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Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
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ログ・ホライズン 2期 第19話「赤き夜」感想。ただ、帰りたくて。ロエ2の正体とは一体……!?

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混乱、加速! 非道な「赤き夜」作戦。オデュッセイアの兄ちゃんは泣いていい!

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 前回に続き、この世界はゲームであり、だからこそ帰りたくて帰りたくてたまらない人がいて、泣ける第19話!
 色々と謎を振りまく回でしたが、ロエ2の「中身」も気になる。
 五十鈴も一体なに考えてるの!?

 俺達は帰りたいんだよ……、家に帰るんだ。知ってるか? 死ぬと家族が、元の世界が少しだけ見えるんだ…

「望郷派」のささやかな願い
 いきなり、ヒャッハー!しまくってビビったオデュッセイアも、たったワンシーンの独白に泣ける……。
 とてもたわいない事を、とても切実に望んでいる
 幸せになって欲しいですホント…。

 全ての鍵は「神さま」なんでしょうけれど、この問題、一体どうすれば答えにたどり着けるのでしょうね?

にゃん太『隠れて引率している訳にも、いかなくなりましたニャ?』

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 なるほど、班長ってばセララち達を見守っていたのか。

帰りたいんだよ
 町を襲うワイバーンの群れに、なんとオデュッセイアは次々と身を投げ出し、生と死を繰り返してゆく
 死の瞬間に「現実の世界を見る」のは、そこが接点だからだと考え
 繰り返す事で、現実帰還を探ろうとしていたのだ。

 その捨て鉢さ、街を巻き込む戦闘にトウヤは反発し、五十鈴も「42しか音楽がない」世界に憤慨!

 ロエ2に素直に頼ったミノリは共に駆け出し
 見守っていたにゃん太も、ミナミの装甲列車に狙いを定め猛攻をかける! 

 次回、第20話「バースデイ・ソング」

トウヤ『オデュッセイア騎士団だ!』

セララ『だから、街の皆さんも安心して……』

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 街は戦場にしてはいけない(教訓)。

出陣
 さて'にゃん太班長は「グリフォン」を呼び出し、何故かミナミの装甲列車を追っていった。
 そうと知らず、トウヤ達は街の守りを急ぐのだったが―――

 街は意外に落ち着いたもの、オデュッセイアが護ってくれるとみんな信じているのだ。

 人々に愛されるオデュッセイア
 彼ら自身は、そうは思っていなくても「愛されている」事は、きっと大切――――。

ルディ『ミス五十鈴、このルンデルハウス・コードがいる限り大丈夫さ!』

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※この後、むちゃくちゃブッとばされた。

五十鈴、その後
 だが五十鈴は、改めて音楽に取り組み、やはり己の力量不足を想い知らされていた。
 そんな彼女を気遣い、能天気を装おうルディ!

 やはりルディはナイスガイ!でもやっぱり犬扱い!!

 にしても、一朝一夕では上手くいかない匙加減は、本作らしい感じですね。好きです。

ミノリ『な、なに、何なの……!? 作戦も連携も、何もない……!?』

トウヤ『無茶苦茶だ、ヘイトを煽るだけ煽って……』

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 ヒャッハー! 俺を殺せェー!みたいな!!

暴挙の望郷派
 だが、ミノリ達は高レベル集団が、むやみやたらに特攻して次々と死んでいく姿を目撃する。
 あの移動神殿は、すぐに復活する為の装置。

 たくさん死にたいから、迅速に生き返らせて欲しい、という装置だったのだ。

 意図を理解できず、震え上がるトウヤ達。
 しかし、ロエ2は面白いという。

ロエ2『見たところ、彼らは“エンパシオン”の供給に前向きなようだ』

『効率が良くて、典災<ジーニアス>は、助かっていると思うよ』

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 ロエ2の「中身」は、これまた人間じゃないようで。当たり前かもですが。

望郷派の望み
 ロエ2は、彼らが「死ぬ」事そのものを目的にしていると見抜き、自分には理解できないと微笑む。
 また、彼らの行動をエンパシオンの供給と呼び
 典災が喜んでいるという。

 一話きりの海外編で出てきた、世界の理屈を知っている怪物たち“典災”。

 世界が、どんどん「現実化」してるのとも関係あるのか?

ミナミ兵士『報告。オデュッセイア騎士団が、ワイバーンと交戦しています』

ミズファ(大地人)『フン、余計な真似を……』

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 同じギルドでも、思惑様々すぎる。

「赤き夜」作戦
 ミナミは、ワイバーンを暴れさせる事が目的だったらしく、オデュッセイア騎士団の妨害を図る。
 亡霊モンスターに至っては、大地人とリンクしていたらしい。

 大地人の意識を強力なモンスターに移し、戦わせ、大地人をレベルアップさせる

 これが「赤き夜」作戦とやらの一端なのか?

ミノリ『ロエ2さんは誰なんですか? どこから来て、どこへ行くのですか?』

ロエ2『その質問は二回目だね?』

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 レベル40を越えたっていうか、60手前じゃ無いですか!?

哲学的で現実的
 混乱を増す状況の中、トウヤとセララ、五十鈴とルディは戦場へ飛び出し、ミノリは問う。
 ロエ2は、「吸血鬼」のサブ職を解除すべく旅をしている

 だが、解除してどうする、そもそも異常な知識はどこで得たのか?

 人間離れした言動をとるロエ2
 やや中二病っぽいが、そうした「演技」でなく、素でそういう考え方だというロエ2の正体は?

