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Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
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白銀の意思 アルジェヴォルン 第22話「鹵獲」感想、男の覚悟、女の決断、トキムネの叫び! 「上官殴り」の始まりだ!

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これがカイエンの勝算か! 「アルジェ系支配」の機能が発覚。その打開策とは?

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 部下やトキムネ、スズシロを巻き込まない為に、敢えてアルジェを奪い、独り立ち去ってしまう隊長。
 去り際、「お前は生きるんだ」と、死にゆくように言い残す隊長
 不器用な男の覚悟、精一杯の思いやり。

 けど、余計なお世話なんだよ! 俺は決めたんだ、自分で決めたんだ! ―――ぜんっぜん解ってないっ!

■子の心、父知らず
 でも、隊長が「皆に生きて欲しい」と願うように、隊の皆もまた「サモンジに生きて欲しい」
 サモンジ自身は、きっとそんな気持ちに気付いていない
 だから皆で行かなきゃならん!

 軍規違反は、古今東西、戦争物のセオリー!

 でも気持ちよい展開だと私は思うし
 台詞の端々が、今までの言葉を踏まえていて、これまで見てきて良かったと思えた!結末が楽しみですね!

イズミ『ペルフェ部隊を鎮圧してくれ、君達にしか出来ない事だ…!』

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 イズミは「サモンジの敵」を選ぶのか?そんな冒頭でしたが……?

■独立愚連隊、西へ
 絶対的な劣勢の中で「戦争継続」を掲げ、クーデターを起こしたカイエンは、軍上層部を拘束する。
 たとえ内乱となっても、このまま降伏する事だけは避けたかったのだ。

 カイエンの切り札「ペルフェヴォルン」は、付近の同型を支配下に置く機能を発動、インゲルミアを震撼させる。

 アルジェを奪われた第八部隊は、イズミを介したサモンジに「撤退し、生き延びろ」と命じられるが
 そうやって、自分独りを犠牲にしようとするサモンジを止めるべく
 全員一丸で命令違反を決意する。

 次回、第23話「反撃」

カイエン『“国民の意思”なんて、一括りに出来ると思ってるワケじゃねェよな?』

『あるのはただ、人の数だけのそれぞれの意思だ』

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 無能上層部、終了のお知らせ。

戦う意思
 カイエンのクーデターに同調したものは一部、だが要所要所で蜂起し、上層部さえ抑えてしまった。
 本来なら、国民の意思を代表する側である「上層部」をだ。

 だがカイエンは、人の意思は一括りに出来ないとし、同じ意思を持つ者たちで結託する。

 とりあえず、「上層部」は拘束。
 ちゃんと生きてます。

 そして、ここにきて一番ガタイがいい角刈り将軍が「カゲヤマ」だと判明したッ! ※割とどうでもいい。

髭面のガープ『敵無人機部隊を発見しました。……中佐?』

ホルムス中佐『いや、つじつまが合いすぎている気がしてな』

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 ペルフェ部隊が次々散っている……だと!?

待ちぼうけ
 前回、あの無能将軍たちの意図により、「ペルフェ部隊の進軍ルート」はインゲルミアに伝わった。
 ペルフェを潰してしまえば、カイエンも終わりというワケだ。
 が。

 これだけの劣勢に立たされて、なぜ後退しない?

 一般機同士ならインゲルミアが上、基本性能では同等の「シュトゥルームβ」による大量攻勢。
 圧倒的な劣勢にあり、なぜかサモンジは踏みとどまる。

 が、もう戦況をひっくり返せるはずもなく、いぶかしみながらもインゲルミアは攻め続ける。

ジェイミー『トキムネって、サモンジさんには複雑な気持ち、あるでしょ…』

トキムネ『大丈夫だよ、多分。だってここにいてくれるからさ、ジェイミーが』

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 トキムネはバカである。本当にバカである。

真っ直ぐバカ
 一方、イズミの命令により「サモンジ捕縛」に動いていた第八部隊では、ラブコメが勃発する。
 ラブコメというか、なんというか……。
 心強い、とかなんとか。

 ったく、オープン回線で何やってんだ………、せめてクローズド回線でやれってんだ。

 多分、トキムネの場合「相棒的な意味で」って気もしますが
 トキムネだからなぁ……。

 ストレートに「俺、ジェイミがー好きだし」とか言いかねないかもしれん。トキムネだし。

スズシロ『非常措置として、我々は無人機部隊を援護します』

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 しかしこの機能、誰がつけたんでしょうか?

