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Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
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白銀の意思 アルジェヴォルン 第23話「反撃」感想、垣間見えるサモンジの真意。次回、最終回!?

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この戦争に勝つのではなく、ただ、“開戦以前”まで引き戻す為に……、か!?

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 演出もタイミングもサブタイも、次回が最終話だと叫びまくってる白銀の意思アルジェヴォルン!
 この戦争に、「勝とう」と動くカイエンの意思を無視し
 サモンジ隊長は自ら動く!

 あの人は時間を戻そうとしている、アルジェヴォルンと出会う前に……、自分の命と引き換えに!

状況のリセット
 今回、妙に「量産アルジェを使い捨てている」と思ったら、隊長は玉砕する気なのか?
 一話で陥落した要塞を取り戻し、敵の主力と「自分自身」を潰せば
 一時的にですが、状況はリセットされますが……?

 ともかく次回、最終回か!?

インゲルミア兵『こっちの新型かよ!』

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 アルジェ系をかき集めたサモンジ隊は、第3話で必死に守った「不退の大門」を易々と乗り越えてゆく。

■時計の針
 長きに渡った両国の確執は、インゲルミアの大軍が、アランダス最強の要塞を崩した時に大きく動いた。
 そして今、両国の次世代機を一手に集めたサモンジの部隊は
 大要塞グレートウォールを奪還する。

 だが既に戦力が払底したアランダスにとって、「まともに」戦えるのはサモンジの隊だけと言ってもいい

 眼前のインゲルミア主力部隊を葬り去り
 サモンジの部隊も共に消えれば、両国は一旦、「戦争をする力」を失ってしまうだろう

 絶望的な戦力差を「玉砕」によって埋め、彼らと共に消え去るべく、サモンジ・ウキョウは突撃を敢行する。

 次回、第24話「白銀の意思」

カイエン『カゲヤマさんよ、アンタのお仲間はとんだ国賊だったってワケだ』

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 角刈りさんだけは真面目だった、だと……!?

腐敗上層部の終了
 軍のトップを私兵で拘束したカイエンは、講和の為に、敢えて情報を流出させた大幹部の二人を射殺。
 仲間が、そんな非道な真似をしていたと知らなかった将軍
 カゲヤマのみが生き残る。

 既に、アランダス軍は一方的な劣勢にあり、敗北を待つのみの死に体状態でした。

 しかしカイエンの「サモンジ隊」で士気を取り戻し、戦う気のある者は、前線へと集結していきます。

情報部の眼鏡『このような事態になろうとは、思いもよりませんでした』

ガープ副官『よく言う……!』

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 眼鏡を叩き割りたい、この笑顔!

「事件」の続き
 量産型アルジェ「シュトゥルーム」を根こそぎ失い、後退するホルムス中佐のインゲルミア軍。
 ここまでが眼鏡の筋書きだったと判明。

 といっても確信があった訳でなく、その可能性もあるかもしれないという作戦だった。

 サモンジがアルジェ系を全て奪ったのは
 仕様上は可能なものの、肉体負荷を考えれば「まずありえない戦法」だったらしい。

第三国の幹部『まさか、U-LINKを全て掌握するとはねえ』

第三国の幹部『理論上は可能だと聞いておりましたが、いやはやお見事』

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 要するに、両国にアルジェ系を売りまくって儲けたい、そういう連中なのである。

第三国「ウイルドリベルド」
 で、眼鏡さんの上司が「武器商人」共で、姉の死後アルジェ系を引き継ぎ、完成させた武器メーカー。
 彼らも、カイエンが負けちゃったら困るんです。

 一方的な敗北でアランダスが敗北するかと思われた流れが、“良い意味で”変わってきましたね。

 アルジェ支配は、あくまでレアケース。
 サモンジに対抗する為に、さらに武器をインゲルミアが買ってくれれば儲かると、ポジティブ思考な模様。

カイエン『戦って、手柄を立てたヤツには名誉を!』

『与えて、初めて人は考える。“誰の下で戦えば良いのか”をな?』

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 要は信賞必罰、そして自分自身が前線に立つという事。

常勝不敗の軍隊
 これまで、既存の司令部の下で敗戦を繰り返し、見返り一つもらえなかったアランダス軍
 勝利を重ねるカイエンに希望を見出し、続々と合流。

 彼らにカイエンへの忠誠心は無い、だが共に戦い、信賞必罰で「組織」を作り直せばいい

 カイエンは敢えて前線に立ち
 彼なりのやり方で、軍を再建しようとし
 一方、サモンジは、その前に戦争を終わらせるといい、“事実上の単機”で前進してゆく。

ジェイミー『LOOK AT ME……、MEは、サモンジさんだったのか!』

ヒカル『一度に何百機も動かすなんて、頭がおかしくなりそう…』

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 一方、ジェイミはーは「アルジェの操縦系=戦闘用AI」が、サモンジ側に従っていると考え
 AIをこちら側に振り向かせればいい、と結論。

