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Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
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SHIROBAKO ♯14「仁義なきオーディション会議!」感想。びっくりするほど仁義がない! cv子安×飛田×真殿の豪華キャスティング回!!

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笑った笑った! 「他人事」だから笑える、声優ゴリ押しオーディション会議回!

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 もうホンット、今週は木下監督お疲れ様でした! 各「出資者」の思惑が入り混じり、それぞれの利権で
 狙いの声優を押しまくる会議が、話の大半を占めたカオスすぎ回!
 しかも出資者さん、皆ベテラン声優で超面白かった!

 政治的なキャスティングは、必ずバレます――――。

「ぜひディーゼルと!」
 ファンを信じてくれる音響監督が〆るのもカッコよかったですし、ディーゼルみどりも大活躍!
 今週は宮森じゃなくて、監督が大混乱する回でしたが
 宮森組も、遂に集結する予感!

 後そう、ラストで本田さんが「声から」再登場したのも、すっごく良かったですよね! 久々!!

オーディション「現場」からスタート!

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 ずかちゃん先輩、今回は、良い意味で監督たちの目に留まりましたけれど……?

ビッグタイトル
 2015年1月、10月放映の「第三少女飛行隊」制作に向け、声優オーディションが始まった!
 が、主要声優の選定に、出資側から現れた三人の代表は
 演技以外からの選定を勧める。

 人気・歌唱・容姿、売れる作品にする為には、演技より大事なものがあるとゴリ押す出資者たち。

 幸いレギュラーは演技重視で決まったが
 本来一年の制作期間を圧縮した分、二話は「外注」する話が浮上し、デスク宮守は依頼に出向く―――。

 次回、♯15「こんな絵でいいんですか?」

渥美(美術)『この前、最後に宮森さんから質問をいただきました』

『雲の魅力とは、何か、と―――』

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 木下監督、奥さんに三行半を突きつけられた経験から、いきなり負け犬ムードだったが……。

「ぜひ使ってください」
 さて、いきなり「ずかちゃん採用か!?」と視聴者が盛り上がった後は、雲マスター・渥美さんが再登場。
 宮森の何気ない質問に、自分自身を見つめなおしたらしい。

 その答えは、描いても描いても、まだ理想の雲が描けていない事だと思ったんです―――。

 挑戦する奥深さ、自分の未熟さ
 でもフィルムになってみたら「狙った効果」が出せていた事もあったという。

 描けば描くほど「自分って未熟だなぁ」と思い知らされる、ストイックな人物。頼もしい。

『平岡です。業界歴は五年―――、長所は顔の広さ、短所は強引なところ』

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 cv小林祐介さんで、ウィッチクラフトワークスの主人公・多華宮仄役など。正反対なキャラ。

業界五年目の「部下」
 さて、ナベPの「中途採用」として入ってきたのは、五年で三社を渡り歩いた即戦力・制作進行の平岡。
 すっかり、業界慣れして荒んだ人物と言う感じですが……?

 えくそだすっ、二期あんの? 無いよね? 4、5000の売り上げじゃあ………

 いきなり嫌味を言ったり
 ていうか、5000ってSIROBAKOの売り上げじゃないかとか、キツい人物。

 一緒に仕事したくないタイプですが、今までの先輩陣より、ある意味でリアルな感じも。

葛城プロデューサー『やっぱり、まずは主人公のありあから始めましょうか?』

『ええと、票の一番多いのは――――』

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 進行役の葛城さんは、完成した映像を販売する「パッケージ製作会社」メーカープロデューサー。

オーディション会議
 さて、今回の大半を占めた本会議、木下監督たちが押したのは、経験の浅いが優れた声優さんでした。
 午前38、午後67人のオーディションから選び抜き
 まず多数決に。

 中には宣伝を行う「広告代理店」のプロデューサーも参加し、意見を出されています。

 でも本作「第三飛行少女隊」
 既に、百万部出版の人気作という事で、二期も考慮したビッグビジネスでもあるワケで―――。

遠城(出資P)『―――う~ん、いやぁどうなんスかねぇ?』

『人気作に新人ってのは、冒険しすぎなんじゃないのって? 無謀?』

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 炎上大好きな遠城さん、cvはベテランのガンダム主役声優こと、飛田展男さん!

