「愚か者」とはそういう事か! まゆこととら、やっぱ可愛い!
久々の一話完結回、真由子といえばお役目様の血筋っぽいですし、そちらの進展かと思いましたが
進んで泥をかぶる、健気な真由子ととらのコンビ回!
ゲスト声優コンビも豪華!
あのとら殿が、ぎこちなく真由子を呼ぶ姿、最高でしたね!
■また子安だ!
余談ですが、「櫻子さん」「ヤングブラックジャック」「うしとら」と三日連続ゲスト子安で
頭が凄く子安だった! ベテラン緒方さんもさすが!
余談ですが、「櫻子さん」「ヤングブラックジャック」「うしとら」と三日連続ゲスト子安で
頭が凄く子安だった! ベテラン緒方さんもさすが!
■泥なんてなんだい
数百年前、刑場で「意識」を得た二体の妖怪は、死に行く人間の表情の多彩さに興味を惹かれ
特に、「死」という究極の不幸にありながら
満足していた者に驚いた
数百年前、刑場で「意識」を得た二体の妖怪は、死に行く人間の表情の多彩さに興味を惹かれ
特に、「死」という究極の不幸にありながら
満足していた者に驚いた
以来、彼らは人間を真似、人間の思考を辿ろうとし、井上真由子に辿りつく。
大切なものの為なら、泥汚れだろうと不幸だろうと
死んでしまおうとも怖くない
死んでしまおうとも怖くない
真由子の答えに、彼らは己の愚かさを悟りつつ消滅、真由子もとらと絆を深めるのであった。
■井上 真由子
開幕からうしおが腹を下し、看病する麻子と、またも「恋」に遠慮する真由子。
これも、とらには解らぬ感情だった
開幕からうしおが腹を下し、看病する麻子と、またも「恋」に遠慮する真由子。
これも、とらには解らぬ感情だった
その真由子、「脳を吸う」化物に狙われており―――?
うしお不在回!
とら殿、すっかりハンバッガを気に入っちゃって!
とら殿、すっかりハンバッガを気に入っちゃって!
真由子は、馴染みのお店に誘われたと、その化物の誘いに乗ってしまう。
助けられるはとら殿のみ!
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気付きながらも、うっかりもぐもぐと見守ってしまったとら、「人型」変身だと!?
アレか、イケメンになって見守るパターンか!
とら『チッ、こうなったらあんまり気は進まねーけど…』
『―――こんなもんかなあ』
気付きながらも、うっかりもぐもぐと見守ってしまったとら、「人型」変身だと!?
アレか、イケメンになって見守るパターンか!
■答えよ
かくて、とらが真由子の風評被害を連発する一方、当人は「問い」を妖怪たちに求められ
危うく脳を吸われかけていた
かくて、とらが真由子の風評被害を連発する一方、当人は「問い」を妖怪たちに求められ
危うく脳を吸われかけていた
わからんのだろう? そんな脳ミソはいらんわなぁ~?
などか怖い!?
が、真由子が真由子を助けに来る超展開!
が、真由子が真由子を助けに来る超展開!
真由子の姿で、いつものとらの動きをするもんだから、ホント違和感がスゴいね!
すげえ男前だ!
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真由子を選んだ辺り、大物なのかと思いきや、二人は「刑場の底で誕生した」という妖怪。
刑場では、何人もの人間が死んでいった
そういう場所だった
たゆら『その娘は、我々の問いに答えかけていたようだった』
『―――何百年、我々は同じ質問を人間にしてきただろうか』
真由子を選んだ辺り、大物なのかと思いきや、二人は「刑場の底で誕生した」という妖怪。
刑場では、何人もの人間が死んでいった
そういう場所だった
人間は不思議だ…、なぜ人間は死に臨んで、ああもいろいろな形がある?
その為に、姿形さえ似せた。
場所が場所だけに、すごく哲学的な思考を得た、一風変わった妖怪たちだったのか…。
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血を舐めただけでこの表情って、真由子ちゃんどんだけ旨いの!?
場所が場所だけに、すごく哲学的な思考を得た、一風変わった妖怪たちだったのか…。
『我らの邪魔をしないで貰おうか』『死んでもらうぞ化物!』
とら『あ? ワシをなめんなザコ共!』
血を舐めただけでこの表情って、真由子ちゃんどんだけ旨いの!?
■泥なんてなんだい
無論、とらは二人を一蹴してしまうのだったが、はしゃぎまわる真由子に疑問も覚える。
自分の欲しいもの、うしおを他人に譲ろうとする姿
それは人間らしくない、と
無論、とらは二人を一蹴してしまうのだったが、はしゃぎまわる真由子に疑問も覚える。
自分の欲しいもの、うしおを他人に譲ろうとする姿
それは人間らしくない、と
が、真由子は知っている、他人の為に泥を被ってくれた少年の事を。
泥くらいどうって事ない
そう言った彼に、そうだよね、って思ったから
そう言った彼に、そうだよね、って思ったから
大切なものの為なら、汚れる事も譲る事も、きっと死ぬ事さえ大したことじゃないのだ、と。
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しかし勝手にドレス着ちゃうのはどうかと思いましたっていうか、ホント、とら殿を恐れないな!
マイペース真由子!
