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Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
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ウイングガンダムゼロ HGAC購入 ランナー構成

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「ウイングゼロ」久々の復活! 派生キット予定は、特に見当たらず?

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 HGAC-174、1/1440 ウイングガンダムゼロ(新機動戦記ガンダムW)。

■19年目のゼロ
 放映時、1995年以来ひさびさの1/144 ウイングゼロ! EW抜きと言う意味では本当に久しぶり!!
 ガッチリしたプロポーションを再現。

 規格は最新のPC-002ポリ、手首は「手の甲と指」の2パーツなど、HGオールガンダム規格に準拠。

 EW続きの中での久々の無印。
 ロボット然としたデザインが懐かしくも嬉しいですよね。
 シールを見る限り、殆どの色分けはパーツで再現。技術の進歩を明確に感じさせられます。

■勝利を強いるガンダム
 アフターコロニー暦において、トールギスを推し進め開発された「最初のガンダム」が本機である。
 性能もさることながら、反省点として、パイロット側に作用するゼロシステムも搭載。
 機体とパイロット両方の性能を引き出しきる機体となった。

 だが「パイロットに完璧な勝利を強いる」ゼロシステムを恐れた博士たちにより
 データ段階で封印されてしまう。

 しかしそれから15年、狂気に走ったカトル・ラバーバ・ウィナーの手により、本機の存在は現実となる。

派生キットの予定は見受けられず?

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 A1&A2(白)、B(軟質/グレー)、C(赤)、D(インディブルー)
 E1(黄色)、E2(硬質/クリア緑)。

 PC-002ポリ、SB-13丸軸サーベル刀身、ホイルシール。

■主なシール
 ライフルとウイングの黄色、シールド「黄色パーツ」周辺の赤など。
 変形時は足首差し替え。

 見ての通り「A1とA2ランナーを一部共用する」為のスイッチのみ確認。
 派生キットの予定は見られません。

 HGオールガンダムプロジェクト
 当初は「ガンダムBFとの連動前提か?」と言われてきましたが、結局あんまりありませんでしたねえ。


のうりん 第9話「学校の海パン」

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なるほど、確かに「学校の」海パン……。意外に農業回だった第9話!

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※画像右下隅クリックで拡大。

 正気を失い大騒ぎする、いつもの話かと思いきや、悪天候+稲作の難しさにも触れた第9話。
 気候を相手に生き物を育てる、農業って難しい………。

 水も光も完全管理する、工場的な栽培法に注目が集まっていますが、その理由が改めて解りますね。

■嵐の中で輝いて
 まあ前半パートは全力でバカ騒ぎでしたけどね!
 よっぱらいかお前ら!

 しかしビーチ部は本当に出オチでしたねえ。
 勝負しろ! いや、してください! と頼み込む愛すべきバカ野郎達。いいバカだった!

林檎『わたしもーーー!!』

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 狂気に走った第9話。って林檎さん、完全に笑顔を取り戻してますがそれでいいのか!?

■雨女と海なし県
 それは夏の暑い日の事だった―――。
 海を見たこともない、海なし県民みのりを気遣い、一同は海へ行こうと決意する!!

 が、見事に台風がストライク。

 あまりと言えばあまりな仕打ち!
 キレたみのりは、台風で水浸しなグラウンドを「海だ」と暴れだし、狂気は一同に伝染する―――

 ここは海だ、海なんだ――――!

 が、それどころではない事態が発生。
 急激な増水で、稲が冠水寸前、文字通り台無しになりかねない状況となっていたのだ。

 農民のたまご達は、精一杯台風に立ち向かい
 そのご褒美に「海旅行」を貰う。

 が、やっぱり当日にも台風が直撃し、みのりの叫びがこだまするのあった……。

 次回、第10話「究極と至高の野菜対決!」

みのり『生まれてから、一度も海いったこと無い………』

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 当日、台風が直撃しますた――――。猛烈な海キャンセル回。

■海!
 何気なくニュースを見ていた寮生一同、みのりのふとした発言から、海に行こうという流れに―――
 が、台風直撃であえなくポシャってしまうのであった。
 海なし県生まれ・海なし県育ちの悲劇。

 って、オープニング前で話が終わってるじゃねえか!!

 残念がるみのりもノリノリすぎる!
 花澤さんノリノリすぎる!

 と、思いきや、えっらい作画で駆け込んでくる影一つ。

マネー金上『押してくる……、ものスゴい力でっ………!』

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 今週の常識人枠。

■「悪いが」
 なんかよくわからん勢いで現れたのは、マネー金上!
 花、シンビジウムの山上げ実習だったので、無理を押して登校して来て帰れなくなったらしい。
 何気に真面目な娘っ子である。

 ちなみにシンビジウムとは、カラッとした気候を好むランの花。
 なので夏場は山間部に避難させるそうな。
 東南アジア原産。

 それとデンドロビウムもランの花の一種である。

耕作『すげえ……、まるで、グラウンドが海みたい……』

みのり『う……み…!?』

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 みのりがベッキー化した!?

■狂気は伝染する
 が、ふと耕作がもらした呟きを聞き、みのりが暴走。
 ここは海、楽しい! たーのーしーいー!!

 たーのしーい!!

 みのりが、耕作が、継が、林檎が、次々と正気を失いグラウンドダイバーと化してゆく。
 もはや完全に酔っ払いのテンションであった。
 おい農業しろよ!

 次! しゅーりょー! 次ィ!!

 一人呆然と見守る金上さんを置き去りに、耕作達は嵐の中で輝いてその夢を諦めないのであった……。

吉田さん『なんの騒ぎだ貴様らァ! 牛が驚くではないか!!』

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 吉田さんを見ていると、金上さんは乱入しなくて正解だったと良く解る。

■変人しかいない
 やがて、大騒ぎを始めた耕作らを止めに来た吉田さんが尊い犠牲となり
 更に彼らを止めにビーチバレー部も出現!

 海なし県でビーチバレー部? 南国のアイスホッケー部くらい無駄じゃ……?

 せっかくだから試合してくれ!
 してください!

 良い声とガタイに反して、やたら腰が低い変人であった。が、

金上『ちょっと良いか大将、田んぼがヤベえんだ!』

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 おれはしょうきにもどった!

■緊急事態
 ガラにもなく慌てた金上、稲が冠水しそうなんだ!
 冠水……?

 増水し、稲の「穂」が水に浸かると、そこから芽が生えてきてしまう――――

 穂は種であり、「お米」にあたる部分、商品価値がなくなりますし
 次に植えるための「種もみ」にも使えない。
 台無しになってしまう!

 例年、台風で田んぼを見に行って亡くなる方は多いです。が、そうせざるを得ないほど大事なのですね。

耕作『よし、まず後口を開く。水を抜くんだ!』

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 この学校のお米は、この変態さんによって守られたのです。

■奮戦!
 大事なのは二つ。
 まず排水口を開く訳ですが、ただ「開く」だけじゃダメ。

 水と一緒に泥が押し寄せますから、継は「田んぼ側」に入って、足で泥を除けながら開口しています。

 更に、風で稲が倒れないようロープを張り巡らして支えにします。
 これまた重労働!

■継…
 その最中もずっと継は一人で抑えてます。
 ずっと泥が流れ込んでくる訳なので、今回一番がんばったのは間違いなく継!!
 でも変態だ!

耕作『なんでそんなもんを植えてんだよぉ!?』

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 が、ここで吉田に電流走る―――、金上のクラスの米は「コシヒカリ」だったのだ!!
 コシヒカリは丈が高く、要するにコケやすい品種。

 なんで、台風の影響を受けにくい東北が主要産地になってる訳ですねー。

 作画的にも、稲がCG作画で動くのはなんか凄かった!

耕作『マイクロバスを壁にして、風を遮る!』

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 ラブコメの波動を感じる。

■連携
 閃いたのは、大きなマイクロバスを風除けにする作戦!
 確かに、敷地内なら無免許でも構いませんが、さすがに農機具とは扱いが違うと苦戦する耕作。
 それでもマニュアル車を一発操作するのはたいしたもんだ!

 が、ワイパーが動かせないため、林檎が代わりに目になると車外に乗り出す。

 彼女にのしかかられてドキドキしつつも
 耕作は素人運転をこなしますが、カーブとぬかるみで側溝に突っ込み、あわや大惨事に――――

■よいしょっと!
 かくして、ラブコメりつつ危機を乗り越えた一同。
 学校側もその奮戦を考慮し、バスで海まで送ってやろうというファンサービス。

 いい話だねえ、青春だねえ……、と思いきや、やっぱり台風が直撃するのであった――――。

狂気とトラブルとラブコメと

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 前回が前回だっただけに、今週は農業回でしたねー。
 サブタイトルも納得だったお話。

 しかし無茶する連中である。
 これが若さか…。

 次回、第10話「究極と至高の野菜対決!」。

キルラキル 第二十一話「未完成」

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鮮血、渾身の「着られてやる!」。激しく衣替えする第二十一話!!

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※画像右下隅クリックで拡大。

 一話目の「私を着てくれ!」をまんま再現する鮮血&マコが楽しかった第二十一話!
 精神世界まで踏み込むマコさん
 マジマコさん。

 正気に戻った流子の活躍は! そして皐月様のパワー不足はどう解消されるのか!!

■皐月様劇場
 予想外の展開に覆されたとはいえ、自身のパワー不足を見越して策を張っていた皐月様。
 単に鮮血で対抗する、というだけではなかった辺りが流石。

 針目縫の奇襲で対策を考え付くくだりといい、やはり皐月様は一味違う。
 まあマコさんまで飲み込まれたのは予想外だったが!

 鮮血が露出過多だった理由付けなど、種明かし的な意味でも楽しかったですね。

皐月様『私が逆転を信じられるのは、貴様のおかげだよ!』

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 ついに皐月様までヌーディスト化。マコも鮮血を着たりと衣装チェンジが忙しかった!

■流子、解放
 生命戦維に取り込まれた流子は、神衣純潔と共にヌーディストビーチを強襲する。
 迎え撃つは、同じく神衣鮮血を纏った鬼龍院皐月!

 だが、自身が鮮血を着こなせないと知る皐月は、自分を囮として戦術を組み立てていた。

 その戦術は、「流子自身が純潔に縫い付けられていた」故に崩されるが
 片太刀鋏を手に、流子のフォローに現れた針目縫の姿に
 皐月は勝機を見出す。

 片太刀鋏を渡していないという事は、流子に叛逆が、正気に戻る可能性が残っているという事か!

 無理やり鮮血を(マコごと)ねじ込まれた流子は、鮮血を切り捨てるも、その返り血に正気を取り戻す。
 生命戦維の意思を解かれ、純潔を無理やり引き剥がすのだった。

 第二十二話「唇よ、熱く君を語れ」

流子『―――人衣圧倒、神衣純潔……!!』

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 こっち見んな。そしてこっち来んな。

■流子、出撃
 時間を少し戻し、流子の出撃シーンへ。
 流子は体内の生命戦維が活性化し、その支配下に置かれたそうな。

 神衣を着こなせるのは流子と羅暁のみ。

 また、針目縫は「体内の生命戦維が反発するから」神衣を着こなせないと言っていますが
 同じ融合体と言っても、事情が違うようですね。

流子『そんな服を着てるんだか着てないんだか判らない姿!』

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 まさか意味があったとは

■人の知恵
 神衣鮮血を展開した皐月は、鮮血閃刃、鮮血疾風、更にオリジナル形態「閃刃疾風」を次々に繰り出し
 流子に劣らず鮮血を「着こなしている」ことを証明しようとする。
 が、そんな皐月、鮮血を流子は笑った。

 人衣一体の布面積が少ないのは、生命戦維装着による悪影響を抑え、かつ恩恵にあずかる為!

 だがそんな中途半端では「純潔に着られている」自分には勝てない!
 生命戦維の代行者、流子は皐月を圧倒し始める。

流子『なるほど、そういう事か!』

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 皐月は着こなしていない、鮮血に口頭で指示を出し、鮮血と「協力」しているに過ぎない。
 だから、その動きには一瞬のズレが出る―――

 かつてないまでに皐月をボコボコにする流子! まさに中ボスの風格よ!!

■鮮血、語る
 だがそれすら常人では為しえない。
 鮮血を着る、その負荷に耐えられる精神力を持つ者など、他に居ないと鮮血は断言するが――。

蟇郡『―――だが近付く隙は出来た!!』

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 ここで割って入ったのは四天王!

 蛇崩がランチャーを乱射し
 爆煙からは四天王猿投山渦が飛び出し
 彼に押し込まれた流子は、犬牟田操る「裸の太陽丸」主砲の直撃を受け

 その隙を突いて、蟇郡が救急救命吸引具を押し付ける―――

皐月様『皐月てめえ、最初からこれが狙いで……!?』

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 なにより驚いたのは、満艦飾くんがこの複雑な伝言を伝えられたことだ!
 皐月様が、手に書いてくれました!!

 ……ってなんだこのやり取り!?
 だが「救急救命吸引具」は、流子を引き出す事に失敗する。

 生命戦維を体内に持つ流子は、それを媒介に「肉体自体に」純潔を縫い付けられていたのだ。

羅暁『この星が生命戦維のものとなる、繭星降誕のはじまりだ!』

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 今週もミョーに楽しそうです羅暁さん。

■始まりの地へ
 一方、シェア100%を達成し、全人類が何がしかの形で生命戦維を着る事態になった事を見届けた羅暁は
 部下達を取り込み、原初生命戦維と共に始まりの地へと出立する。

 原初生命戦維冬眠の理由は、人類の進化を待ってだった、と語る羅暁。

 果たして「約束の地」に待つものとは?
 地球内のようですし、原初生命戦維を地球へ飛ばした、宇宙艇のようなものでしょうか?

マコ『流子ちゃんはいつだって流子ちゃんです!!』

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 万策尽きた皐月様から鮮血は飛び散り、まさかのマコ装着へ!