商売は「話題性」ですよ!
 が、出資者の一人ブッコミゲームスのPさんは、声優はネームバリューで選ぶべきだと主張。
 多少キャラに合わなくたって、三話も聞けば馴れる!
 だから!

 一番の売れっ子である、井出きららさんを押したいと思いますっ!!

 cv飛田さんのナイス棒演技!
 一理はあるものの、作品の完成度より話題性!とブッコんでくる、超迷惑なプロデューサーさん!

屋良瀬(出資P)『待って待って、井出さんって歌苦手じゃなかったっけ?』

『歌こみで深大寺雅さんにすべきです、キャラソン出し放題!』

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 ゴリオシミュージックのヤラセさんwwwwwwwwwwwwwwwww。同じく大ベテランcv、真殿さんッ!!

ミュージック要素
 が、ミュージック会社の出資者さんは、とにかくキャラソンを押す。
 歌って踊れる、イベントで稼げる声優さんを押す。

 個人的に仲良い事務所だからァ、声かけやすいんだよねぇ、よぉし! 深大寺雅に決定っ!

 ウザい!
 音楽会社の出資者な上、ヤラセの二重苦!

 しかも後々の台詞を聞くに、狙いの声優を押し込むと決め、各所に根回し済みだったらしい。。。

枕田強(出資P)『―――歌だけ考えても仕方ないでしょう』

『イベントも加味して考えないと……、総合的に見て、豊森ぽぽみでしょうっ!』

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 アウトー!この人、あらゆる意味でアウトすぎる!! cv子安さん良い仕事し過ぎィ!!

最強の三段オチ
 三人目に至ってはもう「おっぱい」って言いたいだけという、素晴らしさ!
 チキショウ、一周回って清々しい!

 おっぱいデカいし! 楽しみだなぁ、アフレコと、その後の豊森ぽぽみとの飲み会っ!

 やべぇ!

枕田『これからは“見た目”を重視すべきなんです、おっぱいもデカいし!』

葛城P『いや、おっぱい関係ないでしょ』

枕田『少しはあるでしょう!』

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 ダメです、cv子安でこんなゴリ押しされてたらもう笑うしかありません!
 畳み掛けんな!

 この人に至っては、一押しがグラビアアイドルで演技は棒読みと開き直りすぎ!

 一番ヤバイ人だけに
 一番ギャグっぽく演出されている辺り、水島監督の配慮が見えますね!(断言)

遠城『作品におんぶに抱っこじゃなくて、押せる声優さんに任せるべきですよ!』

『売れないのイヤでしょう? 前回みたいに』

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 正直、水島監督は売れた売れないで波があるから、散々言われているんでしょうね。辛い。

「育てれば良いんですよ」
 主役一人、最初の一人で紛糾しきった会議冒頭は、音響監督の「プロの意見」で〆られた。
 人気・歌唱・容姿、三人の言葉も理はある
 その「意図」はバレる。

 政治的なキャスティングは必ずバレます――――。

 演技以外で選ばれたとバレれば、トータルで作品のマイナスになってしまう
 ファンもバカじゃない、必ずバレる。

 だから「演技」で選んで、実力の足りない部分は我々で育てようと。

枕だ『それより、花尻さんのお尻、見てくださいよっ!』

ヤラセ『尻が喋るわけじゃないでしょう!?』

炎上『そうだ! ツイッターのフォロワーが多い順に選んじゃいましょうっ!』

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 枕田さん、欲望ダダ漏れすぎィ!

はくねつ!
 その後も、出資者である三人が、「損得」を最重視して声優を選び、事態は紛糾に紛糾した。
 これが、「より良くしよう」なら議論になるけれど
 単なる損得の奪い合いなのだから。

 はいはい解りましたよ! み~んなマジメだなぁ~~~!

