マコ、まさかの敵対化！！
予想外を貫き通してきた満艦飾一家もまた、ただの人間だったと判明するゲスくも憎めぬ家族回！
この一家って、フツーの人だったんだなあ……。
予想外を貫き通してきた満艦飾一家もまた、ただの人間だったと判明するゲスくも憎めぬ家族回！
この一家って、フツーの人だったんだなあ……。
作中随一の常識人な纏流子、彼女が珍しくも行った型破りな発想がトラブルを呼ぶ一編。
それはもう皐月様もノリノリになりますわ。
それはもう皐月様もノリノリになりますわ。
全編疾風怒濤のノリで、気付けばEDの時間まで食い込み心なしか次回予告すら短く感じた！
いやはや、ある意味三話並みに勢いのある話でしたね。
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何か嫌な事でもあったのでしょうかと言いたくなるくらいノリノリだった皐月会長が印象的。
いやはや、ある意味三話並みに勢いのある話でしたね。
皐月会長『どうだ纏！ これが人間だ！ ―――奴らこそ服を着たブタ共だ！』
何か嫌な事でもあったのでしょうかと言いたくなるくらいノリノリだった皐月会長が印象的。
■vs満艦飾一家
くる日もくる日も、迫り来る部長たちとのケンカに明け暮れていた流子。
だがある日、彼女はマコと掟破りの『けんか部』を設立、その戦果を部の実績にしてしまおうと考え
敵のはずの皐月会長も、何故か一言返事で認可する。
くる日もくる日も、迫り来る部長たちとのケンカに明け暮れていた流子。
だがある日、彼女はマコと掟破りの『けんか部』を設立、その戦果を部の実績にしてしまおうと考え
敵のはずの皐月会長も、何故か一言返事で認可する。
流子の作戦通り、実績を積む度に一家の生活は豪奢になってゆくが
反して流子と満艦飾一家の心は離れていった。
反して流子と満艦飾一家の心は離れていった。
実績を重ね、学園の上位に入ることで豪奢な生活が約束されるというシステムの行き着く先
マコは、その生活を守る為に遂には流子に牙をむく。
が、流子はそれでもマコを信じ通した。
マコは、その生活を守る為に遂には流子に牙をむく。
が、流子はそれでもマコを信じ通した。
皐月の予想通り、己の欲望の為に流子と戦ったマコだったが、自分を信じてくれた流子の前に膝を折る。
かくして二人の仲は一層深まり、また、彼女達の挙げた戦果によって
皐月の予定通り、程度の低い部長は殲滅されたのだった。
皐月の予定通り、程度の低い部長は殲滅されたのだった。
■賑やか一家
猿投山に敗北した流子は、再び地道な部活殲滅戦を再開。
そんな日々の中、賑やかな満艦飾家に、彼女は家族の安らぎをおぼえるようになっていた。
猿投山に敗北した流子は、再び地道な部活殲滅戦を再開。
そんな日々の中、賑やかな満艦飾家に、彼女は家族の安らぎをおぼえるようになっていた。
■部長の大増殖
前回冒頭のフリ通り、部長級が大量増殖。
というのも、流子を倒す為に『二つ星極制服』を欲する者が増え、部が乱立したのだとか。
前回冒頭のフリ通り、部長級が大量増殖。
というのも、流子を倒す為に『二つ星極制服』を欲する者が増え、部が乱立したのだとか。
部が乱立、なら、いっそのこと俺らも部を作ったらどうだ！ と常識人の流子さんらしからぬ発想が！
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まさかの即承認。さて、会長は何を考えている？ というのが今回のキモ。
常識的な発想を放り投げ、速攻で承認する皐月会長。
皐月『そのケンカ部、認めよう！』
まさかの即承認。さて、会長は何を考えている？ というのが今回のキモ。
常識的な発想を放り投げ、速攻で承認する皐月会長。
この学園のシステムに自ら組み込まれようとはな！
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一つ星で昭和の団地生活レベルくらいか。それからも、どんどん上がる豪華さ。
どんどん閑散としてゆく満艦飾家。
皐月『見ていろ。奴らは学園を壊しているのか、飲み込まれているのか―――』
一つ星で昭和の団地生活レベルくらいか。それからも、どんどん上がる豪華さ。
どんどん閑散としてゆく満艦飾家。
■システム
学園内での地位が高いほど、生活も豪華になる。
ケンカ部として実績を上げるにつれ、どんどんマコ達一家の生活はラクになり、豪華になり、豪奢になる。
そんな、声まで変わって！？
学園内での地位が高いほど、生活も豪華になる。
ケンカ部として実績を上げるにつれ、どんどんマコ達一家の生活はラクになり、豪華になり、豪奢になる。
そんな、声まで変わって！？
遂には四天王の座にまで手をかけますが、反してどんどん一家と流子の心は離れていき―――
