俺物語!! 第10話「俺の山」感想。山の夜は深く、山の朝は早い！ 猛男父も登場回！

つまり“二人でお泊まりした”回だった！ もちろん、ただの遭難事故だ！

『猛男くん、王子様みたーい♪』『＜好きだぁぁぁぁあ！＞』

大和『全然（疲れてない）だよー！ うち、けっこう体力あるからっ！』

猛男『（これはピクニックというより…、登山じゃないか？）』

大和『気持ち良い！ 山の上で食べるお弁当は、きっと美味しいと思うんだっ』

『歩くとあっついねぇ……』

猛男『大和！ 大和の弁当！ はな、冠ィ……！ うおおおおおおおおおッ！』

大和の友達『凛子のカレシも、かっこいいっつーか、どう言い表せばいいのか…』

一同『『『漢＜オトコ＞、だよね…』』』

猛男『俺が、木につかまったりしていれば、落ちなかった――――』

『と、過ぎた事を言っても仕方ない。今、俺がやるべき事は「送り届ける」事だ』

猛男『だが遠い……。街に出るのは、明日になるかもしれん』

大和『じゃあ……、一晩中、二人っきりで…………？』

猛男『大和――――、蚊だ。絶対に大和を食わせないぞッ！！』

一方、大和凛子の友達サイド「友情のウソ」展開中

菜々子『＜あのさー、凛子とカレシ、ピクニックの後、どこいったか知ってる？＞』

アフロの栗原『え？ 何、ピクニック？』

猛男『――――大丈夫、ただのイノシシだ』

『大丈夫だ……、安心しろ、熊だろうと戦って見せる、護って見せる…！』

大和『うち、もし一生このまま山奥で二人でも、幸せだと思うんだ…』

大和『（キャー！ 猛男くんの寝顔見ちゃったーっ♪）』

『―――ごめんね、疲れてるよね…。ウチ、ひとりで浮かれちゃって……』

猛男『俺は昔から、蚊を集める体質なんだ……』

大和『じゃあ、ウチに一匹おびき寄せたから、ダメージ一箇所減らせたね♪』

大和の友達一同『―――で、どうだった？』

大和『ちょっと……、死ぬかと思った♪ 初めてだったし、ずっと外だったし…』

次回、『俺の海』。猛男、夏を満喫しすぎィ！