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Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
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のうりん 第11話「あかるいのうそん」

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やっぱりサブタイと真逆な第11話。笑顔を取り戻してゆく林檎さん可愛い!

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※画像右下隅クリックで拡大。

 農村特有の事情+あかるいのうそんを描いた第11話。
 前振りは「四人の四天農」でしてましたが、耕作、意外にヘビーな人生なんですな…。
 陰口を叩く村長さんがキツい。

 一方、林檎さんもどんどん笑顔を取り戻してゆきますが、アイドルに戻る気は無いのでしょうか?

■農村生活
 昔かたぎな「孫はまだか」コールに悩まされ、みのりが大嘘をカマしていたという第11話。
 強力すぎるライバル、木下林檎さんもデカかったのかもですが
 みのりさんてば押しが強い。

 でも仮に彼女と入籍すれば、間違いなく「あの村」に住む事になる訳で……。耕作的にはそれも辛そう。

 あの排他的な感じ、妙なリアルさがあって何だかイヤでしたねえ。

みのり『実家のプレッシャーに耐えられなかったんですぅ~~~』

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 うーん洒落にならない。

■あかるいのうそん
 夏のある日。みのりの誘いで、田舎にある彼女の実家に向かった耕作・林檎・みのりの三人組は
 みのりの実家が「二人は婚約している」と思っていたと知る

 孫が早く欲しいという実家の圧力に負け、みのりがついつい口からでまかせを重ねていたのだ。
 なんとか誤解は解いたものの、「村コン」の為に恋人の振りをするハメになり
 一行はしばらく逗留することになってしまった。

 案内がてら、林檎にせがまれた耕作は、彼の一家が昔この村に移住してきた新参農家だったこと
 だが失敗を重ね、定住できず離農してしまったと明かす事になる。

 外から見れば幸福そうだけれど、生活は厳しく、排他的で、実際に住むのは難しい――――

 それでも林檎はここが好きだと微笑んだ。
 綺麗で食べ物が美味しくて、耕作を育ててくれた此処が好きだと林檎は微笑み、彼はどぎまぎするのだった。

 次回、最終話「みんなののうりん」

耕作『―――お前がそういうの着ると、なんか妊婦みたいだなって』

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 耕作さんのノリノリナレーションも次回で最終回かあ……。

■田舎旅
 継たちを見送った三人は、みのりの提案で彼女の実家に遊びに行くコトに。
 いつにも増してハイテンションなミス・ミノリ
 林檎さんもしかめっつら。

 長良川鉄道に乗り、彼女の実家を目指す―――。
 鵜飼いに定評のある長良川ですね!

 やがて無人駅、愛生村に着いた一行は、みのりの姉・中沢士の歓迎を受けるのだった―――。
※なお、姉妹で「士・農・工・商」である模様。

耕作『一体何が始まるの?』

みのり両親『結納にきまっとるやら? みのりと耕ちゃんの♪』

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 第7話、あの時のデブ化って伏線だったの!?

■むらこん!
 耕作にとっても実家同然だというみのりの実家、そこで彼は「結納やら?」と言われてビックリ仰天。
 みのりさんてば、前々から「早く耕作と結婚せえ」と言われ続け
 プレッシャーに負けちゃったとかなんとか。

 そんな折、みのりがふっくらした写真を耕作から送ってもらった両親は「妊娠した!」と勘違いした、と。

 誤解は解けたが、村コン~村に若者を呼ぶための合コン~の為にも
 二人は恋人の振りをする事になる……。

 傍から聞くと割とギャグですが、後継者問題と若者不足は大事な問題! 洒落にならんですわー。

耕作『くっ迂闊だった……。限界集落は、孫の為ならどんな事でもするっ!』

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 終いには、耕作とみのりを二人で蔵に押し込め、既成事実をつくれと煽る両親。
 このプレッシャーとみのりは戦い続けてきたのか!

 まあ人間、15歳を過ぎたらもう一人前だよね!
 ちょっと古風に考えて!!

