Quantcast
Viewing all articles
Browse latest Browse all 5115

デルタアストレイ [ガンダムSEED C.E.73 Δ ASTRAY]

火星開拓民にロウ・ギュールが協力した、核動力と光の翼を持つ「アストレイ」

Image may be NSFW.
Clik here to view.
イメージ 1

 地球圏から得られた技術を投入しつつ、独自の外観にまとめられた「マーシャン(火星民)」の機体。
 メカデザは大河原氏。

 火星の地球圏視察団リーダーが駆る、アストレイ第四作主役機。
 デスティニーやストライクフリーダムと同根の、光の翼による加速性能を与えられた高機動モビルスーツ。
 核動力を持ち、とある秘密を抱えていた。

 背部から察せられるとおり、ある意味で伝統的なスタイルの「光の翼」を持つ機体です。

 ちなみに右は本作におけるアストレイ・レッドフレームの改修形態。
 某武者を思い起こさせる仕様が面白い機体ですが
 こちらもやはりキット化はされず。

■SEED DESTINY外伝
 OVA「C.E.73 STARGAZER」とも関わるアストレイシリーズ。
 火星コロニーからの視察団を主役に据え、外の視点から、ユニウスセブン落下によってキナくさくなった時世
 そしてディスティニープラン発動までの地球圏を描きます。

 開拓地の火星では、既にディスティニープランに近い「遺伝子により選ばれた職に就く」を採用しており
 そんな彼らの代表とも言える青年、アグニスの視点による我慢のならない物語。
 全2巻。

■デルタアストレイ
 本機開発にあたり、火星に旅立ったロウ・ギュールが協力した事から「アストレイ」と命名。
 宇宙開発用モビルスーツ「スターゲイザー」の開発元にも協力を受け
 ヴォワチュール・リュミエールと呼ばれる光の翼を持つ。

 この加速システムは、デスティニー、ストライクフリーダムが採用する加速システムと同名であり
 また宇宙開拓用に「無限に加速する」スターゲイザーにも同名システムがあるが
 全て同名ながら、技術的には異なる「近縁種」とされている。

 核動力に支えられた急激な加速力は、地球圏モビルスーツを圧倒する機動力を与えているが
 パイロットへの負担が大きく、あくまで緊急的なシステムとなっている。

■地球圏視察
 位置付けの上では「視察団の長の機体」であり、ロウ・ギュールの協力を得て完成した。
 しかし、その後火星本国によって自爆システムが設置されている。

 彼らは「地球人は火星民にどう対応するか?」に注目し
 もし本機が破壊、または鹵獲され、中枢が開封されるような事態に陥った場合、即座に自爆する。
 そのようなトラブルは「地球人が敵対した」と考えられるからである。

 或いは期日以内に帰還しなかった場合も自爆し
 もし自爆した場合、火星は地球との接触を絶つよう準備している。

 本機は「火星民に対する、地球圏政府の対応を見る」為の機体なのである。

前半主役機など我慢ならん!

 主人公を使い捨ての道具のように扱うこのシステムも手伝い、中盤で乗り換えも行っています。
 が、両機ともキット化されず。

 全2巻という短さもあってかもしれませんが、アストレイとしてはやや異質な機体ですね。
 一番異質なのはデザインかもしれませんけれども。
 なんとなく丸っこいのが海洋生物っぽい。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 5115

Trending Articles