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Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
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アルドノア・ゼロ 第18話「深い森を抜けて -The Rose and the Ring-」感想。ビームvs実弾! 覇道、大きなステップへ!?

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火星軍、スレインと偽姫さまの主導で新たなステージへ……? 次回、急転!?

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 ミサイル、ビーム、実弾の利点が炸裂した火器の乱戦だった前半戦から、後半はVSマリルシャン!
 二度のバトルも面白かったし、ラストで驚きの「独立」宣言が出るし
 姫様が覚醒するし、大忙しの回だった!

 撃ってきなさいよ、このカエル頭ぁぁーーーーーーーーッ!

そして、このユキ姉である
 いや色々あったんですが、ユキ姉の頑張りっぷりと姫さまの覚醒がインパクト強かった!
 ユキ姉、そんなストレートに言わなくても!

 山場に相応しい回でしたが、ホント、この後どうなるんでしょ?

スレイン、理知的な火星騎士たちの協力を得る…?

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 ゼブリン、ラフィア、オルガの三伯爵は、スレインの「舵取り」に理解を示す。

独立宣言
 伊奈帆たちが「セルキナス伯爵」のレーザー兵器を破壊し、37家門を口減らししていたその頃。
 スレインは決闘に快勝、己の強さを周囲に見せ付けていた。

 スレインと共に歩む覚悟を決めたレムリナは、彼と一計を案じる

 レムリナは「アセイラム姫」としてスレインと婚約。
 自らの持つ、王族とアルドノア起動権という政治的な大権を武器に、地球圏遠征郡軍の独立を宣言する

 しかし彼女の知らぬところで、アセイラムが覚醒していた――――。

 次回、第19話。

詰城祐太朗『巡航ミサイル、全弾迎撃された模様。飽和攻撃は無理のようです』

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 おお、一期の二話以来じゃないか!

“灼熱”のソリス
 一方、デューカリオン隊は「セルキナス伯爵」撃破作戦を遂行中
 今回のネタは、超射程を誇るレーザー砲!

 飽和攻撃、つまり「相手の対処能力を超えるほど、攻撃を集中させる」ミサイル攻撃は失敗。

 ミサイルの速度では、敵に見切られて迎撃される。
 なら、やはりロボットの出番だ。

 物陰に隠れ、その「目」を欺いて直接攻撃するという作戦を、デューカリオン隊は選んだ……?

ライエ『インコ、ゴメン……』

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 本心バレバレなインコが可愛い。そして辛かった。

インコの疑問
 前回、捕虜・マズゥールカ卿を、伊奈帆とライエが逃がす場面を目撃したインコだったが
 問い詰めるような真似も出来ず、悶々と過ごす。

 どうやって逃げたんだろう。伊奈帆なら、解るかなぁ……?

 ライエにスルーされるインコ。
 なぜ逃がしたのか、知ってしまった自分はどうすべきなのか、インコは迷うのだが――――。

マズゥールカ『たったこれだけの仕掛けで、方位が示せるとは―――』

『磁気を持つ惑星ならではの装置だな?』

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 一方、そのマッさん卿は「コンパス」に感心していた

まだ砂漠に居た!?
 伊奈帆から、「アセイラムを守りたい」「スレインの目的を探って欲しい」
 二つの目的を託されたマズゥールカ卿。 

 シンプルゆえに迷わぬ、という事か。真理だな――――。

 方位磁針になぞらえるマッさん。
 詩人。

 伊奈帆もスレインも、「アセイラムを守りたい」という、シンプルな目的で行動しているのでしょうね。

スレイン『王族への遺恨、お忘れにならないつもりですか?』

偽姫『ヴァース血族に縁の無い貴方が、力を付けていくのは小気味良い事だわ』

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 そのシンプルなスレインに、周囲は「自分の望み」を仮託してゆく――――

レムリナが託すもの
 一方、「火星姫の権限」を振りかざした結果、スレインが決闘するハメになってしまったと悔やむ姫に
 スレインは、おかげでけん制する事が出来ると笑う。

 私でよろしければ“お手伝い”させて頂けませんか? 構いません、お姉さまの代わりでも――――。

 傍目には、心身ともに強い青年と見えてしまうスレインに
 王族嫌いのレムリナは望みを託す。

 繰り返していますが、スレイン自身には「夢」も望みも無い、ただ頑張ってるだけの少年なんですが……。

レムリナ『いずれは、本当にあなたの夢が叶うかもしれませんね』

スレイン『私に夢など……』

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 ハークライトさんも、レムリナ姫も、自分が「蔑まれてきた」から、同じ境遇のスレインに入れ込む
 自分と同じように、スレインも「他人を見返してやりたい」のだろうと。
 ヴァースの実権が欲しいんだろと促す。

