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Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
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LBX ファントム レビュー [1/1 ダンボール戦機WARS]

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 ダンボール戦機第三期シリーズより。直近のレビュー一覧はこちら。分類別レビュー目次はこちら。

姿なきLBX「亡霊<ファントム>」、参戦を前に早くもキット化

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 1/1 ダンボール戦機WARS (ウォーズ) LBX 047 ファントムのレビュー。
 2013年7月発売。

 大規模ディオラマ「セカンドワールド」に突如現れたLBX。
 亡霊のように空を舞い、翼状の外装をマントのように纏う事で姿を消す、詳細一切不明の謎のLBX。

MGSと同規格の「マント」と光の槍を装備した、ボリュームあるLBX

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 マントがデカく、スタンド付き。とあって、1200円キットとしては結構デカいランナーが。
 多色成型ランナーもあり、個人的に色分けに大きな不満はなし。

 設定上、マントの表裏が別色なのが再現されていませんが、再現するとすごく重くなりますしね。

マント、マント展開、中身、と三粒美味しい?

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 多方向にスラスターが向いているのが特徴。
 マントで全身を覆い、姿を消す機能をもった迷彩形態。

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 扱い上はスタンド必須ですが、背中パーツがつっかえ棒になるので自立します。
 マント展開後に後ろから見ると、スラスターが背中側に集中し、いかにも高機動な印象に一変。
 これが「戦闘形態」ってところでしょうか。


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 背中パーツを外した場合も「槍」をつっかえ棒にすれば自立可能。
 本体ってば軽いのです。

 スタンド非使用なら角まで含めて全高13cm。
 マントを展開した場合は、全幅が大体24cmくらいまで広がります(HGUCの高さが大体13cmくらい)。

 頭部ゴーグルが大きく、まるで「顔がない」かのような印象が不気味なLBX。
 イメージや役割にピッタリではないでしょうか。

■巨大さが難
 キットの色分けは価格と対応年齢相応。
 ただ、動かす際、肩アーマーが干渉して外れやすいのがネック。
 保持力が低いというほどじゃないんですが、デザインが込み入っていて干渉するのが原因でしょうか。

 手で抑えながら動かすにも、巨大な羽根が邪魔して手が入れにくいので
 ついポンッと肩アーマーが外れがち。

■迷彩マント
 羽根格納時は光学迷彩が機能する模様。
 デスサイズのアクティブクロークと似た効果を持っていますが
 ギミック的には、肩を一部はめ込む構造からして、むしろマスターガンダムに近いデザイン。

セカンドワールドに現れた「悪魔」?

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 シンプルな命名の「デモンズランス(悪魔の槍)」。
 二又に分かれた矛先の槍や、冠めいた頭部、大きな翼など、幽霊・亡霊というより『悪魔』ですね。
 その割にカラーリングが妙に明るいのは何なんでしょう。

 ヴァイオレットデビルことガウンタ・イゼルファーも「ガウンタ+悪魔」がモチーフでしたが
 更にストレートに悪魔的なイメージ。
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機体を象徴する「マルチギミックサック規格」の迷彩マント

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 センサーらしきシールのせいか、向きを変えると支援メカっぽい気がする!
 機体背部に、マルチギミックサック(MGS)規格で接続。

 設定上のものなのか、プラモオリジナルギミックなのかはグルゼオン同様に不明。

セットアップ!

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 同規格なので、毎度おなじみオーキャノンもセッタップできます。
 逆に「翼」を他機体にセットすることも可能。

 カラーリングからするとバル・スパロスも似合う気がします! しますってば!

謎の親和性。プラモ的な理由か、それとも?

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 いやデザイン的な親和性は置いといて。

 当然、MGS規格が存在するグルゼオンにも装着可能。
 またグルゼオンの場合、装着面が「グルゼオンへの装着を想定」した形状なのが気になります。
 周辺の凸凹の形がぴったりきてるんですよね。

※例えばオーキャノンをファントムに付けようとすると少し干渉する。

クリアオレンジの台座付き

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 差し替えによって長短が変えられる小技スタンド、左平手付き(手のひらに肉抜き穴あり)
 解説マンガはオチでちょっと笑いました。相変わらずいい仕事。

■付属品
 デモンズランス、左平手、スタンド。
 DJ-04ポリキャップは、L-P-Qが各1個ずつ、Hが2個余り。

LBX ファントム<PHANTOM>

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 ダンボール戦機WARS(同作5番目) LBX-46、1/1、2013年6月発売、定価1000円。
 新規金型。同時期の新規金型HGUCは157番メッサーラ。
 ランナースイッチなし。

 同シリーズ共通の、多色成型、手もぎランナー、フルカラー&漫画付き説明書を採用。
 解説漫画はネタバレ対策仕様で某キャラが大暴れしてくれます。

 名前のファントムは「亡霊、幽霊」の意味。
 最近では珍しい固有名詞タイプのLBX名となっていますが、本名ではなく通称なのかもしれません。
 マント表面の推進器(?)が、なんとなくジ・エンペラーを連想させますが
 果たしてその正体は?

 ただ、胸部コアボックスに意味ありげに「???」と描いてあるところからすると
 バンデットのターゲットなのかもしれませんね?

突如、セカンドワールドに現れた「亡霊」

 国連が推進する、LBXを用いた戦争シミュレーション機構「セカンドワールド」。
 そこに突然現れた謎のLBXが本機である。

 謎の襲撃者という共通項から、同じく現在も詳細不明な「バンデット」との繋がりも噂されるが
 その詳細はバンデット以上に不明な点が多い。

 なお、アーマーフレームは「ナイトフレーム」タイプと判明している。

飛行・迷彩機能を持つ特殊マント

 仮想戦争では、プレイヤーは運営から支給されたLBXを用いて戦闘を行う。
 これは「世界の戦力をLBXに換算し、擬似的に人間で戦争を行う」という必要上の措置であるらしい。

 改修は予算と技術の枠内で許されているが
 この前提条件ゆえか、外部では散見される「飛行型LBX」が仮想戦争には殆ど見られない。
 その為、飛行機能を有する「ファントム」は、謎の存在であると共に、戦力的にも厄介な相手である。

 マントを格納した「迷彩状態」でも飛行可能で、しかも推進口からビームを放っての攻撃が可能。
 展開すると更に機動性が増し、大型の槍「デモンズランス」を操る。

 その詳細は未だ不明だが「戦争」に悩む生徒、教師にとって、また悩ましい存在となっているようだ。

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