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Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
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LBX デクーカスタム(監視型) レビュー [ダンボール戦機]

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 第一期シリーズ量産機。直近のレビュー一覧はこちら。分類別レビュー目次はこちら。

デクー・カスタム。後の「DCシリーズ」の先駆けとなったLBX?

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 1/1 ダンボール戦機 LBX 008 デクーカスタム (監視型)のレビュー。
 2011年7月発売(原型は同年2月キット)。

 汎用量産LBX「デクー」のカスタム型。
 頭部高感度センサー増設により、監視、侵入者の早期発見を図り、大口径ライフルによって迎撃を行う。
 CCM操作型のみならずAI制御型も存在し、複数で拠点防衛端末を担っているようだ。

LBXシリーズ第一作目と同時発売された、最初期LBX(の派生品)

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 頭部モノアイまで約10cm(角まで含めた全高は約12.5cm)。
 実質、ダン戦プラモ第一弾と呼べる旧作。

 顔がドクロっぽいのが特徴の、敵勢力の汎用量産機(その用途特化型)。
 いかにもですが、カラーリング効果で結構強そう。
 武器も対物ライフルな大物です。

■第一期
 2011年2月、最初の主役LBX「アキレス」と同時発売された量産LBXデクーの派生キット。
 小変更と色変えくらいで、ほぼそのままの構成のようです。

 2013年開始の第三期「ウォーズ」から視聴を始めた私には縁が薄く
 サンプル写真からも、頭部、フンドシ形状が気に入らず、購入を見送っていたんですが……。

ウォーズでの味方量産機「DCオフェンサー」の原型?

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 主人公達も初期に使用し、現在も味方の主力を務めるイカした量産LBX「DCオフェンサー」。

■DEQOO CUSTOM?
 既知の方には広く知られる通り、DCオフェンサーに近いのです。
 今年の発売ラインナップも9月まで埋まってしまい、もはやDCのキット化は絶望的。
 なので今更ですが購入してみました。

 頭部周りなどをガンダムマーカースミ入れ筆ペン黒で、銃口内部を黒ペンで塗装しています。

 武器セット「カスタムウエポン18」にはDC用ビームガンも入ってますが
 やはりキット化は絶望的なのか……

 ともあれこのキット自体は結構よく出来ていて、1000円キットの割に満足度は高いです。

「必殺ファンクション! ハイパーエネルギーボム!」

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※こちらは「HGUC ブルーディスティニー掘徂嫗阿領戦型ガンダム系ビームライフル。

 初期LBXでは、指と手の甲が別パーツ化されており、HGUC系の武装でもちゃんと保持できます。
 SEED、00、AGEなど、TV放映作品向けHGと同じ作りですね。

 ただ当然難点もありまして
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「必殺ファンクション! 圧縮弾!」

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 大口径なAMBライフルが付属。
 これだけ大きな得物だと、重さに負けて手の甲ごと外れてしまうというケースがちらほら。
 或いは、武器がすっぽ抜けてしまったり。

 対し現行キットでは手首の中にポリが内蔵され、武器をポリがしっかり保持してくれます。
※反面、武器の柄の形状が制限されます。

初期キット、旧ポリキャップの難点

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 最初のポリキャップ「DJ-01」。最近のキットではDJ-04一択。

 LBXはパーツ交換ホビーでもあるので、互換性は維持されています。
 しかし、ややパーツの保持力が低いように思え、腰や膝のアーマーの独立、前述の手首などで顕著。
 また腰部もボールではなく軸なので、回転しかさせられません。

 今見てもよく出来ていますけれども、後発では、更に配慮が進んだのが窺えるように思えます。

頭部ゴーグルは角度変更、取り外しが容易

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 既存キットに軸で外付けする方式なので、ゴーグルは無段階の角度変更が可能。
 取り外しも簡単です。

 モノアイ、及び胸部センサーらしきパーツはクリアレッドで成型され、下にホイルシールを貼る方式。
 おかげでいい具合に光を反射してくれます。

本キットベースでのDCオフェンサーは……

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 左の開き手、ゲーム用サイコロが付属。
 派生キットですがポリキャップ含めて一切のパーツが余らない、考え抜かれた派生キット。