 でも多分、ただ「アセイラムが意識を取り戻した時、彼女を護る力が欲しいから」ってだけ。

 三人に齟齬があるように感じて、とても気になります。
 いやマジでマジで。

セルキナス『赤外線からレーダー波までかく乱する煙幕か……、猿知恵だな』

『―――愚か者めッ!』

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 目潰し作戦再び!単なる煙幕じゃないのねッ!

「囮」作戦
 一方、セルキナスはデューカリオン隊の戦術を読み、嘲笑するように大量のレーザーを放つ!
 レーザーの雨に、鞠戸達は近付く事すらできない!

 撃て撃て撃て! こちらに注意をひきつけろッ! 当たるなよッ!!

 だが、それもデューカリオンの戦術の内。
 鞠戸たちの役割は、直接攻撃と見せかけて、彼の注意をひきつける事にあるのだから――――。

伊奈帆『音響解析、敵座標確定―――』

マグバレッジ艦長『了解。照準合わせ、発射』

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 ビームと実弾、それぞれに「利点」がある!

実弾vsビーム
 本命は、「人間サイズで高性能解析装置持ち」の伊奈帆を観測員とした、艦砲射撃!
 ミサイルと比べ、艦砲は遥かに速い!

 おのれ! 観測衛星も無しにどうやって座標を……!

 ミサイルと違い「照準」が問題だが、伊奈帆が観測員を務めることで、目立たず正確な観測が可能

艦長『光学兵器は直進しかできません、地球の丸みに隠れれば届かない』

副長『しかし、こちらの砲弾は重力で放物線を描くので―――』

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 さすがに、機動兵器サイズに正確に当てるのは難しいものの、砲弾の雨にセルキナスは混乱。
 反撃する事もできず、追い詰められてゆく。

 だが、伊奈帆と母艦を仲介する小型機を「観測衛星」と誤解し、これを破壊―――。

 両者の通信は途絶してしまう。

伊奈帆『ライエさん、曳光弾だ! 僕の言うとおりに撃ってッ!』

詰城祐太朗『曳光弾です! 二発、続いて三発!』

艦長『修正! 002、003、撃てッ!』

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 BGM、高まりすぎィ!

界塚ユキ、決死の交戦
 だが伊奈帆は、発光弾の発射数で「誤差修正」を伝え、その意図を汲み取ったユキ姉が燃える!
 気付かれたライエ、伊奈帆を庇い、堪えるユキ姉!

 撃ってきなさいよ、このカエル頭ぁぁーーーーーーーーッ!

 勝ち誇ったセルキナスは、伊奈帆が、指定した位置のままユキ姉を狙撃しようとし
 見事、デューカリオンの砲弾が直撃――――!

 砲撃が途絶えたからと、立ち止まったのが命取りだったのだ…ッ!

ユキ&伊奈帆『偉そうにしない!』『いや、偉いから……』

ユキ『姉に命令できる弟なんて、いませんっ』

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 今は伊奈帆は「少尉」で、ユキ姉は「准尉」、階級で抜かれちゃったのね。

そんな界塚姉弟
 戦闘後、無茶をした「准尉」を伊奈帆は叱るが、ユキ姉はあっけらかんと応える。
 なんて素敵な姉イズム。

 ユキ姉、死亡フラグが刺さってると言われつつ生き抜くユキ姉……。

 ここまでくれば最後まで大丈夫でしょうか……?

スレイン『心配してくれるのですか? エゼルリッゾさん』

『前はよく、僕の事を睨んでいたのに』

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 今週のスレインの地球教室は、薔薇と薔薇の花言葉。

青い薔薇の花言葉
 一方、唯一「スレイン・トロイヤード」として安らげる場所、姫の御前で笑いあう二人。
 そういやあ、昔は嫌ってたんでしたっけ。

 青い薔薇の花言葉は「奇跡」。でも、もう一つの意味があるんです。

 それが真実かもしれません……。
 青い薔薇の花言葉を、アセイラムの容態と絡めるスレイン。その意味は……。

マリルシャン卿『しかし、この“ハーシェル”の攻撃から逃げられますかな?』

『いくら予測が出来ようと、この数では対処できないでしょう…!』

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 ホント、イヤミシャンの機体って、すごくカッコイイですよね!

