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Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
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のうりん 最終話「みんなののうりん」

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やだ耕作、人として最低だわ……(褒めてない)。 それはそれとして最終回!!

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※画像右下隅クリックで拡大。

 なんて堂々たる二股宣言! 耕作さんってば最低でしたね!!
※褒めてない。

 でも、田舎が自分を育ててくれたと気付かされた以上、林檎=都会サイドが好きだ!なんてオチは無理。
 つまり全ては必然だったんだよ!
 そんな最終回。

■全員集合!
 前回を引き継ぎ「農村」がテーマ。
 なので、いつもの田茂農メンバーがちょい役で終わってしまったのはちょっと物足りませんでした。

 良く言えば二期も見たい!
 悪く言えば、後一話ドタバタが見たかったなーとも思える最終回。
 なんてちょっと思いもしましたが、最終回らしいテーマで、キレイにまとまっていて良かったです。

 なお原作では、既刊八巻中の四巻までなので、反響次第では二期は余裕ですね余裕!

『そんなこんなで、青春まっさかり! 僕たちの戦いはこれからだ―――!』

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 cv浅沼晋太郎さん、最後までノリノリで何よりでした!

■嫌いでした
 イタズラメールがきっかけで、育った村「愛生村」の村おこしコンパに巻き込まれてしまった耕作。
 この村で成立したカップルの実例として担ぎ上げられ
 偽装結婚式まで事は進んでしまう。

 しかし宴もたけなわとなった時、耕作を大好きなみのりの妹、工が「嘘だ」と暴露。

 たちまち会場中に詰め寄られた中沢家を耕作は庇い、赤裸々に自分の過去を打ち明ける。
 自分は、農村に夢を見て移住し、夢破れた一家の息子であり
 田舎が嫌いで都会に憧れた人間なのだ、と。

 でも今は、自分を育ててくれた愛生村を、もっと多くの人に好きになって欲しいと思っていると。

 耕作の両親のように「農村への夢」で村コンに参加した青年たちや
 彼の両親に冷たく当たってしまった村人たちは、少年の赤裸々な告白に暖かい拍手を送り
 何とか村コンは軟着陸に成功。

 かくして田茂農林高校に戻った耕作たちは、今日も、恋に農業にベッキー対策に全力投球し続ける――――。

士『耕作、お前も参加してくれんかな。一人、かんなりヤバイ参加者がおるんじゃ』

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 提供画面でもしやと思ったらご覧の有様だよ!

■「どっこらセックス!」
 始まった村コン、愛生村に人を集める為の合同コンパは大盛況であった―――、なんと意外に好評。
 が、若い男あるところ影あり、ベッキーが参戦!
 やはり居た!

 極端な断食ダイエットで即身仏となっていたベッキー、断食によって自らミイラ、ご本尊となる高等苦行!
 さすが期待を裏切らない女!

 が、世代間格差という無意識の精神攻撃を受け、黒歴史を呼び起こすのであった―――

 やはりコンパネタには欠かせぬ人材である。

耕作『佐藤さんはどうしてこんな田舎の村コンなんかに? ダサくないですか?』

佐藤『そんな事ないよ! 今、農業男子ってすごく人気じゃない♪』

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 まさか「考えが甘いから佐藤さん」なんて命名じゃなかろうな。

■村コン
 現役の農業従事者、耕作には意外なほど受けていた村コン。
 彼らは農村への淡い夢を抱いていたのだ。

 けれど「都会だって辛い」のは確か。
 耕作は田舎と学校しか知らないけれど、都会だって生き辛い―――

 って、佐藤さんの声、何気に銀の匙の御影さん(cv三宅麻理恵)じゃないですか!! わざとか!!

