言葉の意味はよくわからんが、とにかくすごい暗炎竜だ……。そんな第XI話。
二期以降、六花がこだわっていた「手紙」が果たされ
暗炎竜が降臨した―――
二期以降、六花がこだわっていた「手紙」が果たされ
暗炎竜が降臨した―――
同じく登場回にて「さよならの言葉は言わない」と言っていた七宮が、ばいばいと笑ったその意味は?
■勇太くんの忘れ物
彼自身は忘れていた、中一の頃の記憶。
それを彼の手紙で知って、ずっと追いかけていた六花さんがひたすらひたむきなお話。
彼自身は忘れていた、中一の頃の記憶。
それを彼の手紙で知って、ずっと追いかけていた六花さんがひたすらひたむきなお話。
自分こそが勇太の契約者だと証明したかった。
暗炎竜復活は、要は一種の建前みたいなものだったという事でしょうね。
そんな六花さんの恋が輝く最終回!
そんな六花さんの恋が輝く最終回!
けれどタイミングを同じくして夏休みが終わり、そして「現在の彼女の事情」が全く描かれない七宮が
敢えて別れを言ったということは、やはり最後のトラブルも彼女絡みか。
七宮さんの扱いが酷だと感じてきた二期、その結末とは。
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勇太くんは、彼女が敢えて言った「別れの言葉」もスルーしてしまうのでしょうか?
敢えて別れを言ったということは、やはり最後のトラブルも彼女絡みか。
七宮さんの扱いが酷だと感じてきた二期、その結末とは。
七宮『あのね、勇者――――、ばいばい』
勇太くんは、彼女が敢えて言った「別れの言葉」もスルーしてしまうのでしょうか?
■暗炎竜、復活する
七宮の本心を悟った勇太だったが、それでも何も出来ず立ち尽くす。
どうすればいいかなど誰にも解らなかった。
七宮の本心を悟った勇太だったが、それでも何も出来ず立ち尽くす。
どうすればいいかなど誰にも解らなかった。
七宮もまたモリサマーに諭され、どうにもならない自分の心を知ろうと決意する中
事態を動かしたのは、やはり六花。
病身を押して彼女は動く。
事態を動かしたのは、やはり六花。
病身を押して彼女は動く。
六花は自分こそダークフレイムマスターの契約者だと証明する為に、ずっと探索をしていたのだ。
契約者の証明、暗炎竜復活を果たした六花。
だが彼女達の前で、七宮が足を踏ん張り「暗炎竜と戦わせて欲しい」と宣言。
だが彼女達の前で、七宮が足を踏ん張り「暗炎竜と戦わせて欲しい」と宣言。
中一時代、勇太と二人で追いかけてきた夢、暗炎竜と自ら戦う事で、七宮は自分の中の決着をつける。
かくして暗炎竜事件は終わり
夏休みも終わる頃、七宮は勇太に「ばいばい」と微笑んだ。
いつか「別れを言えば、別れになるから。だから別れの言葉は言わない」と言った少女は別れを告げた―――。
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六花さん、鉄塔を見つめて風邪を引くの段。
夏休みも終わる頃、七宮は勇太に「ばいばい」と微笑んだ。
いつか「別れを言えば、別れになるから。だから別れの言葉は言わない」と言った少女は別れを告げた―――。
『そういう事にずっと鈍感で―――、それでも、その涙を見て、さすがに気付いた』
六花さん、鉄塔を見つめて風邪を引くの段。
■「解りやすっ!」
七宮の涙に、彼女の言葉の意図、すべてを把握した勇太。
しかし自分の気持ちはどうしようもなく、丹生谷らに問い詰められるも、ついつい誤魔化してしまう。
七宮の涙に、彼女の言葉の意図、すべてを把握した勇太。
しかし自分の気持ちはどうしようもなく、丹生谷らに問い詰められるも、ついつい誤魔化してしまう。
一方その頃、六花は風邪を引いていた。
なんで傘を使わないのかと思ったら、樟葉さんにからかわれた折、家に置いてきていた模様。
あんだけ「ラブラブだねえ」とか言われちゃあねえ。
その証みたいなモンですからねえ。
あんだけ「ラブラブだねえ」とか言われちゃあねえ。
