この戦争に勝つのではなく、ただ、“開戦以前”まで引き戻す為に……、か!?
演出もタイミングもサブタイも、次回が最終話だと叫びまくってる白銀の意思アルジェヴォルン!
この戦争に、「勝とう」と動くカイエンの意思を無視し
サモンジ隊長は自ら動く!
あの人は時間を戻そうとしている、アルジェヴォルンと出会う前に……、自分の命と引き換えに!
■状況のリセット
今回、妙に「量産アルジェを使い捨てている」と思ったら、隊長は玉砕する気なのか?
一話で陥落した要塞を取り戻し、敵の主力と「自分自身」を潰せば
一時的にですが、状況はリセットされますが……?
今回、妙に「量産アルジェを使い捨てている」と思ったら、隊長は玉砕する気なのか?
一話で陥落した要塞を取り戻し、敵の主力と「自分自身」を潰せば
一時的にですが、状況はリセットされますが……?
■時計の針
長きに渡った両国の確執は、インゲルミアの大軍が、アランダス最強の要塞を崩した時に大きく動いた。
そして今、両国の次世代機を一手に集めたサモンジの部隊は
大要塞グレートウォールを奪還する。
長きに渡った両国の確執は、インゲルミアの大軍が、アランダス最強の要塞を崩した時に大きく動いた。
そして今、両国の次世代機を一手に集めたサモンジの部隊は
大要塞グレートウォールを奪還する。
だが既に戦力が払底したアランダスにとって、「まともに」戦えるのはサモンジの隊だけと言ってもいい。
眼前のインゲルミア主力部隊を葬り去り
サモンジの部隊も共に消えれば、両国は一旦、「戦争をする力」を失ってしまうだろう。
サモンジの部隊も共に消えれば、両国は一旦、「戦争をする力」を失ってしまうだろう。
絶望的な戦力差を「玉砕」によって埋め、彼らと共に消え去るべく、サモンジ・ウキョウは突撃を敢行する。
■腐敗上層部の終了
軍のトップを私兵で拘束したカイエンは、講和の為に、敢えて情報を流出させた大幹部の二人を射殺。
仲間が、そんな非道な真似をしていたと知らなかった将軍
カゲヤマのみが生き残る。
軍のトップを私兵で拘束したカイエンは、講和の為に、敢えて情報を流出させた大幹部の二人を射殺。
仲間が、そんな非道な真似をしていたと知らなかった将軍
カゲヤマのみが生き残る。
既に、アランダス軍は一方的な劣勢にあり、敗北を待つのみの死に体状態でした。
しかしカイエンの「サモンジ隊」で士気を取り戻し、戦う気のある者は、前線へと集結していきます。
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眼鏡を叩き割りたい、この笑顔!
情報部の眼鏡『このような事態になろうとは、思いもよりませんでした』
ガープ副官『よく言う……!』
眼鏡を叩き割りたい、この笑顔!
■「事件」の続き
量産型アルジェ「シュトゥルーム」を根こそぎ失い、後退するホルムス中佐のインゲルミア軍。
ここまでが眼鏡の筋書きだったと判明。
量産型アルジェ「シュトゥルーム」を根こそぎ失い、後退するホルムス中佐のインゲルミア軍。
ここまでが眼鏡の筋書きだったと判明。
といっても確信があった訳でなく、その可能性もあるかもしれないという作戦だった。
サモンジがアルジェ系を全て奪ったのは
仕様上は可能なものの、肉体負荷を考えれば「まずありえない戦法」だったらしい。
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要するに、両国にアルジェ系を売りまくって儲けたい、そういう連中なのである。
仕様上は可能なものの、肉体負荷を考えれば「まずありえない戦法」だったらしい。
第三国の幹部『まさか、U-LINKを全て掌握するとはねえ』
第三国の幹部『理論上は可能だと聞いておりましたが、いやはやお見事』
要するに、両国にアルジェ系を売りまくって儲けたい、そういう連中なのである。
■第三国「ウイルドリベルド」
で、眼鏡さんの上司が「武器商人」共で、姉の死後アルジェ系を引き継ぎ、完成させた武器メーカー。
彼らも、カイエンが負けちゃったら困るんです。
で、眼鏡さんの上司が「武器商人」共で、姉の死後アルジェ系を引き継ぎ、完成させた武器メーカー。
彼らも、カイエンが負けちゃったら困るんです。
一方的な敗北でアランダスが敗北するかと思われた流れが、“良い意味で”変わってきましたね。