 損得ずくだけに、三人が結託したら面倒だったんでしょうね。三人バラバラで助かったのかも。

木下監督『あ、あの~、この、坂木しずかって人なんですけど……』

遠城『誰それ?』

枕田『知らないッス』

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 遠城&枕田、合いの手が絶妙すぎて笑う。

ずかちゃん採用……?
 やがて、十四時間にも渡った会議の果てに、最後のキャラに「ずかちゃんが合ってる」と監督は判断
 しかしこのキャラ、明るくミステリアスの両面を持ち
 高い演技力が求められた。

 上手いし自信を持ってやってますね、新人とは思えない。だけど……

 やはり一線級の声優と比べれば、演技力に劣る――――、ずかちゃんってば毎度惜しいところで……

葛城P『では、レギュラーオーディション会議は以上となります。お疲れ様でした』

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 ただ、あくまで「レギュラー選びだった」と考えれば、可能性はあるのか?
 以前と違い、格段に評価が上がっていますし。

 ともあれ、深夜2時30分まで、実に白熱した会議となったのでした――――。面白かった……。

木下監督『そこは、あんまりこだわらなくてもい……』

舞茸(脚本)『でも解らないまま書くのと、解った上で忘れるのは違いますから』

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 舞茸さんの台詞が超マジメで、できるだけよいものを作ろうという意識が素敵。

「じゃあ明日からは?」
 翌日、資料集めが高じ「設定制作」として、今井みどりもバイトで参加する事になった。
 宮森を介するより、いっそ参加して欲しいのだと。

 今からでもオッケーっス! ……ですっ!!

 地が出ちゃうみどり可愛い!
 バイト扱いですが、見事に夢へのハイジャンプを成功させるみどり!

 スタッフさんも信頼してますし、こりゃ欠かせないスタッフに成長しそうですね。すげぇ!

しずか(声優)『そうなんだ、皆と一緒に仕事したかった、けど―――』

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 また、CGの美沙も「飛行機の制作担当」として、別の会社に就職、参加することに。
 結果的に、ずかちゃん以外が全員集合―――

 先生に言われたの、自身を持て、覚悟をしろって!

 でもさっそく前回の先生の言葉を活かしますし、きっとやれますよね!

井口(キャラデザ)『大丈夫ですか?』

木下監督『うん、すぐにでも動かしたいっ!』

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 ここ、監督の台詞に「好きだからやってる」って感じがあってすごく好き。

グッド&バッド
 さて、キャラデザ初挑戦の井口さんでしたが、監督も納得の素晴らしい出来栄えでアップ。
 しかし、原作者との連絡がつかない状態が続き……

 なんてこった、こんなキャラデザじゃダメだと、原作者が怒るフラグがビンビン!

 前回の台詞のとおり
 キャラデザは、三次元で作画する為の修正が加えられてますが、原作さん納得してくれるかなぁ……。

宮森『社内戦力じゃ、十一話が限界です。二話はグロスで発注しないと……』

平岡(制作進行)『―――ありますよ、俺が声をかければ』

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 元制作デスク本田さん登場! 我ながら意外なくらい、登場が嬉しかった!

グロス請け
 が、制作期間が通常より短い為、二話は丸ごと「外注」で制作して貰うしかないと結論。
 平岡の紹介により、荒んだスタジオを訪れるが……

 あのさぁ、木下監督ってこだわるタイプ……?

 あ、危ないぞコレ……!?
 グロス請けとは、この場合「下請けの制作会社が、丸々一話を制作する」という外注制作。

 たとえば、Gのレコンギスタの第10話は「WIT STUDIO」が制作していたはず。

予告・平岡(新キャラ)『ああ、なんとか生き延びてるよ……』

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 最後の意味深な台詞といい、サブタイといい、次回も波乱の予感!

こだわるか否か
 どことなく業界慣れして、もう「生きるだけで必死」って感じの平岡、彼の紹介という事は……?
 ベテランお三方によるゴリ押し会議が楽しく
 ディーゼル降臨が快い!

 冒頭のように、「雲」の渥美さんのようにこだわりまくる職人さんもいれば
 作品でなく、「商品」として絡む出資者も入り乱れ
 なんともカオスな回!

 みどりやずかちゃんみたいに、真剣に業界に挑む新人の熱さも含めて、群像入り乱れる回でしたね!

 次回、♯15「こんな絵でいいんですか?」
 木下監督、吼える!

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