死んだハズの少女が笑い、瞬く間に味方が消えてゆく恐怖!
ホラーの如きガウナ「紅スズメ」の脅威!!
ホラーの如きガウナ「紅スズメ」の脅威!!
その動画、描写、恐怖に加え、後半パートも情報量たっぷりで見所ギッシリ。面白かった……。
■不死者の決意
Bパートはララァさんを中心にした過去編。
最低600歳である彼女らは、英雄として不死化されています。
が、それは死ぬことも許されず、その知識、経験をシドニアに捧げ続けるという事。
Bパートはララァさんを中心にした過去編。
最低600歳である彼女らは、英雄として不死化されています。
が、それは死ぬことも許されず、その知識、経験をシドニアに捧げ続けるという事。
死ねないという苦痛
そして、自分を生かすためにクローンが作られ、彼らに「乗り換えて」生き続けるという罪悪感。
そして、自分を生かすためにクローンが作られ、彼らに「乗り換えて」生き続けるという罪悪感。
■不死者ナガテ
星白機をコピーしたガウナと対峙、そのエナ、外装を抉り取った衛人たちは「悲鳴」を聞く。
三体のガウナは、中に居た星白までコピーしていたのだ。
星白機をコピーしたガウナと対峙、そのエナ、外装を抉り取った衛人たちは「悲鳴」を聞く。
三体のガウナは、中に居た星白までコピーしていたのだ。
その驚異的な性能に翻弄されるも、ナガテの乱入でガウナは戦いを中断、そのまま飛び去ってしまう。
戦いを終えた小林艦長に詰め寄ったララァは
改めて「ナガテが、英雄・斉藤ヒロキのクローンである」事を思い知る。
改めて「ナガテが、英雄・斉藤ヒロキのクローンである」事を思い知る。
ナガテは、600年前に「カビ」を発見、100年前の戦争でも活躍した英雄「斉藤ヒロキ」のクローン
それも遺伝子レベルで改良された、不老不死の人間だったのだ。
それも遺伝子レベルで改良された、不老不死の人間だったのだ。
不老不死を明るみに出したくない船員会は、彼の戦死を期待し「全戦闘参加」を命令していたのだ。
次回、♯9「眼差」
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山野のように「星白機」のデータを得たガウナは、衛人を模した形態となった。
中の星白、通信回線ごと複製したガガウナは
シドニアを震撼させる!
ガウナ星白『いたい…、痛い痛い痛い!!』
緑川『何に化けようとガウナである事に変わりは無いわ! 攻撃を緩めないで!』
山野のように「星白機」のデータを得たガウナは、衛人を模した形態となった。
中の星白、通信回線ごと複製したガガウナは
シドニアを震撼させる!
死んだハズの少女が、笑いながら3人も攻め寄せる姿に岐神は怯え、ナガテは暴走する!
それも単に複製したのではなく
いわば「衛人サイズに凝縮されたガウナ」の性能はハンパでは無かった!!
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ベテランの部隊サマリ班はなんとか対応したものの、一個体だけ別格な星白が居た!!
別格な「紅星白」は、ベテラン部隊を翻弄する。
いわば「衛人サイズに凝縮されたガウナ」の性能はハンパでは無かった!!
ガウナ星白『星白、一機撃破―――、うふふふふふふ♪』
ベテランの部隊サマリ班はなんとか対応したものの、一個体だけ別格な星白が居た!!
別格な「紅星白」は、ベテラン部隊を翻弄する。
貴重なカビザシを与えられた優秀なパイロット、中園班が見る間に打ち崩されてゆく―――。
■紅星白、撤退
下位個体の一体はナガテと岐神で倒し、パイロット相当部分を回収、一体はサマリ班が処理したものの
残る上位個体、紅星白は中園班を単機で殲滅!
下位個体の一体はナガテと岐神で倒し、パイロット相当部分を回収、一体はサマリ班が処理したものの
残る上位個体、紅星白は中園班を単機で殲滅!
続いて「仄」を一人手にかけ
岐神の戦意を撃ち砕いた紅星白でしたが、ナガテの乱入で矛をおさめます。
岐神の戦意を撃ち砕いた紅星白でしたが、ナガテの乱入で矛をおさめます。
果たして、彼女にどのような意思があるのか?
