vs英雄王、ここに決着! “無限の剣製”を理解し使いこなす士郎、かっけぇ!
唯一、“相性最悪”の意味を理解した士郎の戦いっぷりも格好良かったが、やはりアーチャーですよね!
初めて士郎を「私」と呼び、凛を「遠坂」と呼び
素直な笑顔で消え去る弓兵…!
答えは得た……。大丈夫だよ、遠坂。俺も、これから頑張っていくから。
■頑張っていく
最後、また生き地獄へ戻ると解っていながら、あんな笑顔で立ち去るとか反則すぎる!
そこに戻ってきた士郎に、サムズアップで応える凛も!
最後、また生き地獄へ戻ると解っていながら、あんな笑顔で立ち去るとか反則すぎる!
そこに戻ってきた士郎に、サムズアップで応える凛も!
■アーチャー
士郎は、自身の“無限の剣製”を活用する事で、ギルガメッシュから優位を奪えると気付く。
武器を展開する速度に限れば、彼の宝具を封殺できる
自分が彼の「天敵」足りえると。
士郎は、自身の“無限の剣製”を活用する事で、ギルガメッシュから優位を奪えると気付く。
武器を展開する速度に限れば、彼の宝具を封殺できる
自分が彼の「天敵」足りえると。
セイバーもまた、生きていたアーチャーの手を借り「聖杯」を粉砕、自らは消滅する。
一手届かず力尽きた士郎に代わり
ギルガメッシュへの、トドメをも刺したアーチャーも、今度こそ消滅した。
ギルガメッシュへの、トドメをも刺したアーチャーも、今度こそ消滅した。
士郎を「私」と呼び、私を頼むと託すアーチャーに、凛は約束を守ると誓うのだった。
■それだけの事
士郎は、かつて味わった「聖杯の惨劇」と英雄王の言葉に、憧れた義父の背中を思い出す。
英雄王は責める、が、既に答えは出ていたのだ
士郎は、かつて味わった「聖杯の惨劇」と英雄王の言葉に、憧れた義父の背中を思い出す。
英雄王は責める、が、既に答えは出ていたのだ
その正体は“偽善”だと男は言った。それでも、そう言った男こそが、最期までその偽善を貫き通した!
出発点がどうあれ、結果がどうあれ関係ない
貫き通せた「未来」がある
貫き通せた「未来」がある
なら、自分もあの赤い背中のように、最期まで夢を張り続けようと決意する士郎。
アーチャーとの対話で、とっくに答えは出ていたのだ。
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出発点が“義父の真似事”、万人が救われるなんてありえない、望む結果は得られない。
それでも足掻き、救うこと考えることを止めない
ひたむきな気持ち。
士郎『だから、だからこそ、その理想に憧れた』
『自分の気持ちではないから偽物なのか? 届いてはいけないのか?』
出発点が“義父の真似事”、万人が救われるなんてありえない、望む結果は得られない。
それでも足掻き、救うこと考えることを止めない
ひたむきな気持ち。
■なんとかできる
そこに、アサシンを下したセイバーさんが颯爽と駆けつけるが、シロウは助力は不要だという
普通、魔術師は英霊に勝てないが…?
そこに、アサシンを下したセイバーさんが颯爽と駆けつけるが、シロウは助力は不要だという
普通、魔術師は英霊に勝てないが…?
だけど、俺とあいつだけは例外だ。信じろ!
アーチャーが「お前が倒せ」と言った意味、それを正しく理解したシロウ!
言い切った!
言い切った!
セイバーさんの駆けつけっぷりもカッコいい!
騎士だよね!
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また、二人の最後の会話は「俺は相応しくなかった」と自省するシロウ、そんな事は無いというセイバー。
組んだ以上は、セイバーに願いを遂げさせ救いたい
そう考えてたんですね。
士郎『セイバー、お前を救う事が、俺には出来なかった』
『―――俺は、お前のマスターには相応しくなかったんだろう』
また、二人の最後の会話は「俺は相応しくなかった」と自省するシロウ、そんな事は無いというセイバー。
組んだ以上は、セイバーに願いを遂げさせ救いたい
そう考えてたんですね。
既に、セイバーの心を救っていると気付かぬシロウ。
そして空気を読む英雄王!
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ここぞで上着を脱ぐ士郎、脱ぐ流れを作るスタッフ!
士郎『剣を作るんじゃない、無限に剣を内包した世界を作る…!』
英雄王『……固有結界か。それで? このみすぼらしい心象で何が出来る?』
ここぞで上着を脱ぐ士郎、脱ぐ流れを作るスタッフ!
