駆け足にすぎていく「最後の日常」、いつかまた巡り合えますように
終盤、大わらわで電話してる課長に不穏さを感じましたが、それも「おつかれさま会」の為だったと。
前回が二人の幸せなら、今回は「仕事場の皆との幸せ」を描く回
そして次回が別れの回か……
大切な人と、いつかまた、巡り会えますように。
■形になる「別れの日」
一話以来、ずっと謎だったアイラの「贈る言葉」も判明し、いよいよ別れが鮮明に……。
パジャマで寄り添いあう二人の姿とか
完全に夫婦
一話以来、ずっと謎だったアイラの「贈る言葉」も判明し、いよいよ別れが鮮明に……。
パジャマで寄り添いあう二人の姿とか
完全に夫婦
■いつものままで
残された時間をどう使うか、職員の皆は、ツカサ達が幸せな時間を過ごせるよう心を砕いてくれた
が、アイラ自身の答えは「皆と過ごす事」だった
いつも通り、過ごす事だった。
残された時間をどう使うか、職員の皆は、ツカサ達が幸せな時間を過ごせるよう心を砕いてくれた
が、アイラ自身の答えは「皆と過ごす事」だった
いつも通り、過ごす事だった。
皆が大好きで、また休む事で、自分の体が鈍ってしまうことが怖くて。
最後の仕事を終えた二人を皆はねぎらい
そしてツカサは、突きつけられた「回収同意書」にサインをし、また一つ、大切な日々がすぎてゆく。
そしてツカサは、突きつけられた「回収同意書」にサインをし、また一つ、大切な日々がすぎてゆく。
次回、♯13「いつかまた巡り会えますように(終)」。
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エルさんが言ってましたが、見ててつらい。
アイラ『ツカサっ、一人でいるのは怖いの……』
『ツカサはそばにいてくれるよね…? どこにも、行かないで……っ』
エルさんが言ってましたが、見ててつらい。
■独りの夜に
ある夜、いつものように充電器(?)で寝ていたアイラは、不安を覚えてツカサに飛びつく。
もう「死期」が近いのだ―――。
ある夜、いつものように充電器(?)で寝ていたアイラは、不安を覚えてツカサに飛びつく。
もう「死期」が近いのだ―――。
アイラ…、あのさ…、いや、何でもない。
翌朝、努めて「いつも」に戻る二人。
改めて怖いですよね、自分の余命がハッキリ見えているって……。
改めて怖いですよね、自分の余命がハッキリ見えているって……。
私服、可愛いけれど落ち着いて見れないっ。
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やがて出社すると、ミチル&ザックを皮切りに、出るわ出るわのプレゼント攻勢の日だったので!
皆、二人を気遣ってくれてたのだ
ミチル『――――たまたま、チケットが手に入っただけだからねっ!』
コン『ツカサ! 私のよく行くレストランの、招待券が手に入ったのですがっ』
やがて出社すると、ミチル&ザックを皮切りに、出るわ出るわのプレゼント攻勢の日だったので!
皆、二人を気遣ってくれてたのだ
映画に食事、ヴァカンスにディナーショウ、デートの定番てんこもり!
想い出が埋まっていく…っ!
あと、新しいドレスを貰いテンション高いアイラ(右後ろ)かわいい!ひょこひょこ動いてた!
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初めての映画に、大興奮のアイラ=サン(9歳)。
あと、新しいドレスを貰いテンション高いアイラ(右後ろ)かわいい!ひょこひょこ動いてた!
男優『満足したかい?』
女優『いいえっ、まだまだよ! やりたい事がたくさんあるの!』
初めての映画に、大興奮のアイラ=サン(9歳)。
■想い出を埋めまくってく!
翌日、有給をもらった二人は「初めての映画」「初めての膝枕」と、恋人同士の初めてを埋めてく。
どなたか、埋め立て業者の方はいらっしゃいませんか!
翌日、有給をもらった二人は「初めての映画」「初めての膝枕」と、恋人同士の初めてを埋めてく。
どなたか、埋め立て業者の方はいらっしゃいませんか!
映画の中でやってたアレ、やってみたい! 私の、使ってくれてオッケーなので!
膝枕だからチキショウ!
