アニメ二期にも登場した、「ガンプラの楽しさを伝えたい」ファイター、ユウキ・タツヤ!
彼の、地獄のガンプラ塾時代が前巻で始まり
そして今巻で完結。
彼の、地獄のガンプラ塾時代が前巻で始まり
そして今巻で完結。
今巻では仲間たちとの日々、そしてガンプラ塾の終焉が描かれました! 楽しかった!!
■なお二代目
欲を言えば、噂の「二代目メイジン」の姿が見てみたかったですが
アニメでも描かれませんでしたしね。
仕方ないね。
欲を言えば、噂の「二代目メイジン」の姿が見てみたかったですが
アニメでも描かれませんでしたしね。
仕方ないね。
すっかり愉快な仲間になったカイラ、そしてアランの存在感が堪らなかった!
なぜタツヤが、ガンプラの楽しさを伝えたいと思ったかが更に強調され、楽しい巻でした!
![イメージ 1]()
なおこのイメージ図、ガンダム00外伝のオマージュですね。F91,邪悪!!
そして「ジュリアン先輩」は、何故メイジンを辞退したか?
なおこのイメージ図、ガンダム00外伝のオマージュですね。F91,邪悪!!
■駆け抜ける中学時代
半年という条件で入れてもらえた「ガンプラ塾」
ライバルたちとの切磋琢磨は、ユウキ・タツヤを更に優れたファイター、ビルダーに変えてゆく。
半年という条件で入れてもらえた「ガンプラ塾」
ライバルたちとの切磋琢磨は、ユウキ・タツヤを更に優れたファイター、ビルダーに変えてゆく。
そんな中、死期を悟った二代目メイジンは、退塾を賭けた全員参加トーナメントを開催。
しかしこれはジュリアンの優勝を確信し
優しい彼に、仲間を倒させる事で、その精神を研ぎ澄まさせる為に仕向けられた試練に過ぎなかった。
優しい彼に、仲間を倒させる事で、その精神を研ぎ澄まさせる為に仕向けられた試練に過ぎなかった。
だがジュリアンは勝利を前に自主退塾し
残ったタツヤも、友の言葉に「二代目とは違う形のメイジンになる」と宣言、メイジン継承には至らずに終わる。
![イメージ 8]()
勝負に際し、実はこんなモノを用意していたエピソードも! なお間に合わなかった模様。
残ったタツヤも、友の言葉に「二代目とは違う形のメイジンになる」と宣言、メイジン継承には至らずに終わる。
この一冊で、アランのファンが激増したに違いない!(錯乱)
勝負に際し、実はこんなモノを用意していたエピソードも! なお間に合わなかった模様。
■アラン・アダムス
後にビルダー専門として、タツヤの相棒となる人物。
ですが、本作ではお茶目!
後にビルダー専門として、タツヤの相棒となる人物。
ですが、本作ではお茶目!
というか、彼の真面目さが、良い意味でボケを連発してて楽しかった!
■楽しさの連鎖
当初、タツヤに恨みを持ち付けねらってきたカイラですが、今巻ではすっかり仲間に。
元々「ガンプラを作るほう」には興味がないというか
ガンプラ自体に興味がない。
当初、タツヤに恨みを持ち付けねらってきたカイラですが、今巻ではすっかり仲間に。
元々「ガンプラを作るほう」には興味がないというか
ガンプラ自体に興味がない。
そんな彼女が、「自分のガンプラが欲しい」と言い出したことが一つの転機に。
彼女にガンプラを伝道するシーンは
楽しさを伝える、楽しさを実感していく感じがすごく素敵でした。
![イメージ 3]()
原作では「地獄だった」と言い切ったガンプラ塾ですが、そこでアランたちと出会ったのも確か。
楽しさを伝える、楽しさを実感していく感じがすごく素敵でした。
タツヤと「ガンプラ塾」、そして
原作では「地獄だった」と言い切ったガンプラ塾ですが、そこでアランたちと出会ったのも確か。
■仲間たち
それは僕の短いガンプラ塾生活の中で、忘れる事のできない、心躍る日々だった。
ありとあらゆる技術、戦術、そして現実を学ぶ過酷な授業。
けれど
それは僕の短いガンプラ塾生活の中で、忘れる事のできない、心躍る日々だった。
ありとあらゆる技術、戦術、そして現実を学ぶ過酷な授業。
けれど
その時ここには、頼れる先輩がいて、競うあう強敵がいて、同じ時間を共有した「仲間」がいた―――。
ガンプラ塾の日々を描きつつ、流れたモノローグ、印象的でした。
![イメージ 12]()
コレね、輝羅鋼<きらはがね>といって、現代では絶版になっているガンプラ・パーツなのです!
