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Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
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白銀の意思 アルジェヴォルン 第4話「帰還」感想

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トキムネが戦う理由、ジェイミーがガン泣きする理由。うさんくさい第4話!

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 敵の侵攻から命からがら逃げ延び、緊張の糸が切れ、トキムネがブン殴られた第4話。
 これは殴られても仕方ない。
 が。

 お前の勝手な行動が、仲間全員を危険に晒したんだッ!

■謎兵器アルジェヴォルン
 ですが、個人の勝手な行動あってこそ救えた命もある
 と話をつなぎつつ、同じく「起動キー」になってしまったジェイミーも巻き込まれ、物語は新たな段階へ!

 この様子からすると、アルジェヴォルンは「複製・量産できない機体」なのでしょうか?
 見た目通り、既存の技術体系とは全く異なる機体。

 にしても「出来ますぇん、無理ですぅ……」と、涙目なジェイミーは可愛かった。キミはそういうヒロインか…。

第4話よりOP一部変更。激昂する隊長、にらみ返すトキムネ!

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 どことなく「トキムネが悪いほうへ転がってゆく」予感の新動画に。

■任命
 アランダス北西方面軍は全面撤退となり、国境の渓谷「付帯の帯門」を爆破する事で追撃を阻止した。
 技術力、総合的な軍事力で勝るインゲルミアにアランダスは混乱する。

 ようやく本国に帰還したトキムネは、隊の仲間に罵倒され、独断で動いてしまったことを悔やむ。
 だが感情で動いたからこそ救えるものもあるのだ。

 サモンジは彼を激励すると共に、彼が「専用操縦者」となってしまったアルジェヴォルンを託し
 また、専用の「起動者」登録されてしまったジェイミーも
 解除が敵わず同行を強いられる。

 本国の「開発元」でも手におえぬ機体アルジェヴォルン。その正体とは? 

 次回、第5話「奇襲」

副隊長『第八部隊は待機。近郊への外出は認めますが、連絡は取れるように』

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 機体の中には、円形の「レドーム(探知装置)」搭載型も。凝ってますな。

■緊張の糸
 サモンジ隊が国境の渓谷を爆破した事で、航空機が使えない本戦役は膠着状態に陥った
 辛くも逃げ延びた隊は、ようやく一時の安らぎを得ることとなり
 ようやく実感を得たジェイミーは腰を抜かす。

 自分は、命がかかった状況にいたのだ、と。

 また結果的にだが、そのジェイミーを救う為に隊全体を棄権に晒したトキムネは
 隊員のオクイさんブン殴られるのだった。

 お前の勝手な行動が、仲間全員を危険に晒したんだッ!

 視聴者総ツッコミだったトキムネの暴走癖、しかしその結果、ジェイミーが救われたのも間違いないのです。

ジュリアーノ先輩『ほら、……お疲れ』

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 そんなジェイミーに手を差し伸べるジュリアーノ先輩。髪の毛がフツーになってますが多分彼女。
 にしてもこのシャワー・シーンってば、規制が凄かった……。

 ここまでするなら「角度」を変えれば
 と思ってしまいますが、映像ディスク版で販売促進要素になる昨今、そうもいかんのでしょうね。

サモンジ『―――優先すべきは、私の部下の命かと』

将軍『貴様が付帯の帯門で見捨てた、他の兵たちは? ………まあ良い』

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 何気に痛いところを。

■アランダス大混乱
 撤退戦で物資を使い過ぎたらしく、サモンジ隊長は上官に責められる。
 実は、隊長は本来エリートコースだったらしいが、何事かあってドロップアウトしたらしい。
 友達のイケメン大佐は元同期。

 また、「キリシマ准将」と呼ばれる人物にもコネがあり、ある程度独立して動けるらしいが………?

