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Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
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極黒のブリュンヒルデ 最終話(第13話)感想 [2014春アニメ]

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最終…、回? とにかく終わった第13話! いわゆる振り出しエンド

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 一言で言うと初菜さんが頼もしすぎた。そんな最終話。

■最終話「守りたいもの」
 ハイスピード展開となった最終話にて、ついに薬の複製に成功。
 最大の追手だった所長・千怜は倒れたものの、元凶はそのままという一種の振り出しエンド。

 黒羽は再び記憶を失ったものの、その気になれば思い出せるとも判明。

 これからも戦いは続くのでしょうし
 実際、原作も連載中ですが、とりあえず切りの良いところまで進めたってところなのでしょうか。

小鳥『私が溶けてなくなれば、ドラシルも一緒に消えるはず――――!』

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 しかし展開が早かった……。

■そしてまた日常へ
 人類の滅亡スイッチである生物、グラーネの誕生を防ぐ為、小鳥=レナは命を投げ出す。
 やがて対峙した千怜と良太、黒羽と、その姉であるヴァルキュリアだったが
 真価を発揮した黒羽は、勝負を互角にもちこむ。

 が、最中に乱入した魔女狩りからヴァルキュリアを庇い、千怜が死亡。

 暴走した姉、ヴァルキュリアを黒羽はその手で止めたものの
 その代償として記憶を全て失う。

 いつ追っ手がかかるか、いつ「ドラシル」が孵化するか、怯えながらも前向きに、魔女と良太の日々は続く(終)。

千怜『高千穂の目的は、神の否定、神殺しだ―――』

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 千怜さんによる冷静で的確な前回のあらすじ。

■グラーネ
 魔女の体内で成長し、孵卵を待つ生物「ドラシル」と「グラーネ」。
 太古、人類を創造した異星人が残したという彼らは、どうも異星人そのものであるらしい。

 研究所の目的は、グラーネを材料にした新人類の創造。

 これを千怜は「これまでの神(異星人)の否定」と、神殺しにあたる行為だと評する。

が、鷹鳥小鳥、友達の命を救うべく生命を投げ出す――

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 が、グラーネの誕生は人類の滅亡と知らされた小鳥は、止める為にグラーネごと溶けてしまう。

■小鳥=レナ
 彼女を救う為に駆けてきた良太に、遺言として「兄を止めて」と言い残す。
 千怜の実験は成功し、レナ人格が目覚めていたのだ。

 いつ頃目覚めていたのかは不明。

 わざわざ「良太を介して伝えた」という事は、スイッチを押した後か、或いはその場の嘘だったのか……

ヴァルキュリア『―――当然でしょ、妹なんだから』

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 これと前後し、ヴァルキュリアが黒羽に拘っていた理由、外見が似ていた理由も判明。
 そのまんま「姉妹だったから」なのだ。

 姉妹だったのだ!

 いや確かに記憶喪失とか諸々とか納得はあるものの、なんて最終回だ!

カズミ『―――とうとう、ちゃんと告白も出来んかったなぁ……』

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 この時、ヴァルキュリアに一蹴されカズミも死亡。対抗手段が無さすぎる!

■カズミの夢
 館への突入前、彼を巻き込むまいと良太を気絶させたカズミだが、死に際に逢うことだけは出来た。
 寸断されてなお「黒羽を救え」と促し
 そのまま息絶える。

 最期に「村上の子供が、欲しかったんやけどなぁ―――」と一人ごちるカズミ。

 いつか話しかけたカズミの夢。
 それは、愛する人と幸せな家庭を作りたかったのだろうか。まったく、どこまでもこの子は……。

佳奈『―――寧子は、私が守る!』

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 何気にサブタイトルのような台詞。

■真相二つ
 千怜を追った良太は黒羽と合流、ヴァルキュリアと対峙しなぶり殺しの目に遭うのだが―――。
 ギリギリの場面で、佳奈が走って割って入った!

 彼女の隠された能力とは、予知と引き換えに半身不随から回復する力だった!

※その後、再び半身不随に戻っていた。
 多分「魔法により、一時的に半身不随から回復(そのままだとハングアップする)」なんでしょう。多分。

黒猫『―――また逢えたね、良太…!』

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 上手く1%足らずの可能性を引き当てたって事さ多分! 黒羽スーパーモード発動!!