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元はと言えば流子がはじめた事ではあるのです。でも、それだけに『自分のせいだ』という自責か。
自分が、満艦飾家を壊してしまったも同然なのですから。
流子『退部届けだ。―――アタシはケンカ部を辞める』
元はと言えば流子がはじめた事ではあるのです。でも、それだけに『自分のせいだ』という自責か。
自分が、満艦飾家を壊してしまったも同然なのですから。
またスラム街に逆戻りなんて嫌だと言うマコへ、流子は静かに「それでいいんだ」と諭します。が。
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それにしてもこの生徒会長、ノリノリである。しかしまさかマコさん、フツーの人だとはなあ……。
『これが人間だ！ 成功は欲望、破滅を呼ぶ！ だが快楽は知れば抜けられん！』
それにしてもこの生徒会長、ノリノリである。しかしまさかマコさん、フツーの人だとはなあ……。
■vs満艦飾一家
ケンカ部、部長用極制服を用意した皐月が焚きつけ、マコが流子に牙を剥く！
今の生活を守りたければ、システムに従うしかないのだ！
ケンカ部、部長用極制服を用意した皐月が焚きつけ、マコが流子に牙を剥く！
今の生活を守りたければ、システムに従うしかないのだ！
スラム街だった頃は平気で会長に接していたマコさんですが、会長に従う為に牙を剥く！
神衣「鮮血」で対応する流子。
しかし攻撃を受け流し続けてきた彼女は、ふと神衣を解き、あまつさえ全ての打撃を受け始めます。
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逆切れ！？
しかし攻撃を受け流し続けてきた彼女は、ふと神衣を解き、あまつさえ全ての打撃を受け始めます。
マコ『――――――なんで、皆、止 め て く れ な い の ！？』
逆切れ！？
■憎みきれないろくでなし
さんざん殴り続け、それこそ日が落ちかけるまで無抵抗な流子を殴り続けたマコ。
しかし、遂にその拳が止まります。
さんざん殴り続け、それこそ日が落ちかけるまで無抵抗な流子を殴り続けたマコ。
しかし、遂にその拳が止まります。
なんで、誰も止めてくれないの、と。
これが悪いことだって解ってるけれど、でも自分が止めたら家族みんなの幸せが壊れちゃう。
だから、家族でもいい、或いはそれこそ流子でもいい
誰かに止めて欲しかった。
だから、家族でもいい、或いはそれこそ流子でもいい
誰かに止めて欲しかった。
■欲望
自分への怒りに任せたマコの拳は大地をえぐり、彼女が我知らず手加減していたのだと流子は笑う。
マコもまた、自分自身と戦っていたじゃあないか、と。
そして流子は、高々と皐月に言い返した。
自分への怒りに任せたマコの拳は大地をえぐり、彼女が我知らず手加減していたのだと流子は笑う。
マコもまた、自分自身と戦っていたじゃあないか、と。
そして流子は、高々と皐月に言い返した。
人は欲望の為に自我を捨てシステムに従う、服を着たブタだとお前は言う。
けれど、人は欲望を自分で押さえ込めるんだぞ、と。
けれど、人は欲望を自分で押さえ込めるんだぞ、と。
切り捨てたマコの極制服は何故かきらびやかな花火となり、光が学園を彩る中、会長は笑って立ち去り
満艦飾一家は流子にスライディング土下座を敢行。
再びスラムの一家に戻った。
満艦飾一家は流子にスライディング土下座を敢行。
再びスラムの一家に戻った。
こうして、騒がしい事件は終わったのだった――――――。
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すべてが終わったかに見えた生徒会室で、高々と学園のスクラップ＆ビルドを宣言する皐月。
今回の一件は、学園内の膿、身の程知らず共を駆逐する手段だったのだ！
皐月『本能寺学園、壊惨総戦挙を行う！』
すべてが終わったかに見えた生徒会室で、高々と学園のスクラップ＆ビルドを宣言する皐月。
今回の一件は、学園内の膿、身の程知らず共を駆逐する手段だったのだ！
しかし壊惨総戦挙ということは、皐月会長もまた、一時はただの鬼龍院皐月に戻るのか！？
次回、そんな皐月に変わらぬ忠誠を誓う男蟇郡苛
生徒会随一の巨漢で忠臣、男蟇郡苛
男蟇郡苛のメイン回か！？
生徒会随一の巨漢で忠臣、男蟇郡苛
男蟇郡苛のメイン回か！？
今回、改めて会長の持論『人間は服を着たブタだ！』が炸裂。彼女の不信と潔癖さが入り混じる言葉ですが
そんな皐月様が、最後の最後、和解した流子達に笑っていたのは
なんだかすごく快かったですね。
そんな皐月様が、最後の最後、和解した流子達に笑っていたのは
なんだかすごく快かったですね。
さて次回、おそらく自ら会長の地位を投げ出す皐月会長、彼女の真意とは！？