キリトのトラウマ、キリトの無双。早くもシノンとの決闘へ!
SAO経験者の一部が抱えるトラウマ、自分の手で、意図的に他人を殺してしまった罪の意識。
その意識が、奇しくもシノンと重なってゆく第6話。
そういう構成だったのか……。
何か、考えがあるというの? もしそうなら、それが何なのか、見たい!
■視聴者とシノンと
また、決闘に持ち込む場面でのモノローグ、視聴者とリンクしていた気がしますね。
自信満々のキリトの姿、その「答え」にワクワクするシノン!
また、決闘に持ち込む場面でのモノローグ、視聴者とリンクしていた気がしますね。
自信満々のキリトの姿、その「答え」にワクワクするシノン!
そして同じ傷を持つ二人。
キリトさんには「正妻」がいるとはいえ、シノンさんのヒロイン度、高まりが止まりませんね!
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つまり「その名前を軽々しく名乗るな」、と。なかなかに恨み骨髄。
キリトさんには「正妻」がいるとはいえ、シノンさんのヒロイン度、高まりが止まりませんね!
デスガン『名前を騙った偽者か、もしくは本物なら、いつか殺す―――』
つまり「その名前を軽々しく名乗るな」、と。なかなかに恨み骨髄。
■重なる二人
デス・ガンがSAOの生き残り、それも「プレイヤーキラー集団」に所属していた事にキリトは怯える。
PK集団ラフコフを、彼が「殺めてしまった」記憶に怯える。
デス・ガンがSAOの生き残り、それも「プレイヤーキラー集団」に所属していた事にキリトは怯える。
PK集団ラフコフを、彼が「殺めてしまった」記憶に怯える。
誰かを守る為に誰かを殺し、その罪に怯える二人。
キリトとシノンの激突は、当初、キリトの実質的な試合放棄で終わるかと思われたが
シノンの激昂に、キリトは「決闘スタイル」を提案。
シノンの激昂に、キリトは「決闘スタイル」を提案。
システム上ありえない提案をしたキリトは、ゲームシステムを越えた戦術でシノンを切り伏せる。
■SAOというトラウマ
デス・ガンの正体が、「SAOでの殺人ギルド構成員」と気付き、キリトは怯える。
殺されるという怯えだけではなく
殺したという記憶だ
デス・ガンの正体が、「SAOでの殺人ギルド構成員」と気付き、キリトは怯える。
殺されるという怯えだけではなく
殺したという記憶だ
放置しておけば、プレイヤー達に犠牲者が出る。
ゲーム内での死が、そのまま現実での死に直結していたSAOにおいて
キリトは治安維持作戦に参加した。
キリトは治安維持作戦に参加した。
そして「他人」を守る為とはいえ、その場で二人のプレイヤーを手にかけてしまったのだ。
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そういえば、キリトさんは「デス・ガンの姿」を見た事は無かったんでしたっけ。
視聴者の視点だと、ついつい忘れてしまいます。
キリト『あの灰色マントがデス・ガンなのか―――?』
そういえば、キリトさんは「デス・ガンの姿」を見た事は無かったんでしたっけ。
視聴者の視点だと、ついつい忘れてしまいます。
■何も知らない
ラフコフの記憶に怯えるキリトを、シノンは勘違い。
勘違いだが、ハッパをかけてしまうシノン。
ラフコフの記憶に怯えるキリトを、シノンは勘違い。
勘違いだが、ハッパをかけてしまうシノン。
キリトの状態がただごとでは無い、と気付くのだが、そうこうしているとキリトは飛ばされてしまう。
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キリトさん強すぎ問題。
モブ『乱暴な戦い方だなぁ』
シュピーゲル『―――彼、ずっとあんな戦い方で勝ち抜いてるんだ』
キリトさん強すぎ問題。
■圧倒
トラウマに追い詰められたキリトは、振り払うかのように暴走。
一回戦とは真逆な、防御を切り捨てた突撃戦術
というか完全に暴走。
トラウマに追い詰められたキリトは、振り払うかのように暴走。
一回戦とは真逆な、防御を切り捨てた突撃戦術
というか完全に暴走。
一方シノンも、順当に決勝へ。
また、一緒に快活に笑っていたキリトを思い
今の暴走する姿に、シノンは「あれが本当に同じ子なのか?」と眉をひそめてしまう。先週と真逆ですね。
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狙撃銃を担いで走る姿に定評のあるシノン。
今の暴走する姿に、シノンは「あれが本当に同じ子なのか?」と眉をひそめてしまう。先週と真逆ですね。
『あたしの狙撃なんて、いつでもかわせるって事……、ふざけないでよッ!』
狙撃銃を担いで走る姿に定評のあるシノン。
■二人の温度差
決勝、堂々と真正面から「歩いてきた」キリト。
シノンは焦り、失敗し、だがそれは「勝つ気がなかったからだ」と言われてしまう。
決勝、堂々と真正面から「歩いてきた」キリト。
シノンは焦り、失敗し、だがそれは「勝つ気がなかったからだ」と言われてしまう。
両者決勝進出。
ここでの勝負に意味は無い。
ここでの勝負に意味は無い。
だが“戦うことがトラウマの払拭につながる”と、藁をも縋る思いのシノンには禁句だった。
たかがゲーム、それはシノンには禁句だったのだ。
たかがゲーム、それはシノンには禁句だったのだ。
■不可能な提案
たかがゲームだからこそ、全力を尽さなければならない。
その原点に立ち返ったキリトは提案する。
たかがゲームだからこそ、全力を尽さなければならない。
その原点に立ち返ったキリトは提案する。
十メートル離れてからの一騎打ち!