■全力モードの余禄
 佳奈に助けられた黒羽は、例の「全力モードスイッチ」を押す。
 ヴァルキュリアに匹敵する力と共に、記憶も全て思い出す、忘れたのではなく閉じ込めていただけか!
 そのまま暴走することも無く、互角に渡り合う黒羽。

 互角どころか、振り絞るようにして吹き飛ばしてしまうのだが―――

ヴァルキュリア『―――魔法が使えない!?』

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 魔女狩りメンバー、容赦ない乱入!

千怜『愚かなものだ…、人の心というものは……、だから、人間など嫌だ……』

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 しかしまさかの千怜ブロック。とっさに感情のままに動いた千怜は、ヴァルキュリアを庇って息絶える。
 さんざん繰り返してきた「ヴァルキュリアなど何とも思ってない」発言だったが
 まさか前振りだったとは……。

ヴァルキュリア『千怜のいない世界なんて、全部ブッ壊してやるッ!!』

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 逆上したヴァルキュリア(cv能登さん熱演!)は、その勢いで得意の反物質を生成。
 要はとんでもなくエネルギー効率の良い物質だ!

※現代の技術では、反物質によるエネルギーよりも、反物質を作るのに必要なエネルギーが上回っており
 結局は損をする技術とされている。
 魔女さん凄い!

 が、黒猫がすかさず「極小ブラックホールを作って潰す」と宣言。魔女って凄い!!

黒猫『わたし、良太が好きだった。これからも、ずっとずっと……!』

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 想い人を亡くした姉の前で、妹がいちゃつく事案が発生。

■そしてまた振り出しへ
 決死の覚悟か、キスと告白を残して特攻する黒猫。
 ヴァルキュリアはブラックホールに飲まれ、落ちてきた黒猫も、良太が「今度こそ!」と助ける。

 しかし魔力を振り絞った黒猫は、平常時の力に戻り、記憶をあらかた失っていた―――。

※とはいえ。
 記憶は「失われた」のではなく、隔離され保存されているようなものと判明。これは大きい。

佳奈もカズミも、初菜がなんとかしてくれました!

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 エンディングを迎え、二つの墓石を見舞った良太を「カズミと初菜が」出迎える。
 あの墓は、小鳥と彼女の恩人“千絵”の墓だったようです。

 実は生きていた初菜が、佳奈のスイッチを押し、カズミを蘇生させたという事なのでしょうね。

誰かスイッチ押してー!と佳奈が叫ぶシーンでも影が出てますし。

問題は、本当に「初菜本人なのか?」という事

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 初菜自身は気付いてないだけで、身体はドラシルという可能性も?

■初菜の謎
 ただし前回、初菜は「溶けて」ましたし、なによりハーネスト周辺から変なモンが這い出てきていました。
 初菜が生きていたのではなく、彼女の記憶を持ったドラシル
 という可能性も?

 少なくとも、生き続けるとドラシルが孵化、乗っ取られるという危険はそのままですし、続きは原作で………。

良太と魔女は日常に戻り、そして「薬」を手に入れた―――

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 薬が出来たぞ!という小五郎の電話、下手したらまんまバッドエンドだったのである。

■振り出しエンド
 千怜とヴァルキュリアは倒したものの
 魔女に異星人が眠っている事、また「メンバーの中にグラーネ持ちがいる可能性」もゼロじゃありません。

 研究所が、そして小五郎も独自に「宇宙人」の復元に挑む中
 それでも生き残ったメンバーは平和を享受。

 良太と魔女の戦いはこれからだ―――。

 スタッフの皆様、御疲れ様でした!
 圧縮しまくったとしか思えない展開の早さでしたが、ともあれ一区切りをありがとうございました!

余談:「結末」だけ並べたのでしょうか? キング・クリムゾン!

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 話によると、1~10話までで原作5巻分、11~13で原作5巻分なのだそうだ。

 話の流れ的に、経過をスッ飛ばして結末部分を並べたとかそんな感じだったのかもしれませんね。
※千怜さんがヴァルさんを庇う流れとか。


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