Quantcast
Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
Viewing all articles
Browse latest Browse all 5115

ガンダムAGE-1フルグランサ HG レビュー [AGE 1/144]

$
0
0
 バンダイ、ガンダムAGE 1/144 HGシリーズより。その他レビュー目次はこちら。

「ヴェイガンは殲滅する!」

イメージ 2

 HG 1/144 AGE-1G ガンダムAGE-1 フルグランサ (機動戦士ガンダムAGE)のレビュー。
 メカデザインは連邦系担当の海老川兼武氏。

 A.G.160年代のガンダムAGE-1の姿。
 ヴェイガン艦隊との戦いで大破した機体を修復する際、近代化改修とフルアーマー化が施された。
 攻防共に増強された「戦闘用モビルスーツとしてのAGE-1」の最終形とされる。

最終オープニングで姿を見せたAGE-1重装形態

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 16

 シールドで敵の攻撃を受け止め、ギラリと睨み返してくる姿が特に印象の機体。

 ガンダムAGE-1グランサ、背部ランチャーを装備したフルグランサ、
 ついでに内部のAGE-1フラットが再現可能。
 頭頂高は約13cm。

■HG AGEの最初にして最後?
 HG GUNDAM AGE シリーズNo35、2013年4月発売。定価1600円。
 同No1 AGE-1ノーマルの派生キット。原型と同時期の新規金型HGUCは130番のジェスタ。
 ポリキャップはPC-001.

 放映終了から早半年、フリットの最終乗機にGランチャーまで付いてキット化されてくれました。
 第4期オープニングで姿を見せた際はホントにワクワクしたものですから
 たまらなく嬉しいキットです。

 とにかくプレイバリューがたっぷりなキット。

 HG AGE-1ノーマルからシールとビームダガーを排し、新シールとグランサパーツを追加。
 ランチャーは重く、可動も阻害するので正直プラモ的には微妙ですが
 それ以外はホントによく出来てます。

 ただ、HG AGE-1関連をよほど生産したのか、金型劣化で腰と胴体が泣き別れしやすくなっていました。
 盾が外れるケースについては、よく押し込んでやると問題ないと思います。

■簡単工作
 顔を除く白色と黄色の部分をガンダムマーカースミ入れ筆ペングレーで、残りを黒でスミ入れ。
 肩側面を黒塗り。この部分も「A」がモチーフの形状ですね。
 頭部アンテナを削ってシャープ化。

AGE-1フラット+グランサ+フルグランサ

イメージ 6

イメージ 7

 SB9クリアピンクサーベル、左平手一個、装甲一式、グラストロランチャー、シールドライフル2個。
 ドッズライフル、シールド。

 PC-001Aポリは、3-4-13-15が2個ずつ余り。
 胸部の「フタ」も付いて来ますが、普通はシール。塗装する場合にモールドを塞ぐのに使えます。 

「戦わずにして何を守れるものか! さあ武器を取れ!」

イメージ 11

イメージ 12

イメージ 13

イメージ 14

 第4期オープニングで姿を現し、第42話ディーバ艦内で強化改修を完了。
 イメージ曲はキャラソンアルバム2巻に収録された「DETERMINATIONS OF THE AVENGER」でしょうか。
 3巻収録の「約束の場所 -AGE OF PROMISE-」改心後のイメージ。

 グラストロランチャーは下からグリップする方式。
 回転+ボールで結構自由に動きます。

 シールドライフルはサーベル刀身もセット可能(最終話などで使用)で
 前腕に装着される為、他に武器を持つ事も可能。

 肩と膝にはゲームで使用していたミサイルの展開ギミックも再現されています。

アーマーの装着

イメージ 15

 グランサ・アーマーは、AGE-1の形状を前提に「被せる」ことで装着されるようになっているので
 装着箇所が全部新規造形であるアデルには使いまわせません。
 シールドライフルのみそのまま流用可能。

 グラストロランチャーは「バックパックに被せる」方式で
 これもプラの擦り合わせで維持します。

「行け! AGE-1はこのまま足止めをする! 私に構うな!」

イメージ 8

イメージ 9

イメージ 10

 説明書、箱には特に書いていませんが、AGE-1フラットも再現可能。
 シールで胸部を塞ぎ、カメラが黄色に変更。

 第2部では最新XR機であるゼイドラに、第3部では更なる新鋭機2機に対し一歩も引かぬ猛戦っぷり。
 特に第36話「奪われるガンダム」では捨石覚悟の徹底抗戦を見せましたが
 動けなくなるほどに大破し、その後に復元されグランサに。

 最終話でもフラットに戻り、指揮を行っていたようです。

「困難を選べ! 僕は、僕が救世主になる事を諦めるなんて決して許さないぞ!」

イメージ 17

 いわゆる「改心シーン」は、ゲーム→アニメ→小説の順で内容が深められており
 小説版では全編を通した一大決算となっていました。

 特に序盤、ファーデーン編のウェイトもかなり大きいという事がアニメでも「察せられる」のですが、
 小説版では更にハッキリ描かれていた感じですね。
 キャラソンもそんな感じです。

■可動他
 可動はポリキャップPC-001準拠。
 各部二重関節、腹部と腰部にボールジョイント、腿回転など、現行HGではトップクラスの可動。
 腹部と腰部がそれぞれボール関節で繋がり、腰裏の装甲まで動いてくれるので
 素立ちに関してさえ、他キットより選択肢が広いのです。
 S字立ち向きの構造ですから。

 濃紺の装甲は可動を阻害せず、既存機体の上に装着可能、それでいてプロポーションは良好。
 1/144フルアーマーとしてはベストと言っても良いのではないでしょうか。

 金型劣化か、腰関節がすっぽ抜けるようになってましたが
 まあそこはテープでも巻いたり接着剤でも塗って乾かして太らせたりで対応できます。
イメージ 1

 HG ガンダムAGE-1をベースにしたファミリーキット群。
 作るも作ったり。

 なにより、この殲滅魔老人の愛機がキット化されたのが嬉しいお話。
 今後、メモリー・オブ・エデンに際してもう少しHGが続けば、とも思ってしまいますが
 とりあえず一つの大きな区切り、一つの大きな満足が得られたのは喜ばしいことなのではないでしょうか。

 そうそう。ボックス右下に記載されている「付録カード」はシン・マツナガ専用ザクR型
 その箔押しバージョンでした。写真はこっちの記事で。

本ブログ内関連リンク

 ガンダムAGE-1グランサについての機体解説記事はこちら。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 5115

Trending Articles