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Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
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ALDNOAH ZERO -アルドノア・ゼロ- 第7話「邂逅の二人 -The Boys of Earth-」感想

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見えてくる、伊奈帆とスレインの「優先事項」の違い。これが種子島の秘密!

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 なぜ敵が「戦略的に無意味な場所に居た」のか、それは、この地に15年前の残骸があったから?
 その機体形状を見るに、地球製カタクラフトの原型になった機体なのかも。
 地球機は「アルドノア以外、火星機に近い性能」なのか?

「来るぞコウモリ!」
「黙っていてくださいオレンジ色!」

■スレイン逆戻り
 ロケットパンチャーを排除すべく手を組んだ二人ですが、奥の手を持っていた火星機に苦戦!
 その最中、アダ名でやりあう二人!

「利用されると困るのか?」

 束の間の共闘が面白い!
 が、共闘決裂! 伊奈帆とスレインは、大切なものの優先順位が違うのです。色々と腑に落ち、楽しかった!

スレイン『偶然かもしれない、でも、今はこれしか手がかりが無い―――!』

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 スレイン側の経緯説明。進路など結構計算していた模様。

■種子島の真実
 隠しドッグに気付いた伊奈帆は、敵の「飛び腕」を逆用して開口、母艦を滑り込ませる。
 たった三人、そして正体不明の火星攻撃機と残った伊奈帆は
 火星カタクラフト撃破の目算を立てる。

 だが、目算は二つ外れた。

 火星カタクラフトは思いもよらぬ切り札を見せ、伊奈帆たちを追い詰める。
 が、彼らを救える「戦力」が、この島には残されていたのだ。

 火星王族と騎士しか扱えぬ、“アルドノア”が搭載された空中戦艦。

 姫が呼び起こした艦は窮地を打開
 が、僅かな会話で「スレインの目的」を察した伊奈帆は、彼を海面へと激突させる。

 次回、第8話。

クルーテオ卿『“タルシス”で出る! スカイキャリアの用意を!!』

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 cv速水氏のクルーテオ卿、今週も出撃できず。

■ザーツバルム卿の陰謀
 スレインに怒り心頭のクルーテオ卿だが、事情を深く知るザーツバルムの発想は違った。
 スレインをスパイ認定した彼は、彼が「仲間と合流するはずだ」と諭す。
 実際、そんなもんはいないのであるが……。

 スレインが姫様のヒントを知っていると察し、彼女を探す為、敢えて一旦逃がそうというのか?

※前後しますが、スレインをザーツバルムが「追跡」した事により
 伊奈帆たちの戦艦も探知されてしまったはず?

 やはり、スレイン君は不幸を呼んでしまうのか……。不憫な子である。

伊奈帆『どっちでも良いよ、敵の敵なら、味方でなくても役に立つ』

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 スレイン君、地球サイドにも酷え言われようであった。

分析パート(視聴者)
 一方、飛来したスレイン君を「味方」と素直に受け入れず、疑ってかかる地球軍。
 敵の敵が味方? いえいえ単純じゃありません。
※実際はそうなんですが。

 どこの家門の者か! この地はフェミーアンが獲った! 我が領地で勝手は許さぬッ!!

 素直に共闘とはいかず
 とはいえ、利用してやろうとは伊奈帆の弁。

 その戦いの中、「スレインを捕獲しよう」とした飛び腕を、何故か破損できてしまう伊奈帆。
 また、敵を振り切る際、スレインの操縦技術を見る事が出来ます。

伊奈帆『距離を取った、という事は……、ウェルドッグを開けてください!』

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※ウェルドッグ=船尾格納庫、退艦する為に人が集まっていた区画ですね。

■逆用する伊奈帆
 艦の、一番後ろに当たるウェルドッグに飛び降りた伊奈帆は、再び「榴弾(爆発する弾丸)」を放つ!
 軌道変更されたパンチは、海面から僅かに上空へ……。

 隠しドッグ……!? 機関全速! 前方のドッグに突っ込めッ!!

 前回、風景を眺めていたシーンで気付いていたのか
 敵のパンチを逆用する伊奈帆。

 パンチで開かれた突破口に、マグバレッジ艦長は撃沈寸前の自艦を滑り込ませてゆく。

インコ『ちょ、伊奈帆!?』

ユキ姉『マスタング11、私達も行くわよ!』

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 いつも以上に不敵な伊奈帆。

■勝算?
 艦を強引に退避させる一方、伊奈帆自身は船尾から飛びおり、そのまま「陸」に残ります。
 文句を言いつつも降りる二人!
 呆れるスレイン!

 さて、あの三面六臂をやっつけよう―――――

 ですが、これまでの犠牲、戦いから「敵カタクラフトの性質」を掴みはじめていた伊奈帆は
 不敵すぎるほど不敵な台詞を呟きます。

 そもそも、あの機体自身はずーっと「立ちんぼ」なんですよねぇ……。

姫様『私が来なければ、暗殺は起きなかった。そうすればこの戦争も……』

ライエ『そうよ。―――覚えておいて、この人達にとって、火星人はみんな敵』

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 ライエに聞こえてるくらいですし、こんな場所でする話じゃないよ!?