■無限の剣製
士郎は、自身の「投影」が、正確には“複製剣を内包した世界を作り出す力”だったのだと気付き
なおも侮蔑する英雄王に、色を失わせた――――。
士郎は、自身の「投影」が、正確には“複製剣を内包した世界を作り出す力”だったのだと気付き
なおも侮蔑する英雄王に、色を失わせた――――。
行くぞ英雄王――――、武器の貯蔵は十分か。
かっこいいぞ士郎!
実は、「複製剣の世界」があって、そこから剣を出してたらしい。
実は、「複製剣の世界」があって、そこから剣を出してたらしい。
もちろん剣はすべて偽物だが、「ことごとくを凌駕して、その存在を叩き落そう」と言い切る!
ただ一度の敗走もなく、
ただ一度の勝利もなし
ただ一度の勝利もなし
担い手はここに独り
剣の丘で鉄を鍛つ
剣の丘で鉄を鍛つ
ならば我が生涯に意味は不要ず
この体は、
無限の剣で出来ていた
無限の剣で出来ていた
一度も心は折れない=ゆえに負けておない、けど望みは叶わない=勝利も無く
自分の生涯に、意味が無い事も解っているけれど―――
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すくすく育つ、ワカメ聖杯!
自分の生涯に、意味が無い事も解っているけれど―――
セイバー『凛、早くこちらへ。そこから離れてしまえば、後は私が!』
凛『オッケー、でももし間に合わなかったら、間に合う方をとって!』
すくすく育つ、ワカメ聖杯!
■間に合う方を
一方、凛の元へ駆けつけたセイバーだったが、彼女は既に歩く事もままならず―――――。
その上、“泥”は成長して人型に!
一方、凛の元へ駆けつけたセイバーだったが、彼女は既に歩く事もままならず―――――。
その上、“泥”は成長して人型に!
なんてね…、言うは易しってヤツだけど……、慎二を返せば見逃してくれるかなぁ…、これ?
泥は魔力で、サーヴァントが触れるのは危険だし
巻き添えにする訳にもいかないし!
巻き添えにする訳にもいかないし!
■「頂点」にして半端者
その頃、士郎は「英雄王」を全英霊の頂点だろうと称えながら、その弱点にも言及していた。
彼は宝具を「持っている」にすぎないのだ、と。
その頃、士郎は「英雄王」を全英霊の頂点だろうと称えながら、その弱点にも言及していた。
彼は宝具を「持っている」にすぎないのだ、と。
お前は王で戦士じゃない、一つの宝具を極限まで使いこなす道を選ばなかった、俺と同じ、半端者だ!
対英霊なら、対応した宝具で封殺できる
だが、同様に無数の武器を「即座に」取り出せる士郎相手では、勝手が違う!
だが、同様に無数の武器を「即座に」取り出せる士郎相手では、勝手が違う!
そりゃもう迎撃迎撃また迎撃!
■吹っとばしちゃえ!
同じく、死んだと思われていた英霊エミヤ・アーチャーも、姿を見せずに颯爽と参上!
凛の窮地を救い、道を拓く!
同じく、死んだと思われていた英霊エミヤ・アーチャーも、姿を見せずに颯爽と参上!
凛の窮地を救い、道を拓く!
あなた達の行く末を見守りたかった…。ですが私の役割ではない、シロウには、凛がついていますから……。
炸裂する“エクスカリバー”。
力を出し切り、思いを託して消滅する「アーサー王」。
力を出し切り、思いを託して消滅する「アーサー王」。
残る英霊は、後一騎…!
温存に温存した聖剣の雄たけび、とんでもないパワーと、儚さだった……!
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セイバーがエクスカリバーの超パワーを引き出したように、英霊は皆、宝具を使いこなしている
無限の剣を持ったところで、究極の一には叶わない
だが、英雄王だけは勝手が違う!
英雄王『バカな…、この我が、このような贋作に!』
士郎『他のサーヴァントが相手なら、太刀打ちできないさ!』
セイバーがエクスカリバーの超パワーを引き出したように、英霊は皆、宝具を使いこなしている
無限の剣を持ったところで、究極の一には叶わない
だが、英雄王だけは勝手が違う!
純粋に、剣を用意するスピードの速さで封殺できる!
■認めよう
本気、英雄王は「本気」と口にしつつも、なお宝具放出だけに専念し続けたのだったが
士郎が迫るにつれ、遂に“本気の本気”を抜く
本気、英雄王は「本気」と口にしつつも、なお宝具放出だけに専念し続けたのだったが
士郎が迫るにつれ、遂に“本気の本気”を抜く
が、最強たる“乖離剣エア”をギリギリで躊躇い、決着に……!
