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Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
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ガンダム Gのレコンギスタ 第16話「ベルリの戦争」感想。若者なんだ、納得できなきゃ八つ当たりでしょ! 次回のMS戦が謎過ぎる…

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露となった真実に、ベルは八つ当たりして「ガンダム」と呼ばれてしまうのです!

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 以前、自分は恋をしていると認めていたベルリ、でもその当のアイーダが姉だと判明し
 あまつさえ、岩と器械で出来た、人が生きるには不自然な塊
 自分の故郷だと知らされた衝撃―――。

 あんなものを、生まれ故郷にしろっていうのか――――!

ベルリの不満
 さて、この衝撃をどう飲み込み、そして月面民との関係がどうなってゆくのか
 今後が気になる一話となりましたね。

 また、次回予告のMS戦がカオスの塊なんですが一体何が起こってたんだアレは……。。。。

『栽培は最近許可されるようになりました、レイハントン家の土地だったからです』

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 主を失って久しい名家、その土地は、民に開放されるようになったという。

聞きたくなんてなかった!
 月面には、武力で地球征服を図るドレット艦隊もいれば、保守的な政権も、財団もいる。
 だからクリムやマスクにも、付け入る隙がある
 反政府組織<レジスタンス>もいる。

 レジスタンスは、要は保守的な家柄ながら滅びた名家、レイハントンに仕えていた者たちだった。

 彼ら老人達のせいで「ベルリの戦争」が始まり
 そして、自分がアイーダと姉弟だったと知らされたベルリは、月面部隊に八つ当たりするのだった。

 第17話「アイーダの決断」

ロルッカ『生まれ故郷に、ご案内したいのです。レイハントン家の王女様と』

『レイハントン家の、王子様―――』

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 その言葉に、ベルリは「信じたくない」思いをあからさまにするのですが……

レイハントン・コード
 レジスタンスは、滅びた名家レイハントンに仕えていた男達によるもの。
 彼らこそ、G-セルフに操縦制限をかけた張本人

 地球に消えたレイハントンの遺児、彼らを探す為のDNA判定機能だったのだ。

 二人はベルリ達に涙ぐみ、放棄された「実家」に案内する―――。

アイーダ『ここにあったんだ…、思い出したくって、ずっと思い出せなくって……』

『思い出したかったもの―――』

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 実家の記憶が、おぼろげながら残っていたアイーダは「証拠」に涙するが―――。

託された想いと「呪い」
 老人たちは、亡き主人の遺児を探そうとシステムを組み込んだが、その結果、様々な事件が起きた。
 その思いは尊いかもしれない、だがアイーダはこう言う。

 時代は、年寄りが作るものではないのです――――!

 Zガンダムのクワトロと同じ言葉
 老人たち、彼らの気持ちや理想が崇高であっても、それを背負わされる者はたまったものじゃない

 若者の時代は、若者が「自分の意思で」作るべきだとアイーダは宣言する。

ベルリ『姉さん――――』

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 G-セルフが降りてきた結果、人殺しになる運命を辿ってしまった弟の分まで、宣言するアイーダ。
 ポンコツ扱いされる事もある姫さまですが
 その高貴さは本物。

 いや、カーヒル大尉と恋人同士だったか?はともかくとしても。

クンパ大佐『宇宙世紀を含めた、2000年を越える歴史があるのだ―――』

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 ちなみに、初代ガンダムで宇宙世紀0079年、Vガンすら0153年、途方もない歴史といえましょう。

「マスクは、あの女には甘いか」
 さてクンパ大佐は、いつしかマスク艦隊と同道し、堂々と「使者」として月面へと投降する。
 なし崩しに戦ってきたが、月面とは戦争してる訳じゃない

 相手も「文明人」である以上、正規軍の使者として投降した者に狼藉するはずもないのだ。

 そうやって入り込み、月面を内側から崩す作戦らしいが
 バララの笑い方も不気味である

 バララー!

ロルッカ(月面人)『発信者は、クンパ・ルシータという人で?』

『ご存知で? 知るはずもないでしょう』

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 また、レコンギスタ(地球占領作戦)の中止を勧告するレジスタンス組織のロルさんは
 クンパの事を知らないという。

 また前後しますが、月面の「政府首相」も、クンパ大佐を知らなかった模様

 以前、ドレット司令官から隠れていましたが
 クンパ大佐、月面人なのだろうと思われてきた怪人物の正体は、ますます不明に。

ロックパイ(月の金髪)『アメリア軍に出し抜かれますよっ!』

マッシュナー『何でそう考えるんだ?』

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 少年よ大志を抱けとは良く言ったものだな、天才クリム!