■勝機
 皐月を圧倒する流子の前に、彼女を信じるマコが乱入。
 彼女を針目縫は切り捨てようとするが、その姿に、皐月は勝機を見出す。

 対・生命戦維武器である「太刀斬りバサミ」、その片方の刃を、未だ針目縫が持っているのが勝機!

 本当に流子が裏切ったのならその刃も渡すはず
 一抹の不安がある証拠!

鮮血『流子行くぞ! 力づくで着られてやる!!』

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 こーの支配からの! 卒業~♪

■結婚式キャンセル
 流子を傷つけ、その溢れる血に飛び込めと命じる皐月。
 文字通り流子の中へ飛び込んだ鮮血、そしてマコが見たものは「生命戦維の花嫁」となる流子の姿―――

 戻って来い、戻ってこないなら自分を切り捨て「流子ちゃん」を辞めてしまえと叫ぶマコ
 流子はためらいなく彼女を切り捨てるが
 鮮血が身代わりとなる。

 あふれ出した血が流子を埋め尽くし、塗り替える。
 一人と一着を吐き出し正気に戻った流子は、縫にハサミを突き立てながら「純潔」を脱ぎ捨てるのだった。

 次回、第二十二話「唇よ、熱く君を語れ」。

纏流子、復活!

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 やっぱり復活の鍵はマコさんか……、と思いきや、いきなり切り捨てる姿にドキリとする第二十一話。

 蟇郡先輩辺りは死亡フラグが刺さってますのでちょっと心配してましたが
 さすがに対流子戦では犠牲者は出なかった模様。

 しかし脳内結婚式キャンセルといい、作画枚数節約しつつ面白い動きをやらかすアニメですね。
 というか、こういう演出が「本作らしい」と思えるのが面白い。
 もう最終回まであとわずかですね。

ログ・ホライズン 第23話「魔法使いの弟子」

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天秤祭にうごめく陰謀! ラスト・バトルがじわりと始まる……?

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※画像右下隅クリックで拡大。キモッ!とか言いそうですマルヴェス卿。

 顔もほころぶ平和なAパートから一転、シロエが気付いた「アキバの危機」とは?
 次回へと引き込まれる幕引き。
 これは楽しみだわ…。

 直継や班長、アカツキの出番が多めなのも嬉しい! 物語初期を思い出しますね。

■狙いは…?
 天秤祭にかこつけ、じわじわとアキバを混乱させる大地人達。
 治安、統治組織の麻痺が狙いでしょうか?

 しかし、アキバに混乱を誘発させようと「戦闘行為禁止」という基本原則がありますから
 町の制圧を狙う、といった軍事的作戦は難しいはず。
 彼らの所属、目的は一体何か?

 西の大地人を動かし
 予告で姫様に謁見している(?)らしき描写からすると
 リーダー「マルヴェス卿」は西の大地人貴族と見られますが、冒険者の「精霊船」や護衛を持つ模様。

 西の勢力「ミナミ」のギルドとやらが動き始めたのか? 次回も楽しみ。

シロエ達、アキバの町は天秤祭りを満喫するが―――

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 それぞれの視点でトラブルを目撃、しかし「祭りだからそんなもんだ」で流していたが………。

■アキバを巡る策動
 手作りしたモノを持ち寄り、大いに賑わう天秤祭!
 記録の地平線メンバーも祭りを楽しみ、そして「魔法使いの弟子」たるミノリは奮戦する!

 自分が頑張れば、師であるシロエの評判にも繋がるかもしれない―――!

 イマイチ評判が良くないシロエを気遣い、書類相手に奮闘する「見習い徒弟」ミノリ。
 しかし整理を進めてゆく内、ミノリは小さな違和感に気付き
 その言葉と、現場の空気がシロエを焦燥させる。

 流入した大地人、その一人一人の小さな騒動が、確実にアキバ全体に混乱を招きつつあったのだ。

 後手に回ったと気付き駆け出すシロエ。
 そして新型精霊船エーギルを操り、元凶たる「マルヴェス卿」が来訪する――――。

 次回、第24話「混乱」

ミノリ『―――よし!』

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 がんばれ女の子!

■天秤祭、二日目!
 祭りも二日目、決意も新たに立ち上がるミノリ。
 というかアカツキとミノリを見ていると、どっちが中学生だか判りませんねえ。

 ログホラメンバーは屋上で一緒に朝食をとり、直継が「町の衛生管理に出る」と周囲を驚かせる。

 家族っぽくて何だか良いですね。

秋の土下座祭り

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 何事だ! ってそういえばコイツらが元凶だった!!

■人生万事塞翁が馬
 ミノリ姉弟は、大災害直後に冒険に出発、そこをプレイヤーキラーズに襲われ全財産を失いました。
 またこの時、シロエに聞いた通り、銀行に預けておけば良かったのに……
 と、自分を責めていました。

 途方にくれた彼女達は、悪徳ギルドと知らずハーメルンに加入。
 立て続けの不運も、自分らの浅慮が悪い、と境遇を受け入れてしまうのです―――、というのが第5話頃でしたか。

 プレイヤーキラーズは許されたのだ……。やさしい子ですわ。

直継『ナイス! リアクション祭り♪』

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 衛兵さんが萌えキャラと化した瞬間である。セーフ!

■いさかい?
 直継の「衛生管理」とは、要は食べ歩き。
 お祭り男、面目躍如の楽しみぶり。

 と言ってもやるべきこともこなしており、町の小さないさかいも仲介するなど、仕事ぶりを見せます。
 安心のナイスガイ直継。

■「衛兵」大騒ぎ
 久々に登場した黒い甲冑は、衛兵と呼ばれるシステム。
 街中などの「戦闘禁止区域」での戦闘発生を監視、行為者を殲滅します。

 戦闘禁止は、衛兵あってこそ成立しているルールだと言え、ゲーム時代からそれは変わっていません。

アカツキ『主君、やはり直継は食べ歩きが目的だった! 』

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 はこのなかにいる。しかし今週のアカツキは表情豊かで楽しかったですわー。癒されますわー。

■祭りそれぞれ
 その後、アカツキとシロエが例によって鈍感ネタでイチャついている頃
 ミノリはと言うと、昨日入手しそこなった、「レイネシア姫の夕餐会」の招待状を求めて回った模様。

 シロエを夕餐会に出し、彼をみんなにもっと知って貰おう、というところか。

 アカツキにスタンプカードをスられる直継
 ズル休みするマリエ……。

 ぞれぞれが祭りを楽しむ中、人だかりの中に、先日「ルディ冒険者化を言いふらした女性」の姿も。

ヘンリエッタ梅子『―――素直ですこと。それに引き換え、私は……』

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 マリエやアカツキの気持ちを察し、後押ししつつ、自分は一歩引く梅子。

■恋の季節
 ようやくマリエールを見つけた梅子は、彼女を元気付けようと(黒い顔をしつつ)直継を呼び寄せる。
 汗臭いまま会いたくない、とシャワーを浴びにいったマリエに
 自分も、もっと素直になろうかな、と思うが…。

 どうも結構シロエに本気らしいけれど、アカツキ達に遠慮しているらしい。

 淡白なんでしょうね
 と、おさめ、いつものテンションで盛り上がる梅子……。本気になれば、一番手にもなれるだろうに。
 周囲に気を使う優しさのあまり、幸せになりにくいタイプ。

レイネシア『(一度、本来の力関係を、思い知らせてやらないといけません……)』

黒スティ『十分理解してるので結構ですよ?』

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 何故かそこにいるクラスティ。今週一番笑った!

■またしても騙されました
 一方、夕餐会を主催したレイネシア姫は、冒険者の勝手が解らず四苦八苦していた。
 まったく「三色昼寝付き」の閑職だと聞いていたのに…。
 むくれる姫君を、クラスティが見舞う。

 少しでも冒険者の立場になって考えよう、彼らに恩を返す道を考えよう―――

 姫様が忙しいのは、それだけ彼女が誠実である証拠なのですから。
 そりゃクラスティさんも優しくなりますよ。

 そして「彼の考えなんて解らない」と思いつつ、一歩寄る姫様。これまたえらい可愛い一幕であった。

ミノリ『(自分に出来る事から一歩ずつ! ここが私の戦場なんだ!』

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 シロエの持論「自分に出来る事をやる」を踏襲するミノリ。健気。

■「弟子ですから♪」
 さて、その夕餐会のキップを都合しにいった先で、ミノリは書類整理に精を出していた。
 祭りの書類整理に慌てるカラシンを見かね、助力を申し出たのだ。

 何故なら、彼女の今のサブ職業は「見習い徒弟<アプレンティス>」!

 師匠を設定し、その縮小版となる特殊職。
 筆写師シロエに師事するミノリは、書類さばきの専門家となっていたのだ!

 自分が頑張れば、師であるシロエの評判に繋がるかもしれない―――、シロエの為に少女は奮闘する!!

大地人貴族『だからこんな小汚い店など、来る価値は無いと言ったのだッ!』

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 大地人から見れば、注目すべき先進技術都市にして、「見下すべき小汚い都市」でもあるアキバの町。
 セララさんをもてなしていた班長は、そんな大地人貴族と遭遇する。

 彼らから見れば、今はアキバを見て回る絶好の機会!

 であるが、やっぱり「小汚い」。
 そう率直に口にし、冒険者の不評を買う貴族。
 ウエイターを務める大地人のミスに、かさにかかって食って掛かる貴族を、班長は締め出す。

アイザック『アキバの町を繁盛させたのが、あの腹黒だとはなあ……』

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 シロエを「妖刀」と評するクラスティに、その才覚がまた見られるのが楽しみだとアイザックは笑う。

■妖刀シロエ
 そうした「大地人トラブル」の多さに触れつつ、警邏チームを見舞うクラスティ。
 すると、黒剣騎士団団長、アイザックは率直な言葉を言った。

 彼はシロエの能力は買っていたが、あまりの覇気の無さから「やる気のない男」だと思っていたのだ。

 だがそんな彼が大災害後に伸びてきた。
 アキバに影響力を持ち、この町に繁栄をもたらした。

 そんなシロエを、クラスティは「策士」じゃないと評した。

 彼は、なんでもありの方が生きるタイプなのだ。
 なりふりかまわず、手段を選ばず、一切の見返りを求めない―――、そんな状況で無類の強さを発揮する。

シロエ『(―――おかしい。あんなにアッサリ引き下がるなんて……?)』

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 ゴブリン戦に出た、オペレーターの子じゃないですかあ!

■マルヴェス卿の策動
 その頃シロエとアカツキは、三日月同盟の衣料品即売会に顔を出すが―――
 そこでも、大地人の商人がトラブルを起こしており
 シロエは仲裁を買って出る。

 が、すぐに引き下がったことに違和感をおぼえるシロエ。
 同じく、書類整理中「初歩的ミスが多い書類が、大地人に集中している」事をミノリが発見。

 これは、まるで「トラブルを起こすこと」自体が目的のような―――。

 祭りに付き物のトラブルに紛れ、アキバに負荷をかける大地人。その本当の狙いとは?
 精霊船「エーギル」で、謎の貴族が来訪する。

■マルヴェス卿
 手指の色から察するに、顔は白塗りである模様……?
 でも目の時点で色々人外ですよねー。

 大地人のようですが、クラスティも「卿」呼びされてましたし、冒険者の可能性も?

予告『シロエの読みはことごとく外れ、窮地に立たされる円卓会議―――』

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 なにげに今週印象的だった、プレイヤーキラーとミノリ姉弟の和解(?)。
 一話時点でも、彼らの様子は描写されていたんですよね。

 ひさびさのキャラアイキャッチも嬉しかった!
 次はミノリ達でぜひ。

 次回、久々に全力腹黒するシロエが見れるぞ!

■窮地
 シロエの対策をかわし、「攻撃」をかけてくるマルベス卿の真の狙いとは?
 次回、敵の目的と、反撃開始までが描かれるか?
 アニメ版のラストが始まる!

 次回、第24話「混乱」

※アニメは三月いっぱいまで、四月からは同じ枠ですぐに一話目から再放送となります。
 NHKのパターンだと十月から二期となる可能性も…?

アメイジングエクシアと暗黒物質、比較。[ガンダムビルドファイターズ]

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公式サイト、アメイジングエクシアが登場! まだ細部が異なる模様

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 第22話「メイジンVSメイジン」で紅蓮の戦いを見せたAエクシア、公式サイトに掲載!
 ダークマターとはまだ細部が異なるようです。

■乗っ取り型?
 バックパックである「ダークマターブースター」が生物っぽいデザインをしている事もあり
 戦闘中に強制装着され、乗っ取られるパターンか?
 と言われているエクシア。

 実際、バックパックと武器と顔だけで―――、と思ったら足も違いますね。

 単なる乗っ取り型と呼ぶには、まだまだ違いがある二機。
 もちろんこれから改修されるのかもですが。
※まだ未完成と劇中で明言。

■ガンプラ化
 既にキット化決定している「ダークマター(HGエクシアリペア/原型は2007年10月)」流用によって
 余裕でキット化できそうな辺り、プレバン限定販売の予感。

 ただOVAやアニメ二期など、後継企画があれば放映後もキット化がしばらく続くはず。

 まだ4月以降のガンプラ発売予定は発表されきっていませんし
 できれば一般だと良いですねえ。

キン肉マン 第86話 華麗なる“変身”!!の巻

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スニゲーター、得意の「脱皮」戦術で翻弄!! 切り札は次回か?

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 そのりくつはおかしい。

■脱皮戦術!
 スニゲーターの特技、あらゆる爬虫類に変化する脱皮戦術が発動。
 が、「変身など、本来の己の弱さを自白しているようなものだ!」とガンマンに一喝され………

 って、スニゲーターの「本来の姿」と言えばだ!