■リア充爆発以下略
 が、佐藤さんに迫られた耕作、主と身重の妻に迫られるのであった。
 林檎さんって、主君だったのか……。

 耕作って、世界一可愛い王国の民ですものね。これは仕方ない。

士『――けど、おりは一回、正面から向き合うべきやと思った』

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 山狩りィ!? 巻き込んで言うのもアレですが、既に金が動いちゃった後だからどうしようも無い訳で。

■村を捨てた女
 士、みのりの姉は一度は村を捨て都会に出て行った。
 その事を耕作は彼女に問う。

 けっきょく村でも都会でも、生きていく以上イヤな事がある、そう士は返します。

 耕作は「都会に出たい」と一話から言って来ました
 だからこそ、実際に都会に出て、都会も変わらないと帰って来た士姉さんは良い先輩でもあります。

 彼女の言葉に、耕作は自分の育った村を見て回るのですが―――。

士『新郎新婦に先立って、お二人のご友人である戸次菜摘さまと―――』

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 まさかのノージョブさん再登場。校長と黒子も兼任cv杉田氏。杉田仕事しすぎ!!

■和洋折衷!
 メンデルスゾーンもびっくりの和洋折衷な結婚式。
 途中、悪魔ベッキーがキレるも、そこは見事ノージョブさんが撃退する場面も。

 この場面のみならず、ノージョブさん(cv杉田氏)、ガヤの声を担当しまくってて気になりすぎる!!

士『この美しい愛生村で生まれた、美しい愛を―――』

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 塞ぎこんでいた耕作を笑えるようにしてくれたのがみのりだった、と。

■だいなし!
 この村に来れば幸せになれる、という村おこしの集大成「やらせ結婚式」!!
 って、結婚式はどうみてもやりすぎです……。
 外堀埋めすぎ。

 しかし耕作を大好きな下の妹、工が「赤ちゃんやなくて若旦那やもの!」と大暴露!!

 どういう事なんです!?
 騙された!

 元々「みのりが妊娠した」という勘違いから始まった村コン企画は、こうして大誤算に陥ってゆく―――

耕作『皆様すみません! 僕の軽率な行動が原因なんです!!』

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 あんな写真さえ、みのりの実家に送らなければ!!(第七話より)。

■「この村が嫌いでした」
 事態を収拾する為、すべての泥を引っ被って耕作が土下座。上座で土下座。
 彼も巻き込まれた側なのに、たいした男である。

 その上で、自分はこの村が嫌いでした、と公言。

 また両親は農村に夢を見て移住し、夢破れて一家崩壊してしまったこと
 自分が仕方なく農業をやり始めたこと……

 農村に夢を見させる村コンで、赤裸々に「農家は報われることが少ない」「都会に憧れた」と回想する。

■でも
 自分も隣の芝生で「都会」に夢を見た
 けれど、他でもない都会で生きてきた林檎の言葉で気付かされた。

 ずっと嫌いだった、でも美しいこの村が、自分を育んでくれた事にもようやく気付けた。

 この村を好きになってくれる人が増えると嬉しい
 だから、自分はどうなってもいい、この村だけは更正に見てくださいと訴える。

耕作『みのり、林檎、お前達が僕の翼だっ!!』

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 冷や水を浴びせてでも、赤裸々に語り、この村を好きになって欲しいと訴えた耕作に
 一同は温かい拍手を送り、ようやく事態は収拾された―――

 しかし、耕作の言葉に「やっぱり田舎より都会、自分より林檎の方が好きなの?」と問うたみのりに
 耕作さん一世一代の、どっかで聞いたような宣言を行う!
 田舎と都会は両方が補完しあっている!

 そうだよ、どちらかを選ぶ必要なんて無いっ!!

 見事なマクロスエンドからのダブルパンチ。さすが耕作、上げて落ちる男であった――――(物理的に)。

『それは、僕たちには学ばなければならないことがまだまだあるって事だ――』

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 一話冒頭風にもってくる〆もまた良かったですね。

■のうりん!
 ヒロイン問題も一旦決着と言えますし(多分)、最終回にちょうど良いお話でしたね。
 ベッキーも出たしね!

 意外だったのは、林檎さんによる芸能界絡みのトラブルが全くと言っていいほどなかった事。

 超人気アイドルだったなら、復帰騒動が必ずあると思ったのです。
 が、ここは原作としても「とっておき」なのかも。
 主軸は農業な訳ですしね。

 正直、当初は「ベタなタイトルだなあ」と思ったのですが、予想以上にふざけたアニメだった!
 シリアス分もしっかりあり、面白かったです。


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