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Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
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憑物語 よつぎドール3 其ノ参感想。偶然か人為的か? このタイミングで「関係者」出現

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 2014年12月31日、一挙四話放映作品。一話視聴ごとに感想書きました。1話2話3話4話。

まさかの「敵」出現。それも、姿すら出てこない奇妙な展開……?

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 阿良々木君らしく、吸血鬼化を「対価」として受け入れた時、都合よく不死狩りが出現する第3話!
 なんともご都合的ですが、影縫さんは「そいつが実在する」と強調
 しかし姿すら見せない理由とは……?

 今ぐらいの程度が、ギリギリ人間として、人間のフリをして、生き続けられる限度なんじゃない?

よつぎドール
 阿良々木君の決意と共に、よつぎの「出自」に触れられ、ようやく「よつぎドール」か?
 と思いきや、影縫さんの過去に新たな関係者と
 次々と新情報が!?

 こ、これを後一話でまとめきるのか……!?何より、そこが気になった第3話!!

阿良々木暦『―――言われて見れば、あっさりと受け入れられるものだった』

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 阿良々木さん悟りすぎィ!もうホント自分自身には無頓着なんだからっ!!

作為的で悪意的
 もう、二度と普通の人間には戻れないという事実を、阿良々木暦は内罰的に受け入れ
 斧乃木余接は、これ以上、意図的な吸血鬼化は止めるように
 不死なる怪異の先輩として促す。

 だが、それを待っていたかのように「不死専門の怪異狩り」手折正弦が、月火たち姉妹と駿河をさらった。

 影縫余弦は、同じ不死狩りだが、独特の哲学を持つ相容れないタイプだと語り
 阿良々木暦こそが、今回のターゲットだと強調。

 彼女に斧乃木余接を借り受け、吸血鬼化しないと誓ったまま、阿良々木暦は奪還に乗り出す。

阿良々木暦『ずいぶん無茶をしましたからね―――、その報いは』

『(報い?)』

『“対価”は、支払わなくちゃいけないでしょう』

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 急に音声にエフェクトをかけるのでビビる。

「そう、対価だ」
 阿良々木暦は、吸血鬼の力を自分の意思で、都合よく使ってきた
 被害者じみた「報い」よりも、敢えて「対価」だと評し、阿良々木君は結果を受け入れる。

 まあそう、そうだね。現状を維持する方法はある―――。これ以上、吸血鬼の力に頼らない事だ

 どの程度なのかは不明だが
 まだ、不死狩りの対象外レベルだと認定した影縫とよつぎは、一つの約束を暦に迫る。

阿良々木暦『吸血鬼の力に、頼らない―――』

影縫『―――それ以上のことは、言わんほうがええし、考えんほうが良いな?』

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 怪獣大決戦。

阿良々木暦の「決意」
 だが、今まで同様に「命やそれに準ずる危険」があれば、迷いなく吸血鬼化するだろう。
 阿良々木君は、そういう少年だ。

 今以上に不死身の怪異と化すようやったら、専門家として殺さにゃならんようになる

 だが吸血鬼化するという事は、影縫余弦の「不死狩り対象」になり
 ブッ殺されれば、吸血鬼の女王が解放される

 だから、その先は考えるなと影縫は促す。そして―――

斧乃木余接『僕は“友達”として、鬼の鬼いちゃんにお願いしたい』

『今この場で、二度と×3、吸血鬼の力に頼らないと約束して欲しい』

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 割と良い事いってるんですが、ポーズが気になって気になって!貴様、狙ってやってるな!?

先輩の助言
 だが、もう「人間に戻れない死体」として、不死の怪異はそう良いものではない。
 阿良々木暦は、これからは人間として生きてほしいと
 斧乃木余接は訴える。

 今ぐらいの程度が、ギリギリ人間として、人間のフリをして、生き続けられる限度なんじゃない?

 一話目冒頭によれば、「人間のフリをする怪異」である斧乃木余接
 その道の先輩は、この先に来るなと促す。

 妙に色々な決めポーズを決めつつ促す!ドヤ顔で促す! 彼女は人形だからね!!

