今巻も、「オキナガ(長命種)」絡みの殺人ですが、今まで以上にドロドロした事件でしたね。
最後のオチも、「え? それが答えなの?」と戸惑う内に解決。
陰惨というより陰険というか……。
最後のオチも、「え? それが答えなの?」と戸惑う内に解決。
陰惨というより陰険というか……。
毎度ながら、吸血する力を持つ長命種がいたら?のリアリティがネットリしてます。
■ねっとりした三巻
ご大層な「カインの末裔」なんて団体も絡みましたが、これも物語を進めることなく終了。
どうも、これからも出てくるんでしょうか。
ご大層な「カインの末裔」なんて団体も絡みましたが、これも物語を進めることなく終了。
どうも、これからも出てくるんでしょうか。
江戸時代に長命種になり、時代を越えて「革命闘士」を続けてるって話に見入ってしまいました。
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それ自体は両者納得、いいアイデアだったのかもしれませんけれどねぇ……。
「デルヘル嬢に金を払い、吸血する」とかいうアイデア
それ自体は両者納得、いいアイデアだったのかもしれませんけれどねぇ……。
■偽装殺人
ある日、デリヘル嬢が血を抜かれて殺され、世間は「オギナガの仕業だ」と疑った。
だがオキナガは、献血一回分も飲めば満腹する種だった。
ある日、デリヘル嬢が血を抜かれて殺され、世間は「オギナガの仕業だ」と疑った。
だがオキナガは、献血一回分も飲めば満腹する種だった。
要はこの事件は、オキナガが吸血して殺しているとミスリードさせる為の殺人だったのだ。
完全な私怨で人を殺した臆病な男。
その哀れな物語。
その哀れな物語。
人間一人が死ぬほど、血を飲んでしまう、なんてそら創作的だよなぁと今更。
そんなにたくさん飲めませんわよね。
そんなにたくさん飲めませんわよね。
解決編からいえば、犯人が「オキナガに詳しくないのに、オキナガに偽装している」前振りか。
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ファンタジー的に定番な用語、史上最初の「人殺し」、弟アベルを殺したカイン。
アダムとエバの長男。
良い子の旧約聖書、「アベルとカイン」
ファンタジー的に定番な用語、史上最初の「人殺し」、弟アベルを殺したカイン。
アダムとエバの長男。
なんですが、その「弟殺し」の原因って、そんな事だったのか!?
この解釈を本気にしないでねと、めちゃくちゃ注意書きしてましたが面白かった……。神様ひでえ。
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また今巻、面白い新キャラ「サイト運営者・ムラカミ」氏が登場しましたが
すげぇ生き方してましたね……。
江戸時代から生き続ける「革命闘士」、カインの末裔
また今巻、面白い新キャラ「サイト運営者・ムラカミ」氏が登場しましたが
すげぇ生き方してましたね……。
江戸時代にオキナガになり、幕末から学生運動まで「革命闘士」で駆け抜けたオキナガ。
前巻も、オキナガの芸術家がいましたが、こういう世界観って面白いです。
妙にワクワクしました。
妙にワクワクしました。
時代の生き証人かぁ……。
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いまどき、懐かしさの方が先立つくらいの「不良警官」っぷりが、一周回ってカッコイイ唐沢氏。
いや、お目にかかりたくはないですけどね!
こんな刑事はいやだ!
どんどん仲良くなる唐沢刑事
いまどき、懐かしさの方が先立つくらいの「不良警官」っぷりが、一周回ってカッコイイ唐沢氏。
いや、お目にかかりたくはないですけどね!
こんな刑事はいやだ!
何がイヤって、この人に取り調べられたら、やってない事まで「自供」しちゃいそう!(偏見)
ビッグコミックス「白暮のクロニクル 4巻」。ゆうきまさみ。
週刊ビッグコミックスピリッツ連載、小学館発行。
2015年1月発売(前巻2014年7月)
週刊ビッグコミックスピリッツ連載、小学館発行。
2015年1月発売(前巻2014年7月)
第4集「Vの聖痕」全11話と、巻末オマケ漫画&カバー下オマケイラストを収録。