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Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
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ガンダムビルドファイターズ 第17話追記「心の形」

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主役交代のマオくん回! 凄かった! カッコ良かった!!

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 マオくんのルーツ、そして現在の到達点を描き、更なる成長を予感させる!!
 いい主役交代回であった。

 正装時でも被っている等、何故か肌身離さなかった帽子の由来や
 公式サイトでいち早く公開されるも、何故そんな情報を? と思わせられていた師匠のマリュー好き設定など
 これまでのマオくんの総決算となった一編。

 機体名発表時の第一印象、そして初登場回「最強ビルダー」時のネタっぷりが懐かしいですね。

■「これがワイの魔王剣や!」
 とにかくマオくん八面六臂だった第17話。
 担当の藤井美波さんも好演。

 今回は負荷によって機体を自壊させてしまった技、あの「魔王剣」の完全な会得に向けた改修など
 視聴者的にも解りやすい成長ポイントが見えていますし
 もう一期みたくなるキャラですよね。

 そしてCパートと予告で、因縁のライバルを襲う強敵の予感!! これまた次も楽しみですわ。
ガンダムビルドファイターズ 第17話追記「心の形」で書ききれなかった感想の追記。

師匠『ガンプラ心形流の奥義! 会得しとるでェ、マオォ!!!』

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 勝利に凝り固まった心をほぐし、己の心のままにガンプラを「楽しむ」戦いで全力を出し切ったマオ!
 その姿に、師匠である珍庵は「奥義を会得している」と誇らしげに叫ぶ!

 ガンダム的に言うなら、これぞGガンにおける「明鏡止水」の境地と言ってよかった!!

 どんな道であれ、長じるにつれ、どうしても計算的、打算的になっていくスタイルを原点に引き戻す!
 それこそマオ君が勝ってもいいくらい見事な成長回だったのではないでしょうか。

 ただ、自由に、というだけに技巧的に物足りない面は確かにありましたが

ニルス『すごい……!!』

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 そこを補ってくれたのが、瞳を潤ませて燃える観客たち。特にニルス。
 この戦い、ガンプラファイターなら滾らずには居られない!
 そんなバトルなのだと強調する良い演出!

 そしてガンプラの正道からズレた天才、ニルス自身の「変化」にもなっているのが良かったですね。
 彼とセイ達の戦いはどう描かれるのでしょうか。

 彼の愛機が「アストレイ(王道を外れた者)」な辺りも、改めて上手いなあ、と感じますよね。

サテライトシステムの流路と直結する、これぞ必殺、魔王剣!!!

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 サテライト砲を失ったエネルギーアームと、サーベルを直結するこのアイデア! 燃える!!

■ガンダムX
 元々Xのサーベルは、サテライト砲の一部を外して使用する為「エネルギーを流用するので高出力」。
 これをサテライトシステムそのものにつなぐというアイデア!
 更に粒子の二倍乗せ!!

 そりゃ魔王剣って叫びますよ。私だって叫びますよ!

■ただ
 欲を言うなら、魔王剣の粒子量にRGシステムで対抗できたのはやりすぎだった感じが。
 とも思ってもしまいました。

 レイジの操縦技量に負ける→魔王剣で逆転→自壊して自爆(製作技術が付いていかなかった)。

 こっちの方がベタで好みですが、やっぱり今時ベタすぎるってことなんですかね。発想が旧いというか。

ミサキ『―――凄かった! カッコ良かった!!』

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 そして今週のヒロインと言えば旅館のミサキさん。

 慰めなんか一切言わず、ただ「凄かった、カッコ良かった」とそれだけ言い切ったのは素晴らしい。
 確かにマオは負けてしまったけれど、それだけは揺ぎないのですから。
 良い子ですホント。

 ホント、凄かった! カッコ良かった!!

スタッフさん凄かった! カッコ良かった!!