だが、十メートルはシステム上の「必中距離」。
銃が負ける道理は無い。
銃が負ける道理は無い。
だからこそ、シノンは勝負を受ける気になった。
自分の敗北確定の条件を、笑って提案するキリトに「見てみたい」と思った!
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十メートル離れても瞳を見逃さないキリトさん。
自分の敗北確定の条件を、笑って提案するキリトに「見てみたい」と思った!
『何か、考えがあるというの? もしそうなら、それが何なのか、見たい!』
『―――スコープレンズ越しでも、キミの目が見えた』
十メートル離れても瞳を見逃さないキリトさん。
■弾道予測線を予測
システム通り、必中の弾丸を「切り払って」防御するキリトさん!
必中と防御はまた別の問題だ!
システム通り、必中の弾丸を「切り払って」防御するキリトさん!
必中と防御はまた別の問題だ!
相手の目を見る事で、相手が引き金を弾くより早く「何処に撃つか」予測するキリト!
完璧に位置を予測し
完璧なタイミングで「合わせる」荒業に、大きな疑問を持ってしまった。
完璧なタイミングで「合わせる」荒業に、大きな疑問を持ってしまった。
■強さと技術
キリトが怯えているのは、あくまで心の持ちようの問題。
必要な時、敢えて自分の手を汚せる覚悟
それが強さだ、と。
キリトが怯えているのは、あくまで心の持ちようの問題。
必要な時、敢えて自分の手を汚せる覚悟
それが強さだ、と。
だからこれはただの技術、“強さ”ではないのだ。
誰かを守る為に人を殺し
そのトラウマに怯えるキリトとシノン。二人の共通項。
そのトラウマに怯えるキリトとシノン。二人の共通項。
シノンさんの過去は意外でしたが、SAOプレイヤーであるキリトさん、こういう共通項になるのですね。
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試合前はつい手を差し伸べてしまうほど儚げで、でもシノンが焦がれる強さを持ち
強くなれば、いつか克服できると信じていたトラウマを同じく抱え
その上で、「俺にはもう出来ない」と首を振るキリト。
『次は絶対負けない! 明日の本大会、私に遭遇するまで生き残りなさいっ!』
試合前はつい手を差し伸べてしまうほど儚げで、でもシノンが焦がれる強さを持ち
強くなれば、いつか克服できると信じていたトラウマを同じく抱え
その上で、「俺にはもう出来ない」と首を振るキリト。
いつもの彼女に戻り、再戦を誓ったものの、すっかり傾いてしまったシノンさん。
■二人はトラウマ
キリトさん無双と言えばそうですが、モブとの消化試合をトントンとこなしシノンとの第一次決着!
このテンポ良い無双と、シノンとの共感が面白かった!
キリトさん無双と言えばそうですが、モブとの消化試合をトントンとこなしシノンとの第一次決着!
このテンポ良い無双と、シノンとの共感が面白かった!
ただ、アレを見ていた観客は複雑でしょうね。
だってシノンは既に一級の有名人、彼女を無茶な方法で無力化する怪物新人。
何より、傍からみたら完全にラブコメ………
さすがですキリトさん!
何より、傍からみたら完全にラブコメ………
さすがですキリトさん!
次回、第7話「紅の記憶」