一方で、ツカサがいなくなる不安も感じる
一方で、ツカサがいなくなる不安も感じる
何より眠ってしまうと、そのまま自分が死んでしまうのではないか、と。
心が不安定になってゆくアイラ。
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また、仲間達は「さっさと休んで二人の時間を大切にしろ」と促すが、アイラは普通を望んだ。
もう身体がボロボロのアイラだからこそ
休みたくない。
ツカサ『これまで通りやっていこう。今日みたいな日は、たまにで良い』
また、仲間達は「さっさと休んで二人の時間を大切にしろ」と促すが、アイラは普通を望んだ。
もう身体がボロボロのアイラだからこそ
休みたくない。
休んでなまって、動けなくなるという根拠の無い不安。
不安が膨れ上がるアイラに応え、ツカサは、これからも「普通」でいようと結論するのだった。
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しかし、身体がなまる事を恐れ、日々「身体チェック」を繰り返すアイラの懸命さに
ミチルは真逆に、もっと休ませなければと決心
鉄黒『こう頻繁にやる必要はないが…、気休めになるんならな』
しかし、身体がなまる事を恐れ、日々「身体チェック」を繰り返すアイラの懸命さに
ミチルは真逆に、もっと休ませなければと決心
ズレちゃったけど優しい子だわ。
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ああ、やっぱり「鉢植え」はツカサっちが受け継ぐのね。
カヅキ『アイラの回収同意書だ。サインは、お前がするんだ』
『任せたからな。お前はしばらく、アイラの為に集中してくれ』
ああ、やっぱり「鉢植え」はツカサっちが受け継ぐのね。
■形をとる「死期」
そうして、ミチルが心配しながら見つめる先で、ツカサはアイラのハーブの世話を教わり
カヅキに託された「回収同意書」に悩む
そうして、ミチルが心配しながら見つめる先で、ツカサはアイラのハーブの世話を教わり
カヅキに託された「回収同意書」に悩む
もっと、色々育ててみたかったな――――。
プランターの世話を伝えるアイラ。
ツカサは、彼女がココにいた証拠を受け継ぐ事になるのか……。
ツカサは、彼女がココにいた証拠を受け継ぐ事になるのか……。
後で辛いですよ、これ…。
鉢植えもお茶汲みも、3年前に仕事から外された折、自分も役立つと証明したくて始めたそうな。
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うーんこの顔芸マイスター。
ミチル『この際だからハッキリ言ってやるわ! どうして休まないのっ!!』
『ちょっとは空気を読みなさいよぉッ!』
うーんこの顔芸マイスター。
■この場所も
やがて、いい加減ミチルがえらい顔でキレてしまい、アイラは本音を伝える。
この仕事場にいたい、皆といたい
やがて、いい加減ミチルがえらい顔でキレてしまい、アイラは本音を伝える。
この仕事場にいたい、皆といたい
でも、私はツカサとの時間と同じくらい、この場所での時間を大切にしたいので。
ミチルはホントに大混乱かわいい。
翻弄かわいい。
翻弄かわいい。
そして、友達の為に一生懸命になってくれる、良い子ですわね…。
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逃げる事もできない、ワンダラー編の通り。
ツカサ『サインは、俺がする事になってる……』
アイラ『うん、良いよ――――。ツカサに、サインして欲しい』
逃げる事もできない、ワンダラー編の通り。
■回収同意書
だが、ミチルも少し気付いていたけれど、ツカサは思った以上に追い詰められていた。
同意書にサインできず、逃げ出したくなるくらいに。
だが、ミチルも少し気付いていたけれど、ツカサは思った以上に追い詰められていた。
同意書にサインできず、逃げ出したくなるくらいに。
辛い想い、させちゃってるね――――。ありがとう。
今までの「回収」の数々。
今度は、ツカサが同じ想いをする番。
今度は、ツカサが同じ想いをする番。
寄り添って、ありがとうと囁くアイラの姿が儚い。
まるで夫婦みたいで、そして儚い。
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前回で語り合ったみたいに、街の夜景を寄り添いながら見つめる二人、最後は近い……'。
でも、きっと、この明かりの中にもツカサ達みたいに
怯えるギフティアもいるんでしょうね
ツカサ『明日、サラさんの回収の日だよな…』
『俺たち二人で担当する仕事は、それで、最後だ……』
前回で語り合ったみたいに、街の夜景を寄り添いながら見つめる二人、最後は近い……'。
でも、きっと、この明かりの中にもツカサ達みたいに
怯えるギフティアもいるんでしょうね
■最後のお仕事
翌日、多くの人たちに惜しまれながら、サラ嬢は「回収」処理を受けるのだったが――――。
一話目のように、耳元で囁くアイラ。
翌日、多くの人たちに惜しまれながら、サラ嬢は「回収」処理を受けるのだったが――――。
一話目のように、耳元で囁くアイラ。
あなたも。
けれどサラさんは、何故か「返事」を返す。
このエピソードも回収か。
このエピソードも回収か。
またこの直前、課長がやたら謝ってたのが不穏だったなんて気のせいだった!