 隊長の事情を描きつつ、軍全体も大混乱。
 なんせ北西方面から完全撤退という清々しいまでの負け戦。機体性能に劣り軍も混乱。はてさて。

大佐『お前にはまた無理をかける………』

サモンジ『かまわんよ。そのほうが気が紛れて良い』

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 墓参りするサモンジ、大佐いわく「八年前」がキーワード。

■謎兵器アルジェヴォルン
 前後しますが、まとめると「八年前、軍属だったトキムネの姉が殺され」、トキムネは仇を追っている
 彼女はサモンジと大佐の共通の知り合いだったようで
 墓参りをしています。

 サモンジはトキムネを気にかけ、アルジェヴォルンを隊で使えるよう手を回します。

 が、ヴォルンは「開発されていた噂すらない」模様。
 話は飛躍しますが、太古の遺産、異星の兵器、そういった「どこからか持ちこまれた兵器」なのか?

スグロ『―――キミには、コレと行動を共にしてもらうよ?』

ジェイミー『ふぁぁぁ! できますぇん、無理ですぅ!』

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 本社のスグロさん,うさんくささMAX! ジェイミー涙目!

■悲、ジェイミー
 開発元本社から来たスグロ氏は、アルジェヴォルンは社運がかかった大切な資産!
 と言いつつ、専用機登録は解除できないという。

 社運がかかっている以上、単に手間と予算がかかるだけなら強引に解除するはずですし
 解除の仕方自体、彼らに「判らない」感じがひしひしと。
 本当に彼らが作ったのでしょうか?

 加えて、起動はジェイミー、操作はトキムネで専用登録されてしまった
 ハグロ氏はジェイミーに同行命令を下します。

 ジェイミー、ようやくホッとしたと思ったら再び死地へ。これは涙目にならざるを得ない。

サモンジ『命令された者は実行、した者に責任、そこに個人的な感情は必要ない』

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 隊長、ずっと「顔が陰になっていた」のが意味深。本心ではないのか?

■喜、トキムネ
 同じく緊張の糸が切れたトキムネは、仲間に罵倒され、語り合った事で自分の愚かさを知る。
 自分の暴挙が、仲間全員を巻き込んだのだ。

 感情で動いたトキムネに
 サモンジは「軍人、組織の一員に個人的感情、判断は必要ない」と正論を説く。

 だが、その上で、時には個人の感情が組織を救う事もあると例外を付け加え
 自分は「感情を殺さなくても良い」と考えていると伝える

 その上で、改めてアルジェヴォルンを託され激励されたトキムネは、喜びに胸を躍らせるのだった。

トキムネ『これからだ…、きっと見つけてやるからな、姉ちゃんを殺した奴を』

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 彼の姉さんは、軍の判断で見捨てられてしまったケースなのでしょうか?

■原動力
 戦場行きを命じられ、腐ったジェイミーは街中でトキムネを見かける。
 一言文句をつけてやろうとツケた彼女は
 墓参りする彼を見てしまった。

 トキムネが戦う理由は復讐。
 復讐であると共に、同じような悲しみを他人に感じさせまいと、暴走してしまう多感な少年。

 敵を「敵」だときっぱり割り切り、守る為に「敵」を傷つける少年トキムネ。彼の行く末は――――。

次回、ジェイミーは「トキムネの事情」を聞かされる……?

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 シャワーシーンで「へたりこんだ」のは良かったですね。いや、絵的な意味じゃなくて心情描写的に。

■悲喜こもごも
 復讐と「同胞を守る」為に戦うトキムネは、力を託され喜色満面。
 一方、勤労少女ジェイミーは戦場行きに顔面蒼白。
 悲喜コントラストの第4話。

 キャラの掘り下げ、罵倒されるトキムネ、うさんくさい「企業人」のスグロ氏の登場!

 バトルが無かった分、しっかり物語が描かれた感じでしたね。
 しかし、二言目には「我が社が……」のスグロ氏、良いキャラしてますわ。今後も楽しみ。

 次回、第5話「奇襲」


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