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Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
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ログ・ホライズン 最終話「天秤祭(完)」

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祝、第二期! 一期最後の物語は「この我のものとなれ、腹黒よ」「断る!」

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※画像右下隅クリックで拡大。

 思った以上の大物、ダリエラ=濡羽の襲来劇!
 能力的にシロエ同等、かつそれ以上に効率主義そうな印象を与える彼女に色々驚かされましたが
 果たして、アキバを飛び出しシロエはどこへ向かうのでしょうね?

 これは原作で予習すべきか、或いはアニメで見るまで我慢すべきか! 悩ましいですわー!

■二期は秋から
 原作5巻まで25話かけてアニメ化した1期、しかし原作既刊は後2冊のみ!
 未収録分含めるにせよ、一体どうなってゆくのか。

 妖艶な九尾の狐、濡羽さんのインパクトも強かったですが
 一度は無力に打ちひしがれつつも、立ち直ったのか「ずっと一緒だ!」と力強かったアカツキはじめ
 ログホラメンバーも良かったですよね。

 「だから一緒に連れていってくれて良いのですニャ、シロエちの進む道に―――!」

 元々、彼らの掛け合いの楽しさで惹かれた作品ですから
 彼らが一緒に冒険をする、それも更にリ=ガンまで加わるときたら見過ごせませんわ! 楽しみ!!

『濡羽を言い訳に、ありとあらゆる我侭をなさって下さい―――』

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 しかし傾国の美姫ですな濡羽。狐に相応しき人材よ!

■まだ見ぬ地平線へ
 西の大地人貴族マルヴェス卿、その策動を食い止めたシロエをミノリが見舞う。
 シロエが、進んで泥を被ろうとしているのに気付いた彼女に
 アカツキは自身の鈍感さを呪った。

 そんなシロエの元を、珍客、西を事実上統治する冒険者「濡羽」が自ら勧誘に訪れる。

 かつてシロエに見出されたという「嘘」を言い訳に
 彼を誰よりも理解し、潤沢なバックアップを与えようという濡羽。
 シロエは心を動かされるが、最後の一線、仲間達の為にログ・ホライズンにいる事を選んだ。

 その上で彼女の「嘘」を信じ、敵同士である事が貴女の願いに沿う事だと看破し、言い切るシロエ。

 結果、シロエにますます心惹かれながらも濡羽は立ち去り
 また彼女の言う「現実世界への帰還」を始め、ヒントに気付いたシロエは旅立つ決意を固める。

 現実世界に戻る? いや、それ以上の事をする!

 小さなギルド「記録の地平線」の新たな冒険が始まろうとしていた。

シロエ『―――僕たちもその件でここに。姫様に不手際があったそうですねえ?』

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 主人公のする顔じゃねえな!※褒め言葉

■「困りましたねえ?」
 現れたシロエが姫を助けるかと思いきや、その逆。
 マルヴェス卿からの物資、その「貯蔵の手配書」が無いのはレイネシアの不手際だと責め上げる。
 積極的に煽っていくスタイル。

 怪訝そうだったマルヴェス卿も、助勢を得たりとニヤリ笑い、一緒になってレイネシアを問い詰める!

 が、それも全てはシロエの計算の内。
 満を持して、クラスティが「書状は円卓会議に届いている」と書状を差し出す―――。

クラスティ『マルヴェス卿からの書状なら、円卓会議に届いている』

マルヴェス卿『そ? そんなバカな!? ……これは私の署名!?』

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 どうやってマルヴェス卿の署名まで知ったの!? 腹黒こわいわー!

■本領発揮
 実は、マルヴェス卿は「そもそも、姫様へ手紙を出していなかった」らしい。
 それを「姫様が紛失した、不手際だ」と責め上げる……。
 酷い話である。

 思わぬ書状に慌てる卿だが、スキルで「書状偽造」したシロエはニヤリと笑い、一気にトドメを刺す!

 彼らが把握していなかった、ギルド「海洋機構」の倉庫を使うとミチタカが言い出し
 マルヴェス卿のイヤガラセを瓦解、退散させてしまった。

 そして「お迎えに上がりました」ときた、ここまででようやくサブタイトル! 展開早いなあ!!

シロエ『こちらの件は物のついで。言いましたよね? お迎えにあがりました』

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 姫様登場時、モブの「ひめさま~」に変な情感があって笑えます。

■オータム・コレクション開催!
 やがて夜を迎え、シロエ提案で大々的となった「三日月同盟製作、新作発表会」はおおいにもりあがる!