アルジェ支配は、あくまでレアケース。
サモンジに対抗する為に、さらに武器をインゲルミアが買ってくれれば儲かると、ポジティブ思考な模様。
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要は信賞必罰、そして自分自身が前線に立つという事。
サモンジに対抗する為に、さらに武器をインゲルミアが買ってくれれば儲かると、ポジティブ思考な模様。
カイエン『戦って、手柄を立てたヤツには名誉を!』
『与えて、初めて人は考える。“誰の下で戦えば良いのか”をな?』
要は信賞必罰、そして自分自身が前線に立つという事。
■常勝不敗の軍隊
これまで、既存の司令部の下で敗戦を繰り返し、見返り一つもらえなかったアランダス軍は
勝利を重ねるカイエンに希望を見出し、続々と合流。
これまで、既存の司令部の下で敗戦を繰り返し、見返り一つもらえなかったアランダス軍は
勝利を重ねるカイエンに希望を見出し、続々と合流。
彼らにカイエンへの忠誠心は無い、だが共に戦い、信賞必罰で「組織」を作り直せばいい。
カイエンは敢えて前線に立ち
彼なりのやり方で、軍を再建しようとし
一方、サモンジは、その前に戦争を終わらせるといい、“事実上の単機”で前進してゆく。
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一方、ジェイミはーは「アルジェの操縦系=戦闘用AI」が、サモンジ側に従っていると考え
AIをこちら側に振り向かせればいい、と結論。
彼なりのやり方で、軍を再建しようとし
一方、サモンジは、その前に戦争を終わらせるといい、“事実上の単機”で前進してゆく。
ジェイミー『LOOK AT ME……、MEは、サモンジさんだったのか!』
ヒカル『一度に何百機も動かすなんて、頭がおかしくなりそう…』
一方、ジェイミはーは「アルジェの操縦系=戦闘用AI」が、サモンジ側に従っていると考え
AIをこちら側に振り向かせればいい、と結論。
元々、アルジェ系は全機に「AI、コンピュータの戦闘知性」が存在します。
そのAI人格と一体化し、機体を手足のように扱うのが強さの秘密で
一体化しすぎて壊れるのが、人格崩壊。
一体化しすぎて壊れるのが、人格崩壊。
サモンジは全機のAI支配権を奪い取り、AI知性で動かし、彼らから流れてくるデータを個人で統御しています。
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その様を、ハンチョウは恋愛に例えていた模様。
深い(確信)。
ハンチョウ『フられた相手に、また振り向いて貰うってのは難儀だな?』
『ただ誠実なだけじゃ、相手も納得しねえ』
その様を、ハンチョウは恋愛に例えていた模様。
深い(確信)。
■白銀の意思
第八部隊は「アルジェを取り返し」「自分らに何も言わなかった、クソ隊長をブン殴る」為に進軍。
奪還は、その戦闘AIを振り向かせる事にある。
第八部隊は「アルジェを取り返し」「自分らに何も言わなかった、クソ隊長をブン殴る」為に進軍。
奪還は、その戦闘AIを振り向かせる事にある。
ジェイミーは、アルジェを「あの子」と呼び、まるで家出した息子をしかりつけるかのように出撃!
具体的な手段なんか無い
けれど、アルジェが二人で育てた機体という事に、その「意思」に賭けて部隊は前進する。
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なおロレンツさん、シルフィじゃなくて整備班のアカネちゃんとくっついた模様。
ちくしょう、爆発し……。
けれど、アルジェが二人で育てた機体という事に、その「意思」に賭けて部隊は前進する。
ロレンツ『―――この作戦が終わったら、ご飯、食べに行こう?』
アカネ『無事に帰ってきてぇ~! ダ~~~リ~~ン♪』
なおロレンツさん、シルフィじゃなくて整備班のアカネちゃんとくっついた模様。
ちくしょう、爆発し……。
いや、ホントに爆発したらイヤだしね。言えないね。
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カイエンは、自分たちの快勝によって「アルジェ供給元」の思惑を変えてやると息巻くが……?
