Quantcast
Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
Viewing all articles
Browse latest Browse all 5115

宇宙戦艦ヤマト2199 第7話「太陽圏に別れを告げて」

$
0
0

赤道祭。酒と祝い、笑いと別れを越えて、帰還を誓う第7話

イメージ 1

 いつもの原田さん……と思いきや加藤隊長が持っていった赤道祭。老兵二人の杯も良いものです。
※画像右下隅クリックで拡大。

■最後の交信可能圏
 戦闘なし。以降は地球と交信不能になる事から、乗組員全員で別れを惜しみ再会を誓った第7話。
 赤道祭というのは、その名の通り赤道線を越える際に行う船乗り通過儀礼で
 特に航海が危険だった大航海時代に始まったものなのだそうな。
※現在でも健在だそうです。

 と言う訳で、地球との最後の交信可能圏であることに被せ、今回は赤道祭と最終交信の話。
 やっぱり船乗りはゲンを担ぐもんですよね。
 舷だけに。

 いきなり担がれた原田さんと加藤隊長に笑わされ
 家族との最後の交信を慌しく行う乗組員、老兵二人の杯にしんみりとさせられたお話。
 最後にドカーン!と「敵だぁ!」なんてこともなく
 ただただ静かなお話でした。
※原田さん除く。
 原田さんだけは除く。

■家族
 最後の交信を慌しく行う乗組員の姿が描かれる一方
 ニヒルな航空隊篠原副隊長が、なんでもない風に「最近、遊星爆弾で死んだ父を不思議と思い出すんですよ。
 あれほど嫌いだったのにね」と語りだすなど、家族的なお話。

 片や単艦で行くヤマト、片や(爆撃拠点を排したとはいえ)死に瀕した地球、どちらも死の隣。
 孝行したいときに親はなし、なんとも言えませんね。

 最後に挿入された真赤なスカーフに至ってはもはや卑怯なレベル。
 もうあれがエンディングでも良かったんじゃないか
 みたいな。

 次回、#08「星に願いを」。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 5115

Trending Articles