 モデルは、マリエールや彼女のギルドと記録の地平線が続々と務め
 どれもこれも華やかで楽しい!
 お祭りやー!

 レイネシア姫様もまた、シロエ提案で「直接、冒険者と挨拶をかわせる」舞台が設けられ
 冒険者達と、さらに親交を深めるのであった――――。

 祭りの夜は最高潮! やや日陰だったアイザックさんも先週から出番が多く、楽しげな一幕でした。が。

ミノリ『わざと、レイネシア姫に嫌われる態度をとっているんですか!?』

シロエ『――うん、そうだよ。好かれる役と、嫌われる役』

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 その全てをプロデュースしたくせに、栄光に与ろうとしない男がここに。

■役割と若者と
 なおアキバの守りを固めつつ、祭りを遠巻きに眺めるシロエ。
 そんな彼を見舞ったミノリは正直な言葉を放つ。

 彼はレイネシアに、そしてアキバ全体に「嫌われる」事で、街を盛り上げようとしていたのだ。

 それぞれが自分の得意とする分野をやる
 シロエのいつもの持論だが、いっぱい頑張った彼が報われないのが、ミノリには悲しかった。

 それを直言してくれた彼女の為にも「ミノリを困らせないように頑張るよ」と言ってはくれたが……。

■気遣い
 負担を負担と思わぬシロエを気遣うミノリ。
 悪く言えば押し付けですが、こういう気持ちが事態を救う事もある。嬉しいものですよね。

 出来るし優しい子ですわミノリさん。ホントに中学生なのかい。

アカツキ『知らなかった、気付かなかった…。ずっと一緒に居たのに……』

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 一方そんなシロエの役割や負担に気付けず、今回も連絡役しか出来なかったアカツキは自分を責める。
 ミノリはあんなに実務で役立っているというのに……。

 でも見方を入れ替えて考えれば、距離感も戦闘要員の実力も、まだアカツキ側が遥かに上。
 あくまで「今回のケース」に過ぎないとも言えます。

 そうした慢心を持たず、ひたすら自分を責めるアカツキさん。(アサシンなのに)健気にも程があるわ!

シロエ『なんと言っても、西の総領ですから』

濡羽『―――シロさまが欲しいのです。ずっと以前から存じ上げておりました』

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 第21話にて、シロエに西の情報を教えてくれた「大嶋さん」は彼らの手にかかった模様。

■狸と狐の化かしあい
 西から帰った大嶋さんと合流しようとしたシロエは、代理人だという大地人「ダニエラ」と邂逅。
 が、それが偽装だと勘で見抜いた彼に、彼女は正体を現した。

 西を単一ギルドで染め上げたギルドマスター、冒険者「濡羽(ぬれは)」。

 彼がギルド会館を買い取ったように
 大地人から資金を得て「大神殿」を買い取ってしまったというのだ。
 また、治安の要である「街中での戦闘禁止システム・衛兵」も、彼女の支配下にあるらしい。

■生存権
 つまり街中でもいつ危険になるか判らない。
 衛兵は彼女の気分次第。

 そして復活拠点が個人所有化、許可者以外、立ち入りできぬ区域となってしまったという事は……?

 これを盾に、ギルドに西の全員を取り込んだ濡羽。
 西で独裁ができる権限を持つ女怪は、シロエ自身が欲しいと彼に迫る。

『私は地味な女でした。居ても居なくても気付かれない空気のような女―――』

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 カラッと話していますが、みれば涙まで浮かべていた「現実の濡羽」。よほど嬉しかったんでしょうな……。

■「シロさまが欲しいのです♪」
 彼女は、地味である自分にコンプレックスがあり、それはエルダーテイルでも変わらなかった。
 しかしある時シロエに出会い、その能力を認めてもらった
 はじめて、自分を認めてもらえたから―――。

 なんて、嘘です♪

 濡羽は誤魔化したが、どうもこれが彼女の原動力。
 シロエ自身は覚えていないらしい。

 ある意味、ネットゲームのあるある話ですよね。うまく織り込んでくるなあホント。

濡羽『つかみかけているのではありませんか? 現実世界への帰還方法を』

シロエ『証明できていません。ただの人体消去です』

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 濡羽さん妖艶すぎる。いいのかNHK!

