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Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
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ガンダム Gのレコンギスタ 第6話「強敵、デレンセン!」感想、重力と宇宙の狭間の攻防! Gの底知れぬ性能と悲劇

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強敵を落としたベルリ・ゼナム少年、またも業を背負う

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 背後から撃たれても無傷という新装備、リフレクターを使い切りつつ猛戦した第6話でしたが
 ベルリ、今度は己自身の恩人を撃つという業の深い展開。
 これは落ち込む……。

 嘘だよ……、デレンセン教官だったなんて………、嘘だ…っ!!

■生命の限界
 前回、人間ってそう簡単に死なないものなんだなぁという話を仕立てつつ
 あまりにあっさりと逝ってしまう6話。

 それを可能とさせてしまった、Gというものの底知れぬポテンシャル。一体ベルリはどうするんだ……。

ベルリ『歯茎のマッサージは?』

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 たとえ歯磨きが「ガム」で済ませられる時代であっても、歯茎というものは大事にすべきなのです。

■少年の背負うもの
 アメリアの「キャピタル・タワー占拠作戦」の囮を務め、海賊艦メガファウナは大気圏を越えてゆく。
 事情を知らず、しかし「ベルリ・ゼナムを救う」という口実を以って
 キャピタル・アーミィは海賊を襲った。

 戦いの中、ベルリは自分を救おうとした教官デレンセンを手にかけ、その最期の声を聞いてしまう。

 彼がデレンセンだったと知れど遅く
 囮作戦成功に湧く海賊艦の中、ベルリ・ゼナムは後悔を抱えて寝転がる。

 次回、第6話「マスク部隊の強襲」

ベルリ母『そちらの“ナット”は、軍事基地になってしまっているじゃないですか!』

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 ギャバン隊長! いつの時代もセグウェイは大活躍していますぜ!!

■「アーミィ」への反発
 さすが未来、両陣営が使っている「補助飛行機(SFS)」は、使い方次第で宇宙まで上がれるらしい。
 アーミィは直接、地上から多数の部隊を上昇させ
 ベルリの母を慌てさせる。

 ご子息は、必ず取り戻して見せますから!

 そんな中、宇宙ステーションに配備されていた試作機「エルフ・ブル」にわざわざ乗り込み
 ベルリを取り戻すと意気込むデレンセン!

 息子を預かっているという関係から、大尉は面識があったらしく、良い人だと母も思っていたらしい。

ベルリ『Gセルフは、フライスコップの後ろの右を使えと言われた』

ノレド『―――ああ!』

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 糞だ!

■脱出作戦
 アメリア軍の「タワー占拠作戦」に先立ち、囮になるべく行動している海賊艦メガファウナ。
 戦力に数えられたベルリは、機に乗じ脱出しようと考える。

 それじゃ生体実験じゃないですかーっ!

 量産機では使えなかった、アメリア実験装備「リフレクター」を回してもらうG-セルフ。
 守りを厚くし、また戦いに乗じて「アメリア軍」を偵察し
 そして脱出しようと考える。

 ベルリは、自分が属する母と「ガード」の為に、アーミィとアメリアを偵察しようと考えたのだ

ベルリ『―――この高度から自由落下したら、地獄だぞ』

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 この辺の作画、まるでOVAでしたね。陰影がカッコ良すぎる!

■大気圏上層
 ノレドとラライアを、支援機「フライスコップ」に潜り込ませたベルリは準備万端。
 しかし、まだまだ地球重力の範囲内。

 月が地球と引き合うように、まだまだ「地球に引かれる」エリアなのだ。

 落ちたら地獄だ
 そう、ベルリは地球落下フラグを立てつつ、フライスコップに騎乗して出撃する。

『こちらから仕掛ければ、連中はアメリアの動きに気付くことはない!』

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 このメダル、記録メディア(USBメモリのようなもの)だったのか!?

■決行
 海賊の囮作戦に付き合いつつ、ベルリは上方警戒で「アメリア艦が五隻、集結している」情報を撮影。
 メカニックに知られないよう「メダル」に保存する。

「船底にバリア展開!」
「まだ早いでしょう?」
「えええ? そうなのぉ?」 

 艦長と補佐の、妙に笑える会話を挟みつつ、かくして空中戦が始まった!!
 地上から上がってきたアーミィは、カットシーを展開!

 対し、ベルリは「上」を担当しようと動き出す、何故ならば――――

ベルリ『ミノフスキー粒子を散布してきたのは、上空からだッ!』

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 そこに気付くとは。

■実験装備 vs 試作機
 地上軍を囮にしつつ「エルフ・ブル」の大尉が上空から突撃する、それがアーミィの作戦だ。
 だが、そこに待ち受けていたのはベルリ!

