久々の真っ黒クロエだった第18話。
勇気を出してアキバを訪れた大地人の姫君、レイネシアさまの翻弄されっぷりに笑えましたが
翻弄する側が主人公陣営ってのもなんだか愉快ですね。
いや悪意はないんですが。
翻弄する側が主人公陣営ってのもなんだか愉快ですね。
いや悪意はないんですが。
■遠征軍編成!
基本、全員が同じ「プレイヤー」である以上
今回の一件も、冒険者個々の善意に頼る部分が大きいですが、そこを盛り上げる演出が楽しい。
基本、全員が同じ「プレイヤー」である以上
今回の一件も、冒険者個々の善意に頼る部分が大きいですが、そこを盛り上げる演出が楽しい。
ノリノリでゴブリン退治の「遠征軍」を編成してしまったアキバの町。
が、これを率いるクラスティさんの頼りになる強者オーラ、相手はゴブリンに過ぎないという安心感
何より姫さま決死の懇願、これで立ち上がらないのは男じゃないね!
あの盛り上がりっぷりは共感しか浮かびません。
何より姫さま決死の懇願、これで立ち上がらないのは男じゃないね!
あの盛り上がりっぷりは共感しか浮かびません。
■冒険者、北へ!
釣りあう報酬を用意出来るかさえ解らないまま、風雲急を告げる故国を守る為レイネシア姫はアキバへ向かう。
冒険者にとって、イースタル連合を守るメリットは正直小さい。
それでも、善意一つに懸けて少女は立つ。
釣りあう報酬を用意出来るかさえ解らないまま、風雲急を告げる故国を守る為レイネシア姫はアキバへ向かう。
冒険者にとって、イースタル連合を守るメリットは正直小さい。
それでも、善意一つに懸けて少女は立つ。
が、おろおろと押し出されるように前に出た、懸命な少女の訴えにアキバは湧いた!!
日本でも有数とされる、大規模戦闘<レギオンレイド>の指揮経験者クラスティの名の下に
アキバの冒険者はゴブリン王の軍勢に立ち向かう。
アキバの冒険者はゴブリン王の軍勢に立ち向かう。
そしてその最前線の一つに、冒険者を自負する若き魔術師の姿があった。
■姫さま、感嘆する
冒険者が一人一人自由であるなら、直接一人一人に呼びかけて義勇軍を募ります!
大見得を切ってアキバに向かったレイネシア姫は
その賑わいに呆然とする―――。
冒険者が一人一人自由であるなら、直接一人一人に呼びかけて義勇軍を募ります!
大見得を切ってアキバに向かったレイネシア姫は
その賑わいに呆然とする―――。
中世的な世界観ベースの常識から、夜、なお賑やかな屋台だらけのアキバの町へ!
これは翻弄されますわ。
ぽかーんとする姫、促すクラスティ、爽やか笑顔で企むシロエ、初っ端から笑わせてくれる!
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ベストカラアゲニスト・ソウジロウさん、ここでも大人気なのか……。確かに何かどうでもよくなる。
ぽかーんとする姫、促すクラスティ、爽やか笑顔で企むシロエ、初っ端から笑わせてくれる!
ミチタカ『任せたって言われても、俺は鍛冶屋だったんだがなあ』
ベストカラアゲニスト・ソウジロウさん、ここでも大人気なのか……。確かに何かどうでもよくなる。
■安心のソウジロウ
期せずして、古宮廷滞在組の最上位者になってしまい溜息をつくミチタカ。
大地人とどうやって接したものか……
期せずして、古宮廷滞在組の最上位者になってしまい溜息をつくミチタカ。
大地人とどうやって接したものか……
って、ここでもモテモテなソウジロウを見るに、難しい話でもないのかもしれません。
まあ西風の旅団の皆さんは大変ですけどね!!