 既存読者には嬉しい前振り、スニゲーターの反撃を予感させる展開になってきましたね。
 ただ、そろそろ悪魔超人側にも「敗者」が出ても良い頃合。

 かつての戦いを思い起こすと、その役割にピッタリな超人であるのも気にかかるところですよね。

ガンマン『偽りの姿に頼るなど、本来の弱さを自白しているようなものだ!』

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 続き「私は変身などしない!」と言い切るガンマン。コレ、変身する前振りに見えるのは気のせいか。

■真眼vs脱皮
 脱皮し、体を丸ごと入れ替えることで、真眼の予測能力を上回るスニゲーター。
 だが変身に頼るという事は、「本来の姿」の弱さを告白しているようなものだとガンマンは叫び
 一撃の下に吹き飛ばす。

 完璧超人らしい堂々たる自負に、スニゲーターも威圧される。

 その存在、揺ぎなし――――
 次回、ガンマンの猛攻にスニゲーターが~最後の一手~を繰り出す……!?

■次回、3月17日配信開始。
 3月10日公開開始、配信サイト http://wpb.shueisha.co.jp/category/comic/

となりの関くん 第10話「ゴルフ」

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今回は二画面でお送りします。横井さん、見られてますよ? 第十話

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※画像右下隅クリックで拡大。

 横井さんに匹敵する妄想力の所持者、後藤さん登場回。
 なんという妄想力……。

 言葉が食い違うのは王道ですよねー。

■妄想ゴルフ
 美術室の長机で「ゴルフ」する関くん、彼を見つめる横井さん、横井さんを見つめる後藤さんのお話。
 惜しい! 関くんが後藤さんを見ればループ達成なのに!

 いつも関くんをじーっと見ているから、変な妄想をされてしまった横井さん。

 それはまあ仕方ないにせよ、後藤さんの恋に恋する乙女っぷりは異常。この学校変な子しか居ないな!

横井さん『(まーた関くんたら、道具も出さずに……)』

後藤さん『(横井さんと、友達になれたらな、って思っているんです――)』

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 横井さん、実は見られてました。

■後藤さん
 今週は美術教室、なぜか長机をなでている関くんに呆れる横井さんですが―――
 彼女を見つめる三つ編みが一つ。

 彼女は後藤さん。
 後ろから見つめる後藤さん。

 横井さんと、友達になりたいな、と思っている少女なのでした。

 cvは佐藤聡美さん。後藤さんだけど佐藤さん。

横井『(この机はデコボコだし、ゴルフなんて―――、…ほ!?』』

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 ボールが「跳ねる」レベルのデコボコっぷり。

■ゴルフ
 本日の遊びは「ゴルフ」。
 小さなボールに、クラブまで用意して本格的!

 でも美術室の長机はデコボコだから、それは無理だよね―――、と思ったら一発ホールイン!

 思わず目を剥く横井さん。それには秘密があったのです。

横井『(見てる! 机の表面の傷を、なめるように見てるっ!?)』

後藤『(な、なんで見つめちゃってるんですか横井さんっ!?)』

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 さすが関くん、シャイニングロード(月の導き)の持ち主か!

■トリプル目線
 じっと机の表面を見定め「傷の具合」を読む関くん。
 傷の流れを読み、どう打つかを見定める――、むしろこのデコボコさと難度が楽しいのだ!!

 プロゴルファーまがいの関くんに驚く横井さん。

 ここまではいつも通りであるものの―――
 が、そんな横井さんの熱視線に、後藤さんが気付いていたのだ。

後藤『(まさか恋の視線? 相手は……関くん………?)』

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 横井さんを気遣う後藤さん、横井さんが恋をしていると勘違い―――。妄想力高いなこの学校!
 以前、手紙回し騒動でもそんな噂が立ったし
 ここは手伝うべきか!

 でも、友達でもない自分がでしゃばるのはおかしいし――――

横井『(関君、こっち見てる? 机の上に番号が付いてる!? 何時の間にィ!?)』

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 一方横井さん、「関くんが」こっちを見ているのに気付く!
 って、私の前に番号付いてる!?
 二番ホールだ!

 とはいえ、これだけの距離。さすがの関くんでも……、いや、関くんならやりかねない……?

後藤『(二人見詰め合ってるじゃないですかー! 二人はお付き合い中!?)』

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 ホールを見つめる関くん、関くんならやりかねないと注目する横井さん。
 二人が、見詰め合っていると勘違いする後藤さん!
 おい授業しろよ!

 二人が見詰め合っている
 →恋ですね!

 でも二人が付き合っているなんて聞いたコトがない……
 →秘密の恋!?

 えらい勢いで後藤さんが妄想する中、関くんのスイングが放たれる――――!

女生徒『はい、プリント回して』

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 が、ちょうどプリントが回ってきた為、横井さんがボールをふっ飛ばしてしまう。
 これには関くんも苦笑い。

 大人気ないほどスネる関くんに、ついつい謝ってしまう横井さんであった。

 なにこれ可愛い。
 関くんが悪いのについつい謝っちゃう横井さん可愛い。が。

後藤さん『(直前まで見詰め合っていただけだったのに、ケンカ!?)』

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 これを見つめていた後藤さん、何故二人がケンカしたのかさっぱり解らない―――
 いや、これは「目と目で会話していた」んだ!

 もしやこれは、一つ屋根の下で暮らしているレベル!?

 きっと朝は彼女が起こして、昼は一緒に学校、夜は一緒に映画なんか見ちゃって
 いい雰囲気になってそのままなだれ込むように――
 後藤さん妄想超特急。

 まあ確かに意思疎通レベル半端じゃないですが!

わたし、気になります!

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 後藤さんの妄想がつっ走る中、それと知らぬ関くんは「旗」を呈示。
 悪いと思うなら、この「ゴルフ」に付き合え―――

 さすがにそれは嫌だという横井さん。

 が、これを見た後藤さんは「旗は何かの合図だ!」と勘違い。

横井さん『(もしかしてボールの代わりないの? しょうがないなあ…)』

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 妄想と勘違いのコラボレーション。

■友情芽生える
 そのまま、ボールを捜そうと机の下にもぐりこむ二人を、後藤さんはまたも勘違い。
 授業後、ああいうのは良くないですと注意に来たのだったが―――

 そうなの! あんなの絶対良くないよね!

 と、横井さん全力で同意。
 関くんの一人遊びを咎めたのだと勘違いしてしまう―――。
 こうして横井さんは、ちょっと妄想癖を持つ少女、後藤さんと友達になったのであった。

 めでたし、めでたし…?

■後藤回
 妄想癖な少女、後藤さん参入回!
 スタッフさん的にもお気に入りなのか、エンディングを削ってまで目一杯話を詰め込むファンサービス。
 おさげ活用しすぎ!

 確かに二人を見てると誤解するかもしれん―――
 いや、やっぱりおかしい!

 おかしな子しかいないなこの学校!(褒め言葉です)

ガンダムビルドファイターズ 第22話「名人vs名人」

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エクシアvsF91! 非道な達人「二代目メイジン」に迫る第22話

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※画像右下隅クリックで拡大。止め絵も多かったですが、その分カッコイイ絵がめっちゃ多かった!

 ユウキ会長がメイジンになりきろうとするのは、尊敬ではなく「否定」する為!
 月下で渡り合う二機のガンプラに見入ってしまいましたが
 更に深まる二代目の謎が気になる。

 おそらく最初で最後のアメイジングエクシア、いい男ぶりだった!

■次回、セイvsレイジ
 決勝戦を前に、ビルド兇鯀爐襯札ぁ▲咼ニングのレイジ、相棒同士のバトルが描かれる!
 これまで戦ってきたファイター達が見守る様といい燃える展開!

 またX魔王が惨敗するというショッキングな展開も発生し、例の新型マオくん説が補強……?

 最終話間近、次回も気になるというかどうやって決着するんでしょうね。
 ガンプラ祭りもいよいよ終幕間近です。

『アイラちゃん! 落ち着く先が決まるまで、私ン家に住んでいいからねッ!』

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 待てカーチャン! それはエンゲル係数の危機だ!

■メイジン
 準決勝、三代目メイジンに立ちはだかったのは、二代目のライバルだった大会最高齢のファイター!
 しかし彼は体調不良を宣言し、代理人として、孫であるジュリアンを召還
 ジュリアン、そしてメイジンは共に驚かされる事となる。

 何故ならジュリアンは、かつて「二代目メイジン」に嫌気がさしてガンプラファイターを止めた男であり
 現メイジンであるユウキ・タツヤを可愛がっていた先輩だったからだ――

 敗北を覚悟するタツヤ、メイジンを継いだタツヤに不信感あらわなジュリアン。

 ジュリアンはメイジンを問い詰め、愛機、F91イマジンでアメイジングエクシアを追い詰めて行くが
 戦いの中、二代目と異なるスタイルを三代目に見出す。

■タツヤの覚悟
 必勝だけを共通項に残し、相手の長所を出し切らせて打ち破る、合理的とは言えないスタイル
 それが三代目メイジンのスタイルだと見出した時
 それがタツヤの覚悟だと悟る。

 二代目を三代目で塗り替え、君臨することで、ガンプラのありようを変える―――。

 タツヤの覚悟を受け取ったジュリアンは
 ガンプラへの再起と再戦を誓い、三代目メイジンに祝福を贈るのだった。

 次回、第23話「ガンプラ・イブ」
※バンダイチャンネル等で、第一話と最新話をネット無料配信中。

アラン『――しかし、こうして徹夜作業していると、まるでガンプラ塾のようだな』

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 アランの相棒感は結構好きですが、昔、同じ場所で修行した仲だったんですね。

■「反面教師」
 準決勝、かつて二代目メイジンのライバルだった「マッケンジー准将」との戦いを前に余念ない二人。
 こうしていると思い出す、地獄のガンプラ塾の日々を―――。

 親兄弟だろうが押しのけて勝て!

 必勝を強いて過酷な特訓をさせたという二代目。
 だが、だからこそ今の強さがあるのだとアランは微笑み、かたやメイジンは固い表情をする。

 二代目を「反面教師」と呼ぶ現メイジン、ユウキ・タツヤ。その真意とは。

アイラ『はい! 行くあてねーんなら、セイん家に来いよって♪』

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 このあとめちゃくちゃ弁当を食べた。

■アイラ・イクトコナイネン
 一方、決勝進出を決めたセイとレイジを見舞いに来た嫁と姑は、タオル一枚のアイラに硬直する。
 あれから二人の部屋に転がり込んだらしい。

 セイの家にお世話になる、と、あっけらかんと笑うアイラにリン子ママ硬直。

 本来、レイジが責任をとるのがスジなのだが
 レイジはレイジで、「俺の家はアリアンにあるから無理」と事も無げに言う。
 異世界の王子―――、あまりな電波発言に、とりあえずリン子が泊まる旅館で世話をすることになる。

※アリアンに連れて行くのは無理だそうな。
 三話にて、セイが「なら連れて行ってよ」と言った際も無理だと断っていましたね。

ニルス『レイジ君、昨日のバトルの現象は、どのようにして起こったのですか?』

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 またこの後、前回「きらめく粒子の中で」現象に注目したニルス・ニールセンが現れ
 その鍵がレイジの持つ石、アリスタだと聞き出します。

 やがて彼は、Cパートにて「この石は、プラフスキー粒子の結晶体だ」とたどり着くのですが……。

 ようやく真実の断片にたどり着いたニルス、次は催眠術劇場再びか?

嗚呼、聞くも涙、語るも涎………?

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 同じく、アイラを引っ張っていったママさんとチナさんは、アイラの境遇に浪花節。
 行くアテが決まるまでウチにいなさい
 と、言質を与えてしまいます。

 まてリン子さん、そいつは罠だ!

■安堵
 またレイジのことをからかわれ真っ赤になるアイラに、ハッとした後に微笑むチナさんの姿も。
 やっぱり安堵ですかねー。可愛いねえ。

ジュリアン『―――グランパ、僕はもうガンプラバトルは、もう……』

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 医師がどうみてもテクスさん(ガンダムX)。コーヒーを出してくれれば完璧だった。

■マッケン爺の陰謀
 さて、メイジンの対戦相手はイギリス代表、エアーズ・マッケンジー卿。通称「准将」であった。
 かつて二代目メイジンと死闘繰り広げた老将が立つ!
 かと思ったら倒れる!

 この爺さん、どうも孫を戦わせたいが為に一芝居うったらしい。

 これにはラルさんも苦笑い。
 翌日、そこには元気に戦いを見守るマッケン爺の姿が!

マオ『―――あのガンプラ、バケモンです………!』

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 なんということでしょう、そこには無残な姿となったX魔王の姿が!

■伝説の復活
 ジュリアンの登板に、あの三代目メイジンが敗北を覚悟、通りすがりのマオ君が瞬殺され絶望する。
 三年のブランクと関節が痛んでしまったガンプラ
 ハンデを推してなお最強の男―――

 彼は、かつて「ガンプラ塾」時代に先輩だった男という。

 なおX魔王、単に関節が外れてしまっただけなので、嵌めなおせば簡単に修復可能な模様。

アラン『カワグチ、塾生時代、彼と何度対戦した? 戦績は?』

メイジン『ゼロ勝七敗、……全敗だ』

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 メイジンを掘り下げるキャラクター、ジュリアン。

■好きだから
 ジュリアンはガンプラから遠ざかっていた。
 ガンプラ好きだから入ったが、「勝つ為」だけに絞りぬかれた二代目メイジンに嫌気がさしたのだ。

 ガンプラが好きでいる気持ちを守る為に、ガンプラから遠ざかった―――

 だが彼も「タツヤがメイジンを継いだ」とラルさんから聞かされ、驚愕する。
 彼が二代目メイジンの思想を継いだのか、と。

『キミは二代目の思想に囚われてしまったのか? 勝利だけを求める修羅に――』

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 さっそくポップコーン食いまくるアイラさんが気になって仕方ない。

■「真意が知りたい!」
 メイジンvs、かつてメイジンに最も近いといわれた男―――!
 その死闘は静かに始まった。

 まるで刀の達人同士のように、互いに動きを読みきるが故に動けず、対峙したまま硬直する二機。

 伝説のガンプラ「F91イマジン」
 そして、メイジンの未調整なる新型機「ガンダムアメイジングエクシア」!

