通った道は違っても、原点は同じ。立ち向かう作品も同じ! 燃える初心の回!
原画マンの遠藤さんも、CG班の下柳さんも、そして新人声優のしずかも、燃える初心を思い起こす回!
最後、遠藤さんが作画を始めたシーンで、すごくジンときてしまいました。
描きたい気持ちがほとばしる瞬間!
「気力を越えた死力を尽くした―――、俺は自由だぁぁぁ!」「まだAパートだけじゃないですかー!」
■「「違う!」」
遠藤さんと下柳さん、二人がタローにツッコミを入れまくるシーンも爆笑しちゃいました。
名台詞やらポーズやら、子供みたいに熱くなって語る語る!
この熱さ、堪らなかったです。
遠藤さんと下柳さん、二人がタローにツッコミを入れまくるシーンも爆笑しちゃいました。
名台詞やらポーズやら、子供みたいに熱くなって語る語る!
この熱さ、堪らなかったです。
そしてCパート、おお、監督が遂に……!?と思ったらAだけかよ!?
■一個人の幸せを越えて
最終話の「絵コンテ遅れ」はいまだ続いていたが、待つ間も、第八・九話のトラブルは続く。
しかし、問題の遠藤さんが「イデポン」が好きだと聞き
イデポン展へ行ったのが転機となる。
最終話の「絵コンテ遅れ」はいまだ続いていたが、待つ間も、第八・九話のトラブルは続く。
しかし、問題の遠藤さんが「イデポン」が好きだと聞き
イデポン展へ行ったのが転機となる。
CGの下柳さんもイデポン好き、二人とも同じアニメから「アニメ業界」を目指したのだった。
イデポンの壮大なスケールを思い起こした遠藤は
CGを技術的には認めつつも、心理的に認め切れなかった自分の小ささを思い返し、分かり合う。
CGを技術的には認めつつも、心理的に認め切れなかった自分の小ささを思い返し、分かり合う。
■未解決案件
問題の「CG」に見入っていた遠藤氏だったが、機嫌は直らず、木下監督もまた逃亡していた。
遠藤爆発事件は、ようやく本田デスクに届くが―――
問題の「CG」に見入っていた遠藤氏だったが、機嫌は直らず、木下監督もまた逃亡していた。
遠藤爆発事件は、ようやく本田デスクに届くが―――
監督もいない! 八話の作監もいない! 万策尽きたぁぁぁぁぁぁぁぁ!!
どうしたら良いんだぁ!
他所でも見たんですが、もうホント本田さんの喋りが癖になりますね!
他所でも見たんですが、もうホント本田さんの喋りが癖になりますね!
ていうかタローてめえ! 他人のせいみたいに言ってますけど、遠藤さん事件の八割はキミのせいですよ!?
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キリトさん、裏切るの!?
北条『二ヶ月早く、こちらの“前線”に来てくれないか?』
落合(制作進行)『いや無理です、こっちも来月スターリングラードなんで』
キリトさん、裏切るの!?
■「引き抜き」発動篇
一方、堅実な制作進行である落合さん、他所のアニメスタジオに移籍が決定しているらしい。
それも次々と脱落している為、すぐにでも来て欲しい、と。
一方、堅実な制作進行である落合さん、他所のアニメスタジオに移籍が決定しているらしい。
それも次々と脱落している為、すぐにでも来て欲しい、と。
一人目のデスクは敵前逃亡、二人目は戦線離脱――――。
制作デスクとして。
つまり昇格での引き抜きってワケか。そりゃ納得の理由です。
つまり昇格での引き抜きってワケか。そりゃ納得の理由です。
傍から見てると、軍事オタが二人でなりきりごっこしてる感じで笑えますが、しゃれにならん!
■アウトー!
座敷牢から逃げ出した監督は、アフレコに出るべくスタジオに。
結果、スタジオ中から「絵コンテ、終わったんですね!」と祝福を受けるのだが……。
座敷牢から逃げ出した監督は、アフレコに出るべくスタジオに。
結果、スタジオ中から「絵コンテ、終わったんですね!」と祝福を受けるのだが……。
まあ、完成してないわけで!
誤解が広がるのがミョーにリアル!
肩身狭いよ監督!
肩身狭いよ監督!