騎士マリルシャンの猛攻
 やがて決闘が始まり、マリルシャンは無数の火線を放ち、スレインを追い詰める
 これこそ、タルシスの「先読み」対策!

 もう一つの意味は「不可能」……、本当に、もう、ダメなのですか……?

 シンプルだが強い!
 だが、彼の攻撃以上に、スレインは心をかき乱される

 目を覚まさないアセイラムに、それでも「諦めようとしない」エデルリッゾに、スレインは叫ぶ!

スレイン『不可能なんだ………、奇跡など起きはしないッ!』

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 嗚呼、やっぱりマリルシャン卿が死んだ!?

「不可能」に直面して
 スレインは、姫の回復は不可能だと諦め、それでもなお護るべく戦い続けていた。
 その闘志を前に、マリルシャンは反撃され落命する。

 ハーシェルの武器は全方位からの同時攻撃、しかしここでは、攻撃は一方向からに限定される―――!

 狭い構内で、同士討ちを避けようと、動きが鈍った端末を瞬時に殲滅!
 残念、ハーシェルは使う側がアレだった……!

 バルークルス卿も、思った以上にマリルに友情を抱いていたらしく、悲しげであった……。

インコ『何でも見えるんだね、伊奈帆は』

伊奈帆『うん、……でも本当に知りたいことは、何も見えないんだ…』

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 多分インコは、なにより自分に相談してくれなかったのが悲しかったんじゃないかなって。

近くて遠い
 一方、地球上からその戦いを観測していたらしい伊奈帆を、インコは遠く感じていた。
 伊奈帆は超人めいていて、あまりにかけ離れていた。

 インコ、ごめん……、巻き込みたくなかった…。

 だが伊奈帆は、「インコには、話しても無駄だから話さなかった」のではなく
 ただ、巻き込みたくなかっただけだと告げる。

 結果的に、珍しく弱音を吐く伊奈帆と、距離を近づけることになるインコ。ホントに良かった……。

レムリナ姫『新たな領地と資源を得た私達は、本星に頼る必要はありません』

『この地球圏に、新たなる王国を拓く事を宣言します――――!』

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 先々週は単機攻撃、先週は決闘、今週は婚約、スレインってば毎回忙しい!

アセイラム「独立」宣言
 さて、レムリナが言う「協力」とは、スレインとの結婚、火星本星からの独立宣言であった
 さながら、殖民地から始まったアメリカの独立とも似ている。

 私アセイラム・ヴァース・アリューシアは、スレイン・ザーツ・トロイヤード伯爵を夫に迎え―――。

 ここまで来ると、火星本星はむしろ邪魔。
 アセイラム=レムリアが付けば、王族の正当性&アルドノア起動権も安泰。

 さて、火星37家門はどう分裂するのでしょうか……? 

レムリナ『だから、もう良いのよ……、お姉さま。なんてね?』

『たとえ人形でも、あなたは私のお姉さまですもの。良い夢を――――』

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 生命維持装置を次々に切るも、思いとどまり、最終的に「正常に戻して」立ち去るレムリナ姫。

レムリナの失策?
 一方、スレインと添い遂げると決めたレムリナは、アセイラムを殺そうと訪れた。
 だが踏みとどまり、捨て台詞とともに去ってゆく。

 その背後で、アセイラムは覚醒を果たそうとしていた――――

 最後の最後で殺せなかった!
 その善性が、逆に、レムリナ自身を追い詰めてゆく結果になるであろうッ!(確信)

次回、アセイラムの再起を不可能だと諦めていたスレインだったが……?

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 グッバイ、ハーシェルよ永遠に……。ハークライトさんが乗ったりして? 

覇王スレイン、セカンド!
 まさかの建国宣言ですが、考えてみりゃ、スレインたちにとって本国の存在は邪魔ですよね。
 このままいけば、本国は皇帝が亡くし「起動権」も失いますし
 その前に「姫」を囲い込む畜生戦術。

 しかし! スレイン自身も諦めていた、「本物の姫さま」が復活するというハプニング!

 更に「本物の姫を守ろう」とするマズゥールカ卿も帰還しますし
 カオスだ、カオス過ぎるぞ!

 次回、第19話。




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