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Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
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サイコ・ザク サンダーボルト版 [宇宙世紀?]

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パイロット自身の延長となる『義肢』技術が用いられた高機動戦実験機

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 コミックス2巻半ば、読者に複雑な感情を抱かせつつも登場した『ジオン視点の主役モビルスーツ』。
 正式名は、リユース・サイコ・デバイス装備高機動型ザク。

 正式名の通り、MSVの『MS-06R-2 高機動型ザク狂經拭戮鯊舅妥鳥瓩リファインしたものらしく
 同じくMSVを代表する、連邦のフルアーマーガンダムと対になっている。
 追加武装もスゴいが推進器の数もハンパではない。

 莫大な推力とサブ・アームを活かし、常識外れの数の火器を懸架する。

命を賭ける両軍の象徴。連邦のガンダムと対を為す、ジオン視点の主役機

イメージ 2

 サンダーボルトのキット化に際し、告知こそ未だないものの『必ずキット化する』と目される機体。
 そのくらい劇中での位置付け、活躍は目覚しく、とにかく印象的。

 かなり凄惨なイメージも付きまとうものの、それを払拭するかのように初登場時にはロックな演出がなされ
 必見とさえいっていい『無言のカッコ良さ』を抱かせた機体です。
 もし一巻を読んでしまったなら是非二巻も。

 外観はほぼジョニー・ライデン専用ザクR-2ですが、その辺は特に語られず。
 また、細部がまるで違うジムやザクが闊歩する事から『パラレル一年戦争』作品とも言われています。

 もっとも、OVA 0080ポケ戦以降ジム・コマンドやゲルググJ等を次々と取り込んでしまった世界観ですから
 パラレルには留まらない可能性も。
※残骸群宙域、或いは地上戦の為、たまたま両軍共に試験的に防塵カバーを増設していた、など?

義肢兵士部隊『ジオン軍リビング・デッド師団』の存在をかけた実験機

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 新技術『リユース・サイコ・デバイス』を搭載。
 義肢技術を転用し、文字通り『自らの手足』としてモビルスーツを操ることが出来る画期的な機体である。
 訓練期間が劇的に短縮され、慢性的なパイロット不足の解消が狙えるという。

 機体とパイロットが直結されることにより、操縦レバーを間に挟む従来方式とは隔絶した操縦性を持つ
 次世代の機体である言っても差し支えないだろう。

■リビング・デッド(生ける屍)師団
 本機を以って技術そのものは完成したものの、まだ目的達成には至っていない。
 まだ『モビルスーツの手足が、義肢の代わりになる』段階までしか、研究は進んでいないからである。

 健常な手足を、デバイスに接続し、機体を操る段階までは進んでいない。
 つまり機体の右足を動かすには、パイロットの右足が義足としてアタッチメント化されている必要があるのだ。

 以上のように未だ『基礎技術確立』段階の実験機であるが、致命的打撃を受けた師団はやむなく投入を決断。
 両足を地上戦で、左腕をムーア同胞団との交戦で失ったばかりのパイロットが選ばれ
 実戦に投入される事となる……。

■関連機体
 サイコザクと言えば、同じく初代MSVには『Z型ザク』こと、MS-06Z サイコミュシステム試験用ザクや
 その改修機MSN-01 サイコミュシステム高機動試験用ザク(タコザク)がありますが
 こっちは、MS-06R-2に近い機体なのがややこしい。

 意図的なものだとしたらそれも面白かもしれませんね。

■関連記事
 機動戦士ガンダム サンダーボルト キット化決定! 他
 http://blogs.yahoo.co.jp/saranndonn/66645682.html

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