それでも行っちゃうのは、クオリティを上げたいからか、単に好きなだけなのか、両方か。
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アニメの本数が増え続ける上、クオリティも求められる。
あおい『手書きのアニメって無くなっちゃうんですか?』
矢野エリカ(制作)『無くならないと思うよ?』
アニメの本数が増え続ける上、クオリティも求められる。
■手書き
あの遠藤さんは、「上手くて早い」という、非常に優れたアニメーターさんなのです。
その彼でさえ、CGに対抗意識を持っていたと驚き
エリカと「これからのアニメ」談義に。
あの遠藤さんは、「上手くて早い」という、非常に優れたアニメーターさんなのです。
その彼でさえ、CGに対抗意識を持っていたと驚き
エリカと「これからのアニメ」談義に。
制作本数に対する人材の不足、その中でクオリティを高めるなら、CGは避けられない――――。
もちろん手書きは消え去らない。
けれど、本当に上手く、情熱を持っていないと残れない。
けれど、本当に上手く、情熱を持っていないと残れない。
どんな業種も同じ、「厳しさの種類が違うだけだよ」とは上手い一言。けれどもやもやも残るという。
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たとえば、このハンバーガーも手書きですよね。手書きですよね………?
あおい『あの時、遠藤さんどう思ったんだろう……』
CGの藤堂美沙『“自分の絵に追いつかれる”、そう思ったんじゃないですか?』
たとえば、このハンバーガーも手書きですよね。手書きですよね………?
■アニメ同好会
その夜、CGの美沙は「絵に自信が持てなかったから、CGへ進んだ」と語る。
実際「CGはダメ」、という意見は多いですが……?
その夜、CGの美沙は「絵に自信が持てなかったから、CGへ進んだ」と語る。
実際「CGはダメ」、という意見は多いですが……?
あたし、こっちが手書きのアニメーションに追いつかなきゃって感じなんですけど。
手書きは焦っている
CGはCGで、手書きに追いつこうと奮戦している。
CGはCGで、手書きに追いつこうと奮戦している。
それに、上手いCGモーションを作るには、手書き同様「センス」が必要なのだ。
がっつり語られる手書きとCGの関係
焦って、追いつこうとして、とても興味深い話ですよね。
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cvは横尾まりさん。まんまじゃないか!すごく温かい声です。
焦って、追いつこうとして、とても興味深い話ですよね。
縦尾まり『そっか、今、この業界に残ってるのはごく僅かだしねぇ……』
cvは横尾まりさん。まんまじゃないか!すごく温かい声です。
■ゴドーを待ちながら
新人声優の栃木しずかは「合格通知が来ない」と沈んだ日々を送っていたが、かつての講師に励まされる。
養成所に通っていたメンバーから声優になったという
それさえ僅か。
新人声優の栃木しずかは「合格通知が来ない」と沈んだ日々を送っていたが、かつての講師に励まされる。
養成所に通っていたメンバーから声優になったという
それさえ僅か。
待ってる時間は辛いけど、どう使うかだよね? ただゴドーを待ってるだけじゃ、どこにも行けないものね。
横尾さんの劇団を見せてもらったしずかは、その新鮮さに大きな刺激を受け
同時に、気持ちを切り替える大切さを教えられる。
同時に、気持ちを切り替える大切さを教えられる。
なんか、声優になりたかった頃の気持ち、思い出したよ♪
声優を目指すしずか
でも、劇団にも惹かれる様子も。仕事を取るのは難しいけど、取れない間は鍛錬あるのみ!
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※この後、むちゃくちゃ絵コンテを書いた。
でも、劇団にも惹かれる様子も。仕事を取るのは難しいけど、取れない間は鍛錬あるのみ!
演出の円『あんな薄暗い倉庫より、ここの方が良くないですか?』
※この後、むちゃくちゃ絵コンテを書いた。
■時にはゴドーのように
一方、他人を待たせっぱなしの監督に、円さんは、むしろ優しく声をかけた。
冷房つけてもいいし、ここの方が環境は整っている。
けれど。
一方、他人を待たせっぱなしの監督に、円さんは、むしろ優しく声をかけた。
冷房つけてもいいし、ここの方が環境は整っている。
けれど。
……うん。でも、本田くん、待ってるから。
ハチマキ姿で立ち向かう監督!
燃え上がれ監督!
燃え上がれ監督!
エンジンかかるの遅すぎるんだよなぁ……。
■打開策
翌日、作画の回収がてら「イデポン展」のチケットを持っていったところ、打開策が見つかった。
おなじみ瀬川さんいわく、遠藤さんはイデポン好きらしい。
それも
翌日、作画の回収がてら「イデポン展」のチケットを持っていったところ、打開策が見つかった。
おなじみ瀬川さんいわく、遠藤さんはイデポン好きらしい。
それも
これ見て、アニメーターになろうと思ったんだって。
そういうのを見ると、初心を思いだしてモチベーションがあがるだろうというアドバイス。
前回、堀田さんが「マクロスに憧れてた」のを思い出しますね。
いい繋がりっぷり。
前回、堀田さんが「マクロスに憧れてた」のを思い出しますね。
いい繋がりっぷり。
にしても、久々のカーチェイスだった!
