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Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
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『うしおととら 第弐拾四話』感想、真由子回! “泥なんてなんだい!”:愚か者は宴に集う

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「愚か者」とはそういう事か! まゆこととら、やっぱ可愛い!

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 久々の一話完結回、真由子といえばお役目様の血筋っぽいですし、そちらの進展かと思いましたが
 進んで泥をかぶる、健気な真由子ととらのコンビ回!
 ゲスト声優コンビも豪華!

 あのとら殿が、ぎこちなく真由子を呼ぶ姿、最高でしたね!

また子安だ!
 余談ですが、「櫻子さん」「ヤングブラックジャック」「うしとら」と三日連続ゲスト子安で
 頭が凄く子安だった! ベテラン緒方さんもさすが!

 先日のマスターアジア秋元氏といい、ゲストなのが勿体無い!

井上真由子、中学二年生、図書委員長。好きなものは薄い桜色♪ そして―――

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 うしおととらなのに殺伐としてない、だと…!?

泥なんてなんだい
 数百年前、刑場で「意識」を得た二体の妖怪は、死に行く人間の表情の多彩さに興味を惹かれ
 特に、「死」という究極の不幸にありながら
 満足していた者に驚いた

 以来、彼らは人間を真似、人間の思考を辿ろうとし、井上真由子に辿りつく。

 大切なものの為なら、泥汚れだろうと不幸だろうと
 死んでしまおうとも怖くない

 真由子の答えに、彼らは己の愚かさを悟りつつ消滅、真由子もとらと絆を深めるのであった。

 次回、第弐拾伍話「H・A・M・M・R~ハマー機関」。

とら『なんてったっけなぁ、あの旨そうな女…』

『いつか喰ってやる…、でも、かに餃子バッカの方も興味あるなぁ…』

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 とらさん、またまた考える。

井上 真由子
 開幕からうしおが腹を下し、看病する麻子と、またも「恋」に遠慮する真由子。
 これも、とらには解らぬ感情だった

 その真由子、「脳を吸う」化物に狙われており―――?

 うしお不在回!
 とら殿、すっかりハンバッガを気に入っちゃって!

 真由子は、馴染みのお店に誘われたと、その化物の誘いに乗ってしまう。

 助けられるはとら殿のみ!

とら『チッ、こうなったらあんまり気は進まねーけど…』

『―――こんなもんかなあ』

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 気付きながらも、うっかりもぐもぐと見守ってしまったとら、「人型」変身だと!?
 アレか、イケメンになって見守るパターンか!

 とら殿「人間版」ご開陳…!

とら真由子『ふん、まだ顔がしっくりこないが、すぐ慣れるか』

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 と思ったら、真由子にバケたのね。
 ホント器用な御仁である

 にしても、すぐ慣れるかって、どう考えても慣れそうにないよとら殿じゃ!?

『―――娘よ、答えるのだ! 我々の質問に』

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 白スーツ子安がたゆら、舌長のcv緒方さんがなどか、響きがちょっと可愛い

答えよ
 かくて、とらが真由子の風評被害を連発する一方、当人は「問い」を妖怪たちに求められ
 危うく脳を吸われかけていた

 わからんのだろう? そんな脳ミソはいらんわなぁ~?

 などか怖い!?
 が、真由子が真由子を助けに来る超展開!

 真由子の姿で、いつものとらの動きをするもんだから、ホント違和感がスゴいね!

 すげえ男前だ!

たゆら『その娘は、我々の問いに答えかけていたようだった』

『―――何百年、我々は同じ質問を人間にしてきただろうか』

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 真由子を選んだ辺り、大物なのかと思いきや、二人は「刑場の底で誕生した」という妖怪。
 刑場では、何人もの人間が死んでいった
 そういう場所だった

 人間は不思議だ…、なぜ人間は死に臨んで、ああもいろいろな形がある?

 その為に、姿形さえ似せた。
 場所が場所だけに、すごく哲学的な思考を得た、一風変わった妖怪たちだったのか…。

『我らの邪魔をしないで貰おうか』『死んでもらうぞ化物!』

とら『あ? ワシをなめんなザコ共!』

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 血を舐めただけでこの表情って、真由子ちゃんどんだけ旨いの!?

