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Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
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スペース☆ダンディ 第20話「ロックンロール☆ダンディじゃんよ」感想

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勘違い? ロンリィナイ! cv神谷浩史氏とロックに駆ける「帝国回」じゃんよ!

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 のっけからビックリさせられた「ジャイクロ帝国総帥」とのコラボ、そんな背景があったのか!
 BGM、演出、ロック、ロック作画! すべてがいい加減!
 まさにノリノリの第20話だったじゃんよ!

 お・ま・た・せ!

■スペース☆お忍び
 高貴な人が、「自分の力で成功させたい!」とお忍びで参加
 古典的なネタが心地よかった第20話!

 こうして、彼らのデビューライブは伝説となり、同時にラスト・ギグとなったのである

 とにかく要所要所がムダにカッコよく! そしていい加減なオチだった! ダンディは最高じゃんよ!

将軍『奴らの最終破壊兵器“コレー”を車検に出すとのこと――――』

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 アンタ、総帥だったのかよ!?

■総帥ロック!
 宇宙を二分する勢力、ゴーゴル帝国の切り札「破壊兵器コレー」が車検に入る事が決まった。
 その隙を突き、ジャイクロ帝国は「アレー」を出撃させる。

 だが銀河大戦は、後に伝説となる一発屋バンド「DROPKIX<ドロップ・キックス>」により回避された。
 ジャイクロの総帥ジョニーは、密かにバンド活動を行っていたのである。

 ダンディとジョニー、二人の歌は宇宙を救ったのである―――。

 次回、第21話「悲しみのない世界じゃんよ」

ダンディ『やっぱ初詣は、成田山アンドロメダ別院だよなぁ?』

ジョニー『解ってるじゃねぇか、やっぱ交通安全は不動明王じゃないとな?』

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 なんてこった! 成田山がダンディファンの聖地に!

■鼻歌まじりのドロップキック!
 お馴染み「帝国」と二分する宇宙大勢力、ジャイクロ帝国の若き「総帥」には別の顔があった。
 お忍びでロックスターを目指していたのである。

 バンド、やらないか?

 トイレでダンディの鼻歌を聴いた彼は
 ひとしきりケンカし、意気投合、バンドを結成する事にしたのである。

「お前! 手ェ洗ってないだろ?」
「お前こそ! ウンコ流してねェだろ!?」

 台詞回し、動画、BGM、効果音! なによりシナリオの流れがおかしい!これでこそダンディ!

ジョニー『とにかくデビューは、ドハデにスペース☆武道館でやろうぜ!』

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 若さゆえの過ち!

■夢ばかりのロックン☆ロール!
 で、結成したは良いが、ロクに練習も歌作りもしない。
 本作にそんなもんは無い!

 物販のTシャツで揉め、貰ってもいないギャラで揉め、一通りのバンドの揉め事を経験した彼らだが―――

 ジョニーの正体は「バイト中」という事にしておき
 あっという間に、バンド活動以外で、バンドマンの生き様をコンプリートしてゆく

 バンドマンの流れを30分に圧縮してゆくスタイル。

『“ジョニー・フューチャリング・お前ら”!』

『“ダンディ&その辺にいた奴ら”!』

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 にしても、バンド名での我の張り合いと、圧倒的なコラ画像率がまた面白かった!
 どっかで見た事あるぞオイ!

 どんどんテキトーなネーミングになっていきつつ、放り投げる二人。

 順番は前後しますが
 こんな感じで、とにかくひたすら「揉め事」だけコンプリートしていったのですが――――

ハニー『“ドロップキックス”は?』

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 けっきょく、ハニー命名の「DROPKIX」に決定。
 ドロップキックばかりだから……。

「DROPKIX……、か」
「悪くねえなぁ」

 にしても、cv神谷さんのDROPKIXがスゲェ発音良くて笑えます。

ジョニー『曲なら俺に任せろ。―――曲待ちだ』

『いいか? 名曲は作るもんじゃない、“降りてくる”もんだ』

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 一体どれだけの刻<とき>が流れたのか――――。

■名曲、降臨
 さっそく小さなライブハウスが確保できたが、まだ「曲」すら出来ていない。
 だが、ジョニーは自信満々で「曲待ち」に入った。
 曲待ちの儀式!