■規格の問題
 同じポリキャップで今年一月にも「LBX-40 バスター」が新規キット化されているそうですし
 可能性は捨てきれないとは思いますが、やはり旧規格がネックなのかも。
 本キット流用だと、さすがに古過ぎると言われそう。

 また、やたらと出っ張った股間部も「味方機」のデザインとしては不恰好に感じてしまいますから
 そのまま出すと「これじゃない!」と言われそうな雰囲気です。
 味方というには丸っこすぎるというか。

 新規金型を起こすのも、予算、維持費はタダではなく、バンダイさんも悩みどころなのでしょうか。
 新規金型バンバン出してて、超頑張ってるシリーズなんですから
 欲を言うのも良くないのでしょうけれども。
※正直、月一以上のペースで出している現在でもバンダイプラモとしては破格の好待遇。

 とりあえず本キットで欲望を満たしていますが、やっぱり新規キットでDCシリーズ欲しい……。
 アンド、劇中でこれからもカッチリ活躍をして欲しいところ。

デクーカスタム(監視型)<DEQOO RECON TYPE>

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 第一期シリーズ扱い。オマケ漫画ではジンさんが大活躍だ!(プレイヤー解説は八神氏)。

■デクーC
 ダンボール戦機 LBX-08、1/1、2011年7月発売、定価1000円。
 LBX-2 デクー(2011年2月)の派生キット。原型と同時期の新規金型HGUCは124番ドライセン(UC版)。

 シリーズ共通の多色成型、手もぎ可能ランナー、フルカラー&漫画付き説明書を採用。
 付属するバトルフィールドは「エンジェルスター」。

 これはこれで思った以上にカッコイイのは確か。神谷重工は流石。
 余談ですが、何気に驚いたのがHGUCドライセンucから早二年経過しているって事ではないでしょうか。
 嘘だろベスさん? 嘘だろベスさん!?

 加えて「その頃にスタートして」いまやそれなりのラインナップになったLBXって結構スゴイなと。

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秘密結社「イノベーター」で運用された、兵器としてのLBX

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 紫のLBX「ジェネラル」はデクーの上位機種であり、八神の専用機として開発、使用された。
 兵器系LBXに多用される大出力型「ブロウラーフレーム」を採用。
 DCRと同様に、AMBライフルを装備している。

 2050年、強化ダンボールの戦場を用いたホビーとして、LBXは子供を中心に爆発的な人気を博していた。
 一方、陰では「小型ロボット」としてのLBXの兵器利用もまた進んでおり
 秘密結社イノベーターでも戦力として採用していた。

■黒の部隊
 その名の通り「新技術による社会変化(イノベーション)」を目指す組織イノベーターにあって
 隠密部隊として活動している部署。
 リーダーは八神英二。

 デクーは黒の部隊をはじめとするイノベーターの専用機であり、大手企業「神谷重工」のLBXである。
 イノベーターの組織解体後は市販品となった。

神谷重工とセカンドワールド

 神谷重工はグループ会長がイノベーターに協力する立場をとり、彼らの専用LBXを多数手がけた。
 当時、海道ジンの専用LBXであったジ・エンペラーも神谷重工製である。

■セカンドワールド
 2050年に起きたイノベーター事件と、その後の一連の騒動が終息してからしばらく。
 2055年、LBXは世界最高のホビーとして不動の地位を築いていた。

 その中にあって、世界唯一のLBXプレイヤー育成機関として名高い「神威大門統合学園」では
 セカンドワールドと呼ばれる仮想戦争システムを採用し、実戦教育を行っている。
 これは国連が進めている「世界戦力をLBXに換算した」仮想戦争であり
 生徒は1戦力として、学園配布のLBXによって戦っている。

 ジェノック、ハーネス等が使用する「DCオフェンサー」が、神谷重工のデクーをベースにしている他
 謎の乱入集団である「バンデット」もまた、汎用機はいずれも同社の系列機
 デクーエース、マスターコマンドなどがベースとされている。

 ただし、量産機ではなくハンドメイドLBXに酷似した、学園量産LBX「ヴェルネル」なども存在しており
 単に外観が酷似しているだけ、或いはデータのみ流用しているだけの可能性もあり
 神谷重工が直接関わっているかは現時点では不明。

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