それぞれの思惑
 とっ捕まったのクリムだが、「アメリア大統領の息子」と判明した途端、国賓待遇にクラスチェンジ
 アーミーも、ドレット艦隊をも出し抜いて
 主導権を握ろうと考える。

 一方、ドレット艦隊の指揮官マッシュナーは、「地球人」を入港させればこっちのものと考えた。

 月の政府は穏健派
 ドレット艦隊は強硬派で考えが異なる。

 けれど、両陣営に所属する人間は、誰もが地球に降りたいと考えているから、そこが隙になるワケか。

ドニエル艦長『ベルリ、勝手に出るんじゃない!』

ベルリ『アーミィまで来たんなら、事情を聞くしかないじゃないですかっ!』

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 いやベル、誰に聞くんだよ!?

機械仕掛けの「故郷」
 一方、ベルリは偵察を名目に、ほぼ無計画に宇宙に飛び出した。
 多分だけど、彼は身体を動かしたかったのだ。

 こ、こんな景色のところが故郷だなんて……、そういう事を飲み込もうとしている時に、なんで来るんだよ!

 豊かな自然で生まれ育ったベルリからすれば
 この月軌道コロニーは、人工の大地は「こんな風景」としか思えなかった。

月パイロット『応答がないって事は、地球人が操縦してるんだな!』

ベルリ『―――ここで生まれたって、“地球人”ってか!』

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 網に引っかかってる状態のまま、ライフルを撃ちっぱなしにしてるのが富野監督っぽい。

「事情も知らないで!」
 もちろん、本来は月面艦隊所属であるG-セルフは、月面軍に怪しまれたが
 ベルリが返答しなかった為、なし崩しに戦闘に突入する―――

 あ、あの姿、大昔、ガンダムとかいう……!? 帰投するぞ!

 が、怒れるベルはこれを一蹴。
 電磁ネットを受けつつも、拘束されたままライフルを撃って一機を、残る二機をサーベルで切り裂く

 妙に「人殺し」にこだわるようになりましたが、カーヒルとデレンセンの件ゆえなのか?

ラライア『こんな攻撃力を、トワサンガの軍隊に見せ付けるなんて!』

ベルリ『だから、もうG-セルフは動かすなよ!』

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 が、あまりの戦闘能力の高さに、むしろ月面人を警戒させる事になってしまったと一同は嘆き
 ベルリもまた、収まらぬ激情に揺れていた。

 あんなものを、生まれ故郷にしろっていうのか――――!

 ただただ、自分の生まれをベルリは呪う。

トワサンガ首相『ご不自由な点があれば、担当の者に申し付けてください』

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 一方、コロニーに入港したクンパ大佐たちは、さっそくトワサンガの首相たちに歓待を受ける
 今はちょうど「カシーバ・ミコシを降臨させる時期」で忙しいらしい

 が、「降臨」とは一体どんな儀式なのでしょう?

 首相以下、トワサンガ政府の人たちは現状維持派でしょうし、おだやかな感じですね。

ベル『アイーダさんが姉さんだなんていわれたら、いい加減おかしくなるだろう!』

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 電磁攻撃でボロボロのYG-111、作画すげぇ!

「何がレイハントンだ!」
 老人たちは、仕えてきたレイハントン家の再興を願い、その結果、ベルリは不幸になってしまった。
 だからベルリは反発し、彼らのレジスタンス運動
 レコンギスタ反対に反対する。

 トワサンガは、ミコシの降臨と、クレッセントシップがビーナス・グローブに帰る支度で混乱しており……

 キレるベルリ!
 老人たちもこのまま海賊船と同道する模様。

 彼らの言葉に耳を貸さず、地球のキャピタルガードのベルリだと言い張るベルリ、その行く末は……?

予告『次回、話、解りたければ見るしかないでしょっ!』

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 謎すぎィ! ラライアは噂の「ガンダム顔」に乗る模様。キット化されないかなァ……。

ベルリの戦争
 極論すれば、「G-セルフ」が降りてきた事でベルリは戦いに巻き込まれ、アイーダと出会った
 彼は、老人たちのワガママに引き金を引かれて
 人を殺してしまったのです。

 けれど、もうここに至っては原因はどうあれ、決断を下し、戦っているのはベルリ自身だという事。

 だからサブタイは、「ベルリの戦争」だったんじゃないでしょうか。
 他人事じゃなくて彼自身のことだから。
 では次回は?

 第17話「アイーダの決断」




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