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Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
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シドニアの騎士 ♯8「不死」

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脅威のガウナ「紅スズメ」!! シドニア、過去、不死、情報量ギッシリの第8話!

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※画像右下隅クリックで拡大。

 死んだハズの少女が笑い、瞬く間に味方が消えてゆく恐怖!
 ホラーの如きガウナ「紅スズメ」の脅威!!

 その動画、描写、恐怖に加え、後半パートも情報量たっぷりで見所ギッシリ。面白かった……。

■不死者の決意
 Bパートはララァさんを中心にした過去編。
 最低600歳である彼女らは、英雄として不死化されています。
 が、それは死ぬことも許されず、その知識、経験をシドニアに捧げ続けるという事。

 死ねないという苦痛
 そして、自分を生かすためにクローンが作られ、彼らに「乗り換えて」生き続けるという罪悪感。

 これらに疲れてしまったヒロキの選択が、ナガテ誕生の秘密だったのでしょうか。

緑川『うわぁ!? 瞬間接着剤が、関節に流れちゃったっ!!』

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 プラモ作ってた緑川さんは今週の癒し。趣味か!

■不死者ナガテ
 星白機をコピーしたガウナと対峙、そのエナ、外装を抉り取った衛人たちは「悲鳴」を聞く。
 三体のガウナは、中に居た星白までコピーしていたのだ。

 その驚異的な性能に翻弄されるも、ナガテの乱入でガウナは戦いを中断、そのまま飛び去ってしまう。

 戦いを終えた小林艦長に詰め寄ったララァは
 改めて「ナガテが、英雄・斉藤ヒロキのクローンである」事を思い知る。

 ナガテは、600年前に「カビ」を発見、100年前の戦争でも活躍した英雄「斉藤ヒロキ」のクローン
 それも遺伝子レベルで改良された、不老不死の人間だったのだ。

 不老不死を明るみに出したくない船員会は、彼の戦死を期待し「全戦闘参加」を命令していたのだ。

 次回、♯9「眼差」

ガウナ星白『いたい…、痛い痛い痛い!!』

緑川『何に化けようとガウナである事に変わりは無いわ! 攻撃を緩めないで!』

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 山野のように「星白機」のデータを得たガウナは、衛人を模した形態となった。
 中の星白、通信回線ごと複製したガガウナは
 シドニアを震撼させる!

 死んだハズの少女が、笑いながら3人も攻め寄せる姿に岐神は怯え、ナガテは暴走する!

 それも単に複製したのではなく
 いわば「衛人サイズに凝縮されたガウナ」の性能はハンパでは無かった!!

ガウナ星白『星白、一機撃破―――、うふふふふふふ♪』

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 ベテランの部隊サマリ班はなんとか対応したものの、一個体だけ別格な星白が居た!!
 別格な「紅星白」は、ベテラン部隊を翻弄する。

 貴重なカビザシを与えられた優秀なパイロット、中園班が見る間に打ち崩されてゆく―――。

 単にスピードが早いだけでなく
 ガウナ特有の、エナによる侵食攻撃も可能な「紅星白」、その脅威はベテラン勢をあしらってゆく。

ナガテ『―――止めるんだ星白ッ!!』

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 ここのカメラワークがまた良かった!

■紅星白、撤退
 下位個体の一体はナガテと岐神で倒し、パイロット相当部分を回収、一体はサマリ班が処理したものの
 残る上位個体、紅星白は中園班を単機で殲滅!

 続いて「仄」を一人手にかけ
 岐神の戦意を撃ち砕いた紅星白でしたが、ナガテの乱入で矛をおさめます。

 果たして、彼女にどのような意思があるのか?

 去っていった紅星白は、シドニアによって「紅スズメ」と命名されるのでした。

ララァ『何故ナガテばかり出撃させられるの!? おかしいわ』

小林艦長『連中の意向だ―――』

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 その条件で、やっと納得させることが出来たのだ。谷風を再び幽閉させるようなことはしたくなかった……

■不死者ナガテ
 ナガテが常に出撃させられるのは、彼もまた不死であるから。
 不死は、明るみになってはならないのです。

 かといって「船員会」に加えるのも困る、処分せよと艦長は迫られたようです。

 そこで艦長は、「ナガテは常に出撃させる」と提案。
 事実上の死刑命令ですね。

 これで船員会は納得したものの、船長は「必ず生き残る」と信じているようです。

小林『私が使う訳ではない。例の非武装主義者の降船が決まったのだ』

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 カビザシを放棄すればガウナは来ない、そう言い張ってた爺ちゃん達は「降船」を選んだ模様。

■下ろしの儀
 遺失してしまった技術を引き出す為の儀式、それが「下ろしの儀」。

 艦長らは、惑星の地球化、居住空間確保の為の技術を「非武装主義者」に渡そうとします。
 これは「処分」ではなく、あくまで「道を別つ」だけの事。

 ただこの儀式、なにやら厄介なものらしい。

ヒ山ララァ『このイヤな感覚……、100年前と同じだわ』

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 ナガテが居るーー!? と思ったら「斉藤ヒロキ」だった模様。

 察するに、これが600年前の英雄達なのか?