■謎の「港」の正体
 一方、今更ながら自分自身の罪に気付き震える姫に、ライエは厳しい言葉を。
 ですが「姫さまがここにいる」からこそ
 救える命もあるのです。

 この港は、15年前の大戦で出来たクレーターを改造し、そのまま研究施設としたもの。

 鞠戸大尉の隊を壊滅させた15年前の悪夢。
 隕石で大破した火星の機体、その残骸を極秘裏に研究する施設だったのです。

『この事実を隠す為に、鞠戸大尉のレポートは闇に葬られたって事ですか!?』

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 頭部の外観は、地球量産機シリーズに酷似。

■不要となった施設?
 重要な施設と言えばそうですが、まったく無人なのは、既に地球には必要ないからでしょうか?
 だって火星機は、王族と契約しないとアルドノアドライブが動きません。

 極秘裏に研究すべく隠匿し、急に開戦した為、そのまま放棄されたってところでしょうか?

 ご存知の通り、地球機は「アルドノア機能」以外は火星機とさほど変わりません。
 十分な研究があった、その証明なのでしょうね。

伊奈帆『来るぞコウモリ!』

スレイン『黙っていてくださいオレンジ色ッ!』

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 まあ「アルドノアの有無」で天地の性能差が開くのですがね!

■奥の手(自身)
 スレインが味方に徹してくれている事、敵本体がずっと留まっている事を察した伊奈帆は
 彼と本格的に共闘、敵本体への突入作戦を敢行!

 いや、破壊された拳がある。多分、指が動くとき分子構造が戻るんだ

 敵の機構の特徴
 また、そもそも「推進器は破壊できる」と察した伊奈帆。

 ならば奥の手!

 が、いよいよ拳を蹴散らされた女騎士は、まさかの「とっておき」を開陳する!

ユキ姉『はぁ!?』

インコ『飛んでったぁ………』

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 どっかのマジンガーZ(今川版)のように、自分自身がロケットパンチと化す熱い永井豪リスペクト!
 火星の技術者、ロマン主義にも程があるわ!

 こんだけデカイと軌道も逸らせねえよバーカ!
 バーカ!

 傍目から見るとギャグですが、何気にどうやって倒せばいいか良く解らん強さ!さすがです火星様!

伊奈帆『これは飛行艇……、いや戦艦か』

『バカな! アルドノアを持たぬ地球人が、なぜそのようなものを!?』

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 とはいえ、戦艦級のミサイルなら軌道をそらせる模様。デカイ奴にはデカイ弾!ですね。わかります。

■アルドノアドライブ
 騎士、そして伊奈帆を驚愕させたのは「アルドノアドライブ」搭載らしき空中戦艦!
 姫さまは自らこれにアクセスし、地球側の戦力とします。

 火星人はみんな――――、お父様の仇!

 そんな事情は露知らぬ火星騎士は、単なる地球の新兵器と勘違い。
 姫様とも知らず、襲い掛かって返り討ちに遭い
 ライエにトドメを刺されます。

 考えてみりゃ、騎士が何かの事情で死ぬだけでアウト。
 兵器としては欠陥品もいいとこですが、戦場に放置しても敵に奪われない利点もあるのですな。

巨大分子の女騎士、ライエの狙撃であっさり散る

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 巨大質量アタックを得意とした女騎士、巨大質量にひかれて大破!
 なんつう皮肉な展開か。

 ただ「巨大分子」の怖さ、技術的なトンデモさが解りにくかった気はします。合唱。

スレイン『アセイラム姫………、やっと見つけた』

伊奈帆『姫は死んだ。―――なのに、何故探している?』

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 嗚呼、スレイン君がまたブン殴られまくる環境に逆戻りに!

■The Boys of Earth
 スレインの加勢あっての勝利でしたが、伊奈帆は「スレインの事情」を全く一切これっぽっちも知りません。
 従って、実にシンプルな質問を投げますが
 シンプルすぎて空中分解!

「もしかして、姫を利用するつもりなんですか……!?」
「利用されると、困るのか?」

 腹の探りあいになった結果、互いに発砲!
 伊奈帆は先んじて飛び降りますが、マトが大きいスレイン機は中破、墜落する事態に………。

 地球の少年って怖い!

スレイン『あなたは、僕の敵ですか!?』

伊奈帆『君は―――――――、僕の敵だ!』

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 せっかく合流するも、敵認定されるスレイン。やはり火星行きなのか。

■二人の事情
 多分、二人の致命的な違いは、スレインは「姫さま最優先」である事。
 伊奈帆は「姫さまは救うべき相手の一人」という事。

 スレインの物言いから、それを察したのかもしれません。

 伊奈帆は、必要とあれば姫様を利用するコトも厭わないでしょう。
 でもスレインはそうじゃありません。

 二人が合流すればスレインは大いに助かりますが、伊奈帆にとっては、彼は邪魔な存在になりかねない!

空中戦艦登場! 伊奈帆がラスボス化する第7話!(スレイン視点)

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 また、姫さまは「自分が利用される事」を嫌がらないでしょう。彼女にとってもスレインは「敵」なのかも。

■アルドノアの壁
 当初、「伊奈帆ひでえ!」と強く思いましたが、よく考えてみりゃ水と油じゃないですか!
 そりゃ言い過ぎかもしれませんが、邪魔になりかねないのは確か。
 これも一つの選択です。

 また地球は火星カタクラフトをしっかり研究していた、という描写が。

 ある程度、納得がいきました。
 アルドノアが使えない状態で鹵獲したと考えれば、真の性能が「解らなかった」のも頷けますし。

 とはいえ、ついに正体をフルオープンしちゃった姫さま
 そしてスレインの行方は!?

 次回、第8話。


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