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 そして今週、もう一つの凄かった、カッコ良かった点と言えばやっぱりコレっしょ!
 この作画の細やかさ! 週間アニメの書き込み具合じゃないッスよ!

 バウンド・ドックも、スマートガンを受け、じわりと溶け、爆散する、この流れが素晴らしかった!

 ホラ見てくださいよキララさん
 溶け、焼け落ちてゆく、そんな様子が見事に描きぬかれているではありませんか! ハラショー!
 ていうか、クローの一つ一つまで書き込まれてるよコレ……。

■スペリオルガンダム
 また、かつての愛機がSガンダム(センチネル)ってのも良いですね。
 機体本体と直結し、大出力を賄うビームスマートガン、ってのがガンダムXに繋がる面がありますし。

経験が心を作り、心を形に、戦いに! それが心形流!

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 そんなSガンダム使いだったマオくんを変えたのが、改造クーロンガンダム使いの師匠との出会い。
 オープニングPPSEシルエットのマスターガンダム、やはり師匠のガンプラなのか?

■修行や!
 と言っては遊びほうける師匠。なんという道楽ジジイ。
 ですが師匠曰く、ガンプラ心形流とは、経験を糧にイメージを膨らませ、心の理想を形にする流派。

 逆に言えば、心が貧しければ意味は無いのです。
 ガンプラはホビーなのですし。

 だから日々を思い切り楽しんで、心を思い切り膨らませる! なんだ道楽ジジイじゃないか!?(褒め言葉)。

師匠『好きなモンに理屈なんぞいるかぃ! ただ好きでおればいいんや』

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 声は稲葉実さん。ワタルのドン・ゴロ、スレイヤーズのフィル王子、ワンピースのネプチューン王など。

■命の限り好き勝手
 中盤、勝利に目がくらんでいた心を無理やり無心にされ、再び回想に入ったシーンも語り草。
 こんな年の離れた二人が、好きなアニメヒロインを語り合うシーンとか、ねえ。
 いやはや。

 師匠、顔が放送禁止レベルですよ師匠。
 おかげでマオ君はヒントをつかめたわけですけれども。

『おきなさーい!!』

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 ついでに言えば、冒頭でヤケにお母さんが胸を揺らしたのもこのシーンにつなげる為か。
 マリューさんと声が同じですものねえ。

 言っては何ですが、マリューさんのアレで心を掴まれた人がいた、なんて逸話もありますから。

 実際、ガノタの旦那を持つ漫画家さんが「ウチの旦那、初代オタなんだけど…」と
 ガンダムエースで描いた連載でも、そのネタがあったんですよね。

 筒井 旭先生の「Gの食卓」と言う漫画けれども。ええ。

泣いて笑ってまた泣いて。マオくん激闘編、に続いては……!

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 そしてCパートで急展開を見せるレナート兄弟の本領!! ハハッざまあないぜ的な。
 以下、公式サイトより抜粋。

■第18話「ブラッド・ハウンド」
 タイ代表のルワン・ダラーラ、破れる!
 セイ達と死闘を繰り広げたルワンを倒したのは、今大会のダークホース、アルゼンチン代表のレナート兄弟だ。
 ――そう、彼らは、決勝トーナメントまで、その力を温存していたのだ。

 そんなレナート兄弟と2回戦で対戦するのは、メイジン・カワグチ。
 カワグチは、正攻法で戦いを押し進めていくが、レナート兄弟の巧みな戦術によって苦境に立たされていく。

 脚本=黒田 洋介/絵コンテ=西澤 晋/演出=南 康宏/キャラ作監=森下博光/メカ作監=進藤ケンイチ

 世界大会まで温存されていた決戦兵器、スナイパーK9の実力は?
 そして、ガンプラ発売間近である本機の扱いは?
 スナイパー対ケンプの行方は?

 勝利のみを追及するメイジンに対し、効率良いクレバーさに定評ある兄弟。さてその行方や如何に。




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