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Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
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ログ・ホライズン 2期 第9話「変わりゆく戦場」感想、非情なルールブレイカー回。シロエ、自分の「悪い癖」と向き合う

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死の世界の場所、第3者の存在、見えてくる世界の謎! 激しすぎるぞレイド戦!

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 突き詰めれば、後ほんの少しだけ、相手を思いやれていれば良かったと当たり前の後悔に沈むシロエ。
 誰だって実感できるような、誰であれ、経験のある後悔
 だからこそ、立ち上がる姿が勇ましい!

 僕が一人で遠ざかっていただけで、もっと皆と向き合うべきだったんだ――――

変わりすぎる戦場
 一方、モンスターも仲良しこよしで大暴れ! レイドボス一度に三体とか無理ゲー過ぎィ!!
 あんなルールクラッシャーに、どう戦意を立て直すのか?
 どう攻略するのか?

 次回、サブタイ的にウィリアム回となるのでしょうか!?

シロエ『あれは、クリスマスイブの夜だった―――』

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 レイドLv97って、こないだLv91に大苦戦だったのに!

■ルール無用
 アカツキとソウジロウが敗死したクリスマスの夜、シロエ達はレイドボスに挑んでいた。
 が、ボスに苦戦していた彼らの前に、更に2体が現れる。

 ゲーム・ルールから逸脱した戦いに敗れたシロエは、この「旅の始まり」が間違っていたと気付かされる。

 そも、自分が菫星に歩み寄っていれば、金銭を融資して貰えていたのかもしれない。
 そうやって「他人を信用しない」生き方を重ねてきた
 その成れの果てなのだ、と。

 だが「死の世界」で、負けてなお屈していないアカツキの姿に元気付けられ、シロエは再び立ち上がる。

 次回、第10話「ギルドマスター」

『今の技、見覚えがあります』

『モーションから発動までが短いが……!』

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 カウントをとることで、敵の行動タイミング、パターンを探るのも大切な役割。

■クリスマス・レイド
 ちょうど、アカツキがソウジとコンビ戦を行っていた頃にさかのぼり、シロエ達の戦いが始まる!
 第3話での「巨大鳥」Lv91に対し、今度のボスは6レベルも上!

「一撃が重い……」「位置取り、ミスっても即死だな」「―――特技の発動後はスキだらけだ!」

 が、さすがレイド戦ギルド!
 シルバーソードは、豊富な経験で手馴れた対応!

 台詞が矢継ぎ早に飛び、何が何だか解らんが大騒ぎだ!ってのは解る! こりゃ大捕り物だわ!

守護騎士ディンクロン『これは!? 移動阻害!?』

ボロネーゼ親方『やつの足元から湧いておるぞ!』

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 イケメン騎士がディンクロン、猫でcv譲治なのが「ボロネーゼ」親方だニャア。

■第二の「技」
 が、巨大鎧は単純なスペックだけでなく、固有の技を発動。
 足元に、移動阻害の「泥」を発生
 自身は浮上を始める

「無視!?」「アーマーハウル(敵ひきつけ)が通じてない!?」「広範囲の行動阻害……!?」

 前衛を無視し、足を止めた全員に向かって「戦斧」を投げ放つ!
 なんて迷惑な大技だ!?

 この技は、24人中の11人を「仮死」に追い込むが―――― 

ウィリアム『……へっへっへ、面白ェ。これでこそ“レイド”だぜ!』

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 むしろ燃えまくるウィリアム! 難攻不落な程ゲームは燃えるってもんでしょ!
 嫌よ嫌よも好きの内!

 シルバーソードはなお戦意を燃やし、遊撃戦力である直継も代理壁として戦線投入!

 態勢建て直しを優先しつつ、なおレイドボスを追い詰めてゆく!強い!

ディンクロン『ダメージ蓄積からのモードチェンジ!?』

『真・白騎士モードって、とこですかね?』

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 なんてカラクリの多いボスだ!

■「影の尖兵」
 外装を削り落とした事で白騎士化するレイドボス、だがそれだけではない!
 剥がれ落ちた外装もモンスター化!

 なるほど……、影の尖兵を一体倒すごとに、“ルセアート”のHPが回復するのか……

 強くないが、前衛の回避の邪魔だし、脆い後衛には脅威となる「影の尖兵」。
 うっとうしいパターンだ!

 しかも倒せば「大本」が回復する為、これは放置せざるを得ないのか? うっとうしい!

シロエ『―――問題は、人数だ!』

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 が、「最低限だけ倒して、本体撃破を優先するパターンを繰り返したところ、シロエが気付く。
 本体を攻撃した人数に対応し、尖兵は増えていたのだ。

 つまり本体撃破を優先しようとするほど、尖兵が増えて困るという仕組み!

 少数精鋭に切り替えたシルバーソードは、「尖兵」を最小限に抑え、効率よく攻めていった
 シロエ、気付くの早い!

 なるほど、彼が重宝されていたワケですわ。

デミクァス『(悔しいが……、今の俺じゃヤツには勝てねェ……!)』

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 デミさん、今は我慢して「いつか堂々とみんなが見てる前で倒してやる」と結論。いいじゃん!

■ゲームシステムを越えて 
 が、デミクァスが意外にマトモな結論を出した頃、各部の「扉」から増援が登場!
 僅か二体、しかし「レイドボス」だと!?