その証みたいなモンですからねえ。
六花さんてば照れ屋である。
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六花さんの探索癖を、今回は「暗炎竜復活の為」だと知らない勇太くんは心配します。
以前、黙って転校してしまった事もありましたしね。
勇太『なんか嫌なんだよ。六花が俺に秘密にして、どっか行くの……』
六花さんの探索癖を、今回は「暗炎竜復活の為」だと知らない勇太くんは心配します。
以前、黙って転校してしまった事もありましたしね。
■「どうしろって言うんだよ!」
勇太と七宮の関係を察し、丹生谷はくみん先輩を伴って彼を問い詰めます。
彼女にせよ、今の七宮は見ていられなかった
ずっと友達だったのですから。
勇太と七宮の関係を察し、丹生谷はくみん先輩を伴って彼を問い詰めます。
彼女にせよ、今の七宮は見ていられなかった
ずっと友達だったのですから。
でも、だからどうしろ、とも言えない。
一足先に悩んでいた為か、もう投げやりになっている勇太を責めます。が、どうにもならない一幕。
これ以上何かを言っても傷つけるだけですし……。
これ以上何かを言っても傷つけるだけですし……。
■夢
恋が夢と同じなら、いつかは覚める。
夢と同じなら、無理に起こされるのは返って辛いだけでしょう―――?
恋が夢と同じなら、いつかは覚める。
夢と同じなら、無理に起こされるのは返って辛いだけでしょう―――?
良い話っぽくもあり、寝るのが大好きな彼女らしくもあり、良い先輩ですくみん先輩。
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真面目な話なのに、モリサマーボイスを聞くと何故かカユくなってきます。
モリサマー『自分を知るには、外に目を向けるべきなのです』
真面目な話なのに、モリサマーボイスを聞くと何故かカユくなってきます。
■魔術師モリサマー
勇太くんとくみん先輩の気持ちの両方を汲み、せめて七宮の心を軽くしようと向き合うモリサマー。
自分が「偽サマー」と戦った経験から、問題解決は外にあると諭します。
勇太くんとくみん先輩の気持ちの両方を汲み、せめて七宮の心を軽くしようと向き合うモリサマー。
自分が「偽サマー」と戦った経験から、問題解決は外にあると諭します。
偽サマーの一件では、自分の中二病を「自分自身に向けた歪んだ愛」だと悟ったモリサマー。
同じように、他人を介して自分自身の気持ちを確かめてみてはどうだ
戦うべき相手がいるはずだ、と。
戦うべき相手がいるはずだ、と。
■勇太くんの忘れ物
2~3年間隔で、19年に7回起こるとされるブルームーン。
それを見た六花は病身で姿を消す。
2~3年間隔で、19年に7回起こるとされるブルームーン。
それを見た六花は病身で姿を消す。
彼女の行動を察した七宮に従い、勇太は部屋に残された「契約者への手紙」を見つける。
六花が言う暗炎竜とは、中一の頃の勇太の言葉だったのだ。
六花が言う暗炎竜とは、中一の頃の勇太の言葉だったのだ。
復活のコインと暗炎竜
七宮と出会って中二病となり、そして「いつか力を失う」と弱気をこぼした当時の勇太。 やがて、彼は「自分が復活する為のアイテム」として三枚のコインを呈示し
その一枚を、この手紙と同じ言葉と共に七宮に託した。
いつか復活する為に――――。
その一枚を、この手紙と同じ言葉と共に七宮に託した。
いつか復活する為に――――。
彼自身は忘れていた。
でも七宮はずっと忘れていなかった。そして六花もまた、探し始めていたのだ。
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中一当時の七宮も、鉄塔探しを志したものの挫折した模様。転校してしまった訳ですしねえ……。
でも七宮はずっと忘れていなかった。そして六花もまた、探し始めていたのだ。
勇太『―――あいつ、ずっとその為に……!!』
中一当時の七宮も、鉄塔探しを志したものの挫折した模様。転校してしまった訳ですしねえ……。