■代名詞
 やはり先に飛び出したのは若きメイジン、その動きに応え、ジュリアンも得意とした技を見せる。
 機動性をフルに活かし、質量を持った残像を残しながら戦う機動戦闘
 その名もバックジェットストリーム!

 F91の機体性能をフルに引き出す作りこみ、操縦技量は、三年前と寸分も違っていなかった。

タツヤ『アラン! しばし私は名人を捨てるッ!』

アラン『何!?』

『ユウキ・タツヤとしてあの人を越える! その先に、私の目指す名人がある!』

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ジュリアン『なぜ三代目を襲名した! 二代目の思想に取り込まれたのか!?』

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 サングラスがなければ即死だった。

■メイジンの姿
 必勝のみを期するが故に、ガンプラを愛せなくなると「メイジン」を否定したジュリアン。
 対し、ユウキ会長は「一旦ユウキ・タツヤに戻る!」と叫んだ。

 ユウキ・タツヤとして戦う、それが「三代目メイジン」の姿を模索する鍵となる!

 二代目とは違う三代目
 それを模索するユウキ会長の戦いは、ますます激しさを増してゆく―――。

※ちなみに、F91の口吻は本来「排熱機構」です。
 ガンプラバトルにおいては、これを改造して熱攻撃兵器に転用した模様。さすが先輩!

『――バックジェットストリーム!』

『紅蓮をまとえエクシア! トランザムッ!!!』

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 思えば「赤化する」エクシアは、紅の彗星に似合ったガンプラでもあるのか。

■タツヤの覚悟
 必勝の一撃をかわしたメイジンに、F91は再び「質量ある残像」現象を展開。
 エクシアも応じ、トランザムを起動させる!

 出力を三倍へ引き上げるも、全て使い切れば機体性能が極端に落ちる諸刃の剣――――!

 極端に増加した性能を制御し、「F91の背後」をことごとく奪うメイジン
 そのスタイルに、ジュリアンは覚悟を受け取る。
 これは二代目のそれではない!

 メイジンは、ジュリアンの「背後を奪う」技に敢えて受けて立ち、真正面から破りに来たのだ!

 敵を倒す、ただそれだけに特化した二代目と違う
 相手の全てを受け止め、それを上回ることで「メイジン」の格を見せ付ける三代目。

 レナート兄弟が「甘ちゃん」と証した戦いの意義を理解したジュリアンは、そのまま敗れ去る―――

『キミは敢えてメイジンになることで、ガンプラのありようを変えようと言うのか…』

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 メイジンになる事で、メイジンのイメージを、ガンプラバトルのイメージごと塗り替えようとする三代目。
 その挑戦、圧倒的な力を前に叩き潰されるのが王道ではありますが……?

■決勝へ!
 タツヤの覚悟を理解したジュリアンは、ガンプラへの愛を再燃、再戦を誓い合う。
 彼に「好きだから止める」と言わしめた二代目
 その必勝のスタイルとは?

 その強さに見とれると共に、強豪であるアイラは「メイジンの強さ」に畏怖を覚える。
 一方、戦いを控えたレイジはなお燃え上がり―――
 いよいよ決勝進出者が決定した!

 次回、第23話「ガンプラ・イブ」。

 決勝戦を前に、ガンプラ大好きなメンバーがここに集う!!

ガンダムが好きで、ガンプラバトルが好きで、こんなにも仲間が増えた―――

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 あの白いのも彼女のガンプラみたいですし、例の新型はマオ君なのか?

 冒頭は女性陣メイン、中盤以降はメイジンたち男の戦い!! そして次回はお祭りさわぎ……?
 次回どっかのガンダムで見たようなモブと、いつか見た仲間達が再結集する!

 というかモブの方々の共通項に泣ける!

■次回、セイvsレイジ
 と言う訳で、レナート兄弟戦に続き「メイジンとは何か」に費やした第22話。
 必勝、効率最重視の冷酷なファイターであった模様。

 メイジンと名乗りながらガンプラ製作をPPSEに一任しているのも、それが効率的だからなのかもしれませんね。

 また、こう盛り上がっていく以上、単なる背景とは思えません。
 二代目メイジン・ラスボス説となりますが、果たして新キャラなのか既存の誰かなのか……?
 全25話とされる物語も、いよいよクライマックス!

 次回、第23話「ガンプラ・イブ」。



 ガンダムビルドファイターズA 1巻 今ノ夜きよし&千葉智宏
※第二話で振った、セイに対するユウキ会長のこだわりが察せられるシーンあり。ネタバレ?

弱虫ペダル RIDE22「インターハイ開幕」

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負けるな今泉! 圧倒的メンタルを誇る男、御堂筋クンとの因縁回!!

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※画像右下隅クリックで拡大。ようかいだー!

 大群衆を前に、誇れぬ勝利を高らかに公言、反感を恐れぬ御堂筋クンに圧倒されるRIDE22!

 これが噂の黒心臓、強虫ペダル様か……!
 キモい! キモいでェ!
※褒め言葉

■vs今泉
 今泉こだわりの理由は、単なる敗北ではなかった。
 良く言えばメンタル戦に敗北したのか。

 中盤以降は坂道の決意、そしてCパートでファミレスin箱学をやらかしたのに未だ消えぬ御堂筋クンの余韻。

 これはサブタイトルを彼にしても良かったのでは。
 いや、しかし「インターハイ開幕」という大事件をサブタイにしないのもおかしい……
 素晴らしいインパクトだった!

 いちいち「ゴボゴボッ!」と奇妙な効果音が入るわ、専用BGMも異様だわ、なんちゅう存在感か…。

『安心したぜ……、反省して性格変わってたらどうしようかと思ってたが…!』

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 小宇宙に目覚める今泉君。だが、立ち位置的に厳しい戦いが予感されます。頑張れ!

■テッペン目指して
 高校最強を誇る自転車競技、インターハイがいよいよ始まる!
 とんでもない規模にオタつく小野田、小野田の参加に快哉を叫ぶ真波と微笑ましい場面もある一方
 厳しい因縁ににらみ合う者達の姿もあった。

 京都伏見の御堂筋、彼こそ、かつて今泉の動揺を誘い勝利をもぎ取った卑劣なプレイヤーだったのだ。

 今泉の動揺を「甘泉」と嘲笑う御堂筋
 再戦に燃える今泉。

 そして「皆と走れる」よろこびを胸に、小野田初の公式戦も、今、ここから始まる――――!

 次回、RIDE23「トップスプリンター!!」

頭の中でさ、答え出すなよ♪

 風読む
 此処は何なんだ
 鼓動の行方何処なんだ

 振り絞れ
 迷って当然だろ
 誰もが手にするなら意味が無いからな
 まだまだこれからラスト一滴まで

 二期オープニングもそろそろ御役御免、ようやく聞き取れるようになってきましたが、ピッタリな歌詞ですわ。

小野田『120人の選手ぅ……、勝てるかなぁ僕が……』

鳴子『落ち着きやァ小野田くん』

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 って、コレ「勝つ気」の台詞だ! 小野田君メンタル弱いのか強いのか解らんわー!

■インターハイ!
 初日、箱根レースを前にゆらゆら揺れる小野田君。
 なんたって、人数、規模! ハンパない熱気にオタつく小野田くんだったが……。

 ていうかこれは誰でも圧倒されますわな。
 いい熱気。

 真夏、天気は上々、人だかりに野外テントと長机! いかにも大会の雰囲気!!

 とはいえ小心者(仮)の小野田君、そういやボトル渡し(補給)練習してなかったとオタついてしまいますが

巻島『―――今年のインターハイ、やるんショ? 俺達が。テッペン、取るぜ?』

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 毎度ながら巻島さんに惚れる。こんな先輩がいたら誰だって「やったる!」と思うわ!

■「これを真波君に…!」
 補給、走行中のボトル受け取りを上手くやれるかな、とオタつく小野田に
 落としたら拾えばいいだけ
 と巻島先輩は笑う。

 俺たちはやるんだ、と背中を推してくれる巻島先輩に、小野田君の闘志が燃え上がる―――!

 また、例の「真波のボトル」と言う約束も思い出す小野田君ですが

巻島『―――だが一つだけ、必ず去年の成績通りに、与えられる番号がある』

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 遅刻王真波。

■ゼッケン
 ここでティーチャー巻島の説明。
 ゼッケンは、一桁がチーム、学校内の番号を示す。1番がエースであり、以降強さ順という訳。
 そして二桁目以降は「前年の成績」。

 去年散々だった総北は、17番、だから小野田は176番……という具合。

 だが例えば、去年6位でも今年予選落ちしたチームもあるかもしれない。
 だから17番=昨年17位とは限らない。
 繰上げがあるのだ。

 そして唯一「繰り上げ」がないチーム、昨年1位! 全員が一桁のみのゼッケンを持つ箱学が現れる―――

真波『―――来たんだね、坂道くんっ!!』

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 前年優勝高校として、壇上でインタビューを受ける箱学。
 中でも「一年」として注目を集める真波。

 なんせ「二年なのにレギュラー? スゲェな!」と言われるレベルの高校なのだ。

 そしてその真波、壇上で小野田君を認め、高らかに再会を祝うのだった――。なんというイケメン。

今泉『(――どこだ、俺はお前と戦うために来た! 御堂筋!)』

御堂筋『ほな、貸して。―――今年の抱負は、箱学、ブッ潰しまァ~す?』

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 cv遊佐浩二さん熱演。こっちまで目の玉引っくり返りそうになるレベル。

■「覚えとるわ、弱泉クン?」
 箱学インタビュー終了後、一般生徒から選ばれた声に今泉は反応する。
 セオリーすら無視し、異様に徹底的に軽量化した車体
 走りに貪欲な男がそこにいた。

 王者、箱学に一年生でケンカを売る御堂筋! あまりに強心臓な高校デビューが始まった!!

 嫌が応に注目を集める御堂筋
 更に、急行した今泉は、公衆の面前で「弱泉」と罵倒される――――!

今泉『これだけを言いに来た! 俺はお前のような卑怯な手は使わない!!』

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 効果音とBGMまでノリノリなんだからこっちも困、いや良いぞもっとやれ!

■「キモッ!」
 一話回想、かつて泉が坂道で大敗したという御堂筋
 その戦いを「汚い手」と評する今泉に、御堂筋クンはそっちのメンタルが弱いだけだと嘲笑う。

 嘲笑い、嘲笑し、弱いキモいと徹底的に嘲笑った!!

 中学時代、レース中に「お前の母さんが事故に遭った」と真摯そうに声をかけた御堂筋
 動揺し、迷い、ズルズルと回転数を下げてしまい―――
 それを「弱さ」だと嘲笑う。

 自分はそれくらいじゃペダルを緩めはしない、と「甘泉」クンを嘲笑う。

福富『―――自転車乗りなら、勝負は道の上でしろ』

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 逆に言えば、道の上で強ければ何を言おうと許される、とでも言いたげな御堂筋クンが不気味すぎる。
 公然と侮辱され、ここまで黙っていた箱学一同もたいしたものだ。

■軍隊で言うたら
 あわや乱闘は回避されたものの、あまりな態度を諌める京都伏見三年、石垣。
 昨年は総合9位だった名門、京都伏見の本来のエース。

 彼らを「ザク(雑魚?)」と呼び、兵隊呼ばわりする御堂筋。

 本来は和気藹々としたチームを、独裁チームに変える代わりに「優勝」を約束する御堂筋。
 従いつつ、過酷な扱いを受けつつも注意をしようとする石垣。

 石垣さんとしても、チームを思えばキツく言いにくいのか、難しいチームです京都伏見。
※昨年9位チームを、ロクに汗もかかず圧勝したと思えばマジ怪物。

御堂筋『―――ボク、弱いくせに吼える奴って、嫌いなんよね』

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 中学時代と変わっていないな御堂筋と対峙し、闘志を新たにする今泉。
 そして冗談抜きの独白をする御堂筋。

 努力して正々堂々勝とうとする今泉に、反吐が出るとでも言いたげにも聞こえますが……

小野田『―――ワクワクしてる気がする。みんなと、一緒に走れるから!』

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 モブの人がめっちゃ優しくて和みますね。油断しないでと言いたい!

■「思いっきり楽しんできてね!」
 そしていよいよスタートラインに並ぶ120人のレーサー達、の中で、一際慌てている小野田君。
 コケて、周囲に気遣われ、そして決意を新たにする。
 いよいよレースが始まるのだから。

 レース前の緊迫した空気の中、補給を受けつつ、小野田君は立ち上がる。

 チームのみんなへ感謝を。
 そして、初めての公式レースを思いっきり楽しむ為に!
 因縁渦巻くインターハイを、ただ、仲間と一緒に走ることが好きな少年が走り出す!

 緊張する小野田くんを理解しきってる巻島先輩、ガッと拳を合わせて盛り上がる総北! 燃える!!

数ミリでいい前に出ろ ひとりじゃないんだこの想い♪

 夏は肌を溶かそうとしてて
 風に絡まる鼓動のビート
 車輪の音で景色はぐるぐる回る
 世界は一瞬でできてる

 I'm Ready
 止まるも進むも全て自分で決めればいい
 時のスピードに置き去りに
 ダメかもしれない

 こんなんじゃダメだ

 ―――なんだかんだで馴染んできたエンディングももうすぐ変更。アニメ三期も間近になってきた!

Cパート荒北『ああもうやってらんねぇ! 福ちゃん、答えみせてよ!!』

Cパート東堂『福! 甘やかしはいかんぞ。クセになる』

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 Cパート、ファミレス、ファミレスと言えば箱学。おかん東堂と荒北の言い合いにマジボケする福富!!
 最強チームなのに愉快だなこやつら!

