さあ、万策尽きるのはこれからだ! CG社長と舞茸さんも格好よかった!!
アイデアに詰まりに詰まった監督に、何を伝えたいのか、と上手い具合に気持ちを引き出させる舞茸氏!
知らず知らずに盛り上がっていく、木下監督のハイテンションがヤバい!
これが物語が勝手に出来上がる瞬間って奴か!
いや? 僕はキャッチボールをしに来ただけですから―――。
■さあ万策が尽きるぞ!
舞茸しめじさん、締めの一言が本当に格好良かった! しめじさんだけに!!
が、ラストに馬百頭って作画どうすんのよ………!?
舞茸しめじさん、締めの一言が本当に格好良かった! しめじさんだけに!!
が、ラストに馬百頭って作画どうすんのよ………!?
警官隊に群集に馬、アイドルのステージ、大変な仕事が山盛りじゃないか!
■「やりたい事」は何?
声優のしずかが「役」を得る為に苦心し、脚本志望のみどりが「どうすればいいか」戸惑っていた頃
CGの現場に入った美沙は、自由度の無さに足掻いていた。
声優のしずかが「役」を得る為に苦心し、脚本志望のみどりが「どうすればいいか」戸惑っていた頃
CGの現場に入った美沙は、自由度の無さに足掻いていた。
自分がやりたかった事は「これ」なのかなあ、これで本当に良いのかな?
同じく
物語の結末に「これでいいのか」と悩んでいた木下監督は
シナリオライター・舞茸しめじ氏の協力を受けて、自分がやろうとしていた「芯」を見つけ出す。
物語の結末に「これでいいのか」と悩んでいた木下監督は
シナリオライター・舞茸しめじ氏の協力を受けて、自分がやろうとしていた「芯」を見つけ出す。
木下監督は素晴らしいラストを描き上げるが、その為の、新たで膨大な作画負担が現場にのしかかる!
■「「ぜったい無理!」」
第12話までが順調に仕上がっていく中、まだ絵コンテ段階の最終話が重くのしかかる。
はやく話を作らないと、声優さんのキープも問題!
第12話までが順調に仕上がっていく中、まだ絵コンテ段階の最終話が重くのしかかる。
はやく話を作らないと、声優さんのキープも問題!
「あの……、見込みとしては、いつ上がる予定ですか?」「俺が一番知りたいよーーーーっ!」
一ヶ月じゃ原画で精一杯……。
アニメを作るのって、ホントに大変なんですね。
アニメを作るのって、ホントに大変なんですね。
にしても、大量に増えるミムジーとロロのインパクトがすげぇ! こういう技術が「馬百頭」に必要なのか。
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タイトルが色々まんますぎる。。。
タロー『おお、29位。いい線いってるじゃないですか~』
本田デスク『それはアニメだけで、トータルじゃ100位をいったりきたりなんだよな』
タイトルが色々まんますぎる。。。
■たまには
amazon売り上げランキングを気にする制作デスク
商売として当然のことなのだが、かといって、他人の評価ばかり見てたら「自分」を失うものだ。
amazon売り上げランキングを気にする制作デスク
商売として当然のことなのだが、かといって、他人の評価ばかり見てたら「自分」を失うものだ。
でも売り上げだけを気にして、やりたい事がブレたら良いもの作れませんよ?
やりたいこと
それが今週のテーマなんですね。
それが今週のテーマなんですね。
後、珍しくタローさんがマトモな事を言いましたが、タローさんはもっと周りを気にしてください!
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一方、木下監督は「自分は何をやりたいのか」を見失っていた。
木下監督『ねえ……、“面白い”って、何だと思う?』
一方、木下監督は「自分は何をやりたいのか」を見失っていた。
■「面白い」って?
とりあえず書けたけれど、それが「面白いのか」という確信が持てないでいたのだ。
何をやりたかったのか、何が面白いのか。
とりあえず書けたけれど、それが「面白いのか」という確信が持てないでいたのだ。
何をやりたかったのか、何が面白いのか。
一通り形には出来ても、それが面白いのかどうか、他人が面白いと思ってくれるのかは別の話。
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美沙さんの会社、素晴らしきホワイト企業だった。
藤堂美沙『コツ掴めてきたんで。ずっと、同じ事やってますし…』
先輩『私なんて、3年くらいずっと車の内装ばっかやってるよ?』
美沙さんの会社、素晴らしきホワイト企業だった。
■創作系サラリーマン
実は、CG制作の美沙も似た悩みに陥っていた、やりたい事があるはずだ、と戸惑っていたのだ。
彼女の会社は、定時上がりで福利厚生もしっかりしている
実は、CG制作の美沙も似た悩みに陥っていた、やりたい事があるはずだ、と戸惑っていたのだ。
彼女の会社は、定時上がりで福利厚生もしっかりしている
でもこのままだと、明日も明後日も一年後も二年後も、車ですよね………。
CG制作会社だけれど、車のCGの制作に特化&分業によって効率化、クオリティアップを図っており
個人としてのやりがいに欠ける。
個人としてのやりがいに欠ける。
スキルも着実に伸びてますし、客観的には、メンバー中で一番恵まれていますが……?