士郎の意地、遂に通ず!
無数の剣、これを切り払う動きもエフェクト、締めくくりに相応しい大決戦だった!
無数の剣、これを切り払う動きもエフェクト、締めくくりに相応しい大決戦だった!
今はお前が…、強い!
譲歩満載で、認める王も我様らしかった!
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が、先に魔力を使い果たして「結界」を維持できなくなり、士郎、ノックダウン。
勝負に勝って、生還は出来ず。
英雄王『魔力切れとは下らん末路だ…。お前の勝ちだ、満足して死ね、贋作者』
が、先に魔力を使い果たして「結界」を維持できなくなり、士郎、ノックダウン。
勝負に勝って、生還は出来ず。
■格好付け
が、破壊されたはずの「聖杯の穴」が、残る最後のサーヴァント=アーチャーを求めて暴走!
すいません、こっちは前戦争のアーチャーなんで!
が、破壊されたはずの「聖杯の穴」が、残る最後のサーヴァント=アーチャーを求めて暴走!
すいません、こっちは前戦争のアーチャーなんで!
ふん、お前の勝手だが、その前に右に避けろ。
我様全開で「助けろ」コール!
そこに投げ込まれたのは、伊達男の声と一本の剣……!
そこに投げ込まれたのは、伊達男の声と一本の剣……!
英雄王、不憫……ッ!
バーサーカー完封の猛威を振るうも、最後の最後、かなり悲しい結末を辿る英雄王であった……。
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駆けつける凛、実は弓兵は殺されたと見せかけ、華麗に姿を隠していたのだ。
だが、いよいよ限界が訪れる
アーチャー『残念だったな、今回の聖杯は諦めろ、凛?』
『いやお互い、よくここまでボロボロになったと呆れたのだ……』
駆けつける凛、実は弓兵は殺されたと見せかけ、華麗に姿を隠していたのだ。
だが、いよいよ限界が訪れる
限界が来た、再び「人を殺して世界を守る」、彼の戦いの始まりという事だ――――。
凛は留まれと言う。
だが、その男は背中を向けたまま、もう目的が無いと返した。
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地獄へ行くのに、こんな笑顔をするってさ…。
だが、その男は背中を向けたまま、もう目的が無いと返した。
アーチャー『凛、“私”を頼む。頼りないヤツだからな、君が支えてやってくれ』
凛『……私、頑張るから! アイツが自分を好きになれるように、頑張るから!』
地獄へ行くのに、こんな笑顔をするってさ…。
■頑張っていくから
泣き出す凛に、困った顔をしたアーチャーは、「私」を頼むと士郎を託した。
初めて、士郎を「私」と呼んだ。
泣き出す凛に、困った顔をしたアーチャーは、「私」を頼むと士郎を託した。
初めて、士郎を「私」と呼んだ。
答えは得た……。大丈夫だよ、遠坂。俺も、これから頑張っていくから。
子供みたいに「頑張る」と言い合い
あの皮肉屋のアーチャーが、素直な笑顔を残し消えてゆく
あの皮肉屋のアーチャーが、素直な笑顔を残し消えてゆく
歴史は明確に変わり、絶対に「アンタみたいにさせない」という決意を凛に残した。
■衛宮士郎
思えば、「凛」「衛宮士郎」と二人を呼び、決してこの頃の呼び名を使わなかったアーチャー。
その彼が、敢えてああ呼んだ。
思えば、「凛」「衛宮士郎」と二人を呼び、決してこの頃の呼び名を使わなかったアーチャー。
その彼が、敢えてああ呼んだ。
過去の、後悔し侮蔑していたあの頃の自分も、また自分なんだと。
頭で解っていた事だけど
ようやく、心から認められたんだろうな、みたいな。
ようやく、心から認められたんだろうな、みたいな。
■過去を認めるって事
青臭くて、気恥ずかしいしどうみても間違ってるけど、熱意と真っ直ぐさがあった過去の自分
それもまた自分だ、そう認められた
みたいな。
青臭くて、気恥ずかしいしどうみても間違ってるけど、熱意と真っ直ぐさがあった過去の自分
それもまた自分だ、そう認められた
みたいな。
解ってたはずなのに、「私を頼む」からのくだりがホントにもう……。
一方ギル様、最後まで我様主義でワロタ。
うん、あれは笑う。
我は笑う。
うん、あれは笑う。
我は笑う。
だが、そういうカッコ悪いところも含めて、ギル様の魅力なんだから仕方ないよね!
次回、最終話「エピローグ」
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