 って、もう30分終わりって早いなオイ!

 提供画面は御堂筋クン劇場。
 そんな提供まで!

■回せ、限界のペダル!
 そのまま「応援ありがとうございました」とテロップが入りそうなBパート。
 いい最終回だった。

 もとい、ここからがインターハイ編の始まりだ!
 3クール目に向けて激走開始!

 次回、RIDE23「トップスプリンター!!」

ガンダムビルドファイターズ 第22話追記、「名人vs名人」

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分身対決F91vsエクシア! そして次回はお祭り回だっ!!

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 窓の外の「旗」も全部ガンダム関連なのが笑えます。

 レナート兄弟に「二代目と比べれば、現メイジンなど甘ちゃんだ」と言わしめた二代目メイジン。
 新キャラ・ジュリアン青年を通し、彼を更に掘り下げたのが今回のお話。

 意外に本編に絡む「メイジンの資質」。
 その結末とは?

■本当に非道だったのか?
 ただ、これがミスリードである可能性も気になります。
 現メイジンであるユウキ会長だって、無理をしてメイジンを演じていると語られたわけですし。

 神の手と称された初代を継ぎ、公式には「倒れた」とされる二代目。
 彼は本当に言葉通りの人物だったのでしょうか?

 そう思わせるくらい、本作のストーリーは平和で優しく出来ています。
 今回ノリノリだったアイラさん辺りはその筆頭ですが、次回もなんだかそんな幸せな空気が感じられますね。
ガンダムビルドファイターズ 第22話「名人vs名人」、感想記事の追記。

お解りいただけるだろうか

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 次回予告のこの画像! 屋台といい、さあ、いくつネタに気付けたかな!みたいな。
 基本「不幸になってしまった」方々が勢揃い。

 二番目の画像でラフレシア持ってる一家とか、明らかにF91の鉄仮面さんとそのご家族ですしィ!!
 しかも脳波コントロールも出来る!

■次回、セイvsレイジ…?
 予告カットを見る限り「セイvsレイジ」を、ビルド兇肇咼ニング、予備機同士で戦う展開。
 ただ公式予告によれば、更にユウキ会長が絡んでくるとか。
 また「決勝は一週間後」とのこと。

 決勝を前に、メイジンではなく、ユウキとして現る会長。

ユウキ・タツヤとして

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 第2話でレイジをコテンパンにしてガンプラバトルに走らせ、第6話でも完敗させたユウキ会長。
 忘れがちな要素として、第2話で「自分に勝ったら……」
 と約束をしていた会長ですが……。

 ただ今回「ファイターは交代可能」と明示された為、決勝戦がvsユウキ会長とは限らない可能性も。

『君は二代目の思想に囚われてしまったのか? 勝利だけを求める修羅に――』

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 高機動モビルスーツ、F91の性能を余すことなくガンプラで再現したジュリアン青年(21歳)。

■第一期生筆頭
 準決勝、ジョン・エアーズ・マッケンジー卿の交代要員として参戦。
 その正体は6年前にさかのぼる。

 ガンプラバトル誕生が10年前、そして6年前の時点で設立されたエリート機関「ガンプラ塾」に参加。
 15歳の時に参加し、204戦3敗の戦績を残したが
 18歳で謎の引退を遂げたという。

 これらは塾生としての戦績であり
 公式大会には参加していない、幻の最強プレイヤーであった。

 仲間も親兄弟も切り捨てて勝て、という二代目メイジンの勝利主義に嫌気がさし、引退していたのだ。

公式外伝と照らし合わせると?

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※この後、一部で噂の可変機「ニャイアガンダム」が誕生したという。

■会長の「ガンプラ塾時代」
 また、アニメ脚本の黒田氏がプロット、作品確認を長崎監督が自ら行うユウキ会長の公式外伝
 ガンダムビルドファイターズAでは「ユウキ会長の入塾」が描かれる…
 らしい。

 単行本一巻時点では会長は中学生であり、眼鏡メイドのみを連れてイギリス留学に。

 そこでとある人物と出会い、やがて入塾することになるらしい。
 そこから、ジュリアン先輩との出会い、戦いが描かれることになるのでしょうね。

レイジ『機体が三つに増えた!?』

セイ『あれは質量を持った残像だよ』

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 バトルにおいて、ジュリアン先輩は「通常状態」の三代目メイジンを終始圧倒。
 特に、オリジナル改造「口部ビーム砲」に至っては
 グラサンがなければ即死だった。

 というか、冗談抜きで考えれば「目くらまし」はやっぱり有効な戦法。

 次大会からは全員がグラサン着用していてもおかしくない!
 おかしくないったらおかしくない!

■ガンダムF91
 シャアの反乱とラプラス戦争から20数年後
 モビルスーツの攻防、機動性を劇的に進化させた小型モビルスーツ世代における、最初の到達点となった。

 革新的な機体に次世代サイコデバイスを搭載し、当時最強のモビルスーツと称される。

三年前、ユウキ会長をゼロ勝七敗で完封した達人

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 今回のバトルでも、予備のシールドを「自ら切り裂き」爆発でめくましをするなどテクニックが光る!
※エクシアのライフルはピンク。

 この直後、爆煙に紛れ、見失ったエクシアの背後に回る好シーンに続きました。

ジュリアン『バックジェットストリーム!』

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 ジュリアンはその機動性を最大限に活かし、相手の無防備な背後へ、一瞬に回りこむ技を得意としたが…
 一見するとネタですが、当人たちには大いに真面目!
 あそびでやってんだよ!!

■「三代目」メイジン
 ユウキ会長は、敢えてその技に受けて立ちました。
 例えばレナート兄弟が、装甲が厚いアビゴルバインを「関節を攻撃して」打ち破ったように
 相手の長所には乗らないのがベスト。

 おそらく、二代目も同じタイプだったのでしょう。
※相手の嫌がることをやるのが戦争だ、という言葉もあるくらいです。

 ユウキ会長の非合理的なスタイル
 相手に全力を出し切らせるスタイルを評価したジュリアンは、敗北を受け入れるのでした―――

しかしこの戦法、メイジン側への負担が大きい

 それでもやるというのが「覚悟」なのでしょうけれども、果たして会長自身は楽しめるのか?
 何も考えないセイとレイジに対し、気負いすぎたスタイルです。

 だからこそ二代目メイジンに敗れ、エクシアを奪われる――――

 と言う予想もありますが、果たして会長はセイ&レイジと決勝で戦うことが出来るのでしょうか? 

それにしてもこのF91

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 見れば見るほどデザインが細っかい!

 元々F91は、作画に多大な手間をかけられる劇場版用デザインなんですよね。
 これをよく週間アニメで動かしたモンです
 やっぱスゴイわ。

■ところで
 しかし、やっぱどうみても「1/144」にしてはデカいですF91。或いはジュリアン先輩の手が小さいのか。

ビルドファイターズ

 余談ですが、こういう「作画が難しいガンプラ」も動かさないといけない
 元機+αされがちな、改造ガンプラなら尚更。

 デザインが複雑化しやすい題材なんです。
 ガンプラアニメ。

 作画が大変だから、ガンプラ週間アニメなんて無いだろう……、そう思っていた頃が私にもありました。

セイ『なんかもうムチャクチャだー!』

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 アイラがレイジを好きだと知って安堵するチナさんであった。ギャグ顔の怒りシワもじわじわくる。

■この少女、ノリノリである
 また、前々回シリアスに話を進めつつ、前回コメディタッチ全開で解放されたアイラさん。
 マオやニルス同様、今週もポンコツ化が止まりません。
 いや、元からこんなんですが。

 第一期オープニング(第二話時)、あれほどラスボスっぽかった彼女は何処へ!

 あの頃、ユウキ会長がここまで立ちはだかるとも思ってませんでしたし
 意外といえば意外な展開続きですよね。

 そんな物語も、残すはたった三話ですっ!

次回、二人は「ユウキ・タツヤ」と対話する

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 来週もユウキ会長回か? 以下、公式サイトより抜粋。

■第23話「ガンプラ・イブ」
 ガンプラバトル選手権世界大会は、ついに決勝トーナメントのファイナリストが決定。
 決勝戦を一週間後に控えた大会会場では、前夜祭が盛大に行われていた。

 ガンダムの等身大立像が並び、各ブースでは様々なイベントが催されている。
 ――みな、大会での熱戦をしばし忘れ、ガンプラの楽しさ、奥深さを心から堪能していた。
 戦いの準備を終え、前夜祭にやってきたセイとレイジ。

 そんな2人の前に現れたのは、メイジンの仮面を脱ぎ捨てたユウキ・タツヤであった。

 脚本=黒田 洋介/絵コンテ=西澤 晋・大張 正己・酒井 和男/演出=綿田 慎也
 キャラ作監=森下 博光・大籠之仁/メカ作監=大張 正己


革命機ヴァルヴレイヴ 裏切りの刻印 2巻(完) [漣一弥]

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アードライの視点から描く番外編、本編を補完しつつ、ここに完結

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※画像右下隅クリックで拡大。

 後付けと言われればそれまでですが、本編を補完し、よりしっくり来るものにしてくれる外伝。
 エルエルフが所属していた、特務機関の五人の少年を描く物語。

 各所感想で「エルエルフが絡まなければマトモな人」と言われていたアードライさん
 彼をネタ抜きで楽しむ副読本。
 少し懐かしいですね。

■外伝
 第一期後半から最終回までが描かれますが、さほど駆け足には感じません。
 ハーノとイクスの過去なども軽く掘り下げつつ
 いい感じにまとめてあります。

 欲を言えば、アニメ本編で物足りなく感じた「革命のその後」をもっと見たかったですが
 こっちも軽く触れているだけですね。

 絵的には少し物足りなかったです。
 命のやり取りを描くなら、もう少し迫力が欲しかったと思いました。

眼帯(本物)『勇気は認めるが、キミ達はまだ幼い。軍人は無理だ』

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 カイン大佐(本物)が彼らを預けた当時、まだ機関はマトモな戦災孤児育成機関だったそうな。
 そういえば、革命以前のエルエルフにはちゃんと感情がありました
 二期での少年兵と照らし合わせると、確かに納得。

■アードライの革命
 最初は「王族の復権」を願っていた。
 だが特殊部隊として従軍し、故国ドルシアが軍事大国になっていく様を憂いた元王子アードライは
 いつしか、ただ革命だけを願うようになっていた。

 平和な祖国を取り戻す為、友と革命を願ったアードライだが、やがて共に裏切られる―――

 裏切られたと思った。
 だが真相を聞き、「友を信じられなかった自分が悪かった」のだと青年は悟る。

 裏切り者は自分だった、そう自身に裏切りの刻印を認めたアードライはドルシア革命に参加。
 大混乱を迎えていく世界の中で、たくましく生き延びる事となる。

収録

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 当初、肉体奪取という設定がある以上、ハーノインは生き延びていると思ってましたが……。

 SYLPH COMICS「革命機ヴァルヴレイヴ 裏切りの刻印、2巻」。漣一弥。
 月刊シルフ連載作品、アスキー・メディアワークス。
 2014年2月発売

 サブタイトルなし、4話から最終話まで収録。
 スペシャルサンクスのカットを収録。

続ハーメルンのバイオリン弾き 3巻[渡辺道明]

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それは現か幻か? 幻術の果て、今度こそ「大魔王ハーメル」が誕生する…?

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※ただ今巻一番面白かったのはカバー下。異論は認めますん。

 自称「時間を操る能力者」に導かれ、第一次スフォルツェンド大戦に飛ばされてしまったトロン
 彼の迂闊な行動の結果、リュート王子が生き延びるif展開が発生。

 その結果、大魔王ハーメルが誕生する……?

■風が吹けば桶屋がチェーン展開
 普段ボケ倒していながらも、悲惨な過去を重ねてきたハーメル一行。
 けれど、そんな過去を「是正」してしまった場合、一行が出会う理由も無くなってしまうのです……

 人生万事塞翁が馬を地で行く彼らが、うっかり過去を塗り替えてしまった結果がこれだよ!

 と、言いたげな展開。
 もっとも、多分これは幻術の類でしょうね。
 そんなスッゲー能力があるなら、たかが妖精王ごときにかしずいているはずもなし。

 幻術で心を痛めつけ、ハーメルの「魔王化」を図るバラライカの真意とは?

旧シリーズ「直後」からはじまる続編

 いわゆるキン肉マン二世方式でやった続編、息子たちの世代「シェルクンチク」とはまた違う
 ハーメルたち自身を主人公にした、旧作の完全な続編。

 個人的にはシェルクンチクより面白いと思いつつ読んでおります。

 作者、渡辺氏自身が展開するweb連載&コミックス。
 ただそのためか、コミックスの装丁、文字の書式の選び方なんかがプロには劣る感じも。

クラーリィ『妖精王、かつて大魔王ケストラーをも悪夢に落とした男―――!』

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 とはいえ現状では、かつての大魔王ケストラーの行為の焼き直しに過ぎません。その真意とは?

■幻術に落ちる英雄達
 ハーメルとピロロ、トロンとフルート、サイザーとライエルはそれぞれ幻術に踊らされる。
 特に、心の支えだったフルートと引き離されたハーメルは最悪だった。

 散々心を痛めつけられ、幻術のフルートに縋ってしまったハーメルは、今度こそ心を折られる。

 一方、物言えぬ身体にされたフルートと共に「過去に飛ばされた」トロンは
 第一次スフォルツェンド大戦に介入してしまい
 冥法王ベースを撃破する―――

 かくして「リュートが救われた世界」へ流されたトロンは
 同じく流されたクラーリィらと共に、心を折られ、大魔王と化したハーメルと対峙することとなる。

収録

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 さて、単なる同士討ちが狙いなのか? コルネットさんも出番があって何よりです。
 でもライエル&サイザー組の下ネタは閉口気味。

 ココカラコミックス「続ハーメルンのバイオリン弾き 3巻」。渡辺道明。
 web上で無料連載中、スタジオロードライト発行。
 2014年2月発売。

 第9楽章♪=3「3枚の扉」
 第10楽章♪=31「第1次大戦の残照」
 第11楽章♪=77「深く胸に残す傷跡のパバーヌ1」
 第12楽章♪=113「同2」
 第13楽章♪=143「伝えられなかった者たちの狂詩曲」
 第14楽章♪=171「流浪の民」

 作者コメント+カバー下、各所にオマケ漫画もりだくさん!

