サモンジ、痛恨の「敗北」。朝日の中の激闘、カッコ良かった!
同じ後悔を繰り返したくない隊長に、アルジェを動かさなきゃ大勢死ぬと挑発するカイエン准将。
決意の上とはいえ、トキムネも廃人になってしまったらしく
ますます事態は悪化の一途か。
いや、俺の負けだ――――。
■犠牲の上で
やむなき決断に敗北感を感じるサモンジ
やむなき状況にあって、自ら決意し死地に飛び込んだトキムネ。
やむなき決断に敗北感を感じるサモンジ
やむなき状況にあって、自ら決意し死地に飛び込んだトキムネ。
■悔恨、再び
かつてトキムネの姉を見殺しにしてしまったサモンジは
今回もまた、アルジェを出撃させる事で、トキムネを見殺しにする事を恐れていた。
かつてトキムネの姉を見殺しにしてしまったサモンジは
今回もまた、アルジェを出撃させる事で、トキムネを見殺しにする事を恐れていた。
しかし絶対的多数、凶悪な新型、アルジェを出さねば部隊は全滅する。
迷うサモンジより先に、トキムネ自身が決意を固め戦ったことで、部隊は勝利を収める事となったが
決断できず、出撃を強いられた自分の弱さに
サモンジは敗北を認める。
決断できず、出撃を強いられた自分の弱さに
サモンジは敗北を認める。
そして、部隊にふらふらと戻ってきたアルジェの中では、トキムネが意識を失っていた。
■ZoNE-iT
飲み込まれず立ち止まらず、不条理と戦ってゆけ!
一緒に戦ってゆくオープニング!
飲み込まれず立ち止まらず、不条理と戦ってゆけ!
一緒に戦ってゆくオープニング!
飲み込まれた人・代表みたいになってるリヒトフォーフェン少尉、不憫!
しかし変わってみると、前期オープニングはちょっと詐欺だったかもしれない(動画と本編の齟齬的に)。
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この時、コシカワさんの声がまじめで、ちょっと00のアレルヤっぽい(同じ吉野氏)。
トキムネ『決まってますよ、いや、決まりました。やるときゃやります』
コシカワ『撤退命令が出た。交代すっから準備よろしく』
この時、コシカワさんの声がまじめで、ちょっと00のアレルヤっぽい(同じ吉野氏)。
■決意と挑発
敵は「新型」と共に国境を越え、大部隊で追撃しつつあり、サモンジは即時撤退を決断。
一方、アルジェが使えず「見張り」に回されたトキムネは
密かに決意を固めた。
敵は「新型」と共に国境を越え、大部隊で追撃しつつあり、サモンジは即時撤退を決断。
一方、アルジェが使えず「見張り」に回されたトキムネは
密かに決意を固めた。
大勢死ぬぞ、それも戦って死ぬ戦死じゃねえ、意固地に巻き込まれての理不尽な死だ――――。
逆に、トキムネを戦わせまいとするサモンジは
カイエンに「お前の意固地で、死ななくても良い奴らが死ぬ」と挑発を受ける。
カイエンに「お前の意固地で、死ななくても良い奴らが死ぬ」と挑発を受ける。
スグロに依頼され、アルジェを戦わせようとするカイエン。
しかも「スグロが敵に手を回してる」と理解してなのだから、このクソ上官ってばタチが悪い。
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一方トキムネは、むしろ「アルジェに関われる、動かすチャンスがある」事に嬉しげ。
ハンチョウも思わず苦笑。
しかも「スグロが敵に手を回してる」と理解してなのだから、このクソ上官ってばタチが悪い。
ハンチョウ『いいから、武装とオプションの確認をしろ』
トキムネ『了解っ!』
一方トキムネは、むしろ「アルジェに関われる、動かすチャンスがある」事に嬉しげ。
ハンチョウも思わず苦笑。
もう、トキムネは姉の顛末を聞いています。
けれど彼にすれば、この機体は、姉が懸命にやろうとした事の結実なのかもしれません。
レイカは命を懸けて機体を発展させ、落命しました。
形見なのかもしれません。
レイカは命を懸けて機体を発展させ、落命しました。
形見なのかもしれません。
でもそんな彼が心配で、見守るジェイミーの姿も………。なんというヒロインオーラ。
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一方、トキムネは歩兵部隊でひたすら砲撃していた。
スズシロ『新型機はどうしたんでしょうか?』
サモンジ『操縦士の負担が大きいのかもしれない。同じシステムなら』
一方、トキムネは歩兵部隊でひたすら砲撃していた。
■絶望的な撤退戦
インゲルミアは「この戦いで、国境線を拡大する」と考えているらしく
スグロの手配で、大部隊を回してきた。
インゲルミアは「この戦いで、国境線を拡大する」と考えているらしく
スグロの手配で、大部隊を回してきた。
その彼我戦力の差は、トレイルクリーガー同士に限れば一対五、絶望的過ぎる状況!
それでも粘る第八部隊!
新型とはいえ、シルフィさんたち地味に超人すぎるぞ!
新型とはいえ、シルフィさんたち地味に超人すぎるぞ!
撤退部隊を戦場から引き離し、徐々にトレイル・クリーガーも後退させる作戦のようですが……?
