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Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
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SHIROBAKO ♯10「あと一杯だけね?」感想、これが正解? それとも迷走? いずれにせよ、監督ってば最低だーっ!

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サブタイ回収が最低だぁ! 1クール目の〆に向け、本作もえくそだすっ!!

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 でも、続けないと仕事って面白くならないからさ?なんて素敵なドタバタ音響効果さんに続いて
 でも「切り替えるなら、早くしなきゃ!」と焦ってしまったり
 暖めていた夢に、思い切って飛び込んでみたり……

 うぃ~っす、大丈夫ぅ……、おれ全然酔ってない、おれぜんぜんよって……、グゴォォ~~~

「あと一杯だけね?」
 でも、〆の監督がヒドすぎて印象ぜんぶ持ってっちゃいましたよ!
 監督の存在感がズルすぎィ!!
 そして酷すぎぃ!

 それでも、作品に熱意をもって取り組み、原画さんに発注を出す姿とか格好良かったからズルい!

本田『たどり着きたい場所が見えると、やるべき事が見えてくるんだなぁ?』

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 開始早々、印象的な台詞を残す。そんな本田デスク!

最終回納期まで、後29日
 武蔵野アニメ、そのオリジナル作品「えくそだすっ!」も、いよいよ最終話へと近付いてきた。
 方向性が定まった木下監督は、精力的に絵コンテを描き上げ
 スタッフへのイメージ伝達に奔走する。

 だが本来なら全体で2ヶ月以上かかるところを、作画期間に1ヶ月も割けない厳しい状況。

 加えて、宮森の後輩・藤堂美沙も
 そして武蔵野アニメの先輩、本田デスクも「やりたい事の為に、会社を辞める」決断を下した。

 仕事に追われ「自分のやりたい事」探しを先送りにし、あおいは焦りの日々を過ごす。

 次回、♯11「原画売りの少女」

矢野『作画期間、あと一ヶ月ないからね……』

みゃーもりあおい『一ヶ月………ッ!』

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 唐突に始まる監督妄想劇場!カントクも頑張ってるヨ!!

1話製作に2ヶ月
 開始早々、宮森あおいをガンガン追い詰めていくSIROBAKO。最終話の制作が真っ白!
 一応、Aパートが先に完成し、製作が進んでいるはずですが
 あまりに時間が足りなさすぎる……。

 他の話数は、2ヶ月以上かかってるだろぉ!?

 本田デスクの台詞が印象的。
 アニメって、一話にそんなにかかるのか……、しかも一話・三話・最終話は、いわゆる肝の回ッスよ!

 あと「一ヶ月……」に追い詰められるあおい、可愛かったです。

あおい『メールありがとうっ! 調べてくれたんだ?』

みどり『ちょっとでもお役に立てればっ。スルーしちゃっても構いませんから♪』

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 軽い口調ですが、結構がっつり調べてた様子。てか、木佐さん……(自転車の人)。

■今井みどり
 でも、後輩でまだ学生のみどりが調べ物をしてくれたり、助けられる部分も。
 まったく恩に着せない姿も、好感度が高い!

 あ、そうだおいちゃん先輩。実はちょっと、みーちゃん先輩が仕事の事で悩んでて……

 さらに前回、三人で集まった時の事をあおいにフィードバック。
 みどりさんの好感度がストップ高。

 姉さんの時といい、あらゆる事を、シナリオライターとしての肥やしにしようって姿勢も良いですよね。

河野『女子はっけぇん! きてきて、ねぇ、良いから“歩いて”♪』

あおい『あ! 効果音……、ですか?』

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 これ、いちいちノッちゃうあおいも良い子すぎるわー。かわいい。

音響効果のお仕事
 あおいは、「音のサンプル」として楽器を届ける為に、外注の音響効果スタジオへ。
 と、初老のスタッフさんに拉致られる!

「あ、すごい! 怪獣の声になりましたっ!」「シンセでも作れるけど、合成はウソくさくってなぁ」

 次々と音響サンプルを採られ
 手を加えて、「効果音」に仕立て上げる現場を見せてもらうあおい。

 迷惑なとっつぁんだ! でも腕の良さと、仕事を楽しんでる姿が伝わってきて、スゴく楽しい!!