「鹵獲」
 が、多大な犠牲を出しつつアルジェを待っていたサモンジは、ファシネーターを起動。
 敵味方問わず、アルジェ型すべてを支配下に置いてしまう!

 来たか。“ラム・シグナル”オンライン、ファシネーター・アクティベート。

 アルジェ型なら、全部支配できるなんて無敵じゃないか!
 ペルフェヴォルンきたない!

 本来は無人機システムだっただけに、アルジェ型は「無人機運用」が最初から仕込まれていた模様。

トキムネ『アンタ、一体なにがしたいんだ!』

『―――アンタを信じた奴くらい、納得させてから行けよッ!!』

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 トキムネ、熱い正論。まったくだ!

サモンジの願い
 事実上、この戦場を支配下に置いたサモンジは、トキムネをアルジェから降ろし
 ただ一言だけ言い残して去ってゆく。

 アルジェヴォルンの事は忘れろ―――、お前は生きるんだ……。

 口下手に定評のあるサモンジらしい別れ!
 でも確かに、普通なら「いい機会だ」と喋る流れでしょうけれども、それは彼らしくないですよね。

 きっとただ単純に、誰も死なせたくないだけ。

スズシロ『イズミ大佐、あなたは、知っていたのですか?』

イズミ『――――、私は、あいつの良き友でありたい』

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 また、今回の出動は「アルジェを奪取する」という、サモンジの作戦だったと判明。
 イズミに頼んでいたのはコレか。

 男の友情ですか……、私には解りません

 もしかしたら、今回のみならず、ずっと第八部隊がヒマだったのも「すぐ帰れ」と命じたのも
 全部、サモンジの頼みだったのかもしれません。

 敢えて「カイエン支配下の北西基地に行け」と言っていますし、私にはそう思えます。

スズシロ『テライ伍長、皆が戻ってきたら、北西基地に向かうよう通達して』

テライ『え? はい、でもそういった通達はスズシロさんの口から……?』

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 スズシロ隊長、覚悟の装填!この人、独りで隊長殴りに行く気だ!!

トキムネの意思
 が、サモンジもジェイミーも口を揃えて「自分を生かす為」と言うにつけ、トキムネがキレた。
 キレやすい若者、トキムネがキレた!

 人の事を勝手に、生きるの死ぬのって、アルジェは忘れて生きろって……、けど、余計なお世話なんだよ!

 俺は、死ぬ為にアルジェに乗ってるんじゃない!
 何でそんなこと言われなくちゃいけないんだ、自分で決めたんだ! アルジェに乗るって!

 そう決めた事とか、決めるまで散々迷った事とか、何にも解ってないんだっ!

 大体ジェイミーがいないのに、メンテナンスどうするんだよ! ぜんっぜん解ってない!

ジェイミー『ううん、思い出した。―――そういえば、あんたバカだった』

『それにそうだった、あたしも自分で決めたんだ!』

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 アルジェに、あんたと一緒に乗るって―――

人の意思
 今まで幾つも積み重ねてきた、散々傷つき、それでも戦うと選んできた二人の姿。
 だが彼らだけでない、今の状況に納得していないのは
 決して、彼らだけではなかった。

 青臭い命令違反だと承知で、第八部隊は全員で、あの「わかってない上官」をぶん殴りたいと決める。

 奇しくも、今回冒頭でカイエンが言ったとおり
 人の意思は一括りに出来ない、だから「命令違反」だろうが何だろうが、やりたい事をやりぬきたい

 独立愚連隊第八部隊は、今「上官をぶん殴る」為に出撃する―――!

テライ『シーカーさんから“ペルフェヴォルンの追跡を続けてる”って』

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 そしてその場に居らずして、「隊長を追うなら付き合ってやる」と行動で示すシーカーさん!
 居ないってのに、存在感がありすぎる!

 口数少なく行動で示す、そんなシーカーさんが大好きです!

次回、「最強部隊」に反撃開始!

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 今からそいつを これからそいつを殴りに行こうか♪

■ぜんぜん解ってない!
 トキムネ以下、第八部隊を思うあまり彼らを遠ざけ、独りで戦争を終わらせようとするサモンジ
 その負担はおそらく膨大、男の覚悟!

 なら「サモンジを止める」事こそが着地地点になりそうですが、あのギミック、誰が仕込んだんでしょう?

 開発元が、「両国に争わせ、両国にアルジェを売って金を稼ごう」としているなら矛盾します。
 あの死の商人どもにも、ギャフンと言わせる展開となったのか
 或いは、何か考えがあるのか?

 次回、第23話「反撃」




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