「そんなバカな、ここはルセアートの領域ですよ!?」「レイドボスが?」「同時に三体だと!?」

 かつて、アカツキ回でチラッと映った「ありえねえだろ!?」
 まさにありえない状況!?

 彼らも知性を得て、「協力したほうがいい」と気付いたのか!? 或いはゲームの仕様内か!?

『ふざけんなよ…、無理ゲーかっての……、こんなの勝てっこねぇ……!』

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 ルセアートの数々の猛威に、むしろ「面白ェ!」と叫んだウィリアム・中村悠一だったが
 ついに戦意喪失。

 無理ゲーである。
 それはもう、無理ゲーだと解る瞬間である。

デミクァス『へっ、ざまあみろ……、とんだ間抜け面だぜ?』

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 同じく完全に戦意喪失してしまったシロエ、彼を蹴り飛ばし、身代わりとなってデミクァスが散る。
 シロエが呆然としたままやられるより、最期まで生き残らせる。
 それがデミクァスの選択だった。

 その真意はともかく、冷静さを取り戻したシロエは、最後の二人となって直継と共に倒される

 彼は、「シロエに敗北をかみ締めさせたかった」のでしょうか……?

シロエ、蘇る?

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 その直後、同じく今回は意味不明瞭なシーンとして、「雪原に立ち上がるシロエ」の後姿が。
 しかしコレはシロエじゃありません。

 だってシロエは、ラストシーンで「洞窟内で復活」していたのですから。

 オープニングにも映っている意味深なシーン、果たして?

現実シロエ『たくさんの夜を、このベンチで過ごした……』

『何かイヤな気持ちになった時、それを忘れるには、そうするしか無かったんだ』

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 現実シロエ、結構イケメンじゃん?と思ったら、子供時代がのび太すぎィ!

立ち上がれ、もう一度!
 死んだシロエは、ウィリアムの言葉通り「死にたい気持ちになる」トラウマを掘り起こされる。
 が、それは決して劇的なものではなく
 ただ静かに指し示すだけ

 どれも些細で、取り返しのつかない失敗だ――――、死ぬっていうのは“死にたい気持ちになる”という事…

 自分が犯してきた過ち、後ほんの少しだけ、相手を思いやらなかったという事。
 子供じみた、思慮の浅い自分の過ち。

 ウィリアムは「この“死”を味わいたくないから、メンバーは次々と辞めていった」と語っていた。

シロエ『―――僕が本当に警戒しているのは“ミナミ”じゃない』

『僕たちをこの世界へと連れてきた、“第三の誰か”』

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 大地人=NPCでも、冒険者=プレイヤーでもない、はてさてゲームマスターとは?

■第三の誰か
 シロエがずっと警戒し、調査していたのは“この世界へ連れてきた何者か”だった
 が、それが「彼ら自身」に伝わらないように
 仲間にも伝えなかった。

 シロエは、仲間を信じきれていなかったのだ。

 その秘密主義が、供贄一族との確執も生んだ。
 まさに、二期第一話で、直継が心配していた「シロエの悪い癖」そのものだったと、彼自身が気付く。

シロエ『心配をかけまいと思ってだとしても、迷惑をかけている事に変わりは無い』

『僕が一人で遠ざかっていただけで、もっと皆と向き合うべきだったんだ』

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 さらっとラテン語を読んじゃう、シロエさんマジぱない。

■テストサーバー「月」
 自分の中の葛藤にケリをつけたシロエは、気がつけば「月面」に立っていた。
 この世界の月は、ゲームでは試作段階だった場所
 幻の「月面エリア」

 今の世界で死んだ魂は、「月面」に送られて記憶を掘り返され、失い、そして「復活」する。

 月面は、雪のような「プレイヤーの記憶」で満ち溢れている。

シロエの内心『(キミは倒れたかもしれない、けど、まだ負けてはいないんだね?)』

『(―――大丈夫、キミが頑張ってるって、僕がわかってるよ!)』

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 ああ、だからシロエは「この場面で頭を撫でた」のか!

負けられない!
 偶然、死の世界でアカツキと出会ったシロエは、彼女の心が折れていない事を察した。
 その存在に元気付けられ、再びシロエは立ち向かう。

 だから、僕も! 

 シロエの内心を交えて、第6話「夜明けの迷い子」を辿りなおしたBパート!
 内心で、彼女に励まされていたのか!

 でもシロエさん、それアカツキ自身に言ったほうが、間違いなく喜ぶと思いますよ!?ったくもー!

予告『何度でも、何度でも、この大地に“あの旗”を立てるまで―――!』

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 あ、ここでアカツキさんってば頬を染めてたのね! かわいい!

「生まれゆく」世界?
 シロエ達が敗北した理由を追いかけたワケですが……、って、そりゃ負けるわ!
 大地人が自我を持ち、ゴブリンが戦闘訓練を始めたように
 レイドボスも知恵を持ち始めたのか!?

 あの世が「月面」と判明したり、シロエが本格的に世界の謎に挑んでいると解ったりする回!

 一方、クラスティさんは今週も放置プレイ!
 彼もどうなったのでしょうね?

 次回、第10話「ギルドマスター」




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