シュンイチ『これより戦場を市街に移す!』

『殺しつくせ、全てだ! 殺せ! 殺せ! 殺しつくせ……、そして死ね!』

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 cv勝杏里さんの独白が、すごく何気ない事ばかりなのが、逆に悲しい。

帰りたいんだよ
 トウヤは、他人の迷惑を考えない戦法へと、切り替えたオデッセイアに食って掛かるが
 彼らがそこまでするのは、どうしても死にたいから―――。

 俺達は帰りたいんだよ……、家に帰るんだ。知ってるか? 死ぬと家族が、元の世界が少しだけ見えるんだ…

 死んだ瞬間に「元の世界」が見えるから
 帰る手段を見つけられず、死の世界が「現実」に繋がっていると、一縷の望みを抱いてしまった。

 死にたいんじゃない、ただ帰りたいだけだったのだ

シュンイチ『死んで、死んで、死に続ければ、いつか元の世界に戻れるんだ…』

トウヤ『そんな事……』

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 シュンイチさんは、五月に大災害が起こるまでは、「夏になったら結婚する」と予定を組んでいた
 嫁が出来て、一緒に新居で暮らすはずだった……
 なのにもう年を越した。

 早く帰りたい、待ってくれている「めんどくさい女」のところに帰りたい

 そしたらゲームも辞めて―――
 ここは「ゲーム」、引退を考えていた人だって、きっといっぱい居たんでしょうね――――。

トウヤ『―――この世界だって、本物なんだ!』

シュンイチ『ふざけたことを言うなッ!』

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 この世界を否定される事は、ルディを「ゲーム」だと否定されるにも等しい。トウヤは怒る!

冒険者の「死」
 それでも、この世界の「大地人」たちに触れてきたトウヤは、必死に食い下がる
 だが、シュンイチは「死なない」んだと叫んだ。

 死んでも死なない、そんなのゲームだろ? そんな世界が、本物のワケないだろうッ!

 冒険者にとって、最大の特典「自動蘇生」。
 それは、牢獄にも等しい。

 今までも今回も、冒険者の「利点」と語られてきた“不死”が、彼らを苦しめていたのだ。

トウヤ『死ぬとか、死なないとか、それがそんなに大事かよ!』

シュンイチ『―――文句があるなら、運営に言いな?』

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 現実版トウヤ、死んだような目をしている……。

「生きてる」という事
 だが、トウヤは必死になって食い下がった、彼の言葉に、思い当たる事があったからだ。
 捨て鉢になって、死んだように生きていた時があったからだ。

 兄ちゃん、元の世界で死んだ事があるのかよ。死にそうに……、死んでるみたいになった事、あるのかよ!

 きっと、大切なのは心のあり方
 帰れないのは辛い、けれど捨て鉢になっちゃダメなんだと。

 そしてこの世界を、「元NPC」の大地人達をゲームと言い捨てられた事が、トウヤは許せなかった!

五十鈴『泣きたい時に、怒ってる時に、楽しい時に歌えないなんて……』

『―――だから、行こうルディ!』

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 自分が音楽好きだからこそ、それが「ない」世界の残酷さに少女は憤る!

五十鈴、奮戦!
 そんな二人の会話をずっと聞いていた五十鈴は、改めて、この世界はおかしいと叫ぶ。
 ルディたちの世界の「神さま」に!

 ケンカを売りに! この世界に42しか音楽を創らなかった神様に、ケンカを売ってやるんだ!

 激しく歌いまくる五十鈴!
 果たして、神さまにケンカを売るとは……?

ミノリ『―――私は、シロエさんの弟子です! ロエ2さんはお姉さんです!』

『遠くからきて、遠くへ行っちゃいますけれど、今は、一緒にいます!』

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 シロエのように、「先を切り開く者」の弟子として!

共感心<エンパシオン>
 この状況に、ミノリは「ロエ2はお姉ちゃんだ」と叫び、ロエ2は可笑しそうに笑った。
 お姉ちゃんなら、妹たちを助けねばならない!

 確かに、私達は先を行く者として義務がある。君達が差し伸べた手を振り払うのは、かっこ悪い事だからね?

 ロエ2は召喚獣を操り、モンスターの群れを突っ切っていく!
 果たして、その目的地とは……?

 そしてその正体は、ロエ2の皮を被った、プログラムか何かって事なのでしょうか……?

ロンダーク『討伐将軍さんよ、アンタの従僕が襲われているぞ?』

『ほぉ……、ここで出会うのか…?』

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 一方、「ミノリ達の安全を最優先とする」はずの班長は、大地人ゴーストを襲っていた。
 敵の増援を断つ為か?

 或いはワイバーンの大群をも含め、諸悪の根源は「装甲列車」なのか……?

 班長かっけぇ!
 次回、本当に久々に班長殺法が冴え渡る!

予告『トウヤは、五十鈴は、少年達は必死に抗う、答えを見つけ出す為に……』

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 元の世界がとても大切なのに、死を繰り返すことで「記憶」が失われてゆくって………。

ゲーマーそれぞれ
 捨て鉢になった大人達も居れば、効率優先でおかしな実験をする連中もいて――――。
 ようやく明らかになったオデュッセイアに泣ける。

 ある意味、あのウィリアムさん達と対極にある人たち

 アキバでも、戦闘も生産もしない者、街の活気が減ってる問題が出ていますが
 もしや、これと近いものがあるのでしょうか。
 もう一年近く経ってますし……

 原作は未完ですが、アニメ劇中で「現実帰還」問題に一定の目処は立つのか!?
 いよいよ、残り話数も少なくなってきた!

 次回、第20話「バースデイ・ソング」





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