まおゆう外伝 まどろみの女魔法使い 6巻

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羽っこ、ついに表紙に! つまり、そういう事か……。そんな第6巻

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※画像右下隅クリックで拡大。

 今巻最終巻か!
 いえいえ、次巻が最終巻です。
 語られなかった「女魔法使いの魔界旅」を描く外伝もいよいよクライマックスへ……。

■……
 その一環として犠牲者が。
 使い魔、或いは旅先で分かれてしまっただけかと思ったのに……。

 魔法使いの従者、羽っこ。散る。

 こまごまとした事や、竜族の首長と真っ向から向かい合ったり、頑張りに頑張った羽っこ。
 容赦ないわ、ままれ先生……。

 せめて魔法使いが想ってくれるのが救いか。それとも?

藍『本気でこい。力で押し通ってみろよっ、でなきゃお前は嘘つきだ!!』

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 回想。'勇者'になろうとする彼女を「女魔法使い」になれと諭し、勇者は死力を尽くす。

■魔法使いはそれを見る
 勇者の力となる為、「外なる図書館」を目指す女魔法使いは、寸前で「赤」の襲撃を受ける。
 魔力吸収能力を持つ「赤」は強敵であると共に
 倒したくない相手だった。

 彼女は女魔法使いと同じ境遇、教会によって教育された「人造の勇者」なのだから。

 羽っこの献身と赤の自滅によって辛くも生き延びた女魔法使いだったが
 自分の為に羽っこが落命したと知り、絶望する。

 絶望した彼女の精神は「外なる図書館」と接続、自らの過去、そして勇者の過去を垣間見てゆく。

 彼女がずっとなりたかった「勇者」。
 それが人外、「人類を守る為の怪物」としてうとまれていた事実を知った彼女は、更に記憶をたどってゆく。

 魔王「この我のものとなれ勇者よ」
 勇者「断る!」

 勇者が変心したあの事件を、女魔法使いは目撃することとなる――――

収録

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 頑張れ鳥魔道士。おまけページがいつも以上に充実し、羽っこ達のラフデザインなども。
 小さいながら、幕間の「羽っこ」オマケイラストに泣けます。

■まおゆう魔王勇者外伝 まどろみの女魔法使い
 原作:橙乃ままれ、作画;川上泰樹。講談社シリウスコミックス。2014年3月発売。

 第21話:丘の向こう
 第22話:幸せの形
 第23話:悪夢の樹海
 第24話:勇者の視座


 同原作者のアニメ「ログ・ホライズン」が2013年秋アニメとして放映。
 第1話「大災害」

レジデン都市505 3巻 [美川べるの]

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ミカベル式「漫画家コメディ(?)」、堂々のフィナーレ!!

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 実写映画化が舞い込むが、監督がまた変な人だった!

 変なマンション「レジデン都市」に越してきた少女漫画家をめぐるミカベル式コメディ、完結!
 最近のミカベル作品で一番好みだっただけに残念!
 いやホントに!

■漫画家漫画
 漫画家を題材にしたコメディ、自分が漫画家だからネタの宝庫さ……
 と、思いつつ結構苦戦されていたそうな。

 どこまでネタにしていいかの線引きが難しかったとかなんとか。

 でも編集部の魔人さんとか、結構良いコト言ってましたよね。
 いわく、リアリティと夢物語とか。

魔人『―――だが同時に、シビアに世の中を見る目も持っている』

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 少女達にとって、一番身近な学園生活を舞台にすることで、リアリティを感じさせる。

■なにげに
 コレ、大概の作品にあてはまるなと。
 例えばガンダム。

 ガンダム系の感想でよく見るんですよ、×××はリアリティがない、とか。
 それでいて、突飛な展開がないと退屈だと言うし
 突飛な展開がウケる面もある。

 現実を感じさせる設定で移入させつつ、夢を感じさせるハデな展開で盛り上げる!

 その両輪ってやっぱり老若男女魔人問わず大切なんでしょうね。

収録

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 さすが原稿を取る為に、肉体も変質する過酷な戦いに耐え抜いた魔人さんです。
 そっかー、大御所漫画家は第三形態もあるんだなー。

 レジデン都市505、巻。
 美川べるの、角川コミックス・エース・エクストラ、ヤングエース連載作品。
 2012年連載開始。2014年2月初版。

 第8~14軒目まで収録。
 書き下ろし漫画、カバー下おまけ、巻末おまけイラスト&コメントあり。

 15軒目「入居率90%だと良いよね?」
 16軒目「早朝のチャイムって焦るよね?」
 17軒目「特殊な鍵のマンションってカッコ良いよね?」

 18軒目「謎のサインが家にあったしない?」
 19軒目「下駄箱の上には木彫りの熊でしょ?」
 20軒目「心の扉は開いてますよね?」
 新室祭「君は何号室に住みたい?」

 描き下ろしスペシャル「鴨川書店編集部だより」
 レジデンシティ建築資料9-12。
 あとがき

 余談ですが木彫りの熊はマジで家にあります。

■関連記事
 レジデン都市505 2巻

ディーふらぐ! 8~10話とエンドカード

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まさかの高尾部長&重巡タカオのコラボ。cv銀河万丈氏も熱演!

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※画像右下隅のクリックで拡大。上3枚は8~10話エンドカード。

 私も、第8話「あのドットがよかったのに…」のcv銀河万丈氏に色々笑わされたクチ。
 最後に良い役まで持っていくし、高尾部長も可愛かった!

 デートの予定が台無しになってしまうお話でしたが、この話が一番好きです。

 はやくいきなさい!
 と、モーゼしてくれるゲーマーさんも良かったですよね。これぞ男の配慮。

アイキャッチ集

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 地味に変なインパクトを残す奴って好きですよ。

 8話「あのドットがよかったのに…」
 9話「そうだよ、あいつの妹だよ」
 10話「タマ先輩、お久しぶり」

■9話
 タイトル通り、風間の妹登場回、ツッコミ体質も遺伝か!※お約束。
 強気っぽい風貌なのに終始圧倒されっぱなし
 なにこの可哀想な子。

■10話
 意味ありげにオープニングに居るタマ元会長回。というかゲロ子回。そしてcv石田影回。不意打ちだ!
 すごくモブっぽい立ち位置なのに石田影。

 タマ先輩も何考えてるのか解らんタイプで良いですねー。
 というか、目が何か猫っぽい。 

 前後編になりましたが、次回、捨てキャラかと思った十四楽団も登場するっぽいし楽しみ!
 毎週ドタバタしてますがそれが良い。


Windows8.1導入。XPからの移行は難しい模様

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XPからの「引継ぎ」が面倒

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 windowsXPの期限が近付いてきた為、家族の家使い用PCをOS更新。
 寿命がwin7より3年長いので、win8.1を選択。

 えらくパッケージが簡素になったな!

■面倒
 マイドキュメントなど、個人データをワンパッケージで引き継ぐ機能があるのですが、XPは対象外。
 色々省きますが、要は「できるだけ手間なく乗り換えたい」場合は
 win7一択だと思います。

 win7 転送ツール で検索すれば、公式配布している転送ツールが入手可能。

■サクサク動くよ!
 あらかじめバックアップしておき再インストール。
 とりあえず5年位前のAMD製クアッドコア、DDR2メモリ2GB、グラボ付き、SSDマシンで余裕で動きます。
 起動と終了、アプリの立ち上がりなどはXPより軽快なくらい。

 ただ、インストール時(初回起動時)に「マイクロソフトに登録して云々」がややイラつきます。

 メールなどの機能とも連動。
 こっちはヤフーのメールを使いたいのに、などなど……。

win7オススメ

 よくなっている部分もありますが、確かに色々勝手が違いすぎて、使いにくいです。
 win7の方が馴染みやすいのは間違いない。

 というか、家族で共用することを考慮外にしすぎな気がしますよこのOS。

■DSP版
 ただ、DSP版OS、要はOSだけのシンプルパッケージ版を単品で買えるのはメリット。

 自作やった人だと解りますが
 これまでは、他のパーツと一緒に買わないとダメだったんですよね。それが8から替わった模様。

■エクスペリエンス機能終了
 またwin7にあった、このパソコンだとどのくらい快適か? を数字化する機能もなくなった模様。
 わりと好きな機能だったので残念。

中二病でも恋がしたい!戀 Lite 最終話「大天使召喚(完)」

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モリサマーにもツッコミさんが居たのか……。第二期Lite、最終回!!

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 ベタなオチに爆笑した最終話!
 やっぱりモリサマーはこういう扱いが似合いますねー。いやホントに。

■コンビ時代
 中学時代のモリサマー、七宮、メガネ、半信半疑の一般人、のカルテットで行動していた模様。
 どこかで出てきた彼女達の中学時代でしょうか。
 うろおぼえですが。

 他の連中もそうですが、このモリサマー、やはりノリノリである。
 そりゃ身に染み付いちゃいますわ。

■youtubeで期間限定配信
 http://www.youtube.com/user/KyoaniChannel?feature=watch

『これで天使が召喚できるの? 妖精なら見たことあるけど(ドヤ顔)』

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 儀式発動! 天使召喚の儀式!! なんてやってた中学時代のお話。

■カルテット
 自称魔法魔王少女ソフィアを加えた中学時代、天使召喚なんてやっていたモリサマーであるが……。
 天使耐性のため、このエリクサーを食べるのです!
 なんて草を出すモリサマー。

 幸い、ただの春菊だったようである。

 鍋だ! 鍋を用意しろ!!

『わ、私にも見えているよ。発光してる天使が!』

『ウッソぉ!』

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 いちいちメガネさんに笑わされますが、屋外だったので「寄りしろ」があっさり飛び去る事態に。
 だがモリサマー、慌てず騒がず…………。

モリサマー『どうやら帰ったようね…』

七宮『逃げたか…。どうやら勝負は一旦お預けみたいだね』

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 ですよねー。


現代七宮『……っていう中学生だったよ、モリサマちゃんは♪』

丹生谷『やめてええええええええ!』

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 安心の回想オチ。七宮、なんて嫌な女なんだ!!

■オマケ
 オマケコーナーとして、七宮の変身シーンも収録。
 って本編でこんな格好してませんよ!?

 また、変身はさすがに動画枚数が多い為か、動画がぐしゃっとなる感じが多かったです
 環境によるのかもですけれども。

 キレイなのを見たい人は映像ディスクを勝ってねって事さね!

※第一期では、liteは最終巻にまとめて収録。
 と言う訳で今期も終了ですね。

 スタッフの皆様、おつかれさまでした。


未確認で進行形 第10話「デレ期という単語を調べたら」

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予告から漂う圧倒的紅緒臭……! 三峰白夜、渾身のペアルック回!!

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※画像はイメージです。イメージですってば。

 甘い! 甘ったるいラブのフローラル香る第10話!!
 いいなあ若いモンはっ!

 今回のサブタイ台詞は白夜。意外に現代文明に適応しております人外一族。

 しかし狙いはペアルック!
 昭和! 発想が昭和というか初々しいというか可愛いなあホント。

■このはの活躍は原作で
 そして、そんな甘さをスッキリとさせる紅緒様の活躍がたまりませんねー。
 ラブコメしつつも、くどさを感じません。
 まったりとしつこくない。

 今週Bは白夜中心でしたが、末続このはさんがAパートで活躍。
 が、欲を言うなら「小紅のお菓子を食べる前後」のシーン、原作4巻31ページは入れてほしかった!
 あと同じ巻の53ページ最後の表情な!

 祝! チョコたまご第二弾とか原作既読派にも楽しい面も! つまり両方楽しいんだよ!!

このは『(恋が)はじまってないけど、終わっちゃった?』

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 真相を聞いて一言。シンプルです末続さん。

■恋のレベルアップ
 許婚である事自体は嫌じゃない。
 一歩、恋のレベルアップを果たした三峰白夜はノリノリであった。彼なりにノリノリであった。

 更にレベルをあげようとペアルックを図る白夜。
 ペアルックは恥ずかしい小紅
 面白くない紅緒
 囃す真白

 けっきょく小紅に先を越されてしまったけれど
 ホワイトデー、またほんの少しだけ二人の距離は縮まって、恋は今日も進行形。

 次回、第11話「ハンカチを楽しんでるのよ」

真白『プププ、わかりましたよ、紅緒は白夜に嫉妬しているんですよー』

紅緒『ドヤ顔も可愛いわよ?』

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 開幕早々無敵な紅緒。ツッコミに挑戦する白夜。今日も平常運転であった。

■改めて考えたら
 開幕早々荒ぶる紅緒様。
 だってさー、あらためて考えたら小紅に許婚とかチョー面白くないのよー……!

 先週の一件、また距離が近付いた二人に荒ぶる紅緒。
 紅緒アイは闘志力!

 さすがの白夜も「父親か!」とツッコむのであった。あと真白たんは妹だと思ってるから!