去っていった紅星白は、シドニアによって「紅スズメ」と命名されるのでした。
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その条件で、やっと納得させることが出来たのだ。谷風を再び幽閉させるようなことはしたくなかった……
ララァ『何故ナガテばかり出撃させられるの!? おかしいわ』
小林艦長『連中の意向だ―――』
その条件で、やっと納得させることが出来たのだ。谷風を再び幽閉させるようなことはしたくなかった……
■不死者ナガテ
ナガテが常に出撃させられるのは、彼もまた不死であるから。
不死は、明るみになってはならないのです。
ナガテが常に出撃させられるのは、彼もまた不死であるから。
不死は、明るみになってはならないのです。
かといって「船員会」に加えるのも困る、処分せよと艦長は迫られたようです。
そこで艦長は、「ナガテは常に出撃させる」と提案。
事実上の死刑命令ですね。
事実上の死刑命令ですね。
これで船員会は納得したものの、船長は「必ず生き残る」と信じているようです。
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カビザシを放棄すればガウナは来ない、そう言い張ってた爺ちゃん達は「降船」を選んだ模様。
小林『私が使う訳ではない。例の非武装主義者の降船が決まったのだ』
カビザシを放棄すればガウナは来ない、そう言い張ってた爺ちゃん達は「降船」を選んだ模様。
■下ろしの儀
遺失してしまった技術を引き出す為の儀式、それが「下ろしの儀」。
遺失してしまった技術を引き出す為の儀式、それが「下ろしの儀」。
艦長らは、惑星の地球化、居住空間確保の為の技術を「非武装主義者」に渡そうとします。
これは「処分」ではなく、あくまで「道を別つ」だけの事。
これは「処分」ではなく、あくまで「道を別つ」だけの事。
察するに、これが600年前の英雄達なのか?
右から、艦長・ララァ・ヒロキ。
そんで左端の妖怪が、当時の「落合」らしい。アレ、真ん中の人はどうなったのでしょう?
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落合さん一体どうしたんだ……。
そんで左端の妖怪が、当時の「落合」らしい。アレ、真ん中の人はどうなったのでしょう?
『落合のせいで、中央記録の大半が消えてしまったのだぞ』
落合さん一体どうしたんだ……。
■落合とい男
100年前のガウナとの戦いで、艦は壊滅、乗組員は僅か400名足らずになってしまったという…
アレ? 今のシドニアは人口何人なのでしょう?
100年前のガウナとの戦いで、艦は壊滅、乗組員は僅か400名足らずになってしまったという…
アレ? 今のシドニアは人口何人なのでしょう?
実際「これでシドニアは終わりだ」と言ってますし、かなり絶望的な状況。
いわく、オリジナルの落合がシドニアのデータベースを削除し
カビザシを宇宙に捨ててしまったのが原因。
カビザシを宇宙に捨ててしまったのが原因。
ヒロキの継衛が回収してきたものの、そのタイムラグでシドニアは壊滅してしまったそうな―――。
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が、中央データベースの複製が、たった一個だけ残されていました。
それが「補助脳」と呼ばれるもの。
100年前の小林『優秀だな。お前、名前は?』
『科戸瀬ユレです』
が、中央データベースの複製が、たった一個だけ残されていました。
それが「補助脳」と呼ばれるもの。
落合だけがアクセスできる、膨大なデータベース。
■生きたカギ
これにアクセスする為に作られたのが「落合の脳を移植された、彼のクローン」。
記憶を封印され、普通の肉体で出来た人間。
これにアクセスする為に作られたのが「落合の脳を移植された、彼のクローン」。
記憶を封印され、普通の肉体で出来た人間。
■ララァは可愛いな
この100年前の騒動の際、英雄・斉藤ヒロキは失踪。出てきたのは14年前でした。
600年生きた彼も、延命処置を怠ったが為
すっかり老人に……。
この100年前の騒動の際、英雄・斉藤ヒロキは失踪。出てきたのは14年前でした。
600年生きた彼も、延命処置を怠ったが為
すっかり老人に……。
くたびれた肉体を捨てて、クローンに移植するほか助かる道はありません。
ですがヒロキはもう疲れてしまった。
