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Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
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アカメが斬る! 第17話「呪縛を斬る」感想、帰りたかった人たちのお話………。

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対クロメ&ボルス戦、終了。何てラストシーンだ……

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 割と大きな血痕が街へ続いているという描写から、薄々感じていたものの……、容赦ない。
 ボルスさんもまた、受け入れてくれた人たちの元へ帰りたい
 ただ、それだけの願いすら果たせず。

 ちぇっ、戻って褒められたかったな。「タツミ、私すごいでしょ?」って――――。

■因果応報
 疲弊しきったところを、仲間に化けて叩く
 これ以上ないタイミングでしたが、クロメが思った以上に怪物だった。

 エンディングとウエイブの扱いから、当分大丈夫そうですが、クロメ、楽な死に方は出来なさそう……。

レオーネ『私はほら、回復力には自信ある、から………』

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 逆にレオーネ、予想以上に元気でした。ウォールさんの盾すげえ!

■因果応報
 現実主義者のチェルシーは、権力者に取り入り、楽に生きていこうと考えていた。
 しかし、実際に目の当たりにした腐敗は想像を越え
 帝具を手に入れた事で打開に乗り出す。

 イェーガーズのボルスを手にかけ
 ついで、その姿を借りてクロメをも暗殺しようと逸るが、強化兵の異常な生命力に阻まれてしまう。

 奇しくもボルス同様に、「大切な人のところに帰りたい」という願いを抱いたまま散った彼女は
 その遺骸を街中に晒され、タツミに目撃される事となる。

 次回、第18話「鬼を斬る」

回想エスデス『―――なぁんだ、全然たいしたこと無いな? がっかりだぞ』

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 いたずら笑顔エスデス様、今週の癒し。

■居場所と幸福
 帝具ルビカンテを爆破したボルスだったが、彼自身もまた、火炎部隊の火炎耐性の儀式で生き延びた。
 その帰路、かつて自分の醜い素顔を晒してなお
 笑いあってくれた仲間を思う。 

 また、みんなで一緒に、ご飯たべたいな………。

 スタ博士が生きてた頃ですから、相当早い段階でボルスを受け入れてくれていたイェーガーズ。
 ボルスさん、そりゃ帰りたいですわ………。

 その「素顔」を受け入れてくれた奥さんといい、ボルスさん、幸せだったんだなぁ……。

少女『―――でもね、おじさんの燃やしたところは、もう、なおらないんだ』

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 しかし、その帰路に「怪我をして泣いている少女」を見つけてしまったボルスさんは
 ついつい彼女に手を焼いてしまい、暗殺される。
 変装だったのだ

 今のはね、あなたが燃やした村の子供よ。まとめて燃やしてるから、覚えてないんだろうけど……。

 敢えて「彼に、無実の罪で焼かれた村の子」の姿を選び
 暗殺するチェルシー。

 ボルスさんの優しさを仇にする、因果な帝具としか言いようがありません。

ボルスさん『解ってた、いつか、報いを受ける日が来るって―――』

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 でも、それでも………、帰らなくちゃ………、二人とも、待ってるから…。

 自分の死を受け入れ
 なお、心で受け入れきれず手を伸ばしたまま、ボルスさん、落命――――。

 恨むのではなく、ただ「帰らなくちゃ」とだけ言い続けるのが彼らしい、本当に彼らしい最期でした。

ラバック『逃がさずカッチリ仕留めるとは、さっすがチェルシーちゃん♪』

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 ラバック空気読め。ホントに空気読め。

ラバック空気読め
 が、チェルシーはそのまま「クロメも仕留める」と言い出し、止めるラバックを押し切ります。
 精神力を消耗し、人形もほぼ使い切った今
 今こそがチャンス。

 さすがに危険だぜ、ここで無理するキャラじゃないだろ!?

 絶好の機会とはいえ、得体の知れぬクロメ相手は危うい……。
 ラバックが「方角」を教えなければ!

 それでも、ちゃんと仲間への連絡と支援も頼んでおく辺り、抜け目ないチェルシーらしいです。

チェルシー『さぁて、大仕事二発目! 張り切っていきましょうかっ!』

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 らしくない自分自身に気付きつつ、鼓舞して「変身」するチェルシー!
 その姿はボルスさん!