カイエン『“流れ”が来てるぞ。流れを掴んで、台本を書き換えさせてやる!』
『アイツらだって商人だ、何が最良か解ってる』
カイエンは、自分たちの快勝によって「アルジェ供給元」の思惑を変えてやると息巻くが……?
■インゲルミア本国の「意思」
一方、「量産型」を次々と脱落させながらも、サモンジは第3話で守った「不退の大門」を突破。
第一話にて陥落し、アランダス敗戦の端緒となった大要塞
グレート・ウォール間近へと迫る。
一方、「量産型」を次々と脱落させながらも、サモンジは第3話で守った「不退の大門」を突破。
第一話にて陥落し、アランダス敗戦の端緒となった大要塞
グレート・ウォール間近へと迫る。
撤退だ。閣下の閲兵があったばかりだが、敵地侵攻に「中央」はむしろ後ろ向き――――。
が、同じく「商人」側のインゲルミア情報部と裏腹に
ド派手な防衛戦となる事は無く、髭の司令官ホルムスは、とっとと全軍を本国へと撤退させ始める。
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その後、「商人」も長期戦になったほうが儲かると考えたのか、グレート・ウォール撤退を支持。
この時点で、両国の国境線は第一話以前に。
ド派手な防衛戦となる事は無く、髭の司令官ホルムスは、とっとと全軍を本国へと撤退させ始める。
情報部『―――私も、撤退を支持します』
その後、「商人」も長期戦になったほうが儲かると考えたのか、グレート・ウォール撤退を支持。
この時点で、両国の国境線は第一話以前に。
というかあんだけ派手な宣伝放送やっときながら、インゲルミアの偉い人は戦争支持してなかったの……?
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一方、トキムネ達は無謀にも突入をかけていた。
カイエン『ひとまず、ここを拠点にして最前線を立て直す!』
『……!? 何のつもりだ、サモンジぃ!』
一方、トキムネ達は無謀にも突入をかけていた。
■サモンジの決意
だが、サモンジはグレートウォールから「アルジェ隊」を離脱
インゲルミア主力と向かい合う彼に、司令官ホルムス、そしてスズシロ隊長は理解した。
だが、サモンジはグレートウォールから「アルジェ隊」を離脱
インゲルミア主力と向かい合う彼に、司令官ホルムス、そしてスズシロ隊長は理解した。
あの人は時間を戻そうとしている、アルジェヴォルンと出会う前に……、自分の命と引き換えに!
これで両国の国境線は戻った
そして、戦線を動かしうる超兵器は、今は全てがサモンジの手元にある。
そして、戦線を動かしうる超兵器は、今は全てがサモンジの手元にある。
そして、商人達は「どちらかの敗北」は望んでいない。
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この場で、自分を含むアルジェ系がいなくなってしまえば、戦争は振り出しに戻る。
ホルムス『道は決まった。死ぬつもりなら“あの部隊”は必要なかろう。私が貰う』
情報部『何を言って……!? 中央に、ウイルドリベルドに逆らうのか!?』
この場で、自分を含むアルジェ系がいなくなってしまえば、戦争は振り出しに戻る。
■振り出しへ
今回、次々と敵機に破壊されていた通り、アルジェ系は強いけど無敵じゃない。
サモンジの目的が玉砕、敵を道連れにしての戦死と気付き
インゲルミア司令は「鹵獲」を決意。
今回、次々と敵機に破壊されていた通り、アルジェ系は強いけど無敵じゃない。
サモンジの目的が玉砕、敵を道連れにしての戦死と気付き
インゲルミア司令は「鹵獲」を決意。
以前から、インゲルミアを変えてやると言い続けていたホルムス司令、決意!
■従うべき相手は?
組織を率いるには信賞必罰があればいい、人間は損得で動くとカイエンが持論を展開。
同じくアルジェの戦闘AIも、システム的にサモンジに従属。
組織を率いるには信賞必罰があればいい、人間は損得で動くとカイエンが持論を展開。
同じくアルジェの戦闘AIも、システム的にサモンジに従属。
でもサモンジも第八部隊も、決して損得の合理的判断でなく、自分自身の意思に従って動いている!
白銀の意思とは、現状は「単なるシステムの名称」ですが
さて、どういう最終回となるのでしょうか?
さて、どういう最終回となるのでしょうか?
次回、第24話「白銀の意思」