とら『こら女ァ! バケモノになれなれしくすんな!』
真由子『あー! 私の名前、まだ覚えてないっ!』
しかし勝手にドレス着ちゃうのはどうかと思いましたっていうか、ホント、とら殿を恐れないな!
マイペース真由子!
アホくさくてやってられっかよーーーーーー!
■彼らの質問
だが、やはり生きていた彼らの追跡を受け、変化で引き付けたとらは“たゆら”を撃破!
刑場に住んでた、蛇と蛙だったのね
だが、やはり生きていた彼らの追跡を受け、変化で引き付けたとらは“たゆら”を撃破!
刑場に住んでた、蛇と蛙だったのね
答えよ…、“満足する死”とは、何だ?
絶え間なく死に行く人間共
だが、稀に満足そうに死ぬ者がおり、それがどうしても気になったのだ
だが、稀に満足そうに死ぬ者がおり、それがどうしても気になったのだ
なるほど、それで誰も答えられなかったのね。
死なんて所詮は死なんだ、と。
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特に、バケモノには理解できず、などかがたゆらを見捨てる流れが印象的。
つるんでいるが、仲間意識なんてない
自分が全て
などか『何故、助けねばならんのだ?』
とら『そうだよなあ、バケモノはそう考えるよなあ!』
特に、バケモノには理解できず、などかがたゆらを見捨てる流れが印象的。
つるんでいるが、仲間意識なんてない
自分が全て
逆に、真由子は初めて出会った人の為に、躊躇いなく手を差し出す
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おばけ! 質問に答えるわ…、泥なんて、なんだよ!
■愚か者達は宴に集う
だからこそ、人質となってしまった真由子は、とらの為にあっさりとその身を投げる。
満足する死を、目の前でやってのけた!
とら『バカな女だアイツは、自分より他の奴の痛さが気にかかるらしい』
などか『この娘が、我々の答えなのかもな…』
おばけ! 質問に答えるわ…、泥なんて、なんだよ!
■愚か者達は宴に集う
だからこそ、人質となってしまった真由子は、とらの為にあっさりとその身を投げる。
満足する死を、目の前でやってのけた!
ああそうか、たゆらよ解ったぞ…、本当に愚かだったのは我々だ……!
それは理解が遅すぎたゆえか
それとも、こんな畑違いの感情に興味を抱いた、己らの愚かさに呆れたのか…?
それとも、こんな畑違いの感情に興味を抱いた、己らの愚かさに呆れたのか…?
などかの声音に哲学を感じる!
そしてとらも―――
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自分は、自分が「得する為」に助けてるってのに、真由子は命さえ投げ出してくれた。
おかえしがデカすぎんだろ!
いらねーよ!
とら『ワシはお前を食いてえから助けたんだぜ…、それをお前は…!!』
『愚か者が!』
自分は、自分が「得する為」に助けてるってのに、真由子は命さえ投げ出してくれた。
おかえしがデカすぎんだろ!
いらねーよ!
そも、死んだら美味しく食えないだろ、俺の為なら死ぬんじゃねーよ!
みたいな?
とら殿、今週もツンデレの極みを行く男だぜ!
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今週はトイレの主だったうしお、だがそこがいい。
■まゆこととら
かくて、妖怪は退治され潮の腹も治り、介抱した麻子との絆が深まった事も分かり―――
とらも真由子の名を呼んだ。
とら殿、今週もツンデレの極みを行く男だぜ!
とら『おい! ま、ま…? ゆ、こ…?』
『あの誓いっての、覚えとるか? 誓ってやらあ、お前が食えるなら幾らでも』
今週はトイレの主だったうしお、だがそこがいい。
■まゆこととら
かくて、妖怪は退治され潮の腹も治り、介抱した麻子との絆が深まった事も分かり―――
とらも真由子の名を呼んだ。
好きな食べ物からあげ、好きな色、薄い桜色、そして、そして……、とら!
真由子ちゃんが良い子すぎる!
ナニコレ! 別の意味で本編に関わるエピソードだったよ!
ナニコレ! 別の意味で本編に関わるエピソードだったよ!
真由子、引いてはうしおが戦う理由だよ!
■満足する死とは何か
ふとした疑問を、何百年もかけて考え続けた、哲学者な妖怪たちのお話。
より良く死ぬ、死ぬ意味を得る
それは幸福なこと
ふとした疑問を、何百年もかけて考え続けた、哲学者な妖怪たちのお話。
より良く死ぬ、死ぬ意味を得る
それは幸福なこと
無論、死んで花実が咲くものかとも言いますが、人間は必ず死ぬ。
終わりよければ全てよし
それでも、そんな道を選ぶ真由子だからこそ、幸せになって欲しいって思うエピソード。
それでも、そんな道を選ぶ真由子だからこそ、幸せになって欲しいって思うエピソード。
次回、第弐拾伍話「H・A・M・M・R~ハマー機関」
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第拾四話「婢妖追跡~伝承者」
第拾伍話「追撃の交差~伝承者」
第拾六話「変貌」
第拾七話「カムイコタンヘ」
第拾八話「復活~そしてついに」
第拾九話「時逆の妖」
第弐拾話「妖、帰還す」
第弐拾壱話「四人目のキリオ」
第弐拾弐話「激召~獣の槍破壊のこと」
第弐拾参話「永劫の孤独」
第弐拾四話「愚か者は宴に集う」
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