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Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
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LBX ミゼルオーレギオン レビュー[ダンボール戦機W 1/1]

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 ダンボール戦機第二期シリーズより。直近のレビュー一覧はこちら。分類別レビュー目次はこちら。

クリア&パールで成型された「山野バンの物語」のラスト・ボスLBX

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 1/1 ダンボール戦機W(ダブル) LBX 041 ミゼルオーレギオンのレビュー。
 2013年3月発売。第2期ラスボス機。

 ミゼルに改修された専用LBX。
 本来は彼に対抗する為に開発されたLBXだったが
 他ならぬミゼル自身に強奪され、彼が望む「世界情勢の最適化」を遂行すべく変貌を遂げた。

購入動機「なんだか凄そう」。クリアパーツを4色も使用した豪華キット

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 目の辺りまでは10.5cm程と標準サイズですが、翼を最大限に立てると全高19cm程にも達します。
 ゴーグルはクリア成型され、ツインアイが透けて見える仕様。

 今更ですが、amazonさんの勧めと、レビューブログを幾つか経て購入したダンボール戦機第2期ラスボス機。
 ポリキャップ以外は全てクリアとパールで成型されており
 ボリュームも手伝って圧倒されます。

 原作未読なのですが、それでも手にとりたくなった「なんだか凄そうな」キット。
 実際、組み立ててみると写真以上の存在感に驚かされます。

 色分けは足りません。
 また、肩のグラデーションシールはミサイル全面を隠しきれないので貼らないのもアリかも。

■簡単な手入れ
 ガンダムマーカースミ入れ筆ペンのグレーでスミ入れ。
 胸部「我王砲」の下、黄色クリア部品をはめ込む「穴(工程2-2 5番)」をガンダムマーカー金で塗装。
 同じく我王砲のフチをガンダムマーカー銀で塗装。
 つま先の砲口(?)を黒で塗装。

どのくらい大きいのか? と言いますと

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 ガンダム系1/144キットとして標準的なサイズの「ガンダムEz8」と比べるとこんな感じ。
 ブルークリアの「レギオンセイバー」も、Ez8の頭頂高並みの長さ。

 そのボリュームは翼が占めており、転倒防止に画像のような簡易スタンドも付属。
 コレを使えば足への負担も軽減されます。

携行武器「レギオンソード」「レギオンガーダー」

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 胸部は必殺武器の一つ「我王砲」。既存の強力LBXの武器だったものを強化して取り入れたもの。
 数々のLBXの特徴を強化した上で取り入れた複合LBXでもあるのです。 

 ソードは一度柄を外して装着。
 レギオンガーダーは逆手で保持するタイプですが、設定とは逆向きに持たせてもカッコイイです。
 どちらもハッタリが効いているので他のLBXに持たせるのも良いですね。
 ドットフェイサーに持たせてみるのも案外似合ってました。

 そんなミゼル・レギオンの最大必殺ファンクションは

「アタックファンクション! JETストライカー!!」

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 前腕を差し替え、頭部を羽根の内部に格納し、脚部を逆脚に折り畳んだ突撃飛行形態。
 このまま炎をまとって突撃するのが最大の必殺技のようです。

 特に「頭を背負いもので挟んで格納する」ギミックが面白いですね。

 聞けばこれは既存の主人公機のギミックを踏襲したものだそうで
 そうした可変、武装など、あらゆるノウハウを投じて開発されたのが「オーレギオン」だったそうなのです。
 本来は主人公機の象徴な気がする「トサカ」が生えているのもその為か。
 その為なのか。

印象的なパーツを取っ払うと一気にスマートに

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 トサカや装甲類などの取り付け前&羽根と武装を取り去った状態。
 ゴーグルは簡単に外せます。

 ミゼオンの特徴的な部品を取っ払うと印象が変わり、どことなくツッパリ魂を感じます。
 ちなみに羽根は本体と大型ボールジョイントで接続されているので
 結構自由度があるのですよ。

 しかし山野博士のリーゼントへのこだわりを見るに、やはりWARS主役機のドットフェイサーも…?

原型と発売月、付属品、ポージングなど

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 差し替え部品とスタンドが2個。グリーンのスタンドはトゲトゲしい飛行形態用の小型スタンドです。
 柱上のサイコロは、第2作、No41であるこのミゼルオンまで付属しており
 プラモを駒にした組み換えゲームが可能だったとのこと。

 増加型のDJ-04ABCポリですが、Pが1個余るのみ。

■ミゼルオーレギオン(MIZEL O-LEGION)
 ダンボール戦機W LBX-41、1/1、2013年3月発売、定価1500円。
 同37 オーレギオンの派生キット。原型と同時期の新規金型HGUCは149番ローゼン・ズール。
 ランナーは5枚+ポリキャップ。

 原型のオーレギオン同様設定色に届いてませんが、独特の成型色で押し切っている好印象なキット。
 ただ胸周りはキットそのままだと単調な気がするので少し補った方がいいかも。
 という事で、設定色と違いますが銀と金で補ってます。
※いいのですよプラモは楽しめれば派。

 最後はポージングを色々と。
 成型色とボリュームが相まって凄くカッコイイです。
 余談ですが、取説漫画のミゼルさんが普通にバンやヒロ達と友達チックなのがちょっと笑えますね。
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原型機は「最高性能」と謳われたLBX オーレギオン

 オーレギオンはミゼルに対抗する為に開発された最高性能のLBXであった。

 外装は汎用型の「ナイトフレーム」に分類される。
 開発を行ったのは、LBXの産みの親にして、第1-2期主人公山野バンの父、山野淳一郎博士。
 彼の持ちうる技術を投入し、その為に様々なデータや素材をバン達が収集する事でようやく完成した。

 動力、基礎フレームからして理論上最高のものを本機の為に実用化し
 跳ね上がった基本性能を活かし、様々な既存LBXの長所を強化した上で取り入れた究極LBXであった。

 当初バンの専用機としてミゼル配下の高性能無人LBX集団を単機でねじ伏せ性能を実証したが
 前述の「収集したデータ」がミゼルに汚染されていたことから
 彼に奪われてしまう。

 A国第9艦隊をも無傷で壊滅に追い込むなど圧倒的な性能を発揮し、LBXの兵器的側面を剥き出しにした。

世界情勢を「システム」に見立て、その最適化を図るコンピュータ・プログラム

 ミゼルの正体は偶発的に生まれたコンピュータ・プログラムであり、システム管理を目的としていた。
 彼は、地球、世界情勢そのものを「不具合を起こしたシステム」と見なしており
 その「最適化」「管理」を図って人類と対立する事となる。

 ミゼルオーレギオンはそんな彼が自らをインストールした自律LBXである。

 ミゼルの手により全性能は強制的に引き上げられ、前述の驚異的な機体性能を更に向上させている。
 加えて最適な動作をLBX自らが行う事で、人が操るLBXとは隔絶した反応速度を実現し
 出力、強度、機動力は人知を越えたレベルに達している。

 可変機構や多彩な必殺ファンクションに加え、ナイト、ストライク、バーニングの特殊モードも発動可能。
 自ら思考し行動する、一種の機械生命体と呼べる存在。

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