CGっぽさが浮いていますけど、やっぱりクオリティ高くて楽しいわ!
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BGMが徐々に大きく、力強くなっていく演出がすごく印象的!
遠藤『なんで下柳がいるんだ、仕組んだのか?』
あおい『いえ、これは偶然です!』
BGMが徐々に大きく、力強くなっていく演出がすごく印象的!
■意外な共通点
更に翌日、遠藤が来るかもと待っていたあおいは、イデポン展で遠藤と合流。
しかし、CG班の下柳さんまでもが居た!
更に翌日、遠藤が来るかもと待っていたあおいは、イデポン展で遠藤と合流。
しかし、CG班の下柳さんまでもが居た!
絵に描いた世界で、あそこまで描けるんだって思ったな……!
結果的に、半可通のタローが起爆剤となって、イデポン好きの二人は意気投合
徐々にわだかまりを捨て、子供のように盛り上がってゆく!
徐々にわだかまりを捨て、子供のように盛り上がってゆく!
一個人の希望とか幸せなんて関係ない、そんな壮大なスケールの作品に参加したい――――。
イデオンだー!
というだけでなく「一個人を越えて」というテーマも、手書きとCGが対立する要因に絡まる!
というだけでなく「一個人を越えて」というテーマも、手書きとCGが対立する要因に絡まる!
■発動篇
その帰り道、タローがふざけていいだしたのが「イデポン宮森」。
ぶつける事で、憎しみを吐き出させたのか!
その帰り道、タローがふざけていいだしたのが「イデポン宮森」。
ぶつける事で、憎しみを吐き出させたのか!
運命は開けちゃった感じだなぁ………。
そんな冗談はともかく
実際、その後「えくそだすっ!」の看板をみせて燃え上がらせたり、やっぱり宮森さん上手い!
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やる気を引き出され、また「一個人の幸せを越えた物語」を思い出した遠藤さんは
作画を終え、同時にCG班へと歩み寄る。
実際、その後「えくそだすっ!」の看板をみせて燃え上がらせたり、やっぱり宮森さん上手い!
そして最後に流れる「動画」。ここから更に仕上げられるのです
やる気を引き出され、また「一個人の幸せを越えた物語」を思い出した遠藤さんは
作画を終え、同時にCG班へと歩み寄る。
作品クオリティを上げたい、その共通する思いの為に!
互いの仕事を称えあい、また単純に「同じイデポンファン」として友情を深める二人。良かった……!
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同じく徹夜組、木下監督、堂々たる完成……! ってAパートだけかよ!?
ホントに終わるの!?
木下監督『気力を越えた死力を尽くした―――、俺は自由だぁぁぁ!』
本田デスク『まだAパートだけじゃないですか!』
同じく徹夜組、木下監督、堂々たる完成……! ってAパートだけかよ!?
ホントに終わるの!?
先週「総集編はもういやだ!」って、カッコ良かったのにまだまだ懲りてない監督!
■遠藤爆発事件、解決篇
冒頭、タローの他人事っぷりに殺意が溢れるレベルでしたが、あの苦しさがあった末の開放感!
スッとくる、いいカタルシスに浸れる回でした!
気持ち良く寝れるわ!
冒頭、タローの他人事っぷりに殺意が溢れるレベルでしたが、あの苦しさがあった末の開放感!
スッとくる、いいカタルシスに浸れる回でした!
気持ち良く寝れるわ!
その一方で監督……、は、置いといて、制作進行がヘッドハンティングされる事案が勃発!?
今週は軽く流しただけですが、コレ大事ですよ!?
今週は軽く流しただけですが、コレ大事ですよ!?
久々のカーチェイスもカッコよく
遠藤さんと下柳さん、元アニメ同好会も「手書き」と「CG」で、焦りと挑戦を抱えて挑んでいる姿とか
イデポンと演劇に「初心」を呼び起こされる面々とか、気持ちの良い回でしたね!
遠藤さんと下柳さん、元アニメ同好会も「手書き」と「CG」で、焦りと挑戦を抱えて挑んでいる姿とか
イデポンと演劇に「初心」を呼び起こされる面々とか、気持ちの良い回でしたね!
次回、♯07「ネコでリテイク」