■言い訳
 どうも帰還手段は確立されつつあるようだが、「帰還成功」を確かめる術が無い。
 だが、環境が整ったミナミに来れば、成功するかもしれない。
 成功すれば、皆の為になる――。

 全ての冒険者の為に、という「言い訳」を用意する濡羽に、シロエの心は揺れる。

 だが「アキバに居続けるのはただの倫理観、言い訳だ」と言う濡羽を前に、脳裏には仲間の姿が浮かんだ。

シロエ『今の僕には理由がある。それを言い訳になんて出来ない!』

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 対峙するのも濡羽自身の為、そんな風に言われちゃ惚れ直しますよねえ。シロエちは罪だわ。

■理由と決別
 仲間の為にというのは言い訳じゃない、言い訳にして良いはずがない!
 自分を「言い訳」にしろ、誰かのせいだと言い換えろ
 そう迫った濡羽に、シロエは対峙する。

 僕には「理由」がある!

 濡羽へ「味方になるより、敵でいるほうが貴女の願いに沿えるでしょうから」とシロエは言い放つ。
 貴女が理由を探す時の為に、敵で居る事にします―――

 そう決別宣言した彼に、濡羽は一際嬉しそうに微笑むと、再会を誓って去ってゆくのでした。

■濡羽の言葉
 要は濡羽さんは「もっと自分という存在を、他人に感じて欲しい」のが原動力。
 ならば敵として向かい合うのも、彼女の目的に沿う訳です。

 自分の言葉から自分の望みを理解してくれるシロエ。これは惚れますわ。

 それに「一度は認めた」なら、濡羽もシロエにとっては仲間。だから言い訳にして良いはずがないんですな。

言い訳と理由

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 この違いは、多分「~だから」と「~の為に」の違いでしょうか。

 濡羽に言われたから、とか「誰かのせい」にして、言い訳にして動けと促したのが濡羽。
 仲間の為に、と自分から積極的に、仲間の為に動くシロエ。

 そしていつか、濡羽さんが「何かの為に」を探したくなった時の為に、と彼女を想うシロエ。これは惚れる。

『ったく、のんきなモンだな』

『にしても、賑やかになったもんだ。味のするバーガーがここまで化けるとはなあ』

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 一方アキバは今日も日曜日。ミチタカさんの何気ない一言、まさにドンピシャでしたね。

■アキバの日曜日
 祭りを終え、寂寥感に浸るマリエール……、ってアナタ満ち足りてるじゃないですか!!
 ともあれ「またお祭りしたいですね」と盛り上がる一同が可愛い。
 この一同、ノリノリである。

 もう一枚一枚のカットをどれも載せたいくらい楽しそう!

 祭りを目一杯楽しんだ彼女達を見守り、影になり日向になり祭りを守ってきた男たちは苦笑した。
 改めて、クレセントバーガーが引きがねになった一連の騒動
 シロエの「わがまま」がここまで化けるとは………。

にゃん太『いっその事、元の世界に戻りますかにゃあ?』

シロエ『――いや、それ以上の事をする!』

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 次々決意表明し、直継&アカツキのやりとり、そしてOP演出で盛り上げる! 最高ですわ!!

■冒険へ!
 濡羽との邂逅で見えた新しい突破口、それは「通貨」にある……?
 自分のしたい事、その影響……、いつものように周りに気をつかって迷うシロエを、班長が促した。
 まるで全てを悟っているかのように。

 他の街も建て直す、ヤマト自体をゴージャスにする、現実世界に帰還する―――、どれもこれも夢物語。

 でも、きっとこの仲間達なら出来るはず!
 次々に意思表明する記録の地平線、仲間達と向かい合い、シロエは冒険を決意する!!

 ここから、僕達が世界を変える――――!!

 お馴染みのオープニングカットや気になるシーンを連発しつつ最高の締め! ああ秋が楽しみだっ!!

「貨幣」が生まれる場所?

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 特に気になったのがコレ。モンスター倒せばお金を落としますが、そういや謎ですよね。
 この「お金」、実はファンタジー的な何かが作り出しているシロモノなのか。

 もっとも身近だけど、そういえば謎に満ちたアイテムを追う?

 これは楽しみですわ。

シロエ『実は、アキバの街を離れることにしまして』

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 そして次クール、なんとNPC枠のキャラ「リ=ガン」さんまで仲間に? 大好きですよこういうの!!

■たのしみ!
 嫌になるほど盛り上げた最高の最終回!
 これはズルい!

 いやホントこれはズルイですよホント。次クールは秋からですが、楽しみすぎますね。

 なお4月からは同じ枠でそのまま再放送するそうです。
 今回の「大嶋さん」など、何気ない台詞や場面がつながってるアニメなので、見直すのも楽しいはず。

 スタッフの皆様、ひとまずおつかれさまでした! ありがとう!!


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