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もうホント、cv千管春香さんがハマり役だと思います!良い意味で!
しずか(ガヤ役)『がんばってーっ! 負けたら承知しないからー!!』
音響監督『<ちょ、ちょ!? ちょーーっと張り切りすぎかな?>』
もうホント、cv千管春香さんがハマり役だと思います!良い意味で!
■情熱から回り
一方、居酒屋バイトで食いつなぎつつ、初めて「ガヤ(集団)」の仕事を貰ったしずかは張り切るが
今回も熱が入りすぎ、悪目立ちして失敗してしまう。
一方、居酒屋バイトで食いつなぎつつ、初めて「ガヤ(集団)」の仕事を貰ったしずかは張り切るが
今回も熱が入りすぎ、悪目立ちして失敗してしまう。
うてーっ、がんばってーっ、あきらめないでーー……。
もう、こっちこそ「頑張って、諦めないで!」って言いたくなる!
グサッとくるような空回りっぷり!
グサッとくるような空回りっぷり!
初めての「アニメ声優」ですが、いわば「モブ(無名キャラ)」以下か……。がんばって! 焼きプリ!
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ラインプロデューサーって、こういう「原作」との交渉みたいな仕事なのね。
ラインプロデューサー『監督は、木下精一を予定しておりまして!』
出版社の編集長『ああ、“ぷるんぷるん天国”の?』
ラインプロデューサーって、こういう「原作」との交渉みたいな仕事なのね。
■社外交渉
また、武蔵野アニメの次なる作品として、百万部突破見込みの漫画が焦点となった。
しかしアニメ会社で争奪戦となり、難しい模様。
また、武蔵野アニメの次なる作品として、百万部突破見込みの漫画が焦点となった。
しかしアニメ会社で争奪戦となり、難しい模様。
あれ、木下監督なんですか? えくそだす“意外と!”面白いですね?
上手くいけば、以降は「原作付きアニメの制作現場のお話」になっていくのでしょうね。
でも、とりあえず厳しそう。
でも、とりあえず厳しそう。
しかし「100万部突破」って、やっぱり重要なんですね……。
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ライター志望のみどりさん、言葉が上手いのと夢見がちなキャラが「それっぽい」感じがします。
みどり『何か、少しずつ前に進んでる感じですよ、ずかちゃん先輩は』
『私なんて、どうやってシナリオライターになったらいいか解りませんから…』
ライター志望のみどりさん、言葉が上手いのと夢見がちなキャラが「それっぽい」感じがします。
■三者三様七福神
その夜、勤務時間がしっかりしてる美沙、暇人の学生であるみどり
収録明けのしずかが集まる
その夜、勤務時間がしっかりしてる美沙、暇人の学生であるみどり
収録明けのしずかが集まる
CGの会社に入って夢に近付いたと思ったけど、逆に夢から遠ざかってるような気がするんですよね……。
話題となるのは夢の事。
中でも、はた目には恵まれている美沙が悩むという図式。
中でも、はた目には恵まれている美沙が悩むという図式。
三人は、いつか「あのアニメを作りたい」と夢はあるのですが、なかなか難しい………。
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大丈夫、夢はまだ待ってるぜ!的な集団幻覚! なんという集団幻覚!
今週、みんな幻覚見すぎだよ!
みどり『本当にいつか、皆で“七福神”作れるんスかねぇ……』
大丈夫、夢はまだ待ってるぜ!的な集団幻覚! なんという集団幻覚!
今週、みんな幻覚見すぎだよ!
これが本作の着地点なのでしょうか。
なんだか、最終話は「あれからもう十年も経ったんだね」的なパターンになりそう。
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そんな藤堂美沙さんですが、「車のCG製作技術」は、着実に身についているようです。
なんかいきなりベラベラ喋りだしたよ!?
