2014年12月31日、一挙四話放映作品。一話視聴ごとに感想書きました。1話。2話。3話。4話。
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阿良々木君らしく、吸血鬼化を「対価」として受け入れた時、都合よく不死狩りが出現する第3話!
なんともご都合的ですが、影縫さんは「そいつが実在する」と強調
しかし姿すら見せない理由とは……?
まさかの「敵」出現。それも、姿すら出てこない奇妙な展開……?
阿良々木君らしく、吸血鬼化を「対価」として受け入れた時、都合よく不死狩りが出現する第3話!
なんともご都合的ですが、影縫さんは「そいつが実在する」と強調
しかし姿すら見せない理由とは……?
今ぐらいの程度が、ギリギリ人間として、人間のフリをして、生き続けられる限度なんじゃない?
■よつぎドール
阿良々木君の決意と共に、よつぎの「出自」に触れられ、ようやく「よつぎドール」か?
と思いきや、影縫さんの過去に新たな関係者と
次々と新情報が!?
阿良々木君の決意と共に、よつぎの「出自」に触れられ、ようやく「よつぎドール」か?
と思いきや、影縫さんの過去に新たな関係者と
次々と新情報が!?
こ、これを後一話でまとめきるのか……!?何より、そこが気になった第3話!!
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阿良々木さん悟りすぎィ!もうホント自分自身には無頓着なんだからっ!!
阿良々木暦『―――言われて見れば、あっさりと受け入れられるものだった』
阿良々木さん悟りすぎィ!もうホント自分自身には無頓着なんだからっ!!
■作為的で悪意的
もう、二度と普通の人間には戻れないという事実を、阿良々木暦は内罰的に受け入れ
斧乃木余接は、これ以上、意図的な吸血鬼化は止めるように
不死なる怪異の先輩として促す。
もう、二度と普通の人間には戻れないという事実を、阿良々木暦は内罰的に受け入れ
斧乃木余接は、これ以上、意図的な吸血鬼化は止めるように
不死なる怪異の先輩として促す。
だが、それを待っていたかのように「不死専門の怪異狩り」手折正弦が、月火たち姉妹と駿河をさらった。
影縫余弦は、同じ不死狩りだが、独特の哲学を持つ相容れないタイプだと語り
阿良々木暦こそが、今回のターゲットだと強調。
阿良々木暦こそが、今回のターゲットだと強調。
彼女に斧乃木余接を借り受け、吸血鬼化しないと誓ったまま、阿良々木暦は奪還に乗り出す。
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急に音声にエフェクトをかけるのでビビる。
阿良々木暦『ずいぶん無茶をしましたからね―――、その報いは』
『(報い?)』
『“対価”は、支払わなくちゃいけないでしょう』
急に音声にエフェクトをかけるのでビビる。
■「そう、対価だ」
阿良々木暦は、吸血鬼の力を自分の意思で、都合よく使ってきた。
被害者じみた「報い」よりも、敢えて「対価」だと評し、阿良々木君は結果を受け入れる。
阿良々木暦は、吸血鬼の力を自分の意思で、都合よく使ってきた。
被害者じみた「報い」よりも、敢えて「対価」だと評し、阿良々木君は結果を受け入れる。
まあそう、そうだね。現状を維持する方法はある―――。これ以上、吸血鬼の力に頼らない事だ。
どの程度なのかは不明だが
まだ、不死狩りの対象外レベルだと認定した影縫とよつぎは、一つの約束を暦に迫る。
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怪獣大決戦。
まだ、不死狩りの対象外レベルだと認定した影縫とよつぎは、一つの約束を暦に迫る。
阿良々木暦『吸血鬼の力に、頼らない―――』
影縫『―――それ以上のことは、言わんほうがええし、考えんほうが良いな?』
怪獣大決戦。
■阿良々木暦の「決意」
だが、今まで同様に「命やそれに準ずる危険」があれば、迷いなく吸血鬼化するだろう。
阿良々木君は、そういう少年だ。
だが、今まで同様に「命やそれに準ずる危険」があれば、迷いなく吸血鬼化するだろう。
阿良々木君は、そういう少年だ。
今以上に不死身の怪異と化すようやったら、専門家として殺さにゃならんようになる。
だが吸血鬼化するという事は、影縫余弦の「不死狩り対象」になり
ブッ殺されれば、吸血鬼の女王が解放される
ブッ殺されれば、吸血鬼の女王が解放される
だから、その先は考えるなと影縫は促す。そして―――
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割と良い事いってるんですが、ポーズが気になって気になって!貴様、狙ってやってるな!?
斧乃木余接『僕は“友達”として、鬼の鬼いちゃんにお願いしたい』
『今この場で、二度と×3、吸血鬼の力に頼らないと約束して欲しい』
割と良い事いってるんですが、ポーズが気になって気になって!貴様、狙ってやってるな!?
■先輩の助言
だが、もう「人間に戻れない死体」として、不死の怪異はそう良いものではない。
阿良々木暦は、これからは人間として生きてほしいと
斧乃木余接は訴える。
だが、もう「人間に戻れない死体」として、不死の怪異はそう良いものではない。
阿良々木暦は、これからは人間として生きてほしいと
斧乃木余接は訴える。
今ぐらいの程度が、ギリギリ人間として、人間のフリをして、生き続けられる限度なんじゃない?
一話目冒頭によれば、「人間のフリをする怪異」である斧乃木余接。
その道の先輩は、この先に来るなと促す。
その道の先輩は、この先に来るなと促す。
妙に色々な決めポーズを決めつつ促す!ドヤ顔で促す! 彼女は人形だからね!!
