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機動戦士ガンダム サンダーボルト 3巻[太田垣康男 漫画]

サンダーボルト攻防戦、終了……。舞台はア・バオア・クーへ。

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※画像右下隅クリックで拡大。

 結果から言えば、サンダーボルト宙域は連邦軍の後詰め艦隊が確保
 ムーア同胞団は先んじて現れたジオン艦隊の捕虜となり、彼らが集結するア・バオア・クーへ……。

 ズタズタになったガンダムとイオも彼らに囚われ
 戦いは次のステージへ。

■まさかの
 サンダーボルト宙域の攻防戦で終わるかと思いきや、戦いはまさかのネクスト・ステージ。
 サイコザクを失い、実験体として監視下に置かれたダリル
 ガンダム共々囚われたイオの行方は。

 ここからイオの再起、そしてダリルとの再戦で決着か?

 やはり、モビルスーツと人間を「直接接続する」サイコデバイスの性能は異常でしたが
 次なる問題は、このシステムを再建しなければダリルは戦えない
 という点にあります。

 カーラ教授の様子、状況からすると、囚われた「ガンダム」がダリルの乗機となる可能性も?

イオ『そうだ……戦争は、まだ終わらない…』

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 自爆を試みるリビングデッド師団に、ジオンに故郷を潰された青年が叫ぶ。しかし……。

■ムーアの終わり
 互いの艦隊を潰しあい、ムーア同胞団とリビング・デッド師団の戦いは終わりを告げてゆく。
 その結末を担い、ガンダムとサイコザクは帯電した宙域で死闘を広げるが
 彼らもまた、互いの乗機を潰しあう格好で戦いを終えた。

 自身を顧みず心中を図るリビング・デッド師団に、ムーア同胞団もなりふり構わず戦い抜くが―――

 両軍、生存者は僅か。
 彼らはジオン機動艦隊に回収されア・バオア・クーへ。
 一方、顛末を確認した連邦軍は、「露払いは終わった」とゆるりとサンダーボルト宙域を制圧する。

 期待の新兵器に成り上がった「サイコデバイス」の欠片と「ガンダムの残骸」を回収したジオン
 周辺宙域を制圧し、地固めを進める連邦軍。

 両者は、いよいよア・バオア・クーで最後の激突を迎える―――

『散々殺しまくって、いまさら被害者ヅラはねえだろ?』

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 クローディアを失い、新兵を、仲間達を失い、またサイコデバイスの真相を知らないイオは
 勝利を目前に、相打ちに持っていかれた事を「敗北」だと叫び
 執拗なまでに再戦を誓う。

 ガンダムと言う象徴を与えられ、リビングデッド達のリンチの目標となっても闘志は衰えない。

 平和を望みながら、戦うしかない体にされたダリル。
 戦争に魅入られてしまった自分も、殺し抜いてきた事実も認め、戦い抜く事を望むイオ。その決着は。

収録

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イメージ 6

 人体とモビルスーツを直接「つなぐ」事で、従来を遥かに超えた操縦性を与えるサイコ・システム。 
 義肢、人を救う技術だったはずが「人の手足を切り取らせる」ことに。
 この技術を葬ることが、本作の結末か。

 ビッグスペリオールコミックSP「機動戦士ガンダム サンダーボルト 3巻」。太田垣康男。
 週刊ビッグコミックスペリオール連載、小学館発行。
 2014年2月発売。

 生き残ったリックドムが救援要請を行う第20話から
 ジオン艦隊の捕虜となり、私刑を受けるイオと、ダリルが面談する第28話まで収録。
 カバー裏、カバー下おまけあり。


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