プリウス格好いい!
なんだか、最終話は「あれからもう十年も経ったんだね」的なパターンになりそう。
美沙『へぇ? プリウスに20インチのマグネシウムホイール入れてるんだ』
『ホイルスペースの空間が埋まるから、車体全体が締まって見えるな』
そんな藤堂美沙さんですが、「車のCG製作技術」は、着実に身についているようです。
なんかいきなりベラベラ喋りだしたよ!?
プリウス格好いい!
なんだかんだで、絵麻ちゃんと同じで真面目タイプなんでしょうね。
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言葉に詰まる新人に、まず褒めて「大丈夫、キミは仕事できてるよ」と促す社長。できる人だ……。
立石社長『―――何があった、藤堂くん』
『ラインディレクターが褒めてたよ? 今はポリゴンの流れが奇麗になったって』
言葉に詰まる新人に、まず褒めて「大丈夫、キミは仕事できてるよ」と促す社長。できる人だ……。
■創立十年
翌日、立石社長が「また車の仕事を請けてきた」事で、美沙の焦りは頂点に達した。
でもぶつける場所も無く、屋上で資料にあたっていた彼女は
その社長に見つかってしまう。
翌日、立石社長が「また車の仕事を請けてきた」事で、美沙の焦りは頂点に達した。
でもぶつける場所も無く、屋上で資料にあたっていた彼女は
その社長に見つかってしまう。
ウチは十年に満たない会社だ、でも「自動車だったらSクリエイションズ」と言って貰えるようになった。
自動車以外もやりたい
美沙の言葉も、もっともですけれど、特化する事でクオリティを最大限に高めてきたのが同社。
美沙の言葉も、もっともですけれど、特化する事でクオリティを最大限に高めてきたのが同社。
まだ若い会社だけど、特化する事で社員に還元できる会社を作った―――。
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こういうシーンで定番の、肩を叩くといったスキンシップが無いのも、何故か好印象。
立石社長『他のCGというが、具体的に何かやりたいことがあるの?』
こういうシーンで定番の、肩を叩くといったスキンシップが無いのも、何故か好印象。
■「目標」があるんなら
美沙の悩みは、「やりたかった事はコレなのか?」「コレだけで終わるのか?」という漠然とした不安。
けれど、社長に言われて出た「やりたい事」とは
同好会メンバーとの再戦
美沙の悩みは、「やりたかった事はコレなのか?」「コレだけで終わるのか?」という漠然とした不安。
けれど、社長に言われて出た「やりたい事」とは
同好会メンバーとの再戦
子供も大人も楽しめるような、元気になれる作品を――――!
あまりにも漠然とした夢。
けれど、社長は笑わずに「目標があるなら、その為にどうしたらいいか、一度考えてご覧?」と去ってゆく。
けれど、社長は笑わずに「目標があるなら、その為にどうしたらいいか、一度考えてご覧?」と去ってゆく。
口に出した瞬間に解る、自分自身の甘さ、そして社長のイケメンさであった。
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今週のテーマは「これでいいのかな?」なのかも。
木下監督『なーんか違うんだよな……』
『シナリオ通りやろうとしたんだけど、これでいいのか、って』
今週のテーマは「これでいいのかな?」なのかも。
■「俺が納得できない!」
一方、そんな事いってる場合じゃねーんだよ豚ァ!という状況の木下監督。
シナリオを書いて、絵コンテに起こしたのだが
納得できなかったのだ。
一方、そんな事いってる場合じゃねーんだよ豚ァ!という状況の木下監督。
シナリオを書いて、絵コンテに起こしたのだが
納得できなかったのだ。
ラスト変えたいって言ったらダメ……? だってさぁ、これじゃ見てくれた人が納得できないと思うんだよっ!
予定したラストは、主人公たちの生死不明エンド。
彼女たちは何をしたかったのか?
彼女たちは何をしたかったのか?
■秘密兵器は舞茸しめじ
一言でいえば、サブタイそのまんまの悩みだったのだ。これはひどい。
そこで招聘されたのが「脚本家」だった。
一言でいえば、サブタイそのまんまの悩みだったのだ。これはひどい。
そこで招聘されたのが「脚本家」だった。
監督が、この作品で一番「やりたかったこと」は何ですか?