阿良々木暦『解ったよ、誓いますよ、もう二度と吸血鬼の力を借りる事はしないと』

斧乃木余接『――――なんか、軽い誓いだなぁ』

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 ここぞと二人が可愛いですが、阿良々木君は真剣。

軽い誓い
 多分、この場の全員が理解している通り、阿良々木くんの誓いは軽い。
 守りたいものの為なら、後先なぞ決して考えない

 僕が吸血鬼化する事でそれが防げるのなら―――、後先を考えず、目先の事だけを考えるだろう

 阿良々木暦は、そういう奴だ
 その一言に尽きる。

 今までだって、別に軽い理由で使ってきた訳じゃないのだし。

暦『忍、お前にもお前にもその、しばらく不便をかける事になるけれど』

忍『謝られることではない―――』

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 忍もまた、阿良々木暦が「吸血鬼化の進行を止めたいと願う」のも「その誓いを破るであろう」事も
 それら難儀な性分、一切合財を含めて
 一蓮托生だと受け入れる。

 もとより、儂とお前様がこうやって共にある事自体が、ご都合主義の奇跡なのじゃ―――。

 そのくらいの代償は当然だと言い切る忍、マジイケメン。

阿良々木暦『これは当たり前の事なのだ、千石撫子の失った数ヶ月と比べれば』

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 きっちり匂いまで嗅いでる阿良々木先輩さすがッス! マジリスペクトッス!!

起承転結・手折正弦
 が、阿良々木君の不死身度を調査しようとした矢先、同じく不死狩り専門の「関係者」に、妹たちがさらわれる。
 いわく、影縫がなぜ不死専門なのかとか
 余接の話とかの矢先。

 つまりその鶴は、千年生きるという鳥の群れは、貴方の妹「阿良々木月火」を暗示しているのだろう。

 よりにもよって、吸血鬼化禁止がルール化された直後
 厄介な不死狩りが敵となった。

 影縫は当然タイミングの良さを疑うが、悟りきった阿良々木君は、それも因果応報と解釈する。

影縫『仮に正弦に思想なんてものがあるとすれば、それは美的好奇心かな?』

『“神様が創らなかったものこそ美しい”とする感性』

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 妙に正弦を嫌う影縫余弦、その嫌いっぷりと名前が似てる点も気になるところ。

美的好奇心
 なお、今度の変態さんは“神様が創らなかったものこそ美しい、人間が作った怪異こそ美しい”とする感性。

 第一話の冒頭通り、怪異は人間が観測してこそ怪異。
 そこが気に入っている。
 そういう変態。

 まだ安全や、少なくともウチに狙われるよりはな?とか突っかかる辺り、実在する人物の模様。

影縫『―――あんまり溺れるなよ? 自分に。自己陶酔やで、それ?』

『悲劇的状況に溺れるなっちゅうねん』

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 説明中、一生懸命に場を盛り上げる忍とよつぎちゃん。かわいい。

影縫余弦の指摘
 今回の件を、まるで「不死身に溺れた自分への罰」のように受け入れようとする暦を、影縫は叱咤。
 内罰的になった暦に、あくまでお前は被害者だと諭す。

 阿良々木君、正弦の狙いは基本的にオドレやねんから。オドレと旧ハートアンダーブレード。

 また「不死狩り」なら、もちろん月火も危ないはずだが
 そうじゃないから焦るなとも促す。

 影縫の不可解な態度、この人為的で作為的で悪意的なタイミングの悪さ、その答えとは?

斧乃木余接『低空飛行? 無理だね、低速ならできるけど、そうする?』

阿良々木さん『―――いや、しなくていい。ブッ飛べッ!』

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 千羽鶴に北白蛇神と書かれていた事から、やはり自己負担を省みずカッ飛ぶ阿良々木暦!

影縫余弦
 連続四話中の三話目、起承転結の奇麗な「転」に。
 予期せぬ「敵」の出現。
 まさに転。

 しかし、あまりにタイミングが良い上、未だ姿を見せない「手折正弦」の正体とは?

 余談ですが、雪の城で語らうシーンの影縫さん
 腰掛けてるシーンが妙に愛らしい。

 そんな彼女が、妙に自己犠牲とかするなよ、あと私自身は手を貸さないぞ?という態度な意味とは?




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