河野『なんだぁ、大山君に用だったの? ゴメンね、良い様に使っちゃって』

あおい『いえ、すごく勉強になりましたっ!』

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 でも、同じ会社の社員として、このノリにずっと付き合うのもそれはそれで大変そうな河野さん。

■30年選手
 そうだよぉ? こだわんなきゃ面白くないのよぉ~~♪
 という台詞に代表される通り、仕事を楽しみ、「良いものを作ろう」としている河野さん。

 でも続けないと、仕事って面白くならないからさ?

 続けてきた人間のスゴ味。
 最初は何となく、でも「本来は存在しない音」であるアニメの効果音に、のめりこんでやってきたという。

あおい『でも続ける事で、面白さが見えてくるかもしれないよ?』

絵麻『でも、会社に「ストーリーのある仕事」が来てないんだから……』

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 続けていけば、単調なようで「こだわる部分」「作りこむ楽しさ」が見えてくる。けれど……?

■美沙、情熱から回り
 ストーリー性のあるCGが作りたいと考えている美沙は、今の会社にそれが無いと悩んでいた。
 同じく、与えられた仕事をこなす事でトラブった絵麻も
 美沙に同調する。 

 私なら続けるな。私も先なんて見えないけど、でも、声優続けようと思ってる。

 対し、これが声優しずかの弁。
 メンバー中でも、最も「夢」に近い一方、生活が苦しいしずからしい一言。

 あおいのように、今の生活を続けつつ、「どうすべきかを模索する」のが一番だと思いますが……?

あおい『進みだしたのは、どこにたどり着きたいかがはっきりしたからで……』

『その為に、何をやればいいのか、が見えたんだって!』

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 うーん久々っ!

■迷路の中で
 最終的には「どんな結論でも、自分たちは応援する」と着陸したものの
 あおいは幾度も問い、自分と照らし合わせる。

 だって、あおい自身には「なりたいもの」が見えないし、それを考える暇さえない

 悪く言えば、あおいは問題を先送りしてます。
 今の会社で頑張りつつ、「目標をいつか見つける」と建前をつけて、と問題を先送りにしている。

退職届『私は社長が手がけられたCGを見て、この道を目指しました』

『生き生きと動くキャラクターが素晴らしく、こんな仕事が出来たら―――』

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 社長さん、退職届、保留してたりしないかな……。

藤堂美沙、背水の陣
 結局、美沙は次の仕事も決まらぬうちから退職を届け出て、自ら退路を断ってしまう。
 社長は最後まで、さりげなく引き止めてくれたが…

 頑張ります!

 周囲への影響、採用と教育の手間が、無駄になってしまった会社側のリスクがあるのですが
 そうした事を考えるよりも、まず自分を曲げない。

 良くも悪くも、美沙、若者らしい無鉄砲なまでの潔癖さ。

立石社長の「昔」と「今」

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 また、前回も言ってましたが「美沙がこの会社を選んだ理由は、社長の過去作が素晴らしかったから」
 その事を、今回は社長自身にまで打ち明けています。

 社長自身も、「安定の為の特化した会社「でも、本当にこれがやりたかったのか?」と無言で問う。

 社長側の心境が気になるシーンです。
 まるで、夢に溢れていた、過去の自分に問い詰められたような、そんな気分なんじゃないでしょうか。

本田『やっと、ついに満を持してとうとうようやく本当に…、あがりましたね!』

監督『前置き長いよ……、上がったよ、本田君!』

本田『監督ぅ!』

監督『本田くぅん!』

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 感動!そしてこのあおいである。

本田くんの爆弾発言
 一方、スーパーカントク人に覚醒した監督は、金色の闘気と共に絵コンテを描き上げていたッ!
 しかもすっばらしいです!本田さんも感動だよ!
 BGMが第1話のテーマソングだよ!