監督と共に「創作してきた」舞茸しめじ氏、彼だからこそ解るものがあるのだ。
彼は責めず、静かな言葉で、淡々と要点を突いていく。
彼は責めず、静かな言葉で、淡々と要点を突いていく。
この作品は、「冤罪を着せられ、逃亡するアイドルたち」のアニメなのだ。では?
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しめじさんがナイスガイすぎて堪りません。こんな変な名前なのに!
しめじ『逃げた末に、あかね達は、何を手にするんでしょうね』
木下監督『歌う事………、かなぁ?』
しめじさんがナイスガイすぎて堪りません。こんな変な名前なのに!
■貫き通すという事
言葉のキャッチボールを繰り返す中、監督は「三人が、アイドルとして歌いたい」という行動原理
中でも、あかねが「人を信じる」事に気付いた。
言葉のキャッチボールを繰り返す中、監督は「三人が、アイドルとして歌いたい」という行動原理
中でも、あかねが「人を信じる」事に気付いた。
そっか……、もしかしたら俺、“どんな時でも人を信じる”って事をやりたかったのかなぁ……?
人を信じる物語だから、散々「人に裏切られ」、それでも信じた人が報われる。
信じ続け、そうして得た信頼が、彼女たちを助ける
彼女たちが願った夢が再び叶う。
信じ続け、そうして得た信頼が、彼女たちを助ける
彼女たちが願った夢が再び叶う。
このシリーズを通して、木下監督は無意識のうちに、一本の芯を貫いていたのだ!!
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空母はヤメだ、からのcv檜山節、しびれるほどに素晴らしい!
監督『そうだな…、裏切られても人を信じてきた……』
『そんな「あかね達の良さ」が、ラスト、未来を開くッ!!』
空母はヤメだ、からのcv檜山節、しびれるほどに素晴らしい!
■野放図なラストシーンへ!
ツボを刺激され、監督はアイデアを次々と湧き上がらせ、ラストシーンを築いてゆく!
そう、監督はこんなラストをやりたかったのだ!
爽快感ある、問答無用のラスト!
ツボを刺激され、監督はアイデアを次々と湧き上がらせ、ラストシーンを築いてゆく!
そう、監督はこんなラストをやりたかったのだ!
爽快感ある、問答無用のラスト!
いや? 僕はキャッチボールをしに来ただけですから―――。
そんなスーパー監督劇場に酔いしれた後は、穏やかな言葉で去っていく、しめじ氏が素敵過ぎた!
あくまで考えたのは監督、自分は引っ張り出しただけですよ、と
素敵!
あくまで考えたのは監督、自分は引っ張り出しただけですよ、と
素敵!
しかし、監督のスーパークライマックスアイデアは、おいちゃんに難問をブン投げる。
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結局、誰も飲まなかったお茶を下げつつ、おいちゃんは気付く。
そこに気付くとは……。
監督『捕まってしまうかと思われたその時! 百頭の馬が現れたァ!!』
あおい『馬……、馬が走る…? 百頭の!?』
結局、誰も飲まなかったお茶を下げつつ、おいちゃんは気付く。
そこに気付くとは……。
既に、制作現場は「原画がギリギリ間に合うか」というチョー修羅場!
そこに「百頭の馬が走る!」
アホか!
アホか!
つまり通常の手段じゃ追いつかない、この1クール目の締めに相応しい大騒動!どう決着するのか!
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ただコレでBパートは丸々描きなおしになったので、頑張って全部書き直さないといけません。
ならば燃え盛るがいい、木下ァ!
Cパート、監督、無言で「檻」に戻るの図
ただコレでBパートは丸々描きなおしになったので、頑張って全部書き直さないといけません。
ならば燃え盛るがいい、木下ァ!
次回、木下監督激闘編!
■馬……、だと…!?
てな訳で一難去ってまた一難というか、監督、馬100頭の作画いったいどうすんですか!?
万策尽きたァ!そんな第10話。
てな訳で一難去ってまた一難というか、監督、馬100頭の作画いったいどうすんですか!?
万策尽きたァ!そんな第10話。
多分、藤堂さんのCGが関わってくるのは確定的なのでしょうが、あそこは車ですよね?
CGは、武蔵野スタッフもひと悶着起こしてますが
果たして、今回の件はどんな風に解決し、どんな風に藤堂さんは変わっていくのか?
果たして、今回の件はどんな風に解決し、どんな風に藤堂さんは変わっていくのか?
今回、問題提議パート&問題解決パートダブル進行し
めっちゃ面白かったですね!
めっちゃ面白かったですね!
次回、♯10「あと一杯だけね」