小紅『あの、末続さん、後で少しいいかな?』

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 はじまってないけど、の発音が、割と本気っぽくて少し泣けます。

■「ケッコンしなさい」宣言の終結
 登校中に捕まった宇宙人ごっこ、もとい三人で並んで登校していた小紅達は末続このはと遭遇。
 そのまま、このはは真白と同レベルのケンカに突入しますが……。

 ここで声をかけた小紅は、このはに事情を説明。

 許婚が嫌なら解消したらと言った彼女に
 それが嫌な訳じゃないと話し、突然泣いてビックリさせたおわびに、シフォンケーキを手渡します。

 事情を知ったこのはは、自分の恋が始まる前に終わっちゃったのだとシンプルに理解するのでした。

このは『(あー、無理かー。仁子ちゃんの友達の私には言えないよねー)』

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 なんてシンプルな理解なんだ…。

■割とあっさり
 やがて、生徒会室でのひと悶着の後「なら、なんで事情を話さなかったのか」と一人ごちるこのは。
 噂になるのが嫌って、私が言いふらすような奴だと……

 ああ、仁子ちゃんの友達だもんねー私ー。

 でも実際仁子ちゃんがネタに困っているのも事実なので、ついとあるネタを提供しちゃうのでした。

白夜『えーと、小紅は俺の嫁?』

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 一度は言ってみたい気もする「後はお若い二人に任せて~」。

■白夜、調べる
 一方その頃同じ頃、小紅は白夜に俺の嫁宣言されていた。
 デレ期という単語を調べたら……。

 真白が余計な事を言うから、白夜さんに余計な知識が!

 白夜も料理を調べてましたし、意外にインターネットを使いこなしている三峰家。
 しかし真白とまゆらも仲良くてニヤニヤしますなあ。

まゆら『あれ、新しい校内新聞、小紅ちゃんのことが載ってる~』

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 基本、悪い奴はいない展開。良いと思います。

■紅緒新聞
 なお、このはが提供したネタとは「生徒会長の妹、小紅は料理上手」というネタだった模様。
 ていうかこの新聞、紅緒ネタが八割じゃないですかー!
 宗教か!

 なお紅緒様、その部分をカッターで切り取ろうとした模様。
 壁貼りの私物化はダメ、絶対。

 撫子副委員長のストッパーっぷりが良いですよねー。幼馴染の風格。

小紅『そうよねー、記事になった小紅の可愛さに変な虫がついたら―――!』

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 なお紅緒様、この記事が原因で小紅に悪い虫が付いたら……、と危惧された模様。
 こわいちかいこわい。

 今週も紅緒様がいい感じに狂気でなによりです。BGM秀逸。

小紅『す、末続さんて、結婚って、……白夜のことが好き、なんだろ?』

真白『あー、単に同族だからですよ』

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 あっさり明かされていくスタイル。

■「ペアルックとか!」
 小紅、末続さんの気持ちをおもんぱかるも、真白があっさり否定。
 白夜に結婚しろと言ったのは、単に同族だからです。

 あと、小紅も半分同族みたいなもんですから気にしないでください。

 え?
 いや白夜が半分力を注ぎ込んで命を救った訳ですから、その時に「力」も半分流れ込んだそうな。
 まあ何かファンタジーっぽい力が使える訳でもないらしいですが……。

 しかしあっさりした解説である。

 だから気にしないでイチャつけば良いんです! ペアルックとかしちゃえば良いんですよ!!

紅緒『勝ったわ! わたし小紅とペアルックした事あるしっ!!』

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 張り合っていくスタイル。

■ペアルック
 会話を中途半端に聞いた紅緒様、唐突に勝利宣言。
 これを聞き、いよいよ「俺も小紅とペアルックしたい」と念を飛ばす白夜であった。
 昭和だ! 発想が昭和だ!!

 次は、真白たんとペアルックするわ! とドヤる紅緒様も素敵。

 が、ここで真白が着想。
 ホワイトデーのプレゼントをペアルックにすれば良いんですよー!! さすが兄のフォローが上手い。

白夜『しまった……、俺は、編めない……!』

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 なお白夜、手編みのセーターをまっさきに思いついた模様。
 なんという重い男……!

 ついでに紅緒様、編み物もアウトな模様。オールラウンドハイスペックなのに弱点多いな!!

白夜『俺、今日は用事があるから……、帰りは別行動で』

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 小紅さん、チラチラ目が泳ぐのがまた可愛い。そして始まるリアクション大会がまた。

■「私と…おそろいだから」
 思い立ち、珍しく一人でデパートへ行ってプレゼントを選ぶ白夜。
 その帰り道に、先に帰ったはずの小紅と出会う。

 ペアにこだわる白夜の為に、自分からおそろいのハンカチを買ってきてくれたのだ――――。

 白夜は後光を発して喜び
 そして、そのラブ臭を感知した紅緒が衝撃を受ける!

 こんなになるから言えなかったんですよー! ラブ臭を最大まで高め、後光で笑わせるスタイル。素敵。

白夜『これは……、秘密だ!!』

小紅『あ、姉さまと真白にも、はい』

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 リアルに「え?」と言いたくなる一幕。

■リベンジですよ!
 ここで小紅、紅緒と真白にも、おそろいのハンカチを差し出すのだった。
 これには白夜も苦笑い。

 チョコたまご第二弾とハンカチに喜ぶ真白
 でも白夜は「おそろい」が、全員とおそろいだった事に少なからずショックを受ける。

 が、上機嫌の真白は「ここからが勝負の見せ所です!」と白夜を煽るのだった。

 ファイトー!!
 って、上げて落とすとは流石です小紅。なんて頼れる嫁なんだ。

 が、実はこのハンケチのお話には続きがありまして――――、これは次回ですか? 次回ですよね!!

次回、第11話「ハンカチを楽しんでるのよ」。by紅緒

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 ホワイトデーネタと言いつつ、小紅からプレゼントを贈る展開となってしまった第10話。
 だが、これはこれで微笑ましいというか後光というか。
 終盤が怒涛すぎて楽しすぎた!

 果たして次回、ホントに白夜はリベンジを試みるのか、或いは……?

 表情豊かになるにつれ、どんどん白夜が好きになれますね。
 素晴らしい「えっ」だった。

 次回、第11話「ハンカチを楽しんでるのよ」

 あとまったく余談ですが、同作者様の四コマ「三者三葉」も面白いのでお勧めです。
 そっちは恋愛要素がゼロを通り越してマイナスレベルですが。
 アニメ化しないかなー。

中二病でも恋がしたい!戀 第10話「真夏の夜の…雨と鞭(Gauntlet of rain)」

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この世界は(七宮智音に)残酷に出来ている。そんな第章叩

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※画像右下隅クリックで拡大。

 いよいよ周囲にモロバレとなり、恋心を断ち切ろうと奮戦する七宮回。
 いつもの昼寝部メンバーの平穏っぷりに対し
 七宮さん奮闘しすぎ。

 冒頭とひっかけ、雨のシーンで締めくくるのは色んな意味で卑怯でしたねー。

■幸せ絶頂
 いつも傍らにいた少年と再会し、相手は色んな意味で変わっていた、そんな七宮。
 なのに無自覚な気安さや優しさは向けられ続けるときたら
 そりゃ鬱々ともしたくなる。

 一方、色んな場面で「勇太と六花はラブラブだ」「ラブラブだねえ(周囲)」と強調する演出を見ると
 勇太達へのほほえましさを感じる一方
 残酷さも感じてしまいます。

 今期も、残るは後二話でしょうか……?

勇太『これで満足か? なんで丹生谷も七宮もそんな事聞きたがるんだか…』

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 天が泣いて海が吼え私が最強だ、とか歌いだしそうだった今週の六花さん。これだから人間は…。

■七宮智音、決壊する
 中一の頃に捨てたと思った勇太への恋心、それが鮮やかに動き出す自分に七宮は戸惑う。
 気持ちはおのずと伝播し、気付いた十花の入れ知恵によって
 丹生谷・凸守・くみんのトリオも動き出す。

 彼女の気持ちを確認し、確認をさせた三人だったが、七宮は「戦争をする」と去っていった。

 七宮は敢えて勇太に相対。
 彼の気持ちを確かめ、彼の気持ちが六花に向いている事を、強く強く向いている事を確かめる。
 それが彼女の戦争、自分自身との戦争だった。

 彼の中に、自分の居場所は無いとハッキリと確認する七宮智音。

 やがて「私は勝った」と笑い倒した七宮だったが
 一転、自分を心配し、戻ってきた勇太の無自覚な優しさを受け、そこで決壊してしまう。

ダークフレイムマスター『雨如きで足止めを食う俺ではない! 行くぞソフィア!』

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 雨に取り残された二人。青春劇の基本にして王道。

■「考えるな」
 夜、七宮智音はふと中一時代を思い出した。
 雨に取り残された時、勇太が自分のマントを脱ぎ捨て、二人でかぶって一緒に走ったときの事を。

 深夜二時のベッドで目を開けた七宮は、ついつい勇太を考えてしまう自分を戒める。
 考えるな、考えるな、と。

 まんじりもせず夜明けを迎えた彼女だったが
 ちょうど、いつもの「夜の探索」に出掛けたきり帰ってこなかった六花を心配する勇太と鉢合わせ
 またも動揺するのだった。

 六花さん、夏休みなのでいつも以上にヒャッハーしている模様。考えるな感じろ!

勇太『お前、寝不足なんだろ。昨日もあんな時間まで何してたんだ?』

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 その光景に、十花さんはラブコメの波動を感じたという―――。

■「おい」
 翌日あるいは当日、プールに行った勇太と六花は、滝行する七宮と偶然遭遇。三人の遭遇率は異常。
 帰り際、その姿を目撃した十花さんに呼び止められるが―――
 その意味は、勇太にはまだ解らなかった。

 勇太と偶然遭遇し、いつものやたら近い距離感と一転、どぎまぎする七宮。

 その姿に十花は一発で恋心を見抜く。
 誰でも解る!

 が、当の勇太が六花しか見えていない事にも気付き、彼女は根回しをしていくのだった。

十花『ああ、一つ頼みがあってな』

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 飛んできた水風船を木刀でまっぷたつにする幼女。有能。

■十花さん、頼む
 その頃、丹生谷森夏は荒ぶっていた。
 一日店番してくれたら、バイト代をあげる―――という言葉に、夏祭り屋台の店番を買って出たのだが
 まだ催し物が始まってない真昼間は、ただただヒマなだけだったのだ。

 働かせてよ! こういう何の達成感もなく時間を食いつぶすのって大嫌いなのっ!!

 物言いがさすが丹生谷。
 折りよく、彼女で遊びに来た凸守がやってきたので水風船合戦を始めるが、そこに十花さんが登場。

 ひと悶着の後、彼女の頼みごとを引き受けることとなる。その真意とは…?

六花『暗炎竜の鍵の在り処について……』

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 七宮のマフラー、中一以前のテレビ番組が元ネタらしい。

■コインの在り処
 その夜、七宮は遊びに来た六花から相談を受ける。
 完全復活に定評のある六花。

 最近の六花の「探索行」は、あの三枚のコインを探しているらしいのだ。

 揃えた時、勇太の暗炎竜が蘇ると信じ
 また「自分で探し出すことが、恋人契約の証」だと信じ、勇太が持つとも知らず六花は探し続ける。

丹生谷『どうやら、十花さんの言う通りみたいね。あの子、富樫くんに―――』

七宮『恋してる!?』

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 モリサマーによる執拗な精神攻撃。中二病は中二病を知る。

■七宮智音の恋
 十花の頼み事は七宮智音の恋心。
 彼女に頼まれた三人は、まるで昔の六花を見ているようだと微笑ましく笑い、七宮当人に指摘する。

 自分自身、その心を否定しようとしていた七宮は拒むが、やがて丹生谷に押し負ける。
 押し負けながらも、自分は恋などしない
 変わらないと宣言し続ける――

 でも、そんなに簡単なものじゃないでしょう?

 丹生谷に諭され、七宮は溜息をつき続ける。どうにもならないと解っているから、悩み続けるが―――

樟葉『ホーント、アツアツなんだから♪』

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 そのころ今週の六花さん。漆黒の暁に虚空を切り裂いて世を穿ちそうな格好であった。
 第一期のweb放送三分アニメ的に考えて。

 しかし、悩み続ける七宮を描きつつ
 勇太と六花、二人はアツアツだねと「周囲が言う」のを挟むのは、なんだか残酷に感じます。

ダークフレイムマスター『―――どうすればいい?』

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 更に七宮の回想、中一時代の勇太は「自分の力が失われたら、どうすればいい」と思ったことがあったそうな。
 自分が特別だと信じていた頃、そんな特別さを失うことを恐れていた勇太。
 そんな彼に、七宮は「鼻ポチ」をした。

 魔力を分け与えたんだよ――――

 勇太がいつまでも特別でいられるようにやった、それが鼻ポチの始まりだったそうな。

丹生谷『どういうつもり?』

七宮『戦争しに来た! 私の中の敵と!! ―――戦う事にしたっ!!』

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 今週は精神攻撃回。

■「邪王真眼の事、…好き?」
 夏祭りに現れた七宮智音は、自分自身との戦いを始めた。
 勇太に六花への気持ちを問いただし、それに七宮自身の心が耐えられるか、試そうとしたのだ。

 次々繰り出されるラヴい言葉の嵐にくじけそうになる七宮。

 好きな人が、誰かを好きだと言い続けるのに耳を傾け
 また、「そんな事」を話してくれるということは、彼が自分を意識していない事に他ならない。

 それでも七宮は聞いた。

 いつかのように雨の中で立ち尽くしながら、聞いて聞いて聞き倒し―――

七宮『行ってあげなよ。言ったでしょ、私には結界があるからねっ!!』

勇太『―――しょうがないな』

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 冒頭の回想では七宮に笑いかけながら、そして今度は、ただ前だけを見つめながら。

■変わったもの
 勇太が六花が好きな事も、好きなところも好きな理由も、ちょうど聞き終えたその時。
 六花から、勇太へ救援要請メールが届き
 行ってあげなと七宮は囃す。

 でもその時、勇太が上着を巻き上げた瞬間、七宮は固まってしまった。
 いつかの雨の日のように、上着を巻き上げる勇太。
 まるであの時の焼き直しのようだった。

 でも二人の関係は違うから、勇太は自分ひとりだけ上着にくるまると、七宮を置いて駆け出していった。

 変わってしまった事をまざまざと見せ付けられ、七宮はしゃがみこみ―――、叫んだ!