メッキとクリアが入り混じって成型、商品化された
ガンプラ屈指の美しいパーツ!
あとコレね! コレ!
コレね、輝羅鋼<きらはがね>といって、現代では絶版になっているガンプラ・パーツなのです!
メッキとクリアが入り混じって成型、商品化された
ガンプラ屈指の美しいパーツ!
ぜひ一度、「輝羅鋼」で画像検索して貰いたい!
雑誌でご覧になった方にも、お勧めしたいタイプの単行本です。
![イメージ 6]()
ガンプラ塾は、二代目メイジンの肉体的な限界により、自滅同然のトーナメントが開催。
全員が参加する上、負けたら退塾なのだ。
かくて、ガンプラ塾は消滅する。
しかし「全塾トーナメント」が開催し、修羅場となる
ガンプラ塾は、二代目メイジンの肉体的な限界により、自滅同然のトーナメントが開催。
全員が参加する上、負けたら退塾なのだ。
かくて、ガンプラ塾は消滅する。
メイジンの称号を目指し、互いに潰しあう悲壮なトーナメント。
なお、食堂のお姉さんも参加。
大人も子供も、おねーさんも参加したトーナメントの末、ジュリアンは自分を追い詰めてゆく。
![イメージ 11]()
ある意味、今巻最大の見どころ「1/144 ガデラーザをかつぐ少年」。シュール!
デカイからね、仕方ないね。
大人も子供も、おねーさんも参加したトーナメントの末、ジュリアンは自分を追い詰めてゆく。
そして、オイ待て、そこのガデラーザ!
ある意味、今巻最大の見どころ「1/144 ガデラーザをかつぐ少年」。シュール!
デカイからね、仕方ないね。
ちなみにガデラーザは、いうなれば東京タワーが空を飛んでるような巨大機なのです。
でかいよ!
でかいよ!
00劇場版、進化した人類を「最大限に兵器として活用する」という、クアンタの対と呼べる機体。
![イメージ 2]()
そして、ジュリアン先輩を何より追い詰めたのは、こうした心のあり方に耐えられなかったから。
勝負に勝つというのは非情な事。
相手に勝つという事は、相手の夢を奪うという事
そして、ジュリアン先輩を何より追い詰めたのは、こうした心のあり方に耐えられなかったから。
勝負に勝つというのは非情な事。
負けた者にも「勝ちたい理由」があった、それを忘れるな!
カドカワコミックスエース「ガンダムビルドファイターズA 3巻」。今ノ夜きよし&千葉智宏。
月刊ガンダムエース連載、角川発行。
2014年11月発売(前巻7月)。
月刊ガンダムエース連載、角川発行。
2014年11月発売(前巻7月)。
第11話「コマンドアストレイ」
第12話「ガンプラバトルトーナメント」
第13話「ジュリアン・マッケンジー」
第14話「ナドレ強襲」
第15話「紅の彗星」
第16話「三代目メイジン」
第12話「ガンプラバトルトーナメント」
第13話「ジュリアン・マッケンジー」
第14話「ナドレ強襲」
第15話「紅の彗星」
第16話「三代目メイジン」
オマケイラスト多数。
登場したガンプラの「元機体」解説や、改造キットのモノクロ簡易レビューなど盛り沢山。
登場したガンプラの「元機体」解説や、改造キットのモノクロ簡易レビューなど盛り沢山。