■鉄塔
無数の鉄塔のどれかの根元。それを探すべく、暗視スコープで夜の散歩を繰り返してた六花。
今日が手紙の約束の日、ブルームーンだと知って病身を押した六花。
無数の鉄塔のどれかの根元。それを探すべく、暗視スコープで夜の散歩を繰り返してた六花。
今日が手紙の約束の日、ブルームーンだと知って病身を押した六花。
彼女を思って勇太は泣きながら走った。
隣を七宮が走っているのを忘れ、六花の名前を叫びながら走った――――。
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ようやく見つけた六花は、ちょうど最後のコインを見つけた所だった。
なんて無茶をするんだと勇太は叱る。
六花『だって契約者が蘇らせるって! ―――だから、見つけなきゃ……』
ようやく見つけた六花は、ちょうど最後のコインを見つけた所だった。
なんて無茶をするんだと勇太は叱る。
けれど六花は、手紙には「契約者が自分を目覚めさせる」と書かれていたと弱弱しい声で言う。
■契約者の証
六花は「手紙」とコインを見つけ、これで暗炎竜を復活させると息巻いていた。
でも修学旅行で、七宮もコインを持っていると知ってしまった。
六花は「手紙」とコインを見つけ、これで暗炎竜を復活させると息巻いていた。
でも修学旅行で、七宮もコインを持っていると知ってしまった。
暗炎竜の復活こそが契約者の証だと思った六花は、それを証明する為に奔走し続けてきたのだ。
だがそれを口にした六花を、勇太はそんなことしなくて良いと抱きしめる―――。
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三枚を合わせると、隠し場所が浮かび上がる―――
と考えたまでは良かったが、金属を彫るのは大変だったので途中で諦めそうな。ワハハハこやつめ。
『それだけじゃ誰も解らないよな?』
三枚を合わせると、隠し場所が浮かび上がる―――
と考えたまでは良かったが、金属を彫るのは大変だったので途中で諦めそうな。ワハハハこやつめ。
■「連関天則か?」
暗炎竜復活の儀式を受け、蒼き月の夜に呼び出されるかつての勇太の力、暗炎竜――――。
という空想を、三人は共有する。
暗炎竜復活の儀式を受け、蒼き月の夜に呼び出されるかつての勇太の力、暗炎竜――――。
という空想を、三人は共有する。
その上で七宮は叫んだ。自分を暗炎竜と戦わせて欲しい、と。
いつか二人で追いかけたモノと戦いたい。
それが戦争だ、と。
いつか二人で追いかけたモノと戦いたい。
それが戦争だ、と。
六花、そして快諾した勇太の見守る中、七宮は彼女の心の中で暗炎竜との決着をつけた。
けっきょく勇太が中二病に戻ることは無かった。
そして七宮も変わらなかった。
そして七宮も変わらなかった。
いつものように降りてきて、自分は永遠に変わらない、いつもの口癖を繰り返す七宮を見守る勇太。
そうして、いつものようにスルスルと部屋へ戻っていきながら
今度は七宮は「ばいばい」と言った―――。
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まだ一話(二話?)残っていますが、勇太くんより、周囲が奔走しているように感じるアニメ二期。
六花さんとの仲も、今のままで良いと認めたのが今期のスタート地点で
それから推し進めたのも六花さんの奮戦というか……。
そうして、いつものようにスルスルと部屋へ戻っていきながら
今度は七宮は「ばいばい」と言った―――。
第三話『別れは口にしない限り別れじゃない。―――連関天則だよ』
まだ一話(二話?)残っていますが、勇太くんより、周囲が奔走しているように感じるアニメ二期。
六花さんとの仲も、今のままで良いと認めたのが今期のスタート地点で
それから推し進めたのも六花さんの奮戦というか……。
それが悪い事とは言いませんけれど、なんでしょうこの気持ちは。
うーん。
うーん。
次回、第XII話。