「な、なんじゃとて!? ―――これがリフレクターの威力ならッ!」

 アーミィの本命
 デレンセンのエルフ・ブルのビーム攻撃に対し
 Gの装備「リフレクタ」は、ビームをエネルギーとして吸収してしまう実験装備!

 あまり頑丈ではないものの、ビームに限っていえば破格の装備! なんじゃとて!?って!?

デレンセン『貴様は、何人の戦友を殺してきたのか、解っているのかぁッ!』

『直撃しているはずだ! バケモノかッ!?』

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 ビームは吸収するものの、衝撃で分解してしまう場面も。脆い。

■化け物vs化け物
 デレンセン操る巨大試作機、エル・ブルは、全身の火器でGとモンテーロに圧力をかける。
 Gは、リフレクタによってビームを無効化してしまうが
 しょせんは試作、脱落してゆく。

 中尉は! 足で蹴っ飛ばしなさいよッ!!

 モンテーロが近接され追い詰められるにつれ、強引に体当たりで介入
 Gは背中を見せてしまうが―――

ベルリ『なんだってんだッ!』

デレンセン『何だって言うんだ!』

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 二人とも何言ってんだ!

■悔恨
 ベルリのGは、背中に受けたビームをリフレクタで無効化
 エルフ・ブルの胴体をへし折るが、その接触で、中のベルリの声がデレンセンに伝わってしまう。

 ベルリ候補生だったか―――――!

 ベルリもまた、ライフルを撃つ際の「接触」で、デレンセン最期の叫びを拾ってしまい
 たったいま撃ち落した巨大機が、教官だったと理解する。

 そんな新型を出してくるからでしょ……、そんなもので変形したりするからでしょ……
 教官殿が、そんな小手先のことをするから!

 そんな「ガード教官」にあるまじき、軍人のようなことをするから……、と言いたげにベルリは動揺

『リフレクターでフルチャージになってくれているから、Gセルフは!』

クリム『私には! 無駄死にという選択<チョイス>は無いんだッ!』

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 追加装備は大破し、この現象自体は、G本来の機構であるらしい。どっかの鳳凰みたいなシルエット。

■大気圏突破
 エルフ・ブルを撃破した反動で、無造作に大気圏に落っこちてしまったGは焼かれるが
 共に焼かれるモンテーロを回収してゆく。

 そんなバカな……、ある訳ないじゃないか…!

 Gには、大気圏をノンオプションで突破できる機構があったらしい。
 面白い嘆き方をしていたクリムも助け
 二人は降下する。

 その途上、ベルリは、自分が「デレンセンを撃ったはずなど無い」と思い込もうとするが―――。

アイーダ『艦長! ベルリ・ゼナムを休ませてください!』

クリム『かなりのものです、彼は――――』

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 ベルリが傷ついたと察する姫様、無邪気に「初めてのリフレクタを使いこなした」と評価するクリム。

■ベルリの業
 先に地上に降りていたメガファウナと合流
 ひと心地付いたベルリは、あてがわれた部屋で絶望する。

 嘘だよ……、デレンセン教官だったなんて………、嘘だ…っ!!

 その様を見つめるノレドとアイーダ。
 ベルリは、初めて「知った顔を撃った」という自分自身を信じられず、戸惑いにくれる。

 逆にアイーダは、カーヒルが撃たれ劇中一週間たらず、初めて彼の名を呼ばなかった。

 似た痛みを共有した二人
 そして、恩人を撃ってしまったベルリは、素直に「タワー」に帰ることが出来るのだろうか?

予告ベルリ『次回、どうなるか見たいでしょ?』

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 次回、なんて強烈なエンディング再現なんだ!(真顔)

■鮮烈、デレンセン!
 バトルパート、色々あったわけですが、強力なリフレクターをも操り大気圏を突破するGがスゴさが印象的。
 ベルリは「兵器を建造したアーミィ」という連中を胡散臭く思い
 母を助けるべく海賊にいます。

 だからこそ「アーミィの兵器」に嫌悪を示すのに、Gはそれすらやすやすと上回ってしまう!

 今回は、通常機に使えなかった実験装備ですが
 それを使いこなした挙句、あの巨人のような可変機さえ打ち破ってしまう「G」。

 ベルリ自身が嫌悪している「兵器」より、強力な兵器をベルリが使っているというこの状況
 今後への伏線なのでしょうか?

 次回、第6話「マスク部隊の強襲」




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