 さんざボケ倒したジョニーだったが、偶発的なメロディに刺激され、ギリギリで曲を完成!

 付き合ってたダンディもダンディである。
 ダンディと言えるはず。

『待ってる間、ずっと楽器の練習してたんですけど』『どうですか?』

ジョニー『お、おう。よろしく!』

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 技術的な課題も、ずっと練習してた、の一言でなんとかするボンクラとポンコツ。
 BBPとか言われてますが、ミャウとQT優秀過ぎィ!

 なにげにバンドハウスの手配もしてるし!

『ある意味伝説であった、一曲しか無いのに、二時間もライブをやったのだ』

大手社長『―――YOU達なら、銀河でナンバーワンになれるYO!↑』

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 社長はグレーゾーンなcv、三ツ矢雄二氏。キテレツ大百科のトンガリ君かぁ……。

■そして伝説は始まった
 もちろん、初ライブはグダグダだったが
 それが原因で乱闘となり、ニュースになって曲が知られ、大手社長の目に留まった――――

 トントン拍子とかいうレベルじゃねえ!?

 社長は無茶で横柄なオーダーも快く受け入れてくれ
 あまつさえ、後述する「初ライブ」でも、ダンディ達を気遣ってくれた。なかなかの人物である。

将軍『ゴーゴルが、破壊兵器“コレー”を車検に出す日が判りました!』

ジョニー『――――デビューライヴに、行けなくなった……』

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 War or gig、Gig or war……、矢島ナレーションが哲学的過ぎる。

■ジョニーは戦場へ行った
 しかし、お察しの通り「デビューライヴ」と「帝国軍総攻撃」がダブルブッキング。
 ウォー・オア・ギグ、ギグ・オア・ウォー
 ジョニーは戦場を選んだ。

 俺は―――、総帥なんだ。ジャイクロ帝国の皇帝だ!

 総帥の責任を選び、告白するジョニー。
 もちろん、ダンディもその言葉すべてを信じられる訳が無かった、理解できる訳が無かった。だが!

『馬鹿野郎、金持ちだろうが貧乏だろうが、ステージに上がるのに関係ねえよ!』

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 たった一つだけ理解できたのは、ステージに上がりたいって気持ちだけだ!
 本当に行きたけりゃ、立場なんて関係ねえ!

 お前、本当はビビッて逃げんだろ!?

 その言葉にロックを感じる総帥
 だが、それでも「総帥の責務」を遂行する為に、ジョニーは戦場へと向かうのだった。

将軍『総帥! 攻撃命令を……、総帥が、いない!?』

ジョニー『お・ま・た・せ!』

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 カッケェ! とにかくカッケェ!

■ファースト&ラスト
 だが、それでもジョニーは帰って来た!
 満員のスペース☆武道館に、あがき続けるダンディを見捨てておけなかった!

「驚かねぇぜ? ……お前がいなきゃ、バンドは始まらねェ」
「お前の歌が、俺にも必要だ………!」

 戦場から「コレー」と共に帰って来た総帥は
 総帥の証たるコートを投げ捨て、たった一人のジョニーに戻って歌う!

 歌って歌って尻を回して尻を踏まれて!

 そして、最終兵器「コレー」をも巻き込むとんでもねぇ爆発オチと共に、ラストギグとなったのだった―――。

予告『自分が寝てるのか、起きてるのかも解らない、そんな気分の一本』

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 次回予告、何故かゲル博士。EDはSP曲「かんちがいロンリーナイト」に差し替え。

■ラスト・ギグ!
 チャンチャンってなオチは、どことなく「こち亀」って感じですね。
 ダンディのいい加減さ、人懐っこさと万能さ!

 しかし、第一期で出てきた「ジャイクロ帝国」ネタがここで再登場するとは……。

 深読みすると「コレ」って伏線?
 まさかね!

 最ッ高にいい加減で
 そして良い加減なシナリオに
 グイグイ動く、生物的な動画がスゲェピッタリでした! やっぱダンディって凄い作品ですわ!

 次回、第21話「悲しみのない世界じゃんよ」



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