■最終話「彼がフラグをおられたら」
おそらく、原作の大筋を思いきり圧縮したと思えた全13話!
今期、同じく原作付き作品が中途半端に終わる中、苦労されたんだろうなぁと思えました。
おそらく、原作の大筋を思いきり圧縮したと思えた全13話!
今期、同じく原作付き作品が中途半端に終わる中、苦労されたんだろうなぁと思えました。
本作の特徴であろう、多数のヒロインを出演させた上で
ちゃんと1クールでオチまで進む!
ちゃんと1クールでオチまで進む!
全13話で日常も楽しめましたし、終盤に絞って伏線もほぼ回収してくれたのは感謝!
最後はもうちょっとだけ日常が見てみたかったですが
それも贅沢でしょうね。
最後はもうちょっとだけ日常が見てみたかったですが
それも贅沢でしょうね。
■そして現実へ
コンピュータ制御が進んだ現代社会、そのシステム「天使キャクセン」が暴走、悪意を向け始めた。
コンピュータ制御が進んだ現代社会、そのシステム「天使キャクセン」が暴走、悪意を向け始めた。
同システムの一部“サクラ”に、制御機能の一部を、フラグ操作力として託された颯太は
同じくシステムの一部“ラプラス”に与えられた死亡フラグと合わせ
その打倒に成功する。
同じくシステムの一部“ラプラス”に与えられた死亡フラグと合わせ
その打倒に成功する。
コンピュータであるサクラとラプラスは、彼を介し、人の可能性を試していたのだ。
現実空間に戻った颯太は
同じく、あの仮想世界での原型となった少女達と、クエスト寮で再会する。(完)。
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それぞれ、名に冠した「職業」の格好と力で参戦するクエスト寮ヒロインs!
って、会長だけ何故に普段着!?
同じく、あの仮想世界での原型となった少女達と、クエスト寮で再会する。(完)。
『颯太きゅんをイジめるのは校則違反だぞ! 生徒会長パーンチっ!!』
それぞれ、名に冠した「職業」の格好と力で参戦するクエスト寮ヒロインs!
って、会長だけ何故に普段着!?
そうか、会長がフルアーマーだったのは「元々そういう格好だったから」なのか!
※多分きっとそう。
多分。
※多分きっとそう。
多分。
あと、白亜・バーサーカーさんが狂戦士(バーサーカー)っぽくないのが気になって仕方ない!
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彼女達の参戦は、コンピュータ管理を行っていた七徳院から見ても異常だったそうな。
これも姉の強さですね。
わかります。
Noゼロ『ありえない!? 彼女たちは仮想世界の住人に過ぎないのだぞ!?』
彼女達の参戦は、コンピュータ管理を行っていた七徳院から見ても異常だったそうな。
これも姉の強さですね。
わかります。
■死亡フラグ
が、ここにきて天使客船がパワーを一点凝縮
これを沈める死亡フラグは、自分が持っている特大死亡フラグしかない――――。
が、ここにきて天使客船がパワーを一点凝縮
これを沈める死亡フラグは、自分が持っている特大死亡フラグしかない――――。
そう気付いた瞬間、颯太君は「死亡フラグをどうやって得たか」の真実、客船事故の真相を思い出した。
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そもそも、なぜ死亡フラグなんておかしなものを押し付けられたのか。
それは「他人の命を救った代償」だった。
回想『―――私? 私は“ラプラスの魔”と申します。旗立颯太さん?』
そもそも、なぜ死亡フラグなんておかしなものを押し付けられたのか。
それは「他人の命を救った代償」だった。
客船事故の祭、颯太は瓦礫に挟まった見ず知らずのオッサンを助けていた。
が、彼を助けた後に自分が挟まれてしまう。
が、彼を助けた後に自分が挟まれてしまう。
■人を信じること
しかしオッサンが菜波以下、大勢の人を連れて戻ってきてくれた事で、颯太は深く自分を恥じる。
だが、そんな彼らの目の前で、柱が崩れ始めた。
このままでは彼ら全員が死んでしまう!