 みのり自身も本意なので積極的にアプロゥチし、耕作もまんざらではなく、ついつい手が絡まりますが―――。

『あにまー! 一緒に寝てもいいもなーっ!?』

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 が、工と商が乱入、なかよく川の字+1になって眠るのでしたとさ――――。
 しかし耕作、ホントにみのりを女扱いしてないというか。
 完全に兄妹感覚というか。

 みのりが焦る気持ちもなんとなく解るような。

書置き『マイダーリン? 結婚式の打ち合わせにいってきます。妻の農より』

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 フラグを五寸釘のごとく打ち込んでくる女、みのり。演技!? 演技の為だよね!?

■衰退する農村
 翌朝、早くも行動開始しているみのりに軽く戦慄しつつ、耕作は林檎に村を案内した。
 特に喜一おじさん、みのりの父は耕作にとっても自慢であるらしく
 おじさんの作ったトマトを林檎に振舞う。

 その美味しさに林檎は軽い驚きを感じるが、耕作はそれでも浮かない顔をしていた。

 この栽培技術も、いつまで受け継がれるだろうか。
 農村に住む人は減る一方だから―――。

 でも農業に魅力があれば、きっと住む人は増えると林檎は元気付けるのだが、実は耕作にも事情があった。

村長『いっぺん村を捨てたような奴は、どうせまた捨てるわ―――』

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 道中、村長と組合長の会話を立ち聞きしてしまう耕作。わりとオープンにこういう話をする人、いますよね。
 村コンの為に奔走しているみのりの姉も、「どうせまた村を捨てる」と酷評し
 農業の素人が移住してきても、すぐ逃げると言い捨てる。

 あの畑っつー若造みたいに……。

 畑耕作の両親は、かつて農村に夢を見て、この村に移住してきた。
 けれど、ハウスでのトマト栽培に失敗してしまい
 資金繰りに困って出稼ぎになった…。

■出稼ぎ
 失敗したら無収入、資金を集める為に父は出稼ぎしたが、やがて母が倒れ農業を辞めてしまった。
 だから小さい頃の耕作は、みのりの家にお世話になっていたのだ。

 変な話だよね、農業をすればするほど、農業ができなくなるなんて……。

『お姫さま、どこの国のお姫様?』

『えっと……、ゆかたん王国の』

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 が、シリアスブレイカーな工と商の乱入でまたも二人は救われる。

■お姫様
 林檎をお姫様と勘違いした二人に、さらに勘違いを促進する林檎。これはひどい。
 ゆかたん王国は、大きいお友達の心の中にあるんだよ―――。

 っておい!

 かくして双子(?)に懐かれた林檎+耕作は楽しく夏休みを過ごし、やがて送り火を迎えるのでした…。
 送り火は下流で回収する、とか解説してる辺り、今風な気がしますねー。
 先日の稲といい、CG取り入れてキレイな作画が面白い。

耕作『村も同じだと思う。少し離れてみたほうが、キレイに見える―――』

林檎『――そうかな?』

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 言うべきじゃなかったと言う耕作、もっと知りたい林檎、どっちの気持ちもなんとなく解る。

■そうかな
 人間関係が濃密で、排他的。
 よく言われる「近隣住民のつながりの濃さ」同族意識が、そのまんま排他性に繋がっている。

 幻想を壊してしまうから、言わない方が良かったかなと思う耕作だったが
 そうかな、私は好きと林檎は返した。
 耕作を育てたココが好き。

 綺麗で、食べ物が美味しくて、耕作を育てたココが好き――――

 それから、ふと彼女の持ち歌である「コードレス☆照れ☆PHONE」を歌いだし、耕作は聞き入る。
 ひとしきり歌い終えた林檎は、これは、草壁ゆかじゃなくて
 木下林檎として歌いました、と微笑むのだった。

 なんという天使か……。

わがまま言えたら、応えてくれるかな♪

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 この、ちゃんと「木下林檎」として歌ってる感じ、さっすがですcv田村ゆかり女史!
 別番組でバリバリ悪役やってるのと同一とは思えんわー!

■最終話!
 農村問題にも触れたし、林檎さんも歌えるようになってきたし、良い最終話だった―――。
 いやいや後一話あるんですが、田茂農に帰っているんでしょうか?
 早いもんで、もうアニメ最終回なんですな……。

 次回、最終話「みんなののうりん」。


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