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機動戦士ガンダム ゼロの旧ザク 全2巻 [岡本一広 漫画]

大戦末期「戦力としては無価値」と評される機体が奮闘する

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 特にモビルスーツ作画は迫力があり、名前のないパイロットの機体は無機質な「兵器」のイメージ。
 大戦末期の苦境を一般兵士の視点から描いてる作品にぴったりきています。
 一方、キャラ作画はやや不安定なところも。
※各画像は右下隅の虫眼鏡アイコンクリックで拡大。

■ゼロの旧ザク
 ガンダムエースにて2008~2010年に連載。全2巻。
 平積みされていた1巻表紙はややピンとこなかったので見送ったのですが、後に二冊まとめて購入。

 気弱で、敵を殺すだけの踏ん切りを持てないものの、回避系の操縦技能だけは異常に得意な少年兵が
 旧ザクに乗り、同じソロモンの敗残兵部隊と励ましあいながら
 一年戦争末期を生き抜く物語。

 表紙の表情はなんだかちょっと怖いですが、上の通り漫画内では普通に優しげで表情豊かな少年で
 彼が必死に仲間と共に生き抜こうとする姿が描かれます。

やさしい奴って死んじゃうんですよね。そういうのね。ヤなんです

 主人公ニルスの回避技能が高すぎるので「他機より戦力になっているじゃないの」というのはさておき
 一兵卒から見た戦争、な内容。

 ア・バオア・クー戦では初代映画の一般MS戦闘なシーンが挿入されていたり
 MSVなどの著名なエース機の姿もチラチラ映っていたりと
 そういう点からも楽しめます。

 1巻では合間合間に「ザク・マインレイヤー(宇宙機雷敷設用ザク)」などの機体解説も挟まれています。

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