 これで……、心置きなく、辞められそうです。

 波乱と感動と、待ってて良かった!出来栄えで絵コンテは完成となりましたが
 間髪いれず爆弾発言。

 なんでさ!?

監督『お前の思い出作りの為に、この最終回を描いた訳じゃねえよ!』

本田『これからァ! 苺ショート差し入れますからっ!』

監督『……モンブランが良い』

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 って、なんで相撲やねん! 視聴者が薄々思ってたボケを公式にしないでっ!!

■寿な退職
 実は、ケーキ屋さんになりたいという将来を本格的に見据え、近所のケーキ屋に志願したらしい。
 まるで畑違いだけど、本田さんは決意をした

 本田さんはたどり着きたい場所を見つけたんだね。―――私は?

 迷って迷って選んだ本田
 わき目も振らず、愚直に真っ直ぐに走っていった美沙。

 同じく制作の矢野さんも退職を匂わせ、いよいよ「未来探し」は重くあおいにのしかかる―――。

監督『今までクール系を演じていたあやの本音を、ここでぶつけたいんだよね!』

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 また、ようやく最終回の方向性が定まった監督は、作画のスタッフを集めて自分の考えをぶつける!
 細かく指定したり、キャラの考えを伝えたり
 どんな絵が欲しいかを伝える。

 大切なのは、監督の持つイメージと絵を一致させること!

 ちょっと聞いてて恥ずかしかったですけれど、臆さずに自分の考えを伝えまくる監督、格好良かった!

作画監督の瀬川『あ、安原さん?』

絵麻『あ、あわわわわ……、こないだはご迷惑おかけしてすいませんでした!』

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 短いシーンでしたが、絵麻の表情の移り変わりが素敵で、すごく可愛かった!

憂い、解ける
 原画担当が集まるシーンという事で、先日トラブった絵麻と瀬川さんも対面。
 瀬川さんは、率直に「確かに」と受け止めつつも
 リテイクを褒めてくれた。

 よく観察して描いたでしょ? 猫が寝転ぶシーンとか、可愛かったっ!

 頑張った成果を、迷惑をかけてしまった、尊敬している人に褒められる。これは泣けますわ……。良かった。

『無ければ……、えくそだすっのアフレコはこれで終了です。おつかれさまでした』

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 声優さんの「感想」がすごく自然だった!ていうか、素じゃないのコレぇ!?

熱いサブタイ回収
 一方、同じく「努力が報われた人」である木下監督も、最後のアフレコで涙していた。
 これで、本作での声優さんとの付き合いも終わり
 最後の打ち上げで盛り上がる!

 うぃ~っす、大丈夫ぅ……、おれ全然酔ってない、おれぜんぜんよって……、グゴォォ~~~

 あと一杯だけね?
 嬉しさの余り、「エンドレスあと一杯だけ」に突入する監督!

 なんてイヤなリアルさなんだ! 敢えてあおいにやらせ、経験を積ませるプロデューサーも変にリアル!

あおい『最終回……、良いものにしたいですっ!』

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 うだうだ悩むヒマなんて無い!バリバリ社会人である宮森あおい、決意の一言!
 木下監督がアレでしたが、燃えるラストだった!

 ていうか、酔っ払った監督の様子が、「あるある」過ぎて辛い。。。。。。。。。

予告エリカ『はーい武蔵ニでーす! 制作ならタローしかいないよ?』

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 いやもー、ホント今週いろいろあって楽しかったっ!でも内容的にはシリアスという絶妙なバランス。

カウントダウン、開始!
 CG少女、藤堂美沙さんの退職という衝撃のイベント!
 これだから若いモンは!

 しかし、会話の流れからいえば、立石社長にも燃えるものがあるような無いような!

 最終話制作へのカウントダウンも始まり
 これは次回ズンドコまで落ちて、次々回で怒涛の決着を見せてゆく、全四話パターンなのか!?

 全体に重いテーマですけど、BGMも相まってコミカルに盛り上げる!
 重いけど、すっごく楽しい話でしたね!

 次回、♯11「原画売りの少女」
 売るなよ!?

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 公式 http://shirobako-anime.com/




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