 右から、艦長・ララァ・ヒロキ。
 そんで左端の妖怪が、当時の「落合」らしい。アレ、真ん中の人はどうなったのでしょう?

『落合のせいで、中央記録の大半が消えてしまったのだぞ』

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 落合さん一体どうしたんだ……。

■落合とい男
 100年前のガウナとの戦いで、艦は壊滅、乗組員は僅か400名足らずになってしまったという…
 アレ? 今のシドニアは人口何人なのでしょう?

 実際「これでシドニアは終わりだ」と言ってますし、かなり絶望的な状況。

 いわく、オリジナルの落合がシドニアのデータベースを削除し
 カビザシを宇宙に捨ててしまったのが原因。

 ヒロキの継衛が回収してきたものの、そのタイムラグでシドニアは壊滅してしまったそうな―――。

100年前の小林『優秀だな。お前、名前は?』

『科戸瀬ユレです』

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 が、中央データベースの複製が、たった一個だけ残されていました。
 それが「補助脳」と呼ばれるもの。

 落合だけがアクセスできる、膨大なデータベース。

■生きたカギ
 これにアクセスする為に作られたのが「落合の脳を移植された、彼のクローン」。
 記憶を封印され、普通の肉体で出来た人間。

 今の落合。cv子安というワケですか。

ララァ『彼が再び姿を見せたのは、失踪から80年あまり後だった……』

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 やっぱクマなのかなあ、このヒト。

■ララァは可愛いな
 この100年前の騒動の際、英雄・斉藤ヒロキは失踪。出てきたのは14年前でした。
 600年生きた彼も、延命処置を怠ったが為
 すっかり老人に……。

 くたびれた肉体を捨てて、クローンに移植するほか助かる道はありません。

 ですがヒロキはもう疲れてしまった。
 生き続けることを拒み、また自害出来ない理由があったのか、年老いて死のうとします。

小林『―――もう二度と、彼を失うわけにはいかないのだ』

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 しかし艦長、ヒロキに内緒で「延命措置が不要なよう、遺伝子調整した不死のクローン体」を製造。
 それを知った彼は、科戸瀬博士を人質に「クローン」を強奪。

小林『お前の生死は、もうお前だけで決めていい事では無くなっているのだ』

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 人類の為に生き続けろ!

■「この子は俺の子だ!」
 クローンに、そっくり自分を移植するのではなく
 クローンの自我はそのまま、しかし自分の技術を全て教え込み「自分の跡継ぎ」にする。
 それがヒロキの下した決断でした。

 ララァと二人で大立ち回りの末ヒロキは失踪、かくして「谷風長道」が誕生したのです。

 悪く言えば、ヒロキは自分勝手を貫き通しました。
 けれど、生まれてしまったクローンに、自分の人生を歩んで欲しかったのではないでしょうか。

 そりゃもっと酷く言えば、教官として技術を伝えるのが、彼の歩むべき道だったのかもしれませんが……。

イザナ『おかしいな? 下の名前で呼ぶと、野生が剥きだしになるはずなのに?』

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 イザナ酷い!

■いたずら
 そんな昔話に浸っていたララァは、同じ声と容姿に「ララァ」と呼ばれて立ち尽くします。
 結局、イザナの他愛ないイタズラだった訳ですが。

 彼女の気持ちを思うと、コミカルですけど複雑なシーンですよね。

 てかイザナ酷い!
※つまり、「ララァさんを怒らせてる言葉」をナガテに言わせたワケです。イザナ酷い!!

エナ星白『あ、あー、あー…、た、に、か、ぜ…くん…………』

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 回収されたエナは、星白そっくりの姿。下位個体ゆえか知性は乏しそうですが………?
 一体居た「上位個体」は、割りとペラペラ喋ってましたし。
 cv洲崎綾さん好演。

■胞衣<エナ>
 ガウナの主要な構成素材で、本体から生成されている。通常武器で破壊可能。
 本体を貫くと、制御を失い飛散してしまう。

 戦闘中、緑川が「本体破壊前に、生きたまま切り離せと? そんな余裕ないわ!」と言っていたように
 手順を踏めば、エナは回収できる訳ですね。

 今回の例は、そうした「コアを持たない、ガウナと同じ素材の複製人間」という事になるようです。

次回、ナガテは星白型エナと接触する。その行方、如何に?

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 色々ガヤガヤした話だっただけに、最後がコメディ仕立てなのも良かったですねー。

■情報量ビッグバン!
 長くも劇的なララァさんの過去編により、様々な情報が開示された第9話。
 これらは多くが断片的で、しっくりこないものも幾つか。
 今後、補完されるというコトでしょうね。

 前半はスピーディバトル&ホラー、後半はしっとりギッシリした過去編! 濃い話でござった。

 また、最低三体が複製された「エナ・星白」の内、一体を研究班が確保。
 逃走した上位個体っぽい奴も気になります。
 今期、クライマックス要員なのか?

 次回、♯9「眼差」


■原作漫画感想
 シドニアの騎士 1巻(弐瓶勉)※アニメ♯1~3話冒頭まで。
 シドニアの騎士 2巻(弐瓶勉)※アニメ♯3~7話まで。

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