しかしオッサンが菜波以下、大勢の人を連れて戻ってきてくれた事で、颯太は深く自分を恥じる。
だが、そんな彼らの目の前で、柱が崩れ始めた。
このままでは彼ら全員が死んでしまう!
そんな仮想世界において、ラプラスの魔は「お前が身代わりになるなら」と取引を持ちかける。
颯太は取引を受け入れ、同じく代価として真相の記憶を失った。
多くの人の死の代償となったから、だから、やたらと彼のフラグはデカかったのだ。
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この事件で助けられたメンバーは、ラプラスに記憶を消される寸前「必ず助けに行く」と叫んだ。
我知らず、颯太を助けようとしていたのはその為だった。
多くの人の死の代償となったから、だから、やたらと彼のフラグはデカかったのだ。
『ああそうか―――、みんな、約束を守ってくれたんだ……!』
この事件で助けられたメンバーは、ラプラスに記憶を消される寸前「必ず助けに行く」と叫んだ。
我知らず、颯太を助けようとしていたのはその為だった。
そして仮想世界で新たに出会ったメンバーも含め
全員の後押しを受けた颯太は、なんやかやと色々あって天使客船を吹き飛ばしたのだった―――。
全員の後押しを受けた颯太は、なんやかやと色々あって天使客船を吹き飛ばしたのだった―――。
要は死亡フラグを思い切りぶつけたのだ。多分。
![イメージ 10]()
最近だと、ガンダムUCの「ラプラスの箱」でガノタ的に有名になった単語ですよね。
本来は、古典物理学でフランスのラプラスさんが提唱した言葉で
それが拡大した概念。
余談。ラプラスの魔
最近だと、ガンダムUCの「ラプラスの箱」でガノタ的に有名になった単語ですよね。
本来は、古典物理学でフランスのラプラスさんが提唱した言葉で
それが拡大した概念。
要は全てを知り、過去を見るように、未来も予見できる知性。
フラグとは要は物語を分岐させるもの。
或いは、視聴者に「先の展開」を予想させるもの。そのつながりでしょうか。
或いは、視聴者に「先の展開」を予想させるもの。そのつながりでしょうか。
■サクラとラプラス
現実世界で目覚めた颯太は、Noゼロに解説により
自分にフラグ操作力を授けたサクラメント、死亡フラグという試練を与えたラプラスの正体を知る。
現実世界で目覚めた颯太は、Noゼロに解説により
自分にフラグ操作力を授けたサクラメント、死亡フラグという試練を与えたラプラスの正体を知る。
彼女たちは天使客船の一部にして、天使客船に対抗するプログラム。
颯太が極限状態で人を信じた姿を見た彼女は、人間の可能性を信じてみたくなったのだという。
![イメージ 11]()
全ての記憶を失っても、我知らず再びめぐり合い、協力し合った颯太達と、彼らの自己犠牲。絆。
それが天使客船を倒す力になったのだ
そうゼロは言う。
ゼロ『絆か―――、長き時を生きる中、切り捨てたものに救われるとはな』
全ての記憶を失っても、我知らず再びめぐり合い、協力し合った颯太達と、彼らの自己犠牲。絆。
それが天使客船を倒す力になったのだ
そうゼロは言う。
仮面を外したゼロは、颯太たちの遥かな祖先、建国王その人であった――――。
■ハッピーエンド!
現実世界に戻った颯太は、原型になった寮で、原型になった少女達と再び出会い直してハッピーエンド!
シリアスは要らないとか超展開とか、そう思ってしまうのも確かですが
オチを見ないとモヤモヤしたのも確かだと想うのです。
現実世界に戻った颯太は、原型になった寮で、原型になった少女達と再び出会い直してハッピーエンド!
シリアスは要らないとか超展開とか、そう思ってしまうのも確かですが
オチを見ないとモヤモヤしたのも確かだと想うのです。
柱となる言葉が「他人を信じること」「この世界は美しい」という前向きさも素敵だと思います。
シンプルだけど大事なこと。
シンプルだけど大事なこと。
お疲れ様でした!