※なお、ソウジロウの笑顔一つで彼女たちも怒りの矛を下ろした模様。なにこれ。なにこれ。
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衣装一つ渡すのも腹黒。安心の真っ黒クロエ様である。
※なお、ソウジロウの笑顔一つで彼女たちも怒りの矛を下ろした模様。なにこれ。なにこれ。
シロエ『(やっぱりインパクトが欲しいね。第一印象でグッといかなきゃ)』
カラシン『(―――それならウチのオリジナルと…)』
衣装一つ渡すのも腹黒。安心の真っ黒クロエ様である。
■策略
義勇兵を募りにきたはずが、何故か「第八商店街」の片隅でギルドメンバーと戯れることになる姫さま。
物見高い第八、そして「シロエに頼まれた」という三日月同盟のメンバーに誘われ
名物クレセントバーガーを頬張るが―――
義勇兵を募りにきたはずが、何故か「第八商店街」の片隅でギルドメンバーと戯れることになる姫さま。
物見高い第八、そして「シロエに頼まれた」という三日月同盟のメンバーに誘われ
名物クレセントバーガーを頬張るが―――
うっかりドレスを汚してしまった姫様に、シロエは新しい服飾を差し出す。
いやあ服が汚れてしまっては仕方ないですねえ。
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姫さま翻弄パート供ダ鏖欺里茲Δ頁票蠅奮擦肪綢悗┐気擦蕕譴織譽ぅ優轡姫さまを舞台袖に隠し
シロエ、そしてクラスティら円卓会議はイベントを開く。
『この鎧、身体の線が強調されすぎるというか、増量されてるというか…』
姫さま翻弄パート供ダ鏖欺里茲Δ頁票蠅奮擦肪綢悗┐気擦蕕譴織譽ぅ優轡姫さまを舞台袖に隠し
シロエ、そしてクラスティら円卓会議はイベントを開く。
空が白む前から集ったアキバの住人らの前で
シロエは、最大二万弱のゴブリン軍が蜂起したことを公にする―――――――。
シロエは、最大二万弱のゴブリン軍が蜂起したことを公にする―――――――。
■民
また「ゴブリン軍による影響」をさっそく鑑み始めた冒険者たちに、レイネシア姫は内心で驚嘆する。
また「ゴブリン軍による影響」をさっそく鑑み始めた冒険者たちに、レイネシア姫は内心で驚嘆する。
『ここに集まった冒険者達は、みんな武官並みの知識を持っているというの?』
中世ヨーロッパ的世界観の大地人の教育レベルと、高等教育を受けた冒険者のギャップに驚かされる姫様。 民の権利、労働状況の変化、そして製本などによる「技術の共有化」が発達した現代と
中世的な世界観では、自ずと教育レベルが異なり
その違いに動揺するのでした。
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この戦争で、イースタルは大損害を受けるが、全滅には至らない。
また、アキバはゴブリンの略奪から身を守るのも容易。
中世的な世界観では、自ずと教育レベルが異なり
その違いに動揺するのでした。
シロエ『―――イースタルを助ける必要はありません』
この戦争で、イースタルは大損害を受けるが、全滅には至らない。
また、アキバはゴブリンの略奪から身を守るのも容易。
■姫様、立つ
ハードルを上げるだけ上げられ、打ち合わせなしで演壇に上げられたレイネシア姫。
しかし、ここからが姫様の本領発揮であった。
ハードルを上げるだけ上げられ、打ち合わせなしで演壇に上げられたレイネシア姫。
しかし、ここからが姫様の本領発揮であった。
演説も策も、何も用意できなかった姫は、ただただ全てを打ち明けた。
何も報酬を容易できない事も、自分達の弱さも、自分達が冒険者を利用しようとしていたことも
全てを打ち明け、自分に出来る事は責任者として従軍すること
それだけしかないのだとぶちまける。
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なお、タイミングよく風が吹いたのはシロエの演出だった模様。
全てを打ち明け、自分に出来る事は責任者として従軍すること
それだけしかないのだとぶちまける。
『ですから、それでも良いのだという方は、一緒に来てくださいませんか!!』
なお、タイミングよく風が吹いたのはシロエの演出だった模様。
■出撃!!
冒険者の自由と善意に訴えかける、懸命な少女の言葉にアキバは燃え上がる!
その場の者達は、みな武器を打ち鳴らして出撃を宣誓!
冒険者の自由と善意に訴えかける、懸命な少女の言葉にアキバは燃え上がる!
その場の者達は、みな武器を打ち鳴らして出撃を宣誓!
これを受けたクラスティは、即座に「初の遠征」と称して出撃条件を告知する!
閉じ込められ、日々を楽しく生きる糧を与えられたとはいえ
元々、こういう冒険が好きだからこそゲームを始めた「プレイヤー」たちは否応なしに盛り上がるのであった。
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試作蒸気船オキュペテー、……ってこんなスゲェ戦艦だったんかい!!
そりゃミチタカさんが楽しみにする訳だ。
元々、こういう冒険が好きだからこそゲームを始めた「プレイヤー」たちは否応なしに盛り上がるのであった。
シロエ『今回の戦略は、拙速を重視します』
試作蒸気船オキュペテー、……ってこんなスゲェ戦艦だったんかい!!