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笑いあう二人に、嫉妬するでもなく微笑むアイラさん。
ミチル@伝言『<もし気が向いたら、オフィスに帰ってきなさいよ>』
『<仕事もひと段落だから、お疲れ様会くらいは、開いてあげられるんだからっ>』
笑いあう二人に、嫉妬するでもなく微笑むアイラさん。
■大切な場所だから
実は、ミチル発案での「お疲れさま会」が計画され、皆して集まっていたのが判明する!
課長が謝ってたのは、許可を取ってたのだ。
実は、ミチル発案での「お疲れさま会」が計画され、皆して集まっていたのが判明する!
課長が謝ってたのは、許可を取ってたのだ。
アイラ、長い間……、お疲れさま。
ミチルのツンデレなお誘い、奇麗な動画でグイグイ動いてて、すごく動画工房だった!
今週、何かと「動き」が印象的でした!
今週、何かと「動き」が印象的でした!
そして、ツカサが笑顔に戻ってくれた事に嬉しそうなアイラ。
やはり天使か…!
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なお、この後のアイラさんがこうなった! ってな漫画はこちら http://gs.dengeki.com/news/29854/
ツカサ『私ね、あそこで働けて良かった…、皆と会えて良かった』
『楽しい事も嬉しい事も多すぎて、日記にも書きつくせないくらい……』
なお、この後のアイラさんがこうなった! ってな漫画はこちら http://gs.dengeki.com/news/29854/
■ツカサ
お開きとなった後、アイラは皆に会えて良かったと改めて感謝し、ツカサにも感謝をした。
出会わなければ、心を開かず終わっていたろうから。
お開きとなった後、アイラは皆に会えて良かったと改めて感謝し、ツカサにも感謝をした。
出会わなければ、心を開かず終わっていたろうから。
大切な人と、いつかまた、巡り会えますように。
良い雰囲気の中、ツカサは「サラに囁いていた言葉」を確かめる。
死にゆく時、一片の希望の言葉。
死にゆく時、一片の希望の言葉。
だからサラは、「あなたも」と返したのだ。
アイラも、もう時間が無い――――。
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公式で動画予告http://www.plastic-memories.jp/オマケ漫画も配信中 http://gs.dengeki.com/tag/plamemo/
予告『まっしろだった私のノートが、あなたとの思い出で埋まっていく―――』
公式で動画予告http://www.plastic-memories.jp/オマケ漫画も配信中 http://gs.dengeki.com/tag/plamemo/
■お疲れさま会
今週も、別れを意識させるままに終わり、アイラの死は最終回に持ち越しに。
個人的に、少し意外でした。
今週も、別れを意識させるままに終わり、アイラの死は最終回に持ち越しに。
個人的に、少し意外でした。
それこそ覚悟を固めさせていっていますが、アイラの死を、どう乗り越えるのでしょう。
限られた時間の使い方を考える
そんな本作、最終話の「時間」をどう配分して描いてゆくのでしょうね?
そんな本作、最終話の「時間」をどう配分して描いてゆくのでしょうね?
次回、♯13「いつかまた巡り会えますように(終)」。
■関連感想記事
♯01「はじめてのパートナー 」
♯02「足を引っ張りたくないので」
♯03「同棲はじめました」
♯04「うまく笑えなくて」
♯05「守りたかった約束」
♯06「2人で、おかえり」
♯07「上手なデートの誘い方」
♯08「知らない花火」
♯09「祭りの後」
♯10「もう、パートナーじゃない」
♯11「オムライスの日」
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