 元々、アルジェ系は全機に「AI、コンピュータの戦闘知性」が存在します

 そのAI人格と一体化し、機体を手足のように扱うのが強さの秘密で
 一体化しすぎて壊れるのが、人格崩壊。

 サモンジは全機のAI支配権を奪い取り、AI知性で動かし、彼らから流れてくるデータを個人で統御しています。

ハンチョウ『フられた相手に、また振り向いて貰うってのは難儀だな?』

『ただ誠実なだけじゃ、相手も納得しねえ』

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 その様を、ハンチョウは恋愛に例えていた模様。
 深い(確信)。

ジェイミー『最初に、アタシとアンタの二人で動かしたんだもの、やれるよ!』

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 この間に「不退の大門」も陥落、トキムネ、ジェイミー、アルジェが初めて逢った地を通過する

白銀の意思
 第八部隊は「アルジェを取り返し」「自分らに何も言わなかった、クソ隊長をブン殴る」為に進軍。
 奪還は、その戦闘AIを振り向かせる事にある。

 ジェイミーは、アルジェを「あの子」と呼び、まるで家出した息子をしかりつけるかのように出撃!

 具体的な手段なんか無い
 けれど、アルジェが二人で育てた機体という事に、その「意思」に賭けて部隊は前進する。

ロレンツ『―――この作戦が終わったら、ご飯、食べに行こう?』

アカネ『無事に帰ってきてぇ~! ダ~~~リ~~ン♪』

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 なおロレンツさん、シルフィじゃなくて整備班のアカネちゃんとくっついた模様。
 ちくしょう、爆発し……。

 いや、ホントに爆発したらイヤだしね。言えないね。

カイエン『“流れ”が来てるぞ。流れを掴んで、台本を書き換えさせてやる!』

『アイツらだって商人だ、何が最良か解ってる』

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 カイエンは、自分たちの快勝によって「アルジェ供給元」の思惑を変えてやると息巻くが……?

インゲルミア本国の「意思」
 一方、「量産型」を次々と脱落させながらも、サモンジは第3話で守った「不退の大門」を突破。
 第一話にて陥落し、アランダス敗戦の端緒となった大要塞
 グレート・ウォール間近へと迫る。

 撤退だ。閣下の閲兵があったばかりだが、敵地侵攻に「中央」はむしろ後ろ向き――――。

 が、同じく「商人」側のインゲルミア情報部と裏腹に
 ド派手な防衛戦となる事は無く、髭の司令官ホルムスは、とっとと全軍を本国へと撤退させ始める

情報部『―――私も、撤退を支持します』

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 その後、「商人」も長期戦になったほうが儲かると考えたのか、グレート・ウォール撤退を支持。
 この時点で、両国の国境線は第一話以前に。

 というかあんだけ派手な宣伝放送やっときながら、インゲルミアの偉い人は戦争支持してなかったの……?

カイエン『ひとまず、ここを拠点にして最前線を立て直す!』

『……!? 何のつもりだ、サモンジぃ!』

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 一方、トキムネ達は無謀にも突入をかけていた。

サモンジの決意
 だが、サモンジはグレートウォールから「アルジェ隊」を離脱
 インゲルミア主力と向かい合う彼に、司令官ホルムス、そしてスズシロ隊長は理解した。

 あの人は時間を戻そうとしている、アルジェヴォルンと出会う前に……、自分の命と引き換えに!

 これで両国の国境線は戻った
 そして、戦線を動かしうる超兵器は、今は全てがサモンジの手元にある

 そして、商人達は「どちらかの敗北」は望んでいない。

ホルムス『道は決まった。死ぬつもりなら“あの部隊”は必要なかろう。私が貰う』

情報部『何を言って……!? 中央に、ウイルドリベルドに逆らうのか!?』

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 この場で、自分を含むアルジェ系がいなくなってしまえば、戦争は振り出しに戻る。

■振り出しへ
 今回、次々と敵機に破壊されていた通り、アルジェ系は強いけど無敵じゃない。
 サモンジの目的が玉砕、敵を道連れにしての戦死と気付き
 インゲルミア司令は「鹵獲」を決意。

 以前から、インゲルミアを変えてやると言い続けていたホルムス司令、決意!

 背後にはアランダス軍
 そして、アルジェを取り戻そうとするトキムネ達も乱入し、事態は混迷の一途を辿る。

次回、タイトル回収! 最終回となるか?

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 しかし、ロレンツさんがくっついちゃうとは意外だった。

■従うべき相手は?
 組織を率いるには信賞必罰があればいい、人間は損得で動くとカイエンが持論を展開。
 同じくアルジェの戦闘AIも、システム的にサモンジに従属。

 でもサモンジも第八部隊も、決して損得の合理的判断でなく、自分自身の意思に従って動いている!

 白銀の意思とは、現状は「単なるシステムの名称」ですが
 さて、どういう最終回となるのでしょうか?

 次回、第24話「白銀の意思」




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