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ここぞと二人が可愛いですが、阿良々木君は真剣。
阿良々木暦『解ったよ、誓いますよ、もう二度と吸血鬼の力を借りる事はしないと』
斧乃木余接『――――なんか、軽い誓いだなぁ』
ここぞと二人が可愛いですが、阿良々木君は真剣。
■軽い誓い
多分、この場の全員が理解している通り、阿良々木くんの誓いは軽い。
守りたいものの為なら、後先なぞ決して考えない
多分、この場の全員が理解している通り、阿良々木くんの誓いは軽い。
守りたいものの為なら、後先なぞ決して考えない
僕が吸血鬼化する事でそれが防げるのなら―――、後先を考えず、目先の事だけを考えるだろう。
阿良々木暦は、そういう奴だ。
その一言に尽きる。
その一言に尽きる。
今までだって、別に軽い理由で使ってきた訳じゃないのだし。
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忍もまた、阿良々木暦が「吸血鬼化の進行を止めたいと願う」のも「その誓いを破るであろう」事も
それら難儀な性分、一切合財を含めて
一蓮托生だと受け入れる。
暦『忍、お前にもお前にもその、しばらく不便をかける事になるけれど』
忍『謝られることではない―――』
忍もまた、阿良々木暦が「吸血鬼化の進行を止めたいと願う」のも「その誓いを破るであろう」事も
それら難儀な性分、一切合財を含めて
一蓮托生だと受け入れる。
もとより、儂とお前様がこうやって共にある事自体が、ご都合主義の奇跡なのじゃ―――。
■起承転結・手折正弦
が、阿良々木君の不死身度を調査しようとした矢先、同じく不死狩り専門の「関係者」に、妹たちがさらわれる。
いわく、影縫がなぜ不死専門なのかとか
余接の話とかの矢先。
が、阿良々木君の不死身度を調査しようとした矢先、同じく不死狩り専門の「関係者」に、妹たちがさらわれる。
いわく、影縫がなぜ不死専門なのかとか
余接の話とかの矢先。
つまりその鶴は、千年生きるという鳥の群れは、貴方の妹「阿良々木月火」を暗示しているのだろう。
よりにもよって、吸血鬼化禁止がルール化された直後
厄介な不死狩りが敵となった。
厄介な不死狩りが敵となった。
影縫は当然タイミングの良さを疑うが、悟りきった阿良々木君は、それも因果応報と解釈する。
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妙に正弦を嫌う影縫余弦、その嫌いっぷりと名前が似てる点も気になるところ。
影縫『仮に正弦に思想なんてものがあるとすれば、それは美的好奇心かな?』
『“神様が創らなかったものこそ美しい”とする感性』
妙に正弦を嫌う影縫余弦、その嫌いっぷりと名前が似てる点も気になるところ。
■美的好奇心
なお、今度の変態さんは“神様が創らなかったものこそ美しい、人間が作った怪異こそ美しい”とする感性。
なお、今度の変態さんは“神様が創らなかったものこそ美しい、人間が作った怪異こそ美しい”とする感性。
第一話の冒頭通り、怪異は人間が観測してこそ怪異。
そこが気に入っている。
そういう変態。
そこが気に入っている。
そういう変態。
まだ安全や、少なくともウチに狙われるよりはな?とか突っかかる辺り、実在する人物の模様。
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説明中、一生懸命に場を盛り上げる忍とよつぎちゃん。かわいい。
影縫『―――あんまり溺れるなよ? 自分に。自己陶酔やで、それ?』
『悲劇的状況に溺れるなっちゅうねん』
説明中、一生懸命に場を盛り上げる忍とよつぎちゃん。かわいい。
■影縫余弦の指摘
今回の件を、まるで「不死身に溺れた自分への罰」のように受け入れようとする暦を、影縫は叱咤。
内罰的になった暦に、あくまでお前は被害者だと諭す。
今回の件を、まるで「不死身に溺れた自分への罰」のように受け入れようとする暦を、影縫は叱咤。
内罰的になった暦に、あくまでお前は被害者だと諭す。
阿良々木君、正弦の狙いは基本的にオドレやねんから。オドレと旧ハートアンダーブレード。
また「不死狩り」なら、もちろん月火も危ないはずだが
そうじゃないから焦るなとも促す。
そうじゃないから焦るなとも促す。
影縫の不可解な態度、この人為的で作為的で悪意的なタイミングの悪さ、その答えとは?
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千羽鶴に北白蛇神と書かれていた事から、やはり自己負担を省みずカッ飛ぶ阿良々木暦!
斧乃木余接『低空飛行? 無理だね、低速ならできるけど、そうする?』
阿良々木さん『―――いや、しなくていい。ブッ飛べッ!』
千羽鶴に北白蛇神と書かれていた事から、やはり自己負担を省みずカッ飛ぶ阿良々木暦!
■影縫余弦
連続四話中の三話目、起承転結の奇麗な「転」に。
予期せぬ「敵」の出現。
まさに転。
連続四話中の三話目、起承転結の奇麗な「転」に。
予期せぬ「敵」の出現。
まさに転。
しかし、あまりにタイミングが良い上、未だ姿を見せない「手折正弦」の正体とは?
余談ですが、雪の城で語らうシーンの影縫さん
腰掛けてるシーンが妙に愛らしい。
腰掛けてるシーンが妙に愛らしい。
そんな彼女が、妙に自己犠牲とかするなよ、あと私自身は手を貸さないぞ?という態度な意味とは?
■感想一覧
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