれば私の駒になる!!』

イメージ 10

 娘どころか、母にも良いように使われる流子。迷惑な親子である。

■精神仮縫い
 父の代わりにお前を討つ、と意気込む皐月様だが、羅暁はその上を行く。
 皐月の一つ星兵士を、すべて「精神仮縫い」で下僕に仕立て上げ、彼女に差し向ける羅暁。
 更には、流子をもその毒牙にかける!

 皐月は「戦力」として流子を呼び寄せたが、それも全て仇だと羅暁は笑うが―――

『甘くみるんじゃねえ! あたしと鮮血は、こんな糸じゃ縛りきれねェんだ!!』

イメージ 1

 が、流子は前髪をカッター代わりにして糸を切断、仮縫い糸を力づくで引っこ抜く!!
 やつら物理法則も何もあったもんじゃねえな!

 その無茶苦茶な行動に、思わず羅暁も嘆息を漏らし、―――感触を抱く。

羅暁『―――まさしく人生は、面白い!』

イメージ 19

イメージ 2

イメージ 3

 今週の羅暁らが振った「生命戦維との一体化」フラグを、流れるように回収する流子。

■人衣一体
 何事かの確信を得た羅暁、だが、彼女より先に針目縫が動く。
 自分と羅暁こそ、お前の本当の敵だと明かし
 自分に敵意を向ける縫。

 だが、今度の流子は、仇を前にも一息をついた。

 怒りを抑え、息を整え、敢然と縫に立ち向かう流子に
 鮮血は「まさに一体化だ」と歓声を上げ、縫は「ただの人間か!?」といつもの余裕をなくす。

羅暁『結局、古色蒼然たる仇討ちか。若いのにつまらないねェ?』

皐月様『情あってこその大義! 心を縛られたお前には解りはしない!』

イメージ 12

イメージ 13

イメージ 4

 情け容赦ないまでの完敗劇。ここまでやるからこそ本作か!

■完全敗北
 父と妹の仇討ちを柱に、世界を生命戦維から解放すべく羅暁に挑む皐月様。
 だが、首を飛ばしてなお羅暁は不敵に笑い
 あっさりとすげなおした。

 生命戦維と一体化した羅暁は、糸一本繋がっていれば再生する! その「繋がり」は名刀でも断てない!!

 原初生命戦維の活動を活発化させた羅暁は
 そのまま、返す刀で皐月様を殴打して殴打して殴打し尽して――――、その刀もろとも志を折る!

『だが、身の丈の合ってない服を着るのは、とても醜いことなのだよォッ!!!』

イメージ 14

 本気の羅暁の前に、神衣の力を持ってしても為す術なく、ただただ殴打される皐月様。
 羅暁は、「その純潔、お前が着こなしているわけではない」と言い
 ただただ力の差を見せ付ける。

 前々回、純潔の力に押し負けつつあったように、彼女は「実験の失敗作」に過ぎない故か。
 そして「お前が」という言葉は、純潔の無言さと関係あるのか?

 努力と気力で補ってきた鬼龍院皐月、遂に限界を迎える――――

羅暁『纏流子、お前も私と同じ、肉体を生命戦維と同化した者―――』

イメージ 15

イメージ 16

イメージ 17

イメージ 18

 神衣は強力な兵器、解っちゃいても「アンタが着るんかい!」とツッコミたい!!

■母娘
 やがて「純潔」を奪った羅暁は、流子の心臓を抉り出して確信を持つ。
 流子もまた、自分と同じ生命戦維と同化した者
 そして自分の娘である、と。

 皐月の原動力、死んだはずの妹が、生きて育った姿が流子だったのだ!
 さて、流子の生死や如何に。

 決して目新しい展開ではありませんが、それをこうも勢いよく見せてくれるのがスタッフの力。
 次回、流子のみならず、皐月様とマコまで行方不明になってしまう!
 そして奮戦する四天王の戦いとは?

 折れた刀の「代わり」、奪われた純潔など、今後も燃える第18話! さあ残り6話くらいか!!
 ただ次回辺り、そろそろ四天王が欠けないか心配ですね。

 次回、第十九話「たどりついたらいつも雨ふり」

予告鮮血『次回、人間のしぶとさを見せてやれ!』

イメージ 7

 予告からして、いよいよ「人外」カバーズとの全面抗争というか、彼らに世界が敗れ去った後か。
 八方破れた現在、ここからどう覆すのか。
 衛星軌道上の「針」が鍵か?

 凄い勢いで「ママだよ!」展開に入りましたが
 考えてみれば、生命戦維=神衣と唯一話せる理由付けでもあるんですな。

 次回、第十九話「たどりついたらいつも雨ふり」


Viewing all articles
Browse latest Browse all 5115

Trending Articles