泥なんてなんだい
 無論、とらは二人を一蹴してしまうのだったが、はしゃぎまわる真由子に疑問も覚える。
 自分の欲しいもの、うしおを他人に譲ろうとする姿
 それは人間らしくない、と

 が、真由子は知っている、他人の為に泥を被ってくれた少年の事を。

 泥くらいどうって事ない
 そう言った彼に、そうだよね、って思ったから

 大切なものの為なら、汚れる事も譲る事も、きっと死ぬ事さえ大したことじゃないのだ、と。

とら『こら女ァ! バケモノになれなれしくすんな!』

真由子『あー! 私の名前、まだ覚えてないっ!』

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 しかし勝手にドレス着ちゃうのはどうかと思いましたっていうか、ホント、とら殿を恐れないな!
 マイペース真由子!

 アホくさくてやってられっかよーーーーーー!

 とら殿に新郎の真似事させようとか、雲外鏡あたりが見たら、ひっくり返るぜ!

たゆら『娘、我々の質問に答えよ――――』

とら『ケッ、生きてやがったのか…、蛇に、ガマか』

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 とらまゆパンチ怖すぎィ!

彼らの質問
 だが、やはり生きていた彼らの追跡を受け、変化で引き付けたとらは“たゆら”を撃破!
 刑場に住んでた、蛇と蛙だったのね

 答えよ…、“満足する死”とは、何だ?

 絶え間なく死に行く人間共
 だが、稀に満足そうに死ぬ者がおり、それがどうしても気になったのだ

 なるほど、それで誰も答えられなかったのね。

 死なんて所詮は死なんだ、と。

などか『何故、助けねばならんのだ?』

とら『そうだよなあ、バケモノはそう考えるよなあ!』

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 特に、バケモノには理解できず、などかがたゆらを見捨てる流れが印象的。
 つるんでいるが、仲間意識なんてない
 自分が全て

 逆に、真由子は初めて出会った人の為に、躊躇いなく手を差し出す

とら『バカな女だアイツは、自分より他の奴の痛さが気にかかるらしい』

などか『この娘が、我々の答えなのかもな…』

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 おばけ! 質問に答えるわ…、泥なんて、なんだよ!
 
愚か者達は宴に集う
 だからこそ、人質となってしまった真由子は、とらの為にあっさりとその身を投げる。
 満足する死を、目の前でやってのけた!

 ああそうか、たゆらよ解ったぞ…、本当に愚かだったのは我々だ……!

 それは理解が遅すぎたゆえか
 それとも、こんな畑違いの感情に興味を抱いた、己らの愚かさに呆れたのか…?

 などかの声音に哲学を感じる!

 そしてとらも―――

とら『ワシはお前を食いてえから助けたんだぜ…、それをお前は…!!』

『愚か者が!』

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 自分は、自分が「得する為」に助けてるってのに、真由子は命さえ投げ出してくれた。
 おかえしがデカすぎんだろ!
 いらねーよ!

 そも、死んだら美味しく食えないだろ、俺の為なら死ぬんじゃねーよ!

 みたいな?
 とら殿、今週もツンデレの極みを行く男だぜ!

とら『おい! ま、ま…? ゆ、こ…?』

『あの誓いっての、覚えとるか? 誓ってやらあ、お前が食えるなら幾らでも』

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 今週はトイレの主だったうしお、だがそこがいい。
 
まゆこととら
 かくて、妖怪は退治され潮の腹も治り、介抱した麻子との絆が深まった事も分かり―――
 とらも真由子の名を呼んだ。

 好きな食べ物からあげ、好きな色、薄い桜色、そして、そして……、とら!

 真由子ちゃんが良い子すぎる!
 ナニコレ! 別の意味で本編に関わるエピソードだったよ!

 真由子、引いてはうしおが戦う理由だよ!

 泥なんて、なんだよ!

次回「ハマー機関」、今度こそ“白衣たち”のエピソード?

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 麻子は一切真由子の気持ち知らないんだろうな、と思うと切ない。

満足する死とは何か
 ふとした疑問を、何百年もかけて考え続けた、哲学者な妖怪たちのお話。
 より良く死ぬ、死ぬ意味を得る
 それは幸福なこと

 無論、死んで花実が咲くものかとも言いますが、人間は必ず死ぬ

 終わりよければ全てよし
 それでも、そんな道を選ぶ真由子だからこそ、幸せになって欲しいって思うエピソード。

 次回、第弐拾伍話「H・A・M・M・R~ハマー機関」




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