そりゃミチタカさんが楽しみにする訳だ。
■兵は拙速を尊ぶ
討伐軍の戦略はと言うと、まず戦力の早期移送が必要だとシロエが判断する。
現在、戦場を決める権利は「攻め手」であるゴブリンにある
アキバまで来られ、防衛戦になっては困る。
討伐軍の戦略はと言うと、まず戦力の早期移送が必要だとシロエが判断する。
現在、戦場を決める権利は「攻め手」であるゴブリンにある
アキバまで来られ、防衛戦になっては困る。
戦力を早期に前線に送り、先制攻撃によって敵の侵攻を鈍らせるべく「蒸気船」を投入するシロエ。
■公爵、悟る
一方イースタル残留のミチタカと梅子は、なんと直接現れた筆頭領主、セルジアット公と会談していた。
冒険者への認識を改めた公は、「貴族の位を与える」という傲慢を陳謝。
一方イースタル残留のミチタカと梅子は、なんと直接現れた筆頭領主、セルジアット公と会談していた。
冒険者への認識を改めた公は、「貴族の位を与える」という傲慢を陳謝。
そも「自分達の関係はどうあるべきか」を、率直にミチタカ達へ投げかける。
貴族には、あの姫の暴走を「最初から、セルジアットと冒険者の八百長だった」と言う者も居るが
ともあれイースタルの筆頭領主は、冒険者を「便利屋」ではなく
自分達と同等、それ以上とも言える「友人」に改めた。
さて、どうしたものか――――
ともあれイースタルの筆頭領主は、冒険者を「便利屋」ではなく
自分達と同等、それ以上とも言える「友人」に改めた。
セルジアット『大地人と冒険者における不平等か――――』
だが「守る冒険者」「守られる大地人」という一方的な関係は否定できない。さて、どうしたものか――――
■初心者、頑張る!
また敵が拠点にしようと分隊を派遣しているチョウシでは。
結局、初心者パーティは皆が率先して居残り、大地人を守ろうと奮戦していた。
また敵が拠点にしようと分隊を派遣しているチョウシでは。
結局、初心者パーティは皆が率先して居残り、大地人を守ろうと奮戦していた。
ゲーム暦の長いマリエールや直継から見れば、大地人=NPCという「偏見」はなかなか抜けないけれど
むしろ、ゲーム暦が短く偏見のない初心者たちは
率先して戦っているという。
むしろ、ゲーム暦が短く偏見のない初心者たちは
率先して戦っているという。
この町を守り抜こうと、冒険者たち、そしてルディは燃える!!
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ディズニーランド、ディズニーランドじゃないか!
レイネシア『(―――勢いに任せてとんでもない事を言って、後悔しているけれど)』
クラスティ『撤回できないので、身もだえしているような顔をしていますね?』
レイネシア『そ、そんなことないです』
ディズニーランド、ディズニーランドじゃないか!
■最強軍団長、出撃!
命を賭けてくれとお願いする以上、自ら足を運ぶべきだと戦場に立つ事を決めたレイネシア姫。
そして自分が守るべきは、自由なアキバの街が「自由である事」を守ること。
命を賭けてくれとお願いする以上、自ら足を運ぶべきだと戦場に立つ事を決めたレイネシア姫。
そして自分が守るべきは、自由なアキバの街が「自由である事」を守ること。
その言葉に頷こうとしたクラスティだったが
ちょうど高山三佐が現れる。
ちょうど高山三佐が現れる。
陣頭で号令をかけるクラスティを見つめ、三佐は言う。
彼は、こうした大規模戦闘において日本有数のプレイヤーであるのだと。
彼は、こうした大規模戦闘において日本有数のプレイヤーであるのだと。
日本最大の戦闘系ギルド、D.D.D.長。その本領が今発揮される!
また彼女は姫に護衛をつけた旨を話し、くれぐれも「無茶はするな」と釘を刺すのだった――――。
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今週のシロエちの黒キャラっぷりは異常。アイキャッチといい色々笑わせにきてるな!!
予告『ただ、誰かを守れるようになりたかったから―――』
今週のシロエちの黒キャラっぷりは異常。アイキャッチといい色々笑わせにきてるな!!
■今後の問題?
文字通り「ゲーム感覚」で参戦を決めた冒険者と、彼らに死のリスクを知りつつ伝えていないシロエ達。
状況次第では、一気に彼らの立場が悪化しかねない爆弾を抱え
さてさて戦いはどう動いてゆくのでしょう。
文字通り「ゲーム感覚」で参戦を決めた冒険者と、彼らに死のリスクを知りつつ伝えていないシロエ達。
状況次第では、一気に彼らの立場が悪化しかねない爆弾を抱え
さてさて戦いはどう動いてゆくのでしょう。
次回、第19話「あの背中を追いかけて」。
ルディのフラグ回収の時が来た! 予告とサブタイトルだけで既にグッとくる挑戦譚。
ですが、そんなルディに待つ運命とは。
次回も楽しみ。
ですが、そんなルディに待つ運命とは。
次回も楽しみ。