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トキムネ出撃をはやし立てる仲間に、「アイツは死ぬつもりだぞ!」と言いたげなオクイさん。カッコイイ……。
シーカーさん『敵新型を確認、小隊編成で……方位は』
テライ『撤退部隊に向かっていきます!』
トキムネ出撃をはやし立てる仲間に、「アイツは死ぬつもりだぞ!」と言いたげなオクイさん。カッコイイ……。
■仕組まれた出撃
とはいえ、前線に「新型」が出てくれば逃げればいい。
しかし、実際の敵・新型は「絶対に守らねばならない撤退部隊」を選び、肉薄しつつあった。
とはいえ、前線に「新型」が出てくれば逃げればいい。
しかし、実際の敵・新型は「絶対に守らねばならない撤退部隊」を選び、肉薄しつつあった。
アルジェヴォルンを出せといわんばかり――――
スズシロは嘆息。
トキムネはそんな嘆きも知らず、今は戦うしかないとアルジェに舞い戻る。
トキムネはそんな嘆きも知らず、今は戦うしかないとアルジェに舞い戻る。
冒頭で決めたとおり、やるときゃやる、それしかないのだ。
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オクイに励まされ、持ち場を離れアルジェに向かいながら、トキムネはサモンジを説得する。
死ぬかもしれないけれど、それは仲間も同じだ。
自分は後悔なんてしたくない。
サモンジ『(暴走しない)保障がどこにある!』
トキムネ『だから、だから俺を見ていてくださいッ!』
オクイに励まされ、持ち場を離れアルジェに向かいながら、トキムネはサモンジを説得する。
死ぬかもしれないけれど、それは仲間も同じだ。
自分は後悔なんてしたくない。
トキムネ一人の為に、部下も仲間も見殺しにするのか?
迷うサモンジを、トキムネは奇しくも姉と同じ言葉で押し切り
自分が暴走しないかどうか、見ていて欲しいと言い残し、アルジェヴォルンへと舞い戻る。
自分が暴走しないかどうか、見ていて欲しいと言い残し、アルジェヴォルンへと舞い戻る。
アンタのバカを、私も背負う!
そこに待っていたジェイミーも必死で説き伏せ、アルジェは再び立ち上がった。
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朝日が昇る中、同型機二機の死闘!
ジェイミー『行って来い、馬鹿……、そして、帰ってこい…!』
サモンジ『またなのか……? 俺は見ているだけなのか…!?』
朝日が昇る中、同型機二機の死闘!
■怒号
事情を知る隊長他中核メンバー、乗ることが危険だ程度しか知らず、しかし深く心配するメンバー
多くの仲間に支えられ、トキムネは戦場に舞い戻る。
事情を知る隊長他中核メンバー、乗ることが危険だ程度しか知らず、しかし深く心配するメンバー
多くの仲間に支えられ、トキムネは戦場に舞い戻る。
その性能は圧倒的!
しかし、戦いぶりは常軌を逸し、リヒトまで「武器を捨て殴り合う」など狂気に至っていた。
しかし、戦いぶりは常軌を逸し、リヒトまで「武器を捨て殴り合う」など狂気に至っていた。
本来なら、リヒトは豊富な経験を持ち、臨機応変に戦えるエースだったのに
もう半ば狂ってしまっています。
もう半ば狂ってしまっています。
こうなると、もうトキムネに対するアドバンテージも無いに等しいですね。悲しい事ながら。
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このシーン、リヒトさん流石だ!そしてロデリック酷え!
リヒトフォーフェン『あいつと戦うのは“お前”じゃない、俺だッ……!』
ロデリック『アルジェヴォルンを倒してから死んでください、少尉―――』
このシーン、リヒトさん流石だ!そしてロデリック酷え!
■明暗
機械と一体化する事で、システムをより高度に動かすのがU-リンク。
しかし、一体化が進むと自我が壊れてしまう。
機械と一体化する事で、システムをより高度に動かすのがU-リンク。
しかし、一体化が進むと自我が壊れてしまう。
戦うのはお前じゃない、俺だ!
トキムネと同じ症状に対し、真っ向から「自分の意思」で向き合うリヒト!
対し、仇討ちロデリックは冷徹に言い放つ。
対し、仇討ちロデリックは冷徹に言い放つ。
■トキムネ、決す
同じくシステムに飲まれかけたトキムネは、その様を“離れていく”と形容する。
が、寸前でジェイミーの姿を思い起こした彼は
持ち直し、渡り合った。
同じくシステムに飲まれかけたトキムネは、その様を“離れていく”と形容する。
が、寸前でジェイミーの姿を思い起こした彼は
持ち直し、渡り合った。
いや、俺の負けだ――――。
シュトゥルームを行動不能にしたアルジェは、トドメも刺さずに踵を返し、重い足取りで戻る。
ジェイミーは喜び、隊長は「状況に負けた」事を悔やみ
二機の戦いは終わった。
ジェイミーは喜び、隊長は「状況に負けた」事を悔やみ
二機の戦いは終わった。
しかしトドメは「させなかった」らしい。
■意外なサブタイ
サモンジを中心に据える事で、戦いに勝ちつつ「敗北」を描いた第17話。上手いサブタイトル。
ただ、ピンチにあってトキムネが強引にアルジェに乗る
ここは全視聴者の予想内のはず。
サモンジを中心に据える事で、戦いに勝ちつつ「敗北」を描いた第17話。上手いサブタイトル。
ただ、ピンチにあってトキムネが強引にアルジェに乗る
ここは全視聴者の予想内のはず。
サブタイで一本取られましたし、実際トキムネが倒れたらしい描写も。
しかし話の大筋自体が読めすぎて、面白さを殺いでしまった感じも。
もう一捻り欲しかったように思えます。
後ジェイミー可愛かったです。
もう一捻り欲しかったように思えます。
後ジェイミー可愛かったです。
次回、第18話「訣別」