 帝具使用で消耗したクロメに、仲間の姿を借りて暗殺にかかる!

 イェーガーズに、一番近づけるのはイェーガーズ。
 しかも、ボルスは帝具を失ったとクロメは知っていることから、帝具を偽装する必要もない!

クロメ『―――クスリが切れたか』

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 この男が、アカメの師匠筋なのか?

■強化兵
 そのクロメですが、幼い頃から薬物強化されており、あの「お菓子」が薬だと明かされます。
 強化兵だの「切れた」だのと、それっぽい台詞は以前からちらほら
 これが答えか!

 会いたいよ………、お姉ちゃん…

 幼い頃、共に暗殺教室に入っていたのはご存知の通り。
 しかし選抜試験で引き離され、クロメの方は、薬物強化実験部隊に入れられてしまったという。

 互いに帝具を与えられた後も会っていますから、この後もちらほら交流はあったらしい。

レオーネ『私とラバの、限定コンボだけどな! フツーじゃ治らん♪』

ナジェンダ『私のスサノオの回復力は、一瞬だけどな!』

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 隊長、最近どんどんギャグキャラっぽくなってるよ!

■日常パート
 臨時拠点に戻ったレオーネが、「腕も、ラバックの縫合と“帝具の治癒力”で治せる!」と豪語していた頃
 そのラバックが、チェルシーが無茶をやっていると報告

 アレは、聞いてた“ドーピング”以上のものを感じたわ―――。

 実戦部隊らしいマインの警告に
 アカメとタツミ、二人が即座に現場に向かうと決定する。

 レオーネ姉さんってば、意外にあっさり腕が戻りそうで良かった……、のか? ホントに大丈夫?

ボルス(仮)『もうすぐ街だね』

クロメ『待ち伏せされてるかもしれない―――』

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 苦しそう……、可哀想に、そうだ! 今ラクになるおまじないをしてあげるねっ!

■世直し
 クロメの消耗につけこんだチェルシーは、そっと急所に「針」を滑り込ませる。
 自分が、「姉を慕う妹」を殺した事を噛み締め
 世直しだと立ち去るチェルシー。

 この能力を使えば、腐敗した世界そのものを変えられるかもしれない―――。

 かつて、不正を見て見ぬ振りしてきた
 だからこそチェルシーは、手に入れた「帝具」に、世界を正したいと強く願ってきたのだ。

 飄々とした暗殺者だけど、その実、若者らしい潔癖さが出発点だったんですね。

『―――ねぇ、今の“おまじない”効かないよ?』

『とっても痛いし、とっても苦しいよ――――――!』

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 クロメが非人間的なのは、強化の副作用で半分壊れかかっているせいなのか……。

■因果応報
 身体強化で「致命傷」にすら耐えたクロメは
 残った力を注ぎ込み、死体人形でチェルシーを殺害、その遺骸を街中に晒してしまう。

 ちぇっ、戻って褒められたかったな。「タツミ、私すごいでしょ?」って――――。

 追跡してきたタツミは、あの“自分よりずっと立ち回りが上手い”チェルシーなら心配ない
 そう言い聞かせ探し続けた末、目撃してしまう。

 そうさ、あの人に限って無理はしない!

 年頃の少女らしい
 気になる異性に褒められたいという願いを最期に抱きつつ、優しい暗殺者の少女、散る。

次回、帝都に「新組織」誕生? ラバック自重して……

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 ラスト、膝をつくタツミの心情が想像するに余りありすぎる……。ついさっき笑いあったばかりだろうに。

■退場者、二名
 第9話「戦闘狂を斬る」より登場のボルスさん、事実上第12話「新入りを斬る」より登場のチェルシー。
 結果が察せられても、仲間、居場所に帰らなきゃって嬉しそうだったボルスさんに
 チェルシーが手をかけたときは複雑でした。

 そのチェルシーも、彼女視点から見れば「十分狙えるし、前線の負担を減らせる格好のチャンス」
 らしくもない無茶をやらかし始めた時、やめて!って思っちゃって。

 二人とも亡き者になった挙句、その遺骸を晒すという容赦ない結末
 容赦ない。

 次回、第18話「鬼を斬る」




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