七宮『―――ニーハッハ! 涙せきとめ成功! 勝利だよ♪』

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 彼の恋を見せ付けられ、泣きそうになっても泣かなかった自分を、七宮は誇った!
 私は勝った! 自分自身との戦争に勝ったんだ!

 雨の中に飛び出し、はしゃぎまわいでいた七宮に、ずいっと傘が差し出された。
 勇太が戻ってきたのだ。

 勇太に傘を差し出され、今度こそ七宮は泣いた。
 呆然とする彼の前でズルイと叫び、くしゃくしゃになって、泣きながら走り去るのだった――――。

■変わらないもの
 ちょうど十花さんが言ったように、いま「勇太は六花しか見えてない」と結論してしまえば
 勇太は、六花の事しか心配してないと思えばスッパリ諦められる。

 なのに、勇太が自分の事も忘れていないと思っちゃったら、未練が残っちゃうじゃないですかー!

 そんな感じだったのでしょうか。
 あの修学旅行の時とか、今も勇太君は七宮さんとコンビネーションばっちりのままですし………。

『六花はさ、俺が自分を信じなくなってからも、信じ続けてくれるんだよ―――』

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 今週のハイライト、勇太が六花を好きな理由は「自分を信じ続けてくれるから」だと告げる一幕。

■鼻ポチの意味
 でも勇太君は忘れているみたいですが、中一の頃、七宮も彼を信じていました。
 彼が特別で居続けられるよう「魔力補充」をしてくれました。

 もし、ずっと隣に居られたら、勇太は自分自身を信じ続けて(中二病)で居続けてくれたのだろうか。

 そしてそんな自分を、勇太はどう思ってくれたろうか―――
 そんな風に思ったのかもしれませんね。
 なーんて。

■次回!
 と言うわけで今期も残すはたった二話(多分)。
 初めてのデートで、このままで良いと結論した勇太たちの前に現れ、結果的に彼らの関係を強固にした七宮。

 中一時代に転校する際、さよならを言うと本当の別れになるから、だから言わなかった。
 それくらい「別れたくなかった」七宮智音の恋
 中二病の恋はこのまま砕けるのか。

 次回、第将杵叩
 また本編に先んずる格好で、web配信「lite」も最終話を迎えたようです。七宮も出てるよ!


銀の匙 Silver Spoon2期 9話「最後の牛乳」

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夢破れ、なお笑ってみせる駒場。決意する御影。夢をとりまく第九話

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※原作4話分を1話に。雨竜先輩の話は次回やると信じたいですねー。

 駒場の夢だった駒場牧場が離農する一方、自分の夢の為、実家を継げないと宣言する御影。
 夢を諦めざるを得ない駒場、夢を諦めたくない御影
 コメディもいれつつ、やはり重い展開……。

 傍から見れば完全に余計者な八軒ですが、それでも「お互い、良い友達を持ったよな」と言いきれる。
 八軒は懸命だと思いますし、思っていたいです。

 何も出来なくたって、一緒に悩んでくれるだけでも、きっと力になっているはずですから。

■「わかろうとする努力はやめたくない」
 御影の言葉を下敷きに、食い下がる八軒の男振りが光る。
 が、やっぱり学生ではどうにもならず、からっぽになってしまった牛舎が寂しい。

 アニメ一期での「豚丼たちがいなくなってしまった豚舎」を思い起こさせる、からっぽな牛舎。

 だからこそ、駒場牧場最後の牛乳を「旨い」としみじみ言う八軒に対し
 当たり前だバカ野郎! と返す駒場が快い。
 変わらない強さが頼もしい。

 ありがとな、の飾らない一言が嬉しい。

 でもそんな強さも、きっと無理に支えてるだけなんだろうなと思うと辛い。……だから御影も頑張る!

御影『夢を諦めて、これで良かったって、一生自分をごまかすのはもっと怖い…』

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 だから、御影は立ち向かう。

■二つの牧場
 駒場家の離農は止められなかった。
 それでも、せめて見届けたいと願い出た八軒と御影に、本当に来たのかと駒場はガンを飛ばす。

 一見、いつもと変わらない駒場。
 けれどそれは、とりあえず気持ちをつないでるだけじゃないかと八軒は思った。

 今の駒場は、夢を失って、家族の為に金を稼ぐという目標だけを支えにしているんじゃないのか。
 自分の将来への考えが、すっぽり抜け落ちているんじゃないのか、と。
 自分にも似たような経験があったのだ。

 自分の一番やりたい事を諦めるのは、やっぱり怖い。

 だから御影は夢を諦めたくないと思った。
 傍らの八軒に励まされ、御影は生まれて初めて、真正面から家族に立ち向かう。

 自分には夢があるから、御影牧場は継げません、と――――。

『……だから、嫌だったの…………』

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 一連の御影が可愛い。そしてマロ号が存在感がまた良い。

■断れない男
 駒場牧場が倒産し、その借金が御影牧場にも行くと知った八軒は、それでも御影の手を取った。
 何も出来ないと解っていても、せめて相談に乗るくらいしたかったのだ。

 そして、だから知られたくなかったのだと御影は泣いた。

 駒場だってそうだった。
 どんなことでも、我が事のように悩んでしまうと知っているから、言えなかったのだと御影は涙する。
 その気持ちが嬉しかったから、御影は泣いた。

 泣いて泣いて、これからは相談するよと涙した―――。

御影『―――私は、そういうところが好……』

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 これからは相談するよ、と本当に嬉しそうに泣いてくれる御影に、八軒は思わず日和ってしまう。
 俺なんか、競争から逃げてきた男だし……。
 すると御影は微笑んだ。

 俺なんか、なんて言っちゃダメっしょ。
 相談に乗ってくれるだけで嬉しい。だって八軒はいつも一生懸命だし、そういうところが好……

部長『おつかれ! 鍵かける……ぞ…? …………鍵、かけようか?』

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 このあとめちゃくちゃ相談に乗った。

■「金があれば……」
 が、ここで依田現部長が現れるファンサービス。
 ちょうどいいのでそのまま相談に乗ってもらった八軒は、更に驚かされる事となる。

 その借金によって、御影牧場も倒産するかもしれないらしいのだ。

 そもそもこの問題は簡単に解決できる話ではない。
 できれば誰も苦労しない。

 金さえあれば…………。八軒、またも苦悩を背負い込む。

別府『俺らが考えるレベルじゃ、たかが知れてるんでない』

八軒『無力だ……凹むわ…』

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 原作読者は、後に西川の本気を思い知る事となった。この西川容赦せん!

■無力
 かくして八軒、方々を回り、本を紐解き、稼ぐ手段を探すもどうにもなりません。
 まさに「俺らが考えるレベルじゃどうにもならない」状況。

 付加価値を付けて売るにせよ、ベーコンもチーズも膨大な手間と期間が懸かるのはご存知の通り。

 むしろ
 だからこそ駒場の父さんも沢山の設備投資をし
 借金してまで土台を作って稼ごうとして、その矢先に亡くなってしまったんですよね……。

※なお原作では、このパートは文字通り方々で聞いて回っていましたが、尺の都合で少し短めに。

相川『金があるってありがたいことだよね』

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 なぐりたい、この笑顔

■環境
 そして相川。大学を目指してるだけに、それがどれだけ恵まれた環境かと思いを馳せます。
 今時見上げた少年です相川。

 そんな相川がいる一方、東大やめちった♪ をやらかしたアニキってば!!

 うんこ兄貴!
 うんこバカにすんなや! なんだこの農業的会話!

 なおこのパート、農家の借金問題にも触れましたがそこも尺でカット。興味深いだけに残念。

八軒『御影ンとこはさ、もし大学行くなら学費どうすんの?』

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 その夕方、御影家の経済状況を聞いた八軒は、さらに鬱々とすることになる。
 元々収入がそう多くなく、牛でも売らないとダメかも、と。
 御影は大学に行く気はありませんが…。

 経済動物と言っても、慣れ親しんだやつらを売るのは、寂しい。

■「もう本当にどうにもならない」
 また「牛を売る」と、牛乳が取れなくなるので生産性が下がります。
 それでも手っ取り早く金を得る最善策。

 ……そんな話をしていると、いよいよ駒場牧場の「競売」が決定し、離農が決定的になってしまいます。

ひい婆ちゃん『給料……、給料、使ったかい?』

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 ホント良いばあさまである。

■八軒、吐露する
 早朝の為、前日から御影家に泊まりこむことになった八軒。
 バイトのときに、給料を受け取る、受け取らない、とモメてしまった八軒を気遣うひい婆さまや
 離農は見世物じゃない、と突き放す御影父と再会する。

 自分は解っていないかもしれない、けれど解ろうとする努力はやめたくないと伝える八軒。

 徹頭徹尾八軒は部外者です。
 でも、それでも友達として見届けたいと、八軒は関わり続けますが……。

職員『それではお預かりします。―――お疲れ様でした』

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 牛の目線に移り、そこから駒場が見えなくなっていくのが辛い。

■牛舎掃除
 離農、借りていた高価な農機具を返し、牛を全て売り払う駒場家。
 その現場に八軒は立ち会う。

 夏のバイトの時、年寄り牛になるまで可愛がっているんだ、と駒場と話していた牛達が売られてゆく。

 牛たちも「人間が自分達を大事にしてくれている」と思ってくれているから
 何も知らず車に乗り込んで行く。

 空になった牛舎を、八軒達は心を込めて掃除した。
 これまたいつかのように、「バイト代出ねーぞ」と軽口を叩きながら、綺麗に掃除する。

 牛が居なくなった牛舎は、まるで別物のように寒かった―――――

駒場『おう、飲んでけ。――――駒場牧場、最後の牛乳だ』

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 やがて五人と一匹は、駒場が持ってきた最後の牛乳を一緒に飲んだ。
 今朝絞った駒場牧場最後の牛乳は、旨かった。

 旨えなあ…
 当たり前だ馬鹿野郎!

 いつものように一喝し、「当たり前だけど、最高の褒め言葉だ」と駒場は笑う。
 こうして、駒場牧場は終わりを告げた―――。

ED「オトノナルホウヘ→」

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 遠く離れた場所にいる時も 僕らの声が届きますように
 迷ったときはオトノナルホウヘ→

 笑う門にはちゃんと(ちゃんと) 福はやって来るから(Yeah Yeah!!)
 泣いて腫らしたその目だって ほら笑顔が似合う(Ah Ah Ah Ah)

 息が詰まるこんな世の中で 出会えたんだ(Oh Oh Oh) 色とりどりの世界を一緒に見に(ホイ!) 行こう

 頑張り屋の君だから 壁にもぶつかるでしょう
 でももう平気 ひとりでは背負わないでいいんだよ(Yeah Yeah Yeah Yeah)

 君が笑えば 僕も笑うから(Yeah Yeah!!)
 めぐりめぐりまた違う誰かのとこまで(Fu!!)
 遠く離れた場所にいる時も 僕らの声が届きますように 迷ったときはオトノナルホウヘ→

 泣いてないで一緒に笑おうと励ますエンディング。
 誰も泣いていないけれど、でも、遠く離れてゆく駒場に届くよう、歌っているような気もしてきますね。

『八軒君ごめん…、迷惑かけるかもしれないけれど、もう少し、勇気貰えるかな…』

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 それからすぐ、気落ちも見せずにアルバイトに向かう駒場を見て、八軒は思った。
 あれは中学時代の自分と同じなんじゃないか、と。

■目標
 本来「将来の為に勉強する」はずなのに、目前のテストで高得点を取る為だけに勉強してきた八軒。
 そうやって、親の期待に応えなきゃと奮戦していた時期があった。

 夢、将来を考えず、目前の事だけを考え続けているんじゃないのか。

 同じように、周囲の為に金を稼がなきゃって思いで自分を埋め尽くして
 将来の事を考えなくしているんじゃないのか、と。
 からっぽになっているんじゃないか、と。

■夢
 夢をあきらめるのは怖い。

 でも、夢に立ち向かえるはずなのに「それをしない」のも怖い。必ず後悔するはずだから。
 御影は本当は、馬に関わる仕事をしたい。
 家族にそれを言いたい。

 その勇気を八軒に貰い、御影は家族に立ち向かう――――

祖父『うん。まず、馬、全部売るべ』

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 馬好きだといった爺ちゃんの即断。飄々としてるいるがたいしたお人ですわ。

■御影、吼える
 借金1500万円を背負い、経営の効率化を考える御影家。
 でも大丈夫、そのうち御影が家に入るから―――、そんな御影家の茶の間で、一世一代の告白が迸る。

 継げません。私には夢があります―――!

 まるで娘を促すように、無言で見つめていた父。
 その目を半泣きになりながら見つめ返し、支えると吼える八軒に促され、御影は遂に告白する。

 家に負担が掛かるからずっと言えなかった夢を、御影は遂に告白する―――!

「巻き添え上等、一緒に頭ふまれてやるよ!」

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 前回、南九条に「周りに気を使って感情を殺している」と言わしめた御影。
 そんな彼女にも、譲れない夢がある――――。

 駒場の「ありがとな」が印象的だった駒場編から、二期最終シリーズ御影編へ。

■原作
 第8巻65~68話の4話分を1話に再構成。
 また、「わかろうとする努力はやめたくないよ」は、6巻50話での、馬術部試合の台詞ですね。
 その元を辿ると、1巻6話での「馬の気持ちなんて解らない」という一言から。

 解るわけない事だって思っても、それでも諦めたくはない!

 御影が夢を語り、諦めようとしたのは3巻18話。
 あのとき「期待してる家族をガッカリさせたくないから」と諦めようとした彼女が、今度こそ立ち向かう!

 既存シーンを踏まえた展開が多いので、読み直すとこれまた面白いのが良い所。

 全11話とのことですが、原作9巻73話辺りで完結ですかね。
 次回、第10話。


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