生き続けることを拒み、また自害出来ない理由があったのか、年老いて死のうとします。
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しかし艦長、ヒロキに内緒で「延命措置が不要なよう、遺伝子調整した不死のクローン体」を製造。
それを知った彼は、科戸瀬博士を人質に「クローン」を強奪。
生き続けることを拒み、また自害出来ない理由があったのか、年老いて死のうとします。
小林『―――もう二度と、彼を失うわけにはいかないのだ』
しかし艦長、ヒロキに内緒で「延命措置が不要なよう、遺伝子調整した不死のクローン体」を製造。
それを知った彼は、科戸瀬博士を人質に「クローン」を強奪。
■「この子は俺の子だ!」
クローンに、そっくり自分を移植するのではなく
クローンの自我はそのまま、しかし自分の技術を全て教え込み「自分の跡継ぎ」にする。
それがヒロキの下した決断でした。
クローンに、そっくり自分を移植するのではなく
クローンの自我はそのまま、しかし自分の技術を全て教え込み「自分の跡継ぎ」にする。
それがヒロキの下した決断でした。
ララァと二人で大立ち回りの末ヒロキは失踪、かくして「谷風長道」が誕生したのです。
悪く言えば、ヒロキは自分勝手を貫き通しました。
けれど、生まれてしまったクローンに、自分の人生を歩んで欲しかったのではないでしょうか。
けれど、生まれてしまったクローンに、自分の人生を歩んで欲しかったのではないでしょうか。
■いたずら
そんな昔話に浸っていたララァは、同じ声と容姿に「ララァ」と呼ばれて立ち尽くします。
結局、イザナの他愛ないイタズラだった訳ですが。
そんな昔話に浸っていたララァは、同じ声と容姿に「ララァ」と呼ばれて立ち尽くします。
結局、イザナの他愛ないイタズラだった訳ですが。
彼女の気持ちを思うと、コミカルですけど複雑なシーンですよね。
てかイザナ酷い!
※つまり、「ララァさんを怒らせてる言葉」をナガテに言わせたワケです。イザナ酷い!!
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回収されたエナは、星白そっくりの姿。下位個体ゆえか知性は乏しそうですが………?
一体居た「上位個体」は、割りとペラペラ喋ってましたし。
cv洲崎綾さん好演。
※つまり、「ララァさんを怒らせてる言葉」をナガテに言わせたワケです。イザナ酷い!!
エナ星白『あ、あー、あー…、た、に、か、ぜ…くん…………』
回収されたエナは、星白そっくりの姿。下位個体ゆえか知性は乏しそうですが………?
一体居た「上位個体」は、割りとペラペラ喋ってましたし。
cv洲崎綾さん好演。
■胞衣<エナ>
ガウナの主要な構成素材で、本体から生成されている。通常武器で破壊可能。
本体を貫くと、制御を失い飛散してしまう。
ガウナの主要な構成素材で、本体から生成されている。通常武器で破壊可能。
本体を貫くと、制御を失い飛散してしまう。
戦闘中、緑川が「本体破壊前に、生きたまま切り離せと? そんな余裕ないわ!」と言っていたように
手順を踏めば、エナは回収できる訳ですね。
手順を踏めば、エナは回収できる訳ですね。
今回の例は、そうした「コアを持たない、ガウナと同じ素材の複製人間」という事になるようです。
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色々ガヤガヤした話だっただけに、最後がコメディ仕立てなのも良かったですねー。
次回、ナガテは星白型エナと接触する。その行方、如何に?
色々ガヤガヤした話だっただけに、最後がコメディ仕立てなのも良かったですねー。
■情報量ビッグバン!
長くも劇的なララァさんの過去編により、様々な情報が開示された第9話。
これらは多くが断片的で、しっくりこないものも幾つか。
今後、補完されるというコトでしょうね。
長くも劇的なララァさんの過去編により、様々な情報が開示された第9話。
これらは多くが断片的で、しっくりこないものも幾つか。
今後、補完されるというコトでしょうね。
前半はスピーディバトル&ホラー、後半はしっとりギッシリした過去編! 濃い話でござった。
また、最低三体が複製された「エナ・星白」の内、一体を研究班が確保。
逃走した上位個体っぽい奴も気になります。
今期、クライマックス要員なのか?
逃走した上位個体っぽい奴も